2024BRM602群馬200

 私は東京都民ではないが都知事選の話。現職の小池が今日3選出馬を表明したらしい。こいつの酷さは枚挙に暇はないが、この選挙に関して言えば自民党や公明党から直接推薦を断って”確認団体”という訳の分からない組織を通じで支援させるという極めて姑息な策を講じようとしているのが如何にも小池らしく汚らしい。学歴詐称などというみっともない手を使ってまで体裁の拘る小池の本性爆発といったところか。有権者は小池は結局利権絡みの自民党政治そのものだということを改めて認識する必要がある。私的には参議院議員を任期途中で辞職して鞍替え立候補するという手法を使って候補者を立てた立憲や蓮舫には疑義があるが、それでも自民党政治との決別と庶民政治の実践を目的とし対抗馬として出馬してきた以上、当然蓮舫を推す。小池と蓮舫はどっちもどっちという世論があるが、少しでもまともな方を選ぶのが選挙だ。果たして東京都民はどちらを選ぶのかということ以上に投票率がどうなるのかを私的には注目したい。投票率が低ければ創価学会や統一教会等の宗教団体の組織票が効いてくるし自民党の票をカネで買う金権政治が効力を増す。即ち選挙に行かない大多数の都民や国民が自民党の裏金事件をアシストしているということを有権者は自覚すべし。自民党の金権政治が許せなければとにかく選挙に行け。

 そんなわけでBRM602群馬200はじめての200kmブルベの走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 6/2(日)、5時前に起床。まず天気予報をチェックするが昨日までと予報は変わらず午後から雨。気温は17℃位と微妙なので取り敢えずウェアは半袖ジャージとレーパンで防寒用途としてレインウェア上下をフロントバッグとサドルバックに入れて携帯することにする。当然前後泥除けも持っていかなければならない。5時半に自宅を出発して車で今日のスタート地点の群馬県の道の駅よしおか温泉を目指す。

 関越をすんなり通過して6時半過ぎに道の駅よしおか温泉に到着、指定の駐車場に車を停めて急いでバイクを降ろしスタート地点の河川敷に向かう。

 スタート地点に到着すると既にブリーフィングは終わっていた。遅刻してすみません。急いで受付を済ませてブルベカードを受け取る。この天候を反映してDNS多数という感じでいつもは賑わうこのブルべのスタート風景は閑散としている。

 今日のコースは道の駅よしおか温泉をスタートして桐生市街経由で老越路峠を越えて千葉県野田市に一瞬入って折り返し熊谷経由で再び道の駅よしおか温泉に戻ってくる200km。

 AJ群馬さんの定番コースは前回と全く同じでサイクリングロード上の工事迂回区間が唯一の相違か所。序盤から48km地点の老越路峠まではアップダウンがあるがそこを過ぎるとほぼ平坦でゴール前にちょこっとアップダウンが出てくるだけで、獲得標高差1000mという数字程の上りのインパクトはない。そして前後半合わせて60km位のサイクリングロードが含まれていて文字通り初心者向けの低難易度のコースだと言える。そう言いつつも風向き次第で難易度は大きく変わるので注意が必要。今日の場合は午後からの雨がどれ位なのかが気がかり。予報では結構な降水量なので相応の覚悟をしておかねばならない。取り敢えずスタート時点では降っていないので一安心、気温も思った程低くないので半袖ジャージにレーパンでも問題なし。

 6:50になってスタートが始まった。無事に装備チェックをパスして出走態勢に入る。

スタート/道の駅よしおか温泉->通過チェック/梅田湖(41.8km)

 定刻7時直前にスタート、緩々と走り始める。最初の目的地は41.8km先の通過チェックだがここは補給できないのでその次のPC1が最初の補給ポイントとなる。そこまでだと109.4kmと区間距離が長くなるが基本無補給で行く予定。

