2025BRM320たまがわ200

 3月も下旬に入って昨日今日といきなり25℃という夏日に見舞われ身体がついていけずに汗を掻こうにもうまく掻けずに妙に身体が重く不快に感じる。と思ったら明日は気温一桁の予報で三寒四温もこう極端だと身体を壊しそうで不安になる。更に今年は花粉症の症状が酷く例年に比べて薬を飲む日が格段に多い。去年は年明け早々体調不良が続いて出だしが躓いたが、今年はここまでうまく来ているだけにここで突発的に体調を崩さない様に十分注意しなければならない。健康第一、電話は二番、三時のおやつは文明堂。

 そんなわけでBRM320鴨川200の走行レポートは下記の通り。

 

---

 

[目次]

スタートまで

 3/20(木)、4:45に起床。まずは天気予報をチェック、終日好天だが気温は最高でも10℃位までしか上がらない見込みなので冬用ウェアを選択する。

 5:15に自宅を出発、車で船橋を目指す。

 首都高は渋滞はなかったものの分岐を曲がり損ねて遠回りをしてしまい余計な時間を食ってしまった。

 6:45に船橋競馬場近くのコインパーキングに到着。急いでバイクを降ろし身支度をしてここから600m程のスタート地点の船橋親水公園に向かう。

 スタート地点に到着すると既にスタートが始まっていた。AJたまがわスタッフで関西から駆け付けてきたりんぱぱさんの出迎えを受けつつ急いで受付をしてブルベカードを受け取る。スタートは第2ウェーブの7:20になった。

 先発の人達のスタートを見送りながらしばし待つ。

 今日のコースは船橋をスタートして内陸部を通って大福山を越えて鴨川まで行って折り返し、清澄養老ラインを通って大多喜・茂原を経由して再び船橋に戻って来る200km。

 このコースは過去に何度か走ったことがあるが前回2024年のBRM316たまがわ200のコースと比べて鴨川で折り返した後の清澄養老ラインの先からコースが変わっていてアップダウンがきつくなっている。RWGPS換算で獲得標高差が300m近く増えて総獲得標高差は2560mとそこそこの山岳コースになっている。清澄養老ラインを越えた後も十分に脚を残しておくことが今日のポイントになる。

 早朝の船橋親水公園は好天で穏やかな風情。寒さもそれ程きつくなく気持ち良い。いつもの様に近所の人達が公園内で体操をしている。

 クランクを160mmに換えてサドルを幅10mm狭いものに換えてサドルバッグも垂れ下がりがなくなり絶好調の我がバイク。とにかくこれで走るのが楽しくて仕方がない。今日も楽しく走れるのかと思うとワクワクする。

 空を見上げると渡り鳥が見事なV字編隊を組んで飛行中。これから大海を渡る長旅に出ていくのだろうか。頑張って故郷に帰り着いてね。

 7:10を過ぎて第2ウェーブの装備チェックが始まった。無事にパスしてブルベカードにサインをもらって出走態勢に入る。

スタート/船橋港親水公園->PC1/ミニストップ市原田尾店(52.8km)

