2025BRM406たまがわ200

 今週は寒の戻りもなくようやく春になったと断言しても問題ない気候に落ち着いたか。自宅の灯油の備蓄がなくなりかけているのだが、もう買い出しに行く必要がないと考えると仕事がひとつ減って微妙に嬉しい。自転車通勤のウェアも薄着になって体感的にかなり身軽になった気がしてそれだけで速く走れている様な錯覚がある。何にせよ暖かくなるだけで色々とメリットはあるが、もうちょっと季節が進むと今度は暑さを警戒しなければならなくなるので今のうちにこの季節を無駄なく楽しんでおきたいところだ。

 昨日帰宅したらSR600ランドヌール部門十種十本のアワードプレートが届いていた。

 手作り感溢れる陶器製というのが南フランスの素朴な感じが伝わってくる。ブルベ生涯目標のひとつが形になってとても嬉しい。SR600はきつかった思い出が多いのだがこれを見ると報われた気がする。このアワードには10回だけでなく20回、30回というのがあるのだが、もっとSR600を走ろうかな…という気には今のところならない。

 そんなわけでBRM406定峰200の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 4/6(日)、4時前に目が覚めた。それ程寒さは感じないのですんなりと布団から出る。天気予報をチェックすると最低気温は10℃弱で日中の最高気温は15℃を超えてくる見込み、天気は場所によって昼過ぎに一時的弱雨が降るという予報なのでこの気温ならちょっと位降られても雨具無しでも大丈夫だろうと今日はレインウェアと泥除けは持たないことにする。下はレーパンで上は半袖ジャージとノースリーブインナーを着て、アームウォーマーとレッグウォーマーを着ける。

 4時半過ぎに自宅を出発、車で二子玉川を目指す。

 二子玉川駅からちょっと離れた高台の住宅街の中にあるいつものコインパーキングに車を停める。多摩川河川敷の兵庫島公園にもっと近いコインパーキングはいくつもあるのだが、料金が高いのでいつもここに停めている。急いでバイクを降ろし身支度をしてここから700m先の兵庫島公園に向かう。

 多摩川に着いたら風景が一変しているのにちょっと驚いた。自転車用のスロープは完成しているので通行止めになっているので止む無くバイクを抱えて階段を上り下りして河川敷に入る。

 スタート地点に到着すると既にブリーフィングは終わっていた。急いで受付をしてブルベカードを受け取る。スタートは6:10になった。

 ブルベカードにはAJ設立20周年のロゴマークが印刷してある。この406定峰200は記念ブルベに指定されている。

 今日のコースは二子玉川スタートして青梅経由で秩父まで行って折返し再び青梅経由で二子玉川に戻ってくる200km。

 AJたまがわさんの定番中の定番コースで私的には過去に5回は走っている慣れ親しんだコースだ。最後に走ったのがいつだったか調べたら2019年のBRM331たまがわ200だったので、そんなに間が空いているとは思わなかったのでちょっと驚いた。ルートはその時と全く同じで、山王峠、山伏峠、定峰峠、松郷峠の大小4つの峠を越える獲得標高差1700m程の初級山岳コース、私的には山伏峠と定峰峠は守備範囲の中で最も楽しく上れるジェントルなヒルクライムルートなのでそれが2つとも入っているなかなか贅沢なコースだ。開催季節も春が多いので桜を始め色々な花が咲き乱れる春爛漫な風景が楽しめるのもこのブルベの売りのひとつ。今日はちょっと天気が微妙なのが気がかりだが気温は低くないので春の雰囲気は楽しめそうだ。

 6:00スタートの装備チェックの車列を眺めながらしばし待機。

 なんだかんだで朝は良い天気。今日の雨予報はにわかに信じ難いが先週末のBRM329埼玉300が雨だったので今日は濡れずに走りたいところ。

 6:10スタートの装備チェックが始まった。無事にパスして出走態勢に入る。

スタート/兵庫島公園->PC1/ファミリーマート海田岩蔵街道店(44.3km)

