2024BRM525埼玉600/Day 2:郡山->ゴール・入間(258.8km/600.4km)

[目次]

宿泊/ホテルルートイン郡山南->通過チェック2/セブンイレブン矢祭中石井店(68.7km/410.3km)

 5/26(日)、5時前に目が覚めた。アラームが鳴るまでまだ1時間半あるが目が冴えて二度寝できそうにないのでベッドから起き上がる。睡眠時間は3時間で短いが取り敢えず眠気はないのでこのまま走り出すことにする。外は快晴で寒さは感じないのでアームウォーマーとレッグウォーマーは着けない。朝食代わりに補給食のカロリーメイトを一袋食べておく。

 ホテルをチェックアウト。ルートインは値段は安くないが自転車部屋入れOKで日付が変わってもチェックインできるし大浴場も朝食もあるので自転車乗りには間違いないホテル。

 2日目は郡山から矢祭、市貝、加須を経由して入間に戻ってくる258.8km。

 去年まで古殿の通過チェックに行かずに直で鮫川村に向かうルートに変更された以外は例年通り。通過チェックが矢祭に移動したので区間距離が等分に近い感じに分割されたので休憩ポイントを設定する必要がなくなり走り易くなった。今日は終日好天の予報だが南風で終始向かい風になりそうなのが悩みの種、あとは気温がどこまで上がるかが懸念材料だ。まあとにかく走ってみるしかない。

 5:20にリスタート。清々しい朝の空気の中を緩々と走り始める。予定より1時間40分早いリスタートになったのでPC5のクローズ時間は気にしなくても大丈夫だろう。

 200m程戻って郡山警察署前をいわき方面に右折してコース復帰。

 国道49号に乗って鉄道陸橋を渡り郡山市街から離脱。

 1.1km、金山橋西交差点を安積永盛駅方面に右折、県道355号に乗って南下開始。

 4.8km、須賀川市に入った。早朝の県道355号は車は殆ど走っていなくて走り易い。

 薄雲で穏やかになった朝日が清々しい。日中もこれ位の日差しだと走り易いのだがさてどうなるか。

 鉄道沿いの県道355号を進む。微妙なアップダウンが出てきたが昨日の疲労はほとんど感じずまずまず脚は回る様なので一安心。

 9.5km、突き当りを須賀川駅・市街地方面に左折。ここから先ははっきりとしたアップダウンが出て来る。

 12.6km、石川・空港方面に左折して県道63号に乗る。

 県道63号を進む。ここから先、国道118号にかけてしばらくアップダウンが続く。

 14.4km、国道118号に遷移して水戸・石川方面に更に直進していく。

 16.7km、阿武隈川を渡る。

 川面に朝日が反射して眩しい。

 川を渡り終えて玉川村に入った。

 直線的なアップダウンが続く。SR600効果が持続していて大してきつく感じないのがありがたい。

 19.2km、福島空港入口を通過。

 24.5km、長い上りの途中で石川町に入った。

 28.0km、1.5km程の上りを終えてピークを通過し下りに入る。これで国道118号のアップダウンは終了。

 29.5km、坂を下って来ていわき・古殿方面に左折して県道14号に乗り更に下っていく。

30.6km、昨日右から左に走った交差点を通過して石川の街中を通過していく。後ろからタチカワさんに颯爽の抜かれて見る見るうちに背中が見えなくなった。相変わらずお元気そう。

33.9km、突き当りを左折して更に県道14号を進む。

 37.8km、古殿町に入った。

 41.2km、去年まではここを一旦ここを直進して通過チェックによって折り返してから再びここに戻ってきて鮫川方面に進んだが、今年は直ぐに右折して国道349号に乗る。