 7:10過ぎにスタート、緩々と走り始める。最初の目的地は52.8km先のPC1。

 公園の敷地を出て一般道を右方向に進む。

 0.5km、交差点を右折。

 1.2km、冷凍団地方向に左折して倉庫街を抜けていく。倉庫街の中は相変わらずトラックの路駐が多くて走り辛い。

 2.8km、幕張メッセ・マリンスタジアム方面に右折して県道15号に乗る。

 7.6km、幕張メッセの傍を通過。車通りの少ない県道15号を順調に進む。

 9.1km、美浜大橋を渡る。海が見渡せる開放感が気持ち良い。

 12.6km、去年までの公園プール入口交差点左折ではなく海浜橋交差点を国道14号方面に左折。

 14.7km、東京・木更津方面に左側道を進む。

 15.0km、運輸支局入口交差点を木更津・市原方面に右折して国道14・357号に乗る。鴨川200でここから国道14・357号に乗るのは多分初めてではないか。

 16.1km、中央区に入る。国道14・357号は車通りは多いが一部を除き路肩が広いので走り易い。

 20.2km、いつものルートに復帰して枝道に左折、国道357号を離脱する。

 曲がってすぐに京葉線の高架をくぐった直後を右折、高架沿いを進む。

 20.6km、止まれを右折。蘇我の街中の真っすぐな道を進む。

 22.9km、街中を抜けて住宅街の中を左折。

 23.3km、踏切を2つ渡って京葉道路の陸橋を越える。

 23.7km、陸橋から下って直後を右折。相変わらず車通りが多く信号がないのでなかなか渡れない。

 24.2km、生実池交差点を通過して市原・浜野方面に直進、県道66号に乗る。この交差点が復路との分岐点で復路はここに左から戻って来て今来た道を遡ることになる。

 26.3km、椎名崎新田交差点を茂原・市原方面に右折。この辺りまで来ると前半の市街地走行はほぼ終了、時間が早いのか殆どストレスなく走り抜けることができた。

 27.0km、古市場交差点を茂原方面に左折して県道14号に乗る。

 車通りのまばらな県道14号を進む。1時間余り走って来ていつもの巡航ペースで進む。脚はそこそこ回るので今日の体調はまずまず良好。

 30.2km、千原団地入口交差点を辰巳台方面に右折。曲がってすぐにちょっと上る。

 31.3km、上りが終わって交差点を右折して県道21号に合流。曲がってすぐに下りになる。

 34.4km、勝間方面に進んでいく。郊外に出て信号の間隔もまばらになりのんびり進む。

 36.4km、勝間交差点を右折してうぐいすラインに乗る。

 37kmを過ぎて今日最初の長めの上り坂にさしかかった。

 まっすぐな坂をぼちぼち上っていく。まだウグイスの鳴き声は聞こえない。

 39.3km、左カーブでピークに到達、急勾配を下っていく。

 40.7km、下りを終えて突き当りを国道409号・牛久方面に左折。更にうぐいすラインを進む。

 41kmを過ぎて再び上り基調。

 45.0km、ピークを越えてそのまま下りに入っていく。

 46.9km、下ってきて国道409号を横切って鶴舞方面に直進するとすぐにまた上りが始まる。

 47.6km、工事が終わって綺麗になった交差点を茂原・鶴舞方面に左折して県道284号に乗る。更に上りは続く。

 50.5km、鶴舞の街中に入ってきてようやく上りが終わった。

 51.1km、鶴舞交差点を国道297号方面に右折して県道171号に乗る。曲がってすぐに下りが始まる。

 52.1km、下りを終えて突き当りを勝浦方面に左折、国道297号に乗る。ここを曲がるとPCはもう直ぐ。

 PCが見えた。

 52.8km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:41。

 スタート時には閑散としていたがここではそこそこの数の参加者で賑わっている。今日は天気が良いのでDNSは少なそうだ。気温が上がって来て冬用ウェアが暑くなってきて汗を掻いたので水分をしっかり摂って15分程の休憩の後出発する。

PC1->PC2/ファミリーマート鴨川和泉店(41.6km/94.4km)

 PCを出て目の前の交差点を右折し県道168号に乗る。次の目的地は41.6km先のPC2だがその前に大福山越えが待ち受けている。

 県道168号に乗ってすぐに9%の上り坂、えっちらおっちら上っていく。

 55.5km、小さな峠をクリアして下って来て高滝湖に架かる橋を渡る。

 高滝湖はブルべで何度も通過しているのに湖の中に妙なモニュメントがあるのに今更ながら気が付いた。(帰宅して調べたらカゲロウだった!)