 6:10前にスタート。緩々と走り始める。最初の目的地は44.3km先のPC1。

 公園敷地内の道も改修中でいきなりの未舗装路をそろそろと進む。

 ちょっと走ったら通常の舗装路になって一安心。

 0.8km、公園の駐車場出入口から一般道に合流して左折。

 多摩川沿いを上流に向かって進んでいく。早くも満開近い桜に遭遇。さて今日はどれ位桜を見ることができるかな?いつものブルべより写真の枚数が増えそうだ。

 5.0km、一旦川沿いを離れて和泉多摩川地区センター北交差点を左折。住宅街の中を抜けていく。

 5.2km、止まれを左折して和泉多摩川通りに乗る。

 6.0kmの田中橋交差点を左折して六郷さくら通りに乗る。

 9.4km、調布南高校前交差点を左折。

 再び多摩川沿いを進み始める。

 12.5km、道なり左に進んで都道9号に乗る。

 13.2km、水道・防災ステーション角交差点を左折して都道9号を離脱、6中通りに乗る。

 再び多摩川沿いを進む。桜が咲き始めて分かるのだが多摩川沿いの道には桜の木が多い。

 15.1km、是政橋を通過。

 府中市郷土の森の桜。

 16.3km、郷土の森入口交差点を左折して多摩川通りを進む。

 18.3km、関戸橋を通過。ようやく新しい橋が架かった様だ。

 19.8km、府中四谷橋を通過。いつも自転車通勤で渡っている。

 22.4km、右折して多摩川沿いから離脱。

 ちょこっと上って左折。一方通行を逆走していく。

 23.0km、分岐を左折。

 23.2km、みのわ通り入口交差点を左折して甲州街道に乗る。

 23.4km、立川市に入った。この時間の甲州街道は車は少なめでストレスは少ない。

 23.9km、日野橋交差点で新奥多摩街道に遷移して青梅・昭島方面に直進して行く。

 小一時間走って何となくいつものブルべ巡航ペースに落ち着いた。脚は普通に回るし今日の体調は問題なし。今日のブルべは楽しく走れそうだ。

 30.1km、国道16号と合流する堂方上交差点でちょこっと渋滞に巻き込まれた。

 31.6km、小荷田交差点を直進して国道16号を離脱、再び新奥多摩街道を青梅方面に進む。

 31.7km、福生市に入った。

 気温が上がってきてちょっと暑く感じるようになってきたので信号待ちで止まった時に取り敢えずアームウォーマーを外す。

 33.2km、鍋ヶ谷戸交差点を青梅・あきる野方面に左折して奥多摩街道に乗る。ここで一旦復路とは別ルートになる。

 曲がってすぐのJR五日市線の踏切に引っ掛かった。

 34.5km、突き当りを右折。

 曲がってすぐに更に左折して青梅方面に奥多摩街道を進む。

 36.2km、玉川上水沿いを進みつつ羽村市に入った。

 39.4km、小作坂下交差点を右折して奥多摩街道を離脱、都道294号に乗る。曲がってすぐに上り坂。

 39.8km、上りを終えて復路と合流。復路はここを右方向に進むことになる。

 41.7km、ここで再び復路と別れて藤橋方面に直進する。復路はここに右から戻って来ることになる。

 43.1km、藤橋久保交差点を右折して都道63号に乗る。

 43.4km、今井馬場崎交差点を左折して岩蔵街道に乗る。ここを曲がればPCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 44.3km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:20。

 市街地を巡航ほぼ20km/hで乗り切ってまずまず順調。気温が上がって暑くなってきたのでここでレッグウォーマーも外す。空腹感は全くないのでピルクルを飲んで15分程の休憩の後出発する。

PC1->PC2/セブンイレブン秩父上宮地店(43.6km/87.9km)