 国道349号を矢祭・鮫川に向かって走り始める。この先山岳地帯に突入する。

 42.9km、鮫川村に入った。長閑な朝の山村の道が気持ち良い。

 43.8km、上りが始まった。鮫川村まで2.5km程上ることになる。

 この上りは序盤がきつい。10%近いまっすぐな坂をえっちらおっちら上っていく。

 さっき途中で止まっていたタチカワさんを抜いたら再びこの坂で追いついてきた。平地だけでなく坂でも強い。御年81歳のタチカワさんは本当に凄い。

 45.6km、国道349号を左に逸れて更に上っていく。

 46.7km、鮫川村の中に入って来た。塙・青生野方面に左折。

 47.7km、塙・青生野方面に右折。

 曲がってすぐに塙方面に更に右折して県道242号に乗り鮫川村を出ていく。

 村を出てから再び上り。田園の中の道を緩やかに上っていく。

 県道242号区間は車も殆ど走っておらず道も綺麗なので非常に走り易い。長閑な田園の山道を落ち着いて走ることができるのでアタック二本松のコースのベストロードの一つ。

 53.7km、ピークを通過して一旦下る。

 55.0km、下りを終えて棚倉・塙方面に右折して国道289号に乗る。

 国道289号に乗ってちょっと走ったら再び上り。今度は勾配きつめで8%位。

 56.4km、短い上りを終えてピークに到達。ここから長い下りが始まる。

 62.7km、長い下りを終えて突き当りを水戸・矢祭方面に右折して県道27号に乗る。

 63.4km、川沿いを進んで道の駅はなわ方面に左折して細い橋を渡る。

 63.7km、正面に道の駅はなわを見ながら左折して国道118号に乗る。

 66.0km、矢祭町に入った。

 国道118号区間は下り基調でいつもなら快調に進むイメージがあるのだが今日は明確な向かい風なのでペースはいまいち。立ち並ぶ交通安全の幟が向かい風で激しくはためいているのを見ると視覚的にもきつい。通過チェックはもうすぐ。

 通過チェックが見えた。

 68.7km/410.3km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは5/26の8:59。

 休憩していたら走行中のオダ埼関係者が集まってきた。皆さん元気そうで何より。15分程の休憩の後出発。

通過チェック2->PC5/ファミリーマート市貝下赤羽店(73.0km/141.7km/483.3km)

 通過チェックを出て再び国道118号に乗り南下開始。次の目的地は73km先のPC5。

 73.0km、矢祭の街中を通過。路面のグルービング処理が相変わらず鬱陶しい。街中でこれをやる意味が全く分からない。

 73.8km、矢祭の街中を抜けて水戸・大子方面に道なりに進んでいく。

 75.8km、アタック二本松のコースで唯一のトンネルを通過。

 79.2km、茨城県に入った。

 80.2km、真っ直ぐな上りをえっちらおっちら上っていく。矢祭以降の国道118号区間は結構アップダウンがある。

 84.2km、川山交差点を那珂川・大子市街方面に右折して国道118号を離脱、県道28号に乗る。

 県道28号を進む。車が少なくなってちょっと落ち着いた。

 87.6km、大子の街中に入って来て右折。

 何度もここを通っているがほとんど変化のない大子の商店街のひなびた感じが何となく懐かしい。

 88.0km、本町交差点を大田原・那珂川方面に右折して国道461号に乗る。

 88.5km、大田原・那珂川方面に進み大子の街から抜けていく。

 国道461号を進む。進路は西向きになったが相変わらず何となく向かい風な感じでいまいちペースが上がらない。

 95.2km、微妙なアップダウンをこなしながら国道461号を進む。強い日差しではないが昼近くなってきて気温がかなり上がってきて暑くなってきた。

 97.2km、境明神峠への上りが始まった。

 98.1km、800m程真っすぐ登って境明神峠を通過。栃木県に入った。そのまま下る。

 下り基調で県道52号を快調に進む。那珂川市街までは4km。

 107.8km、馬頭の街中に入って来た。馬頭は小さな町だが電信柱がなくてすっきりとした街並みが好感度高し。

 108.6km、田町交差点を那須烏山方面に左折して下っていく。

 109.0km、下って来て下馬頭交差点を通過。ここから往路に合流して遡っていくことになる。ここから先はアタック那珂川と同じルートでゴールまではあと150km。ここまで戻って来るとイメージ的には銀河系に入ったという感じかな。