 56.6km、また一つアップダウンを越えて養老渓谷・月崎方面に左折、県道81号に乗る。。

 微妙なアップダウンのある県道81号を進む。

 62.3km、久留里方面に右折して県道81号から県道172号に乗り換え。

 63.0km、月崎駅傍を通過。

 63.6km、突き当りを久留里方面に右折して県道32号に乗る。進むうちに徐々に上り基調になっていく。

 65.6km、枝道に左折して県道32号を離脱、大福山への上りが始まる。ピークまでは約5km、標高差は約140m。

 序盤からいきなり7%超の急勾配できつい。先は長いのでまっすぐな坂をぼちぼち上っていく。

 1km程上ると勾配が緩んで落ち着いた。

 車通りの全くない静かな上りを淡々と進む。去年走った時は工事車両の大型車が何台も走っていたが今日は全く遭遇しない。

 68.8km、分岐を左に進んで集落の中に入っていく。

 山頂が近くなって再び勾配がきつくなってきた。10%近い急勾配をえっちらおっちら上っていく。

 70.6km、カーブミラーが目印の峠のピークに到達。もしかしたら以前の様にここに巡回スタッフが張り込んでいるかなと思ったがいなかった。そのまま下りに入っていく。

 70.8km、下り始めてすぐの分岐を右に下っていく。

 71.3km、未舗装路に突入。相変わらずここは舗装される気配がない。以前に比べて砂利は減った感じがするが前日に雨が降った様で所々泥がぬかるんだ状態になっていてスリップ落車の危険もあるのでスピードを殺して慎重に下っていく。巻き上げた泥でバイクが汚れていくのが辛い。

 71.8km、500m程の未舗装区間をようやく脱出してほっと一息、右方向に更に下っていく。

 舗装路になったとはいえそこそこ路面は荒れていて細い下りのカーブは見通しが悪いのでブレーキ全開で下ることはできない。上りのタイムロスを取り返せない下りだ。

 75.1km、幹線道路に出て道なり左折。大福山林道から脱出して緊張が解けた。

 75.7km、突き当りを亀山ダム方面に右折して国道465号に乗る。曲がった直後の橋の上は工事片側通行。

 77.0km、鴨川・亀山ダム方面に左折して国道465号を早々に離脱。

 曲がってすぐに川俣大橋を渡る。去年まではかなりボロボロだった橋の塗装がやり直されて鮮やかな赤になっていた。

 77.4km、亀山ダムを通過。

 78.5km、突き当たりを左折して県道24号に乗る。ここの信号は感応式で二輪用の押しボタンがないのだが今日はセンサーがすぐにに反応した。動作改善したのかな。

 79.3km、亀山1号橋を通過。

 微妙なアップダウンのある県道24号を進む。信号はまばらでほとんど引っ掛かることなく巡航ペースで順調に距離を消化していく。

 86.3km、鴨川料金所の跡地を通過して鴨川前の最後の峠越えが始まる。

 86.7km、峠のピークを通過して鴨川市に入った。そのまま長い下りに入る。

 ”ようこそ鴨川へ”の看板を見ながら長い下りを快調に下っていく。

 88.1km、分岐を鴨川市街方面に道なり右に更に下っていく。

 下り基調が終わって更に県道24号を南下していく。向かい風がはっきりしてきてペースが落ち気味だが、ということは折り返した後は追い風になるということだからちょっと嬉しい。

 92.5km、大日交差点を天津市街方面に左折して県道24号から県道181号に乗り換え。

 県道181号を進む。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 94.4km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:58。

 気温が更に上がって恐らく10℃を軽く超えている感じ。冬用ウェアだとかなり汗を掻いてしまっているので取り敢えず水分をしっかり補給する。ボトルを持ってこなかったのは失敗だった。この後の脚攣りがちょっと心配になって来た。15分程の休憩の後出発。

PC2->PC3/風の村(33.0km/127.4km)