 0.1km、橋の手前を左折して利根川河川敷から離れる。

 0.3km、右折して橋に向かう。

 0.4km、突き当りを右折して歩道から橋に上っていく。

 新坂東橋を渡って前橋市に入る。

 1.4km、橋から降りて川の手前を左折し橋をくぐる。

 橋をくぐって直ぐを右折。

 1.9km、田口町南交差点を北橘方面に左折して国道291号に乗る。

 2.2km、田口町交差点を右折して県道101号に乗る。曲がってすぐに上り基調になる。

 緩い上りの県道101号をぼちぼち進む。他の参加者がどんどん先に進んでいくが釣られることなくいつもの様にマイペースで進む。

 6.0km、時沢神社前交差点を前橋市街方面に右折して県道4号に乗る。

 6.5km、時沢交差点を大胡・鼻毛石方面に左折して再び県道101号に乗る。更に上り基調は続く。

 9.8km、小坂子町交差点を大胡方面に右折して県道34号に乗る。

 11.0km、序盤のピークを越えて道の駅赤城の恵を通過。この先下り基調で快調に進む。

 13.1km、五十山交差点を左折。

 14.2km、大胡町交差点を大間々・鼻毛石方面に左折して県道40号に乗る。大胡の街中に入ってきた。

 曲がって直ぐに大間々・粕川方面に右折して県道16号に乗り大胡の街中を抜けて行く。

 県道16号から県道3号に遷移して微妙なアップダウンを進む。小一時間走って上りもこなして脚はそこそこ回っているので体調はまずまず。

 20.4km、上毛電鉄の踏切に引っ掛かった。

 26.3km、桐生市に入って街中を抜けていく。混雑はなくすんなりと通過。

 28.2km、相老駅入口交差点を右前方向に進む。

 28.6km、左折して桐生市街方面に進む。

 29.3km、桐生合同庁舎前交差点を通過して桐生市街方面に進む。

 29.6km、赤岩橋を渡って桐生市街中心部に入っていく。

 30.3km、桐生市街中心部に入る手前で枝道に左折して県道3号を離脱。

 31.3km、市街の裏町を抜けて西桐生駅横を左折して市街地から離れていく。

 33.4km、天神町二丁目交差点を左折して県道66号に合流。

 県道66号を北に向かって進む。この先少しずつ上り基調になっていく。通過チェックまではあと7km。

 40.0km、この辺りから勾配がきつくなって来る。トンネルまでの7%前後の坂をぼちぼち上っていく。老越路峠までのアプローチはここが一番きつい。

 41.4km、トンネルに到達して勾配が緩む。トンネルを抜けるとすぐに通過チェック。

 通過チェックが見えた。

 41.8km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは8:55。

 ここはフォトポイントなので通過証明用の写真を撮ってすぐに出発する。

通過チェック->PC1/セブンイレブン野田関宿台町店(67.6km/109.4km)

 通過チェックの目の前を右折して再び県道66号に乗り老越路峠方面に進む。次の目的地は67km先のPC1。今のところ休憩が必要な状況ではないので予定通りノンストップでPC1を目指す。

 曲がって直ぐに梅田大橋を渡る。

 梅田湖の湖面は穏やかで水量は十分。

 県道66号を老越路峠に向かって緩く上っていく。車は殆ど走っていないので落ち着いて走ることができる。

 45.8km、栃木県に入った。

 46.9km、道が細くなり勾配がちょっときつくなった。ここから老越路峠への最終アプローチが始まる。峠までは残り500m位。

 47.4km、老越路峠を通過。これで今日の峠越えは全て終了。そのまま下りに入っていく。

 老越路峠から田沼方面に下る道は相変わらず路面が悪い。昼間でも暗くてヘアピンカーブの見通しが悪く、たまに車が上がってくるので注意が必要。この道は我がオダ埼清水班のアタック老越路でも使うので早く整備してもらえるとありがたいのだがなかなか手を付けてもらえない。

 48.8km、ゴルフ場の入口まで下って来ると急に道幅が広くなって路面が奇麗になる。難所をクリアしてホッと一息。更に下っていく。

 50.2km、突き当りを佐野市街・田沼方面に右折して更に県道66号を進む。今日唯一の山岳地帯を抜けて後はゴールまでほぼ平坦。

 下り基調の県道66号はいつもなら快調に進むのに今日は向かい風基調なのでペースはいまひとつ。

 59.8km、県道66号区間で休憩ポイントに設定できそうな唯一のコンビニだが、疲労感もなく補給の必要もなさそうなので素通り。

 61.0km、田沼方面に左折して更に県道66号を進む。下り基調はもうちょっと続く。

 64.3km、下り基調が終わって葛生方面に進む。

 65.0km、突き当りを右折して国道293号方面に進む。

 65.2km、田沼上町交差点を通過して国道293号を横切り県道115号を直進する。

 66.3km、栃本町交差点を右折して県道144号に乗る。進路が南向きになって向かい風がはっきり体感できるようになって来た。今が向かい風ということはPCで折り返した後は追い風になるということかな。ちょっと期待。