 県道27号を南に向かって進む。相変わらずの向かい風でペースは上がらない。空には雲が広がり直射日光が遮られているのはありがたい。

 115.4km、那須烏山市に入った。

 117.4km、興野大橋東交差点を那須烏山市街方面に右折して興野大橋を渡る。

 興野大橋は今日も赤かった。

 橋を渡り終えて直後の興野大橋西交差点を益子・茂木方面に左折して国道294号に乗る。

 118.5km、坂を上って烏山の街中に入っていく。

 120.8km、那須烏山の街を抜けて野上交差点を真岡・益子・茂木方向に進む。

 122.9km、向田交差点を宇都宮方面に右折して国道294号を離れて県道64号に乗る。ここで一旦往路から離れる。

 この先県道64号をこのコースで最後の峠越えになる。

 124.1km、荒川を渡って市貝町に入る。この荒川はあの荒川ではない。

 124.8km、ぼちぼち上りが始まった。

 127.3km、この辺りから勾配がきつくなっていく。5%超の坂をぼちぼち上っていく。

 120.5km、1.2km程を上って新宇都宮カントリークラブ入口までの一つ目のピークを通過して那須烏山市に入る。

 129.8km、ちょっと下って再び上り。これが最後の上りとなる。距離は短いがまっすぐな坂の視覚的破壊力はなかなか大きい。

 130.2km、ピークに到達してこれで全ての峠越えは終了した。ほっとしつつそのまま下りに入っていく。

 130.9km、下りを終えて真岡・宇都宮方面に左折して県道61号に乗る。

 県道61号を真岡・祖母井方面に進む。進路は再び南になり向かい風が吹き付ける。

 135.0km、稲毛田交差点を宇都宮・真岡・祖母井方面に右折して更に県道61号を進む。

 136.9km、祖母井交差点を茂木方面に左折。

 130.2km、再び市貝町に入った。この辺りは町境が入り組んでいる。PCはもう直ぐだがバイクは進まず遠く感じる。。

 やっとPCが見えた。

 141.7km/483.3km地点のPC5に到着、チェックタイムは5/26の13:14。

 PC5のクローズタイムまで約2時間のマージンを持って到着、これでもうこの先時間を気にする必要はなくなった。

 ファミリーマート名物のでかいプリンに久し振りに手を出した。これは補給食としてはかなり秀逸だと思う。20分程の休憩の後出発。

PC5->PC6/セブンイレブン加須外野店(66.3km/208.0km/549.6km)

 PCを出て再び県道61号に乗り南下開始。次の目的地は66.3km先のPC6、次が最終PCとなる。

 144.5km、真岡市に入った。

 148.8km、東郷北交差点を筑西・真岡市街方面に進んで国道294号に合流。交通量の多い国道294号区間はちょっと苦手。

 国道294号は路肩は広いのだが砂利やら落下物が多くてパンクのリスクが高いのが難点。これもこの区間が走り難いと感じる要因の一つ。そして若干のアップダウンもある。交通量の多さはいつも通りという感じ。

 相変わらずの向かい風でペースは上がらないままで気分的にもちょっとダレ気味。でも確実にゴールは近づいていると自分に言い聞かせつつ走る。

 161.0km、久下田日7丁目交差点を下野方面に右折して直ぐ、黄色の建物の手前を左折して県道204号に乗る。ゴールまで100kmを切って気分的にちょっと楽になった。