 PCを出て再び岩蔵街道に乗り上り始める。次の目的地は43.6km先のPC2だがその前に山王峠と山伏峠を越えていかなければならない。

 44.9km、笹仁田峠のピークを越えて下っていく。

 46.3km、下りを終えて岩蔵温泉方面に右折。

 46.9km、岩蔵温泉交差点に突き当たって飯能方面に右折、小曽木街道に乗る。

 47.2km、左折して日影林通りに乗る。

 49.1km、成木一丁目交差点を通過して直進、都道221号に乗る。ここから何となく上り基調になっていく。

 50.8km、いつの間にか埼玉県に入って県道221号を進む。周囲が長閑な山村風景になって来た。

 51.6km、この辺りから勾配がきつくなってきて山王峠への本格的な上り開始。山頂までは1.8km、平均勾配は4.8%。

 5%前後の直線的な坂をぼちぼち上っていく。

 ピークが見通せた辺りの終盤の勾配が8%位になって結構きつい。

 53.4km、山王峠を通過。そのまま下りに入っていく。

 54.5km、下りを終えて県道70号に突き当り上名栗方面に左折。

 入間川沿いの県道70号を進む。

 56.7km、赤沢橋で入間川を渡る。徐々に上り基調になって来た。

 57.5km、青いクジラの傍を通過。

 いつの間にか県道53号に遷移して山伏峠に向かって進んでいく。

 61.8km、有馬ダムへの分岐を通過。秩父方面に道なり右に進んでいく。

 青空に山の上の白い観音像がくっきりと映える。

 県道53号はいつ走っても車は殆ど走っていなくて非常に走り易い。私的にベストサイクリングルートの一つ。

 向かう先に連なる山々がすっきりと見渡せて気持ちの良い風景を楽しみながらぼちぼち進んでいく。

 68.3km、ここから山伏峠への本格的な上りが始まる。距離4.3km、平均勾配6.6%のヒルクライムルート。

 序盤は7%前後の上りが続く。

 急斜面で道が狭い所は前からの車に注意しながら上っていく。

 69.8km、製材所手前の急カーブ辺りも勾配がちょっときつい。

 5~7%位の緩急があり適度に九十九折りなので上り易い。

 71.2km、この左カーブからの駆け上がりが一番きついところ。

 カーブを曲がり終えると12%を超える急勾配になる。ダンシングを交えつつ踏み込んで上っていく。

 今日は坂道がそこそこ踏めている感触があっていつも以上にこの上りが楽しい。これから上っていく坂を見上げながらテンポよく踏んでいく。

 山頂まであと500m、踏め!と言われたが定峰も上らなければならないので踏まない。

 72.6km、山伏峠山頂を通過、そのまま長い下りに入っていく。

 73.4km、正丸峠への分岐が通行止めになっていた。道なり左に下っていく。

 74.5km、横瀬町に入って更に下っていく。今日は天気が良いのでバイクツーリングが多いかと思ったがそれ程でもなかった。

 77.4km、正丸トンネル交差点で国道299号に合流、秩父方面に左折する。

 秩父に向かって更に下っていく。秩父までは10km。

 今日の国道299号はかなり車が多い。注意して下っていく。

 81.2km、道の駅果樹公園あしがくぼを通過。駐車場は車とバイクで満杯状態。

 薄っすらと霞がかかった武甲山。削り取られた山肌が相変わらず痛々しい。

 86.5km、秩父市に入った。秩父市街に入ってきて車がかなり混雑して来た。

 87.1km、上野町交差点を皆野方面に右折して国道140号に乗る。曲がってすぐに工事迂回となっているがどんなことになっているのだろうか。

 曲がってみると陸橋がなくなっていて右側一帯が大きく様変わりしている。かなり大規模な再開発の様だ。迂回経路に従って右折する。

 突き当りを左折する。もしかして上野町交差点を一つ手前を左折すれば直接ここに出てきたということか。

 迂回完了して再び国道140号に合流。PCはもう目前。

 PCが見えた。

 87.9km地点のPC2に到着、チェックタイムは10:34。

 ここまでちょうど巡航グロス20km/hで来ているのでまずまず順調。半袖ジャージとレーパンになっているので暑いということはないが微妙に汗を掻いているのでドデカミンとカルパスで水分と塩分を補給して15分歩との休憩の後出発。