 68.0km、止まれを佐野方面に左折。

 69.4km、古河・藤岡方面に左折して県道16号に乗る。

 74.4km、県道16号から県道9号に遷移しつつ佐野市街を抜けていく。今日の佐野市街は車は多め。

 77.1km、栃木市に入った。

 81.0km、新開橋北交差点を館林方面に右折して渡良瀬川を渡る。

 81.3km、橋を渡り終えた直後の新開橋南交差点を左折して県道9号を離脱、川沿いを進む。

 82.0km、直進してサイクリングロードに入る。ここからPC1手前までの24km程はサイクリングロードを走ることになる。

 マラソン大会をやっている。確か去年の同じ時期に走った時もやっていた様な気がする。

 87.7km、道の駅かぞわたらせの傍を通過して群馬県に入った。

 と思ったら直ぐに栃木県に入った。この辺りは県境が入り組んでいて群馬・栃木・埼玉の三県境がすぐ近くにある。

 89.3km、柏戸(遊水地)交差点を通過。先週末にアタック二本松で通過したばかり。

 90.9km、古河方面に左折して三国橋を渡る。

 91.4km、橋を渡り終えた直後、先週末はここを左折して古河市街に向かったが今日は右折してそのままサイクリングロードに入る。。

 今度は川の左岸のサイクリングロードを進む。

 95.2km、工事通行止めで左手前に鋭角に曲がって土手から下りていく。

 迂回路誘導の矢印に従って進む。

 97.1km、幹線道路に突き当たって右折。

  97.5km、矢印に従って利根川堤交差点を右折。

 97.8km、利根川橋の傍で国道125号を横切る。ここも清水班ブルベでよく通過する場所なので馴染み深い。

 利根川橋の傍からサイクリングロードに復帰する。

 サイクリングロード上は相変わらずの向かい風基調だがもうすぐ折り返して風向きが反転すると思えばそれ程苦にならない。

 107.0km、土手上から河川敷の方に下りていく。正面にこれから渡る堤大橋が見えてきた。前半のサイクリングロードはそろそろ終わり。

 107.6km、橋をくぐって左側にUターンしつつ再び土手上に上がる。

 107.9km、サイクリングロードから左折して側道で橋を渡る。

 向かう先の空には雲が低く垂れ込めているがまだ降ってはいない。このまま持ち堪えてもらいたいところ。

 108.6km、橋を渡り終えて千葉県に入った。千葉県まで来たというのはちょっとインパクトがある。PCはもう目前。

 PCが見えた。ほっと一息。

 109.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは11:52。

 今日の行程の半分以上を消化してまだ午前中というのは気持ち的にかなり余裕がある。気温も思った程上がらず雨もないのでここまではサイクリングコンディションとしては上々、このままゴールまで走れれば出走した者勝ちだな。15分程の休憩の後出発。

PC1->PC2/ローソン熊谷妻沼店(47.0km/156.4km)

 PCを出て目の前の交差点を右折。次の目的地は47km先のPC2。

 109.7km、突き当りを右折して県道17号に乗る。

 110.0km、野田市関宿台町交差点を杉戸方面に左折して県道26号に乗る。

 111.5km、道なり右折して関宿橋で江戸川を渡る。この辺りが今日の最遠地点、これからゴールに向かって戻り始める。

 橋を渡り終えて埼玉県に入った。

 112.8km、工業団地方面に右折して県道26号を離れる。向かう先の上空に怪しい黒い雲がかかっているのが見える。やはり雨は避けられないのか。

 曲がって直ぐに左折して工業団地沿いの道を走る。

 この裏道は車がほとんど走っていないので走り易い。

 116.4km、県道267号に突き当たって左折。

 曲がってすぐに幸手警察署(西)交差点を加須・鷲宮方面に更に右折して県道371号に乗る。

 県道371号から県道152号に遷移しつつ西に向かって進む。進路は北西向きになったが期待していた程の追い風はない。でも向かい風でないので前半に比べてペースはちょっと上がったのはありがたい。

 前方の雨雲がかなり怪しい。あそこは間違いなく降っている。やはり雨は覚悟しておかなければなるまい。

 119.1km、松石交差点を栗橋方面に右折して県道316号に乗る。

 119.5km、橋を渡って久喜市に入った。

 120.9km、新幹線の高架を通過しようとしたらちょうど東北新幹線と秋田新幹線の連結車両が通過していった。と思ったらついにパラパラと雨が落ちてきた。

 進むうちに路面が完全に濡れてきた。雨はまだパラパラ程度だがついさっき激しく降った様な感じだ。ゲリラ豪雨をうまくかわしたのか?