 163.4km、住宅街の中の道を道なり右折して更に県道204号を進んでいく。車通りが少なくなって落ち着きを取り戻した。

 164.4km、再び茨城県に入る。こういう吹きっ晒しの場所は向かい風がきつい。

 165.6km、結城方面に右折して更に県道204号を進む。

 県道204号区間は車は少なくストレスなく走る。

 169.8km、小川北交差点を小山方面に右折して更に県道204号を進む。

 170.7km、鬼怒川を渡って栃木県に入った。

 172.1km、中島橋西交差点を結城方面に左折。

 173.3km、川を渡って再び茨城県に入り直して結城市に入る。何やら県境の出入りが多い。

 174.7km、結城小前交差点を結城市街方面に左折。

 174.9km、右折して結城の街中に入っていく。

 曲がって直ぐのところにあるコース設計者のカワダさん御用達の和菓子屋さんは営業中。

 176.0km、野田方面に左折して県道17号に乗る。

 長い県道17号区間をひたすら南下する。向かい風に無闇に逆らわず忍の一字で淡々と距離を刻んでいく。

 186.7km、古河市方面に右折して県道124号に乗る。ここから往路に再合流して遡り開始。

 187.3km、古河市に入った。

 189.0km、国道4号を横切って更に県道124号を進む。

 191.2km、上大野交差点を古河駅方面に右折して国道125号に乗る。ここから古河市街までは交通量が多く苦手な国道125号区間となる。

 今日の国道125号はいつもより車が多めでちょっと走り辛い。

 197.4km、古河市街中心部に入って館林・古河駅方面に左折。

 197.6km、古河駅前を右折して古河市街中心部から離脱。

 198.8km、三国橋の歩道から渡良瀬川を渡る。橋を渡ると埼玉県。

 橋を渡り終えてそのままサイクリングロードを進む。夕刻の渡良瀬遊水地は穏やか。車通りの多い車道を離れられるわずかな時間をのんびりと楽しむ。

 200.9km、柏戸(遊水地)交差点を右折して再び一般道に下りて県道46号に乗る。

 県道46号を再び南下開始すると向かい風。さっきまでより強くなっている感じでバイクが進まない。

 204.7km、後半の最難関、埼玉大橋に差し掛かった。車が多い上に向かい風で条件は非常に悪いので全神経を集中して慎重に渡り始める。

 後ろからの車にビビりながらも何とか渡り終えてホッと一息。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 208.0km/549.6km地点のPC6に到着、チェックタイムは5/26の17:09。

 まだ日の高いうちにここまで辿り着いてかなり気楽。多少の疲労感はあるがここまでずっと向かい風に晒されてきた割には元気で気持ちにも余裕があるのでここまではうまく走れている。ゴールまで残り少なくなって勢いで行ける距離になったのでエナジージェルとレッドブルを飲んで10分程の休憩の後出発。

PC6->ゴール/入間豊水橋(50.8km/258.8km/600.4km)

 PCを出て再び県道46号に乗り南下開始。あとはゴールを目指すのみ、残り距離は51kmだから3時間あれば帰りつけるだろう。明るいうちに川越辺りまでは行きたいところ。

 210.9km、高速越えの陸橋を渡る。ずっと平坦を走り続けているとこういう上りの破壊力が増す。

 212.6km、本町交差点を右折。加須市街に入って来た。

 212.9km、中央2丁目交差点を騎西方面に左折、県道38号に乗って加須市街を抜けていく。

 213.3km、加須駅傍の踏切に引っ掛かった。

 県道38号を鴻巣に向かって南下していく。今日の県道38号は交通量は多め。

 鴻巣まであと10km、相変わらずの向かい風でペースは上がらないが着実にゴールまでの距離が減っている。

 もうすぐ鴻巣で我がテリトリーに入ろうかというところまで戻ってきてまだ日が沈んでいないというのは相当な心理的余裕が生まれる。こういう記憶がブルべの辛い印象を薄めてくれるので、やはり余裕を持って走るというのは大事だということを改めて思う。

 215.9km、夕日と重なる騎西城を通過。

 216.5km、騎西三丁目交差点を右折して騎西の街に入っていく。

 217.1km、騎西一丁目交差点を鴻巣方面に左折して騎西の街を離脱。

 220.6km、鴻巣市に入った。

 223.4km、新幹線の軌道を通過。いつもの様に無事に太陽系に戻って来たイメージで安心感が出てきた。

 225.6km、鴻巣市街に入って本町交差点を北本方面に左折。明るいうちに鴻巣を通過できた。

 226.7km、人形通りを通って深井二丁目交差点を桶川北本I.C方面に右折して鴻巣市街から離脱。

 時刻は18:27、まだ夕日は沈んでいない。いつの間にか季節は進んでいて日が長くなっていることを改めて認識した。

 229.3km、高尾2丁目交差点を桶川方面に左折。ゴールまであと30kmを切った。

 232.0km、川田谷(市場)西交差点を右折して更に県道57号を進む。

 234.4km、川田谷交差点を川越方面に右折して県道12号に乗る。

 235.1km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。ここまで来ると地元に戻って来たという気がする。

 239.8km、苦手な釘無橋を渡る。まだ車が多く風があるので安全第一で歩道を走行。

 橋を渡り終えて川越市に入った。

 240.4km、釘無橋から下ってきて直ぐを右折。ここで一旦往路から離れて別ルートになる。

 想定通りに川越まで明るいうちに戻ってくることができた。極めて順調に推移している。

 241.5km、福田交差点を通過して若干アップダウンのある県道160号を進む。ぼちぼち薄暮が消えてナイトラン開始。

 244.1km、上寺山交差点を鶴ヶ島方面に右折して県道39号に乗る。ここから再び往路に合流してあとはゴールまで遡ることになる。

 244.7km、雁見橋で入間川を渡る。車が多く風があるので安全第一で側道を進む。

 244.9km、麵処かつ膳の角を左折。

 246.5km、上戸交差点を狭山方面に左折して県道114号に乗る。後はひたすら入間を目指して南下するのみ。ゴールまでは残り12km。

 247.2km、霞ヶ関駅傍は夕刻の混雑も終わってすんなりと通過。それにしても新しい踏切は道幅が広くなって本当に走り易くなった。

 249.5km、ここから柏原交差点までの約4kmの緩い真っすぐな上りが始まる。相変わらずの向かい風で勾配がちょっと増した感じ。今日は頑張らずにちんたらと進んでいく。