 PCを出て再び県道181号に乗り東に向かって進み始める。次の目的地は33.0km先のPC3だがその前に今日の最高標高地点の清澄養老ライン越えが待ち受ける。

 97.5km、国道128号の高架をくぐって勝浦方面に進む。

 97.7km、海沿いに出た。この先すぐに内陸部に入って北に戻り始めるので太平洋を眺められるのはここから1km弱の短い区間だけ。海を眺めつつのんびりと進む。

 99.6km、天津交差点を清澄方面に左折して県道81号に乗る。ここが折り返しで内陸部に向かって北上開始。

 曲がってすぐに清澄方面に更に左折して天津の街を抜けていく。

 100.7km、清澄養老ラインに乗って徐々に上り基調になっていく。山頂までは距離5km、平均勾配6%。

 序盤からいきなり8%の急坂が出て来る。前方にこれから通るループ橋が見える。

 101.6km、旧道との分岐を通過。道なり右に進んでループ橋を渡り始める。

 橋に差し掛かって勾配が緩んだ。車は殆ど走っていないので落ち着いて走ることができる。

 橋の上から海がちょっとだけ見える。

 橋を渡り終えて再び8%の急勾配。この先まだまだアップダウンは続くので脚を十分に残しておかなければならない。踏み過ぎない様に気を付けながらちんたら上っていく。

 102.3km、旧道との合流点はいまだに工事中で通行止め。さっきの分岐店に通行止めの表示を出さなくて大丈夫なのだろうか。

 ちょっと勾配が緩んで淡々と踏んでいく。長い上り坂で脚を回していると、トルクの駆け具合とケイデンスとのバランスがとても良く気持ち良く脚が回せていることを実感する。これもショートクランクの効力だと確信する。

 105.4km、清澄寺への分岐が見えた。ここが見えるとピークはもう目前。

 105.6km、ピークの清澄トンネルに到達して今日一番長い上り坂は終了。トンネルを抜けてそのまま下りに入っていく。

 下り側も車は全く来ないので落ち着いて下ることができる。

 途中で工事片側通行の信号に引っ掛かる。

 川沿いの細い区間は路面が結構荒れているので慎重に下っていく。

 110.3km、ちょっと上り返して白岩温泉を通過。君津市に入る。

 再び下りになって川沿いの細い道を進む。見通しが悪くたまに車が来ることがあるので注意して下っていく。

 113.2km、9%の急勾配が出てきた。

 113.4km、ピーク傍の”!”の標識。この標識の意味は”その他危険”という意味らしいがその他とは一体何を意味するのか?多分向こうからいきなり車が現れるから気を付けろということだと理解しているが、この短い峠はそれ位尖っている。

 114.2km、国道465号に合流して大多喜・養老渓谷方面に右折方向に進む。

 国道465号に乗ってすぐに再び上りになる。

 114.6km、上りのピークでトンネルに入る。

 トンネルを抜けて大多喜町に入った。ちょっと下る。

 116.4km、下って上ってまたトンネル。

 9%の急坂が出てきた。国道465号のアップダウンもなかなかにきつい。

 道端の桃?の花が満開。もう春だね。

 ところどころの満開の菜の花を眺めながら上っていく。

 119.6km、ピークを通過して下っていく。

 121.6km、下ってきて突き当たりを大滝市街方面に右折、更に国道465号を進む。

 121.7km、枝道に左折して国道465号を離脱。ここからは去年のコースとは別ルートとなる。

 まがってすぐに上りが始まる。急勾配で結構きつい。

 122.1km、トンネルを抜けて下る。

 下ってまた上ってトンネルを抜けるというアップダウンが続く。

 道も細くなってなかなかワイルドな林道を進む。車は全く走っていないので落ち着いて走れるのがとても良い感じ。

 124.2km、急勾配を下ってきて突き当りを左折して道が広くなった。林道を抜けた様だ。

 再び上りになって山道らしくなってきた。

 125.7km、トンネルを通過してピークかと思いきやまだ上る。

 126.3km、突き当りを右折して県道172号に乗る。

 県道172号も更に上りが続く。この山越えは何だかんだで結構標高は高そうだ。

 126.6km、勾配が緩んで大多喜町に入る。あれ?いつ大多喜町から出たのだろう?分からなかった。

 ほぼ平坦基調を進む。取り敢えず上りは終わった様だ。PCはもうすぐ。

 127.4km地点のPC3に到着、チェックタイムは13:58。

 ここは写真チェックなので通過証明用の写真を撮ってすぐに出発する。

PC3->PC4/ミハラシテラス(15.6km/143.0km)