PC2->PC3/東秩父村和紙の里(27.2km/115.1km)

 PCを出て再び国道140号に乗り北に向かって走り出す。次の目的地は27.2km先のPC3だがその前に定峰峠越えが待ち受けている。

 90.2km、大野原交差点を定峰峠方面に右折して国道140号を離脱、県道82号に乗る。

 91.7km、高篠小前交差点を小川・定峰峠方面に左折して県道11号に乗る。

 県道11号を進むうち少しずつ上り基調になって来た。車が少なくなって落ち着いて走る。いつの間にか空から青空が消えて前方に黒い雲がかかっている。もしかして降られるのか?ちょっと嫌な予感がする。

 94.0km、道幅が狭くなり山道に入っていく。ここから勾配がちょっときつくなってはっきりとした上りになる。

 勾配5%位の直線的な坂をぼちぼち上っていく。今日は天気が良いので車やバイクが多そうなので十分に注意して上らなければならない。

 95.8km、このカーブから定峰峠へのヒルクライム開始。距離5.4km、平均勾配5.0%の定番ヒルクライムルート。

 1km程進んだところで8%を越える急勾配が出てくるが距離は短い。

 97.1km、桜を始め色とりどりの花が咲き乱れている。桃源郷の風情、春爛漫。

 時たま10%近い急勾配がちょこっと出てくるが概ね5%位の適度に曲がりくねった道を淡々と進んでいく。さっきの山伏峠同様、そこそこ踏めている感覚があるのでこの定峰ヒルクライムも楽しい。

 98.4km、こうばいきつめの急カーブを上っていく。前からバイクや車が降りてこないことを確認しながら注意して進む。とりあえず半分を上り終えた。

 山伏峠はそうでもなかったが、定峰はやはりツーリングの車やバイクが多い。過去にこの上りで事故を何度も目撃しているので前後から聞こえてくるバイクや車の音には極力注意を払いつつ上る。上りでもとにかくセンターラインを越えることがないようにすることが鉄則。

 98.9km、縁起寺の参道入口を通過。

 99.6km、カーブミラーを確認しながら上っていく。

 終盤にさしかかってきたがしっかりと踏めている。今日はいい感じでヒルクライムの練習ができている手ごたえがあってその意味でも気分がとてもよい。

 前方に山頂分岐の道路標識が見えてきた。山頂まであと200m。

 山頂直前で東秩父村に入った。最後までしっかり踏み切ってフィニッシュできそうだ。

 101.2km、定峰峠山頂をクリア。そのまま直進して長い下りに入っていく。

 上り同様下りもツーリングの車やバイクに注意しながら下っていく。とにかくオーバースピード、オーバーランしない様に気を付ける。

 106.3km、あっという間に落合側からの上り口まで下って来た。道なり左にカーブしながら更に下っていく。

 山道を抜けてさらに進むと道幅が広くなって下りやすくなる。車もほとんど走っていなくて信号もない下りが続くので上りのタイムロスを取り戻しやすい。道端の桜を見ながら快調に下っていく。

 PCの東秩父村和紙の里まであと4.3km。

 112.5km、落合交差点を川越・小川方面に右折して更に県道11号を進む。下り基調はまだ続く。

 113.9km、分岐を東秩父村役場調査方面に右折して県道11号を一旦離脱。

 114.1km、突き当りを左折。

 県道11号に並行する裏道を進む。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 115.1km地点のPC3に到着、チェックタイムは12:11。

 今日のメインの山越え2つが終わってかなり気楽になった。怪しい雲も降られずにやり過ごして再び青空が見えてきたので一安心。とにかく今日は降られたくないのでこのままゴールまで行って欲しいところ。

