今年の年末年主休暇は10連休、長い長いと思っていたらあっという間に前半の5日を消化したところで大晦日が来た。ここのところ関東はずっと好天続きて今日も穏やかに晴れた。昨日は今年の最終ブルべのBRM1230さくら200を走ったので今日は休脚日にするところだが気分的に走りたかったので、休めというGarminを無視して多摩湖CRに走りに出た。
気温は15℃位まで上がってこの季節とは思えない位に暖かい。冬用ウェアだと汗を掻いてしまった。昨日のブルべの後半で何となく右膝に痛みを感じたのでちょっと嫌な感じだったのだが今朝は全く問題なく一安心、循環器系を回す程度にゆっくり走って多摩湖CRを1周回だけで今年のサイクリングは終了。
そんなわけで2024年の自転車的総括は下記の通り。
1. 年間総走行距離:17005km(前年比-59km)
1月:1592km
2月:1128km
3月:1354km
4月:1277km
5月:1433km
6月:1350km
7月:1757km
8月:1993km
9月:1223km
10月:1204km
11月:1288km
12月:1405km
2. エントリーイベント
BRM102さくら200 : 11時間19分完走
BRM107東京200 : 10時間53分完走
BRM113千葉200 : 10時間00分完走
BRM121埼玉200 : 11時間36分完走
BRM127東京200 : 11時間15分完走
BRM217東京200 : 11時間35分完走
BRM224東京200 : 12時間16分完走
BRM302西東京200 : 11時間52分完走
BRM309群馬200 : 11時間39分完走
BRM316たまがわ200 : 10時間46分完走
BRM323埼玉300 : 16時間50分完走
フレッシュ日本橋 : 24時間00分完走
BRM420埼玉400 : 21時間06分完走
SR600阿蘇 : 56時間50分完走
BRM525埼玉600 : 37時間12分完走
BRM602群馬200 : 9時間21分完走
BRM615東京300 : 16時間08分完走
BRM711埼玉1000 : 68時間26分完走
BRM721東京200 : 11時間20完走
1001Miglia : 130時間30分完走
SR600上毛三山 : 53時間36分完走
BRM1020埼玉200 : 10時間50分完走
BRM1026東京200 : 11時間12分完走
BRM1102東京200 :11時間30分完走
BRM1110埼玉200 : 9時間55分完走
BRM1208東京200 : 10時間23分完走
BRM1230さくら200 : 11時間06分完走
3. 練習
自転車通勤:117日(出勤日数比54%)
多摩湖CR:102周
まずは今年も最終的に怪我無く事故無く1年間無事に走り終えることができたことは本当に良かった。毎年変わり映えしないが”無事是名馬”という言葉が私にとっての最大の誉め言葉だ。
ブルベについては今年は集大成の年と位置付け、まずは1001Migliaの完走を果たし私のブルべ人生の最大のチャレンジであるヨーロッパ4大ブルべ(フランスPBP、イギリスLEL、スペインMGM、イタリア1001Miglia)全制覇をやっと果たすことができた。本来なら2000年に1001Migliaを走るはずだったが新型コロナのパンデミックで躓き4年の遅れがそのまま身体能力の減衰というプレッシャーが増幅されての今年のチャレンジとなったが何とか完走を果たすことができた。終わってみれば達成感は程々だが開放感が物凄い。心の中にあるべきプレッシャーがなくなっていることに今でも時々はっと気が付いて心の軽さが何かの間違いなのではないかと戸惑うことがある。それ位今年の8月までの数年間はずっと頭の中で1001Migliaのことを考え続けていたし相応にプレッシャーと闘い続けていたということを改めて思い知る。
走り終えた直後はイタリアのきつい山岳と悪路に打ちのめされてもう二度と走らないと思っていたけれど、今はそのきつさがそのまま達成感と満足感に変化してしまって本当に良い思い出になった。でももう二度目はないだろう。走りたくないのではなくあのコースをもう一度完走できる自信は全くないからだ。
ヨーロッパ4大ブルべのメダルが今年遂に全て揃った。自転車を趣味にして、プロサイクルロードレースの最高峰であるツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャと同じフランス、イタリア、スペインを走ることが夢だったが遂に叶った。私的には3大グランツールを制覇したのと同じ位のインパクトがある。私的には目に見えて大した成果のない人生だがこれは間違いなく自分自身に誇れる成果だと思う。
最終的に今年エントリーした27本のブルベを全て完走、走行距離を9382kmを確保できた。そして今年も通算DNFゼロを継続できたことは率直に嬉しい。通算完走回数は318回、通算認定走行距離は104332kmとなった。今年の更なる目標であった300完走と10万kmをクリアすることができて安堵している。これだけ走って完走率100%という数字は自分を過信せず臆病な位に慎重に走って来た結果だと思う。ブルべを初めて14年間、事故無く怪我無く走り続けられたことを誇りとしたいしこれからもそれだけは目指していきたい。300、100000という記録的な数字はクリアしてしまえばその感動は割とあっさり消えていったが、私にとってはまだ通過点ということなのだろうか。それだけまだこれからも走るモチベーションは失せていないということだと解釈したい。あとタイトルで言えばPBPを含むRM10本、SR600の10種10本、そして4度目のR5000とR10000を達成できて実り多い1年となった。これで大方のタイトルを目論見通りクリアできたので、当初考えていた通り今年をピークとしてブルべ人生のフェードアウトを開始しようと思う。走るモチベーションはまだ十分にあるがもう目標を設定すること自体を止めて自分に必要以上のプレッシャーをかけるのを止めようと思う。来年以降は気楽に走れるコースを選び悪天候ならDNSという選択をする位の気楽さで臨んでいければと思う。。
年間総走行距離については昨年とほぼ同じ水準となった。今年は2月3月に長期的な体調不良に見舞われたが終わってみれば大崩れしていなかったのは良かった。今年も数値的目標となるSTRAVAの全てのライドマンスリーチャレンジ312か月間完全クリアすることができたことは評価したい。今年は休脚日を増やした代わりに平日会社でフロアクライミング(要するに階段昇降)を30m/dayを定着させることができたのは前向きな変化と位置付けたい。加齢による衰えを極力遅らせつつ健康を維持するために何をすべきか、無理して身体を壊して療養に時間を費やすことを防ぐことために何をすべきかということをこれからも考えて来年も身体を動かし続けたい。
来年のブルベについては、とりあえずゴールデンウィークのオダ埼清水班のヘルウィーク、8月の北海道1200、9月の東京1000を走ろうと思う。それ以外は毎年の如く200kmを気楽にたくさん走ろうと思う。とにかくブルべのプレッシャーをなくして生まれた精神的余裕を音楽に振り向け楽器の練習に振り向けていきたい。ブルべを楽しむ体力がなくなった後も楽器を演奏することは続くのだからそのために技量を積み上げることは何より大事だ。そして思考の領域を天文の知識習得に使っていきたい。少しずつ趣味の比重を変えていくというかブルべを始める前の状態に戻し始めようと思う。この先の残りの人生を見通した時に何をやりたいのかを自覚して、そのためにやるべきことは何なのかを全方位的に考えて少しずつ軌道修正を加えつつ有限の体力と気力を最大限に有効活用していきたいと思う。
Reset & Restart。来年も気負わず淡々と日々の生活を楽しもう。