 PC2を出て再び県道172号を下り始める。次の目的地は15.6km先のPC4。

 山道を抜けて道が広く綺麗になり長い下りになる。

 131.4km、長い下りを終えて突き当りを千葉・市原方面に左折して県道172号を離脱。曲がってすぐにちょっと上る。

 132kmを過ぎて県道27号に乗り北に向かって進む。

 進むうちに上りになった。

 134.3km、小さな峠のピークを越えて下る。

 135.3km、下ってきて長南町に入った。

 135.4km、左折して県道27号を離脱。

 曲がってすぐに急勾配の上りになる。8%超の急坂をえっちらおっちら上っていく。

 136.0km、ピークを通過して下っていく。

 長い下り基調を快調に進む。この辺りの道も車が殆ど走っていなくて落ち着いて距離を消化していく。

 140.5km、突き当りを右折して県道148号に乗る。

 曲がって直後を左折して即県道148号を離脱。曲がってすぐに上りが始まった。

 5%超の坂を上りながら再び山道に入っていく。

 瞬間的に10%位の急斜面が出て来て結構きつい。

 142.8km、ようやくPCのある野見金公園入口に辿り着いた。左折して公園内に更に上っていく。

 公園内を進む。ここは過去に別のブルべで来たことがあるがいつ何のブルべだったか思い出せない。

 敷地内で道を間違えつつ展望台に上がっていく。PCはこの先。

 143.0km地点のPC4に到着。チェックタイムは14:49。

 ここは写真チェックなので通過証明用の写真を撮る。

 せっかく展望台まで上がってきたので眺望をひとしきり眺めてから出発する。

PC4->PC5/ローソン上茂原店(10.5km/153.5km)

 今上って来た道を戻り始める。次の目的地は10.5km先のPC5。

 公園の敷地から出て左折、ここが峠のピークですぐに下りになった。

 長い下りを快調に進んでいく。

 下りを終えて山道を抜けた。菜の花満開の野原の傍を通過。

 綺麗な路面の平坦基調を進む。これで中盤の山岳地帯は終わったのではないだろうか。

 147.7km、突き当りを千葉・茂原方面に右折して国道409号に乗る。

 国道409号は車がそこそこ走っているがそれ程ストレスは感じない。

 148.9km、寺の前の金の象の傍を通過。ピカピカ過ぎて何か悪趣味な感じ。

 152.1km、圏央道の高架下を通過。向かう先に山は見えないので気分的にかなり楽になった。

 154.0km、茂原市に入った。

 153.4km、上茂原交差点を市原方面に左折して国道409号を離脱、県道13号に乗る。曲がるとすぐにPCのはず。

 PCが見えた。

 153.5km地点のPC5に到着、チェックタイムは15:25。

 今日の行程の3/4を消化して巡航グロス20km/hをちょっと割り込む程度のペースはまずまず順調。疲労感も殆どなく上手く走れている様だ。水分補給をしっかりして15分程の休憩の後出発。

PC5->ゴール/デイリーヤマザキ船橋高瀬町店(47.4km/200.9km)

 PCを出て再び県道13号に乗り西に向かって走り始める。ここからしばらくは去年と同じルートとなる。さて、あとはゴールを目指すのみ。ゴールまでは47.4km。

 車の少ない県道13号を順調に進む。まだ日は十分に高いから明るいうちにゴールできそうだ。

 158.0km、交差点を右折。ここを曲がると今日最後の山岳地帯に入っていく。

 曲がるといきなり7%の急勾配が出てくる。まっすぐな坂をぼちぼち上っていく。

 上っているうちに右太腿の縫工筋が攣ってしまった。激痛に耐えながら何とか踏んでいく。ここまで無難に走ってきたがやはり今日は想定外に汗を掻き過ぎてしまったか。我慢して上っていたら取り敢えず治まったが何とかゴールまで持ち堪えたいところ。