 施設内の売店は大賑わい大繁盛。産直の食材を買いにちょっとした観光をするにはちょうど良い場所なのだろう。

 2割引のシールにつられてりんごケーキを購入。ボリューム満点で美味。15分程の休憩の後出発する。

PC3->PC4/セブンイレブン青梅日立前店(43.9km/159.0km)

 PCを出て西に向かって走り出す。次の目的地は44km先のPC4。

 115.4km、突き当りを右折して再び県道11号に合流する。

 117.5km、小川町に入った。相変わらず車通りが少なく走り易い県道11号を順調に進む。

 118.7km、オダ埼ブルべならここを右折だが今日は直進。

 120.1km、松郷峠入口交差点をときがわ方面に右折して県道11号を離脱、県道273号に乗る。

 県道273号を松郷峠に向かって進む。またしても前方に怪しい黒い雲が出てきた。降るなよー。

 122.1km、小さな橋を渡ったところから勾配が出て来て松郷峠への上り開始。距離1.8km、平均勾配5.5%の短いけれど上り応えのある坂道。

 序盤は勾配緩めのまっすぐな坂を進んで山の中に入っていく。

 山に入った途端に勾配がぐっときつくなり8%を超えてくる。

 123.1km、砕石場の入口の左カーブの駆け上がりがきつい。路面に砂利が浮いているのでハンドルを取られない様に注意して踏み込んでいく。

 一旦勾配が緩むがすぐに8%超の急斜面になる。この坂は短いけれどかなり上り応えがある。ここもそこそこ踏んで楽しく上っていく。

 123.9km、松郷峠山頂でときがわ町に入り、そのまま下りに入っていく。これで今日の4つの峠越えは全て終了。この先ゴールまではいくつか坂が残っているのでまだ上りが終わったわけではない。

 下りは急斜面のカーブが多く下からたまに車が上がって来るので注意が必要。

 126.1km、西平交差点まで一気に下ってきて東松山方面に左折、県道172号に乗る。

 下り基調の県道172号を快調に進む。

 129.1km、田中交差点を日高方面に右折して県道30号に乗る。

 県道30号に乗った途端に向かい風。ちょっと強めでペースダウンを余儀なくされる。

 131.1km、越生町に入った。

 133.0km、旧道との分岐を通過して道なり左にバイパスに乗る。

 136.5km、越辺川と毛呂川を渡って毛呂山町に入る。

 138.0km、毛呂山町役場前を通過して毛呂山市街を抜けていく。この時間は混雑もなくすんなりと通過。

 市街地を抜けて埼玉医大国際医療センターに向かって緩い坂を上っていく。向かい風で勾配が増した感じ。

 140.6km、埼玉医大前を通過して上りのピークで山根交差点を通過。オダ埼ブルべではここを左折だが今日は入間・飯能方面に直進。日高市に入って下っていく。

 新しい県道30号バイパスは徐々に交通量が増えてきているもののまだ走り易い。

 145.0km、県道262号との合流点辺りから飯能日高消防署に向かって再び上りが始まる。

 145.6km、飯能市に入った。まだ上りは続く。

 146.8km、上りのピークの飯能日高消防署交差点を飯能市街方面に右折して県道30号を離脱。曲がってすぐに下りが始まる。

 148.2km、下りを終えて中山交差点を入間・飯能駅方面に左折。

 148.4km、国道299号を横切って飯能市街に入っていく。

 149.2km、飯能市街中心部に入って東町交差点を青梅方面に右折、県道28号に乗る。

 149.6km、広小路交差点を瑞穂方面に左折して県道218号に乗る。

 150.0km、稲荷分署入口交差点を瑞穂方面に左折して更に県道218号を進む。飯能市街は微妙に混雑しているが距離が短いのでタイムロスは少なくて済んだ。

 151.8km、入間川を渡って飯能市街を離脱。

 152.4km、ちょこっと上って阿須交差点を通過。左折方向は相変わらず通行止めのまま。いつ工事が終わるのだろう?