 123.1km、と思った矢先にあっという間に土砂降り、ゲリラ豪雨的な激しい雨になって一瞬でずぶ濡れになった。結局これか。天気予報は見事に当たった。

 123.7km、高柳(北)交差点を大利根方面に右折して再び県道316号に乗る。曲がってすぐに加須市に入った。

 一旦ずぶ濡れになってシューズまで浸水してしまうともうどうでも良くなって雨はそれ程気にならなくなる。気温が低くなくて半袖ジャージとレーパンで走れるのであれば元々水着を着ている様なものなのでストレスは余りない。

 126.3km、阿佐間交差点を北川辺方面に右折して県道346号に乗る。

 127.2km、北平野交差点を羽生方面に左折して県道84号に乗る。ここも清水班ブルベでしょっちゅう右折する交差点なので我がテリトリーに戻って来たという感じ。

 県道84号を進む。通常ならゲリラ豪雨は数km走れば弱まるが今日はなかなか弱まらないもしかしてこれが線状降水帯というやつか。

 131.9km、羽生市に入った。

 133.1km、再び加須市。この辺りは市境が入り組んでいる。

 135.0km、北荻島交差点を右折して羽生市街方面に進む。

 137.1km、右折して川沿いを進む。雨は多少弱まった。

 138.8km、突き当りを館林方面に右折。羽生市街に入って来た。

 曲がってすぐに更に左折する。

 路面は川の様になってライダーの姿が鏡の様に映る。何だか妙に楽しい。

 149.8km、北河原交差点を本庄・深谷方面に右折して県道59号を進む。

 150.5km、熊谷市に入った。

 151.3km、葛和田交差点を本庄・深谷方面に右折して更に県道59号を進む。

 もうすぐPCというところで再び雨が強くなってきた。

 PCが見えた。

 156.4km地点のPC2に到着、チェックタイムは14:12。

 雨は覚悟していたもののゲリラ豪雨は想定外だったが、暑さにやられていないという意味ではむしろよかったかも知れない。何だかんだでここまで巡行20km/hを超えるペースで来ているし疲労感はほとんどなく上出来。空腹感もなく水分補給もあまり必要ないのでエナジージェルだけ飲んで15分程の休憩の後出発する。

PC2->ゴール/道の駅よしおか温泉(48.5km/204.9km)

 PCを出て目の前の妻沼交差点を本庄・深谷方面に右折。休憩しているうちに雨が弱まった。あとはゴールを目指すのみだが残り距離は48.5kmだが大半がサイクリングロードなのでかなり気楽。余裕にかまけて不注意で落車などしない様に気を引き締め直す。

 曲がって直ぐに聖天山前交差点を本庄・深谷方面に左折して更に県道59号を進む。

 前方に雲が切れて明るくなっている空が見える。もう雨の心配はしなくて済むのか?