 159.6km、更に勾配がきつくなって11%になった。ダンシングを交えながら踏ん張って上っていく。

 以前別のブルベを走っていた時、もう少しで林を抜けるこの辺りでいきなり右の林から巨大なイノシシが飛び出してきて目の前を横切り左の林の中に飛び込んでいったのを目撃した時は心底ビビった。ここを通るたびに身構えてしまう。

 160.2km、ここがこの山岳地帯のピークだと思われる。通過して一旦ちょっと下る。

 161.0km、下って来て県道14号を横切った直後に再び上り開始。

 ゴルフ練習場の横を上っていく。さっきの上りに比べれば勾配は緩く距離は短い。上るうちに今度は左太腿の縫工筋が攣ってしまった。終盤に来てこれはちょっとヤバい感じ。とにかく踏み過ぎない様に気を付けながら走るしかない。

 162.2km、上りを終えて突き当りを左折。この先短いアップダウンが続く。

 ゴルフ場の横の道を進む。この区間は車は殆ど走っていなくて信号もないので非常に走り易い。

 緩いアップダウンが続くが今までの上りに比べればほぼ平坦な感じ。脚攣りの恐怖で踏めないながら順調に距離を消化していく。

 168.4km、突き当りを左折して県道21号に乗る。更に下りが続く。

 県道21号を下ってきて山道を抜けた。これで最後の山岳地帯は終了。この先ゴールまでは市街地走行となる。

 170.4km、市津消防署入口交差点を右折して学園通りに乗る。

 上り基調になった学園通りを進んでいく。市街地らしくなってきて車が一気に増えてきた。この先去年のコースとは別ルートとなる。

 ぼちぼち上っていたら再び両方の縫工筋がたて続けに攣ってしまった。強烈な痛みに耐えて踏んでいると治まるので歯を食いしばって踏んでいく。

 172.8km、信号が増えてちょくちょく引っかかるようになってペースダウン。市街地走行なればやむなし。

 174.6km、浜野方面に左折。この辺りで上りは終了。これで脚攣りのリスクがかなり軽減されるので一安心。

 国道でも県道でもない幹線道路を西に順調に進む。

 177.5km、この先の合流から再び去年と同じルートになる。

 179.9km、生実池交差点を蘇我駅方面に右折。ここから往路の遡りとなる。

 180.4km、標識の左折表示の手前を左折。ここは間違いやすいので注意。ゴールまであと20km。

 京葉道路の陸橋を越えていく。西日がかなり低くなってきて正面から照り付けて眩しい。

 181.3km、踏切を渡って蘇我駅方面に右折。

 183.6km、蘇我市街を通過して京葉線高架手前を左折、鉄道沿いに進む。

 183.8km、止まれを右折して高架をくぐって直進する。

 184.4km、去年までのルートは直進だが今回は交差点を左折して国道357号方面に進む。

 曲がってすぐに国道357号に突き当たって右折。去年よりも国道357号に合流するタイミングが早い。

 185.3km、去年はここを左から右に来て国道357号を横切るだけだったが、今年は往路の遡りでこのまま国道357号を直進する。

 夕刻の国道357号は車の量はかなり増えているが路肩が広いのでストレスは少ない。

 自転車レーンが広く確保されている区間があって非常に走り易い。都市部がみんなこうなってくれたら移動手段としての自転車がもっと普及・活用されるのにとつくづく思う。

 189.1km、運輸支局入口交差点を通過。往路はここから国道357号に合流したが復路は更に直進する。

 189.7km、稲毛陸橋の傍を左折して国道357号を離脱、海浜公園通りに乗る。

 海浜公園通りに乗って車が少なくなりちょっと落ち着いた。