 阿須交差点を越えてすぐに今日最後の眺めの上りが始まる。

 八高線とすれ違いながら5%弱のまっすぐな坂を上っていく。

 153.4km、入間市に入った。上りはまだ続く。

 154.6km、ピークを通過してちょっと下る。

 155.1km、霞川を渡って茶畑までの短い上りが始まる。

 155.8km、上りが終わって茶畑に出た。これで今日のコースの上りは全て終了。ゴールまでは下り基調からの平坦となる。

 茶畑の中の道を進む。相変わらずの向かい風でいまいちペースは上がらないが、取り敢えず空には怪しげな雲は完全に消えた。さすがにもう降られる心配はいらないだろう。

 157.5km、突き当りを青梅方面に右折して東京都に入り都道179号に乗る。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 159.0km地点のPC4に到着、チェックタイムは14:39。

 今日の行程の3/4を消化して巡航グロス20km/hをちょっと割り込む位のペースで来ているのは峠越えや向かい風を考慮すればまずまず順調。疲労感も薄くうまく走れている。このまま無難にすんなりとゴールしたいところ。ここでも水分と塩分を補給して15分程の休憩の後出発。

PC4->ゴール/兵庫島公園(41.6km/200.6km)

 PCを出て再び都道179号に乗り西に向かって走り出す。さて後はゴールを目指すのみ。残り距離は41.6kmだが、ゴールまでほぼ市街地走行でおまけに向かい風なので結構時間がかかりそう。でも明るいうちにゴールできそうなので気分的には軽い。

 159.6km、突き当りを小作方面に左折して都道181号に乗る。ここで往路に合流して遡り始める。

 161.5km、青梅線のアンダーパスを通過した直後を左折して新奥多摩街道に乗る。ここから再び往路とは別ルートになる。

 新奥多摩街道を立川方面に進む。往路の奥多摩街道と違って市街地の道で信号も多くちょくちょく引っ掛かるのでペースは上がらない。

 167.4km、鍋ヶ谷戸交差点を通過。ここから再び往路の遡りとなる。

 169.0km、小荷田交差点で国道16号に合流、八王子・立川方面に進む。

 170.4km、堂方上交差点を直進して国道16号を離脱、新奥多摩街道を進む。立川に近付くにしたがって車の量が増えてきた。

 171.4km、八高線のアンダーパスは路肩が狭いので注意して進む。

 174.2km、立川市に入った。

 176.7km、日野橋交差点を通過して甲州街道に遷移する。この時間はかなり混雑している。

 177.1km、国立市に入った。

 177.3km、みのわ通り入口交差点を右折して甲州街道を離脱。

 177.6km、突き当りを左折。車通りがなくなってほっと一息、落ち着きを取り戻した。

 178.0km、細い住宅街の道をちょこっと下りつつ分岐を右折。

 178.2km、多摩川に突き当たって左折。

 多摩川沿いを進む。先程までの新奥多摩街道や甲州街道程の車の量はないのでかなり走り易く感じる。向かい風基調は変わらないがそこそこのペースで順調に距離を消化していく。

 180.7km、府中四谷橋を通過。ゴールまであと20km。

 目の前の鉄道橋の上を両方向から来た車両が重なる。鉄な人達はこういうのを見ると嬉しいのかな?