 160.7km、深谷市に入った。

 国道45号に遷移して順調に進む。雨はほぼ止んで落ち着いて走ることができる。

 162.6km、左折して県道45号を離脱、サイクリングロードに向かう。

 163.0km、小さな橋を渡って左折、利根川サイクリングロードに乗る。

 さあ、あとはゴールまでひたすらサイクリングロードを走るのみ。残り距離は40km、早くあの明るい空に下に逃げ込みたいところ。

 171.0km、本庄市に入った。このコースは千葉の端で折り返してから埼玉県の北の縁を東から西へ片っ端から市境を突っ切っていくのが楽しい。

 175.2km、国道462号に突き当たって右折、歩道のまま坂東大橋を渡って利根川の対岸に渡る。

 橋を渡って群馬県に入った。

 175.4km、橋を渡り終えた直後を右折してサイクリングロードに復帰。曲がってちょこっと東に進んで土手下に折り返して再び西に向かって進み始める。

 川の右岸を進む。この天気なのでサイクリングロードを走る人も自転車も全くいなくて貸し切り状態。

 180.2km、県道142号に突き当たって左折、五料橋を渡って再び利根川の左岸に渡る。

 橋を渡り終えて左折してサイクリングロードに復帰、土手下に折り返して西に向かって進む。

 道が細くなったが人も自転車も全くいないので順調に進む。

 185.5km、S字に折り返しつつ橋の下を潜り抜けていく。

 このサイクリングロードは県道416号。県道名がついているサイクリングロードは珍しいのではないか。

 189.3km、高崎市に入った。ゴールまで20kmを切った。あと1時間弱、このまま雨に降られずに逃げ切りたいところ。

 187.0km、天気が良ければ賑わっているこの公園も今日は誰もいないのですんなりと通過。

 197.5km、群馬県庁が見えた。ゴールまで10kmを切った辺りで再び雨が降ってきた。逃げ切りは無理だったか。

 前橋ドームを通過した辺りで再び土砂降りになった。乾きかけていたウェアが再びずぶ濡れ。

 201.3km、利根川の川面の高さまで下りてきた。この先若干の上り基調になる。

 203.6km、上りながら赤城乗馬クラブの傍を通過。ゴールまではあと1kmちょっと、ゲリラ豪雨の中をラストスパート。

 ヘルメットの中まで雨が入り込んできて頭から顔に水が流れて目に入って目を開けているのが辛い程の土砂降り。こんな凄い雨の中を走るのは久し振りでもう笑うしかない。

 何とかかんとかゴールに辿り着いた。

 びしょ濡れの手でブルベカードを濡らさずに書くのが大変だったが何とかゴール受付を完了。ゴールタイムは16:21、完走時間は9時間21分だった。スタッフの皆さん、今日も1日楽しませていただきありがとうございました。

 相変わらずの土砂降りの中、そそくさとその場を後にする。

ゴール後

 駐車場に戻ってきた。土砂降りの中でバイクを収納しシューズを履き替えるのに一苦労。というより履き替えたスニーカーを結局浸水させてしまい台無し。着替えを持ってよしおか温泉に向かう。

 道の駅よしおか発着のブルベで毎回いただける温泉無料券はとてもありがたい。これがあるからエントリーすると言っても過言ではない。

 こんな天気なのにいつも通りの混雑振りだが洗い場は混んでいなかったのでまずは汚れを洗い流してから露天風呂に向かう。土砂降りの雨の中で露天風呂に入ったのは多分初めてだと思うが浸かってしまえば関係なし。程よく疲労した四肢や腰に温泉がじんわり沁みて極楽極楽。帰りの高速の渋滞が心配なので15分程で切り上げる。露天から屋内に入る入口で足を滑らせて尻もちをついた拍子に右足の指を強打して痛い思いをしてしまった。最後の最後でケチがついてちょっとがっかりしつつ車に戻る。

 17時半前に車をスタートさせて帰途に就く。帰りの関越はちょっと渋滞に引っ掛かったが概ね順調で19時過ぎに自宅に帰着、これにて今回のブルベは終了。

 

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 AJ群馬さんの”はじめての200kmブルベ”は私的には今まで何回走ったか思い出せない位走っているが、何度走っても本当に楽しい。その理由は本当に難易度の低いコースだし60kmもサイクリングロードを走れるからだ。私的にブルベを始めて15年位経って年齢ももう少しで60歳になろうかという頃になってとにかく楽なコースを走りたいという願望がどんどん強くなってきている。”楽なブルベ”というのは変な言葉なのかも知れないが、長距離は走りたいけれど辛い思いをしたくないというニーズは確実にあるしそれに応えるコースを作るのはブルベスタッフの力量だと思う。私的にスタッフをやっていて思うのは難しいコースを作ることより楽なコースを作ることの方が難しいのではないかとさえ思う。そう考えた時、このAJ群馬さんのはじめての200kmブルベのコースはかなり秀逸だと思う。この先私がどんどん歳を取って来て体力が衰えて来た時、生涯最後のブルベはもしかしたらこのコースになるかも知れない。

 さて次のブルベはR東京さんのBRM615東京300神流川。私的に他団体の300kmのコースで唯一といっても過言ではないリピートコースだが次回詳報の予定。