 192.0km、公園プール入口交差点を幕張メッセ方面に右折して海浜大通りに乗る。あとはゴールまでこの海浜大通りの一本道、残り距離は8kmちょっと。

 海浜大通りは車の量は多いが順調に流れているのでそれなりのペースで走ることができ順調に距離を消化していく。

 194.5km、美浜大橋を渡る。

 夕暮れ。日が沈む前にゴールできるか微妙になって来た。

 196.2km、幕張メッセの傍を通過。車がかなり増えて来て交差点で渋滞するようになってきた。ここに来てペースダウン。

 ゴールが迫ってきて渋滞の車の列が長くなってきた。何の渋滞だろう?取り敢えず路肩が広いので前に進めるのはありがたい。

 ゴールが見えた。ホッと一息。

 無事ゴール。ゴールタイムは17:55、完走時間は10時間35分だった。

 まずはジュースをがぶ飲みして水分補給して一息ついて出発する。

ゴール後

 ゴール地点を出て目の前の交差点を左折してゴール受付のあるスタート地点の船橋港親水公園を目指す。距離は2.8km。

 倉庫街の中は相変わらずトラックの路駐だらけで走り辛い。

 船橋港親水公園に戻って来た。夕焼けを見ることができるかなと思ったがぎりぎり間に合わなかったかな?。

 いや、ぎりぎり間に合ったかな?穏やかな夕暮れの終わりにちょっと和む。

 無事にスタート地点まで戻って来た。

 滞りなくゴール受付完了。AJスタッフの皆さん、今日も一日楽しませていただきありがとうございました!そして10周年おめでとうございます!

 飲み物をご馳走になりつつオダックス・ジャパン20周年記念イベントのひとつであるランドヌールビンゴのカードをもらってスタンプを捺してもらった。果たしてビンゴできるかな?

 帰りの渋滞が心配なのでそそくさとゴール地点を後にする。

 駐車場に戻ってきて急いでバイクを積み込みウェアを着替えて人心地つく間もなく19時前に車をスタートさせて帰途に就く。

 首都高の渋滞は程々で大きなタイムロスもなく20時過ぎに地元所沢まで戻って来た。行きつけの所沢D麺は今日は祝日で早仕舞いかと思っていたら駐車場が満車だったのでこれは営業しているのかと駐車場待ちをする。

 首尾良く着席できて期間限定の塩ラーメンをニンニクヤサイカラメで食べる。今日のブルべで水分と塩分が枯渇した身体に塩辛いスープが染み渡っていく。箸を持つ指が攣って食べるのが大変だったが、食べ進むうちに回復してきた。塩分補給が速攻で効いて助かった。

 満腹になって21時に帰宅。これにて今回のブルべは無事終了。

 

---

 

 AJたまがわさんの鴨川200は今回で多分7回目のエントリーだと思われる。もう何度も走っているのでコースの素性は熟知できていて気楽に走れる定番コースの一つだ。コースには幾つかのバリエーションがあるが今年は上り多めのコースだった。上りが多いと言っても千葉には高い山がないので林道のアップダウンがたくさん出て来ることになるが、上りがきつい反面車も信号もなく落ち着いて走ることができる道ばかりなのでサイクリングを楽しむにはむしろ好都合とも言える。今年は天候にも恵まれて、私的にはちょっと汗を掻き過ぎて終盤脚攣りを連発してしまったけれど楽しい印象だけが残るブルベとなった。今年はAJたまがわ東葛班10周年ということだが私も2015年のBRM321たまがわ200でこのコースを走ってから10年ということで感慨深いものがある。来年以降もこのコースは何度もエントリーすることになるだろう。

 さて次のブルベはオダ埼妻神班のBRM329埼玉300アタック佐野厄除け大師日光東照宮。久し振りに日光方面に行くのだが残念ながら天気予報が悪くてちょっとナーバス、次回詳報の予定。