 182.2km、関戸橋で渋滞に引っ掛かる。ここは毎回渋滞する。

 184.0km、郷土の森の傍を道なり左カーブ。

 184.3km、郷土の森入口交差点を右折。

 185.4km、是政橋を通過。

 186.9km、道なり左に進んで多摩川沿いから一旦離れる。

 187.4km、水道・防災ステーション角交差点を右折して都道9号に乗る。

 188.0km、鶴川街道方面に道なり右に進んで都道9号を離脱、再び多摩川通りに乗る。

 再び多摩川沿いを進み始める。相変わらずの向かい風基調だが確実にゴールは近付いているので気楽に進む。

 189.8km、多摩川原橋を通過。

 191.2km、調布南高校前交差点を右折。

 桜堤通りを進む。夕刻近くになって車が格段に増えている。信号にもちょくちょく引っかかってペースダウン。

 194.5km、田中橋交差点を右折して都道114号に乗る。

 都道114号も車通りは多い。

 195.2km、世田谷通りを横切って都道114号を離脱、和泉多摩川駅方面に直進する。

 195.6km、一瞬往路とは別ルートになって東和泉三丁目交差点を右折。

 曲がってすぐに和泉多摩川地区センター北交差点を左折して再び往路の遡り。ここからゴールまでは往路と同じ。

 再び多摩川沿いを進む。前方に二子玉川のビル群が見えてきた。これが見えてくると完走の手ごたえは十分、安堵感がじわじわと湧いてきた。

 ビル群がどんどん近付いてくる。

 199.8km、右折して多摩川河川敷に入っていく。

 駐車場の入口を通過して兵庫島公園の中をウイニングラン的にのんびりと流していく。今日も無事に走り終えられそうだ。

 ダートの向こうにゴールが見えた。

 無事ゴール。ゴールタイムは16:55、完走時間は10:45だった。

 このブルベはAJ20周年記念対象なのでせっかくだから記念メダルを購入することにする。スタッフの皆さん、今日一日楽しませていただきありがとうございました!

 スタッフのぜっとさんを含めてゴール受付全景をもう一枚。

 帰りの渋滞が心配なのですぐにゴール地点を後にする。

ゴール後

 工事現場の中を通過して兵庫島公園を後にする。次に来る時は完成しているかな?

 人も車も混雑している夕刻の二子玉川駅前を抜けて住宅街に向かう。

 住宅街に入っていく最後の激坂をえっちらおっちら上っていく。

 無事に駐車場に戻って来た。バイクを積み込みウェアを着替えてすぐに車をスタートさせて帰途に就く。

 環八から五日市街道でそこそこ渋滞に引っかかってもう少しで地元に辿り着くというところでうっかりナビの指し示すルートで帰ってみようかと思ったら有り得ないルート選択で遠回りの所沢市街に誘導されたと思ったらこれまた有り得ないところで大渋滞にはまってしまった。

 長い渋滞をやっとの思いで先頭まで辿り着いたら東住吉の交差点で所沢駅方面がパトカーと消防車で封鎖されているではないか。ただ事ではない雰囲気の中を通過してその先の踏切で更に待たされるという、最後の最後で失態を犯してしまい自己批判しながら19時半に帰宅。これにて今日のブルベは終了。(所沢市街の有事、後で調べたら火事だった)

 

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 AJたまがわさんの定番定峰200は過去5回、その前のR東京さん時代の2013年のBRM1005東京200を含めると計6回走っていて、私的にも勝手知ったる定番コースのひとつになっている。ただし前回走ったのが2019年のBRM331たまがわ200で6年振りだということに自分でもちょっと驚いている。コースの感想は毎回同じで恐縮だが、山王峠・山伏峠・定峰峠・松郷峠という大小4つの定番峠を繋ぎつつ市街地通過はそれなりにあるものの混雑の少ない道でストレスはかなり抑えられているコースは難易度も低めで初心者でも走りやすい。春開催だと桜を始めとする春爛漫な風景を存分に楽しむことができる。都市部発着の200kmブルベとしてはかなり秀逸で私的にベストコースのひとつだ。今年は天気に恵まれて半袖ジャージにレーパンでしっかり春満喫のサイクリングを楽しむことができた。来年以降もまた走りますよ。

 さて次のブルベはRさくらさんのBRM412さくら200長瀞。明日の天気予報は今のところ良さそうなので先週に引き続き春爛漫なサイクリングを楽しめそうだ。次回詳報の予定。