 251.4km、狭山市に入った。まっすぐな緩い上りを淡々と上っていく。

 253.6km、柏原交差点に到達して最後の上りは終了、飯能方面に左折して県道261号に乗りちょこっと下る。ゴールまではあと5kmちょっと。

 255.9km、狭山市街を通過。いつにも増して混雑している。

 257.9km、根岸交差点を入間方面に左折すればゴールはもう目前。

 見慣れた風景を眺めながら豊水橋を渡る。向かい風の苦行から解放され今日も無事に走り終えられて安堵感が湧いてきた。

 ゴールが見えた。ほっと一息。

 無事ゴール。ゴールタイムは20:12、完走時間は37時間12分だった。

 新しい600kmのメダルをゲットしてこれで今年のSRも確定。

 着替えてそのままスタッフ業務に復帰する。

ゴール後

 ぽつぽつ戻ってくる参加者を出迎える。

 皆さん相応に向かい風にやられた様だけれどゴール受付のにこやかな表情から無事な完走の達成感や満足感が伝わってくる。参加者の皆さんの笑顔をたくさん見られるのはスタッフ冥利に尽きる。

 夜のゴール地点の和やかな時間が過ぎていく。ブルべを共通の趣味とする参加者やスタッフが集まって走行後の完走やブルべの情報交換やら世間話やらを時間の許す限り楽しめるこの場所はブルべライダー達の社交場。

 22時半に最終走者が無事にゴール。お疲れ様でした。

 これで参加者全員の所在確認が完了し無事にアタック二本松がクローズした。最終的には出走43名、完走34名、DNF9名(スタッフ試走含む)という結果だった。

 23時にゴールを撤収し帰途に就く。23時半に帰宅してこれにてアタック二本松の実走及びスタッフは無事に終了した。

 

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 オダ埼清水班の近年のレギュラー600kmのコースとなっているアタック二本松だが今年もマイナーチェンジが加えられ、郡山から後の通過チェックが古殿から矢祭に移動し、仮眠ポイントを郡山前後と想定した場合の2日目の通過チェックおよびPC間の区間距離がより均等に近くなったため走り易くなり、更に完成度が上がったと思う。

 1日目の白川から郡山にかけての山岳も去年変更されたルートを今年も走ってみてとても走り易く感じたし、全体的に関東圏発着の600kmブルべとしては難易度は抑えめで余裕を持って走れるコースになったと思う。仮眠ポイントは340km辺りの郡山を中心にその前後の本宮から須賀川まで宿の選択肢が多いので走行プランは立てやすいと思う。注意点としてはPC3の小野町前後が5月末でも夜は気温一桁になって軽装で臨むとかなり寒い思いをするということ。去年も4月開催で気温一桁前半になって寒さでDNFする人も出てきたので、夜間の寒さ対策を抜かりなくしておくことが完走のポイントとなる。逆に日中は5月末ともなると夏日になることもあるので昼夜の寒暖差を想定した装備や補給が要求される。

 アタック二本松はこれからも清水班の定番として開催されると思うので、機会があれば是非走って欲しいコースの一つだとスタッフの立場からプッシュしたい。

 

 私的には今回のアタック二本松を完走して2024年シーズンのSRを確定させることができた。

 新デザインのメダルが4種類揃った。このデザインも見慣れてくれば”青いサイクリスト”の存在はそれ程気にならなくなってきた。まあいずれこういうデザインの年もあったかなということになっていくのだろう。また、来たる1001 Miglia Italia 2024の出場条件の一つだった今年の600kmブルべの認定を無事にゲットできたという意味でも安堵している。そしてブルべ通算認定距離100,000kmに向けて残り距離が1000kmを切って残り800kmまで来た。そろそろカウントダウンの時間帯に入ってきた感じだが、必要以上にプレッシャーを感じることなくいつも通りこの後のスケジュールを淡々とこなしていきたいと思う。

 さて、次のブルべはAJ群馬さんのBRM602群馬200 よしおか はじめての200kmブルベ。もう何度走ったか覚えていないけれど今回も初心に帰って走った模様は次回詳報の予定。