2025RM811北海道1200/レポート4:Day 3,PC8/別海町町民体育館->PC11/清水町農業研修会館(332.0km/970.6km)

[目次]

PC8/別海町町民体育館->PC9/北見市自然休養村センター(138.5km/777.1km)

 8/13(水)、3時半前に目が覚めた。昨夜は割とすんなりと眠りに落ちて夜中に1、2度目を覚ましたような気がするがこの時間までしっかり眠れた様に思う。アラームをセットした5時半まであと2時間位寝られるがもう眠気はなく二度寝できそうにないので、ならば出発を繰り上げるかと起き上がる。5時間位は眠れたのでまずまず十分ではないか。ウェアに着替えて荷物をまとめて寝床を引き払ってまずは軽食コーナーに行く。

 それ程空腹感はなかったが食べて置かないと走れないので豆パンとバナナと昨夜飲めなかったコーラを補給する。

 3日目は別海から往路を遡って北見に戻り、そこから陸別、本別、士幌を経由して清水町まで行く332km。

 山岳は美幌峠や鹿の子峠を始めたくさんあって獲得標高差は2700m程度、4日間の行程の中で今日が一番ハードではないかと思われる。3日目に入って疲労も蓄積しているので初日の様なハイペースは期待できず、明日も240km近く走らなければならないので明日の体力を残せる様に今日の到着時間は気にせずにとにかく抑えめで走ることだけを心掛ける。

 朝食を終えてサインボードに出発時間を記入して建物を出る。

 外にはまだかなりの自転車が停まっている。これからスタートする人も多い。こういう雰囲気の中にいると否応なくやる気が出て来る。超長距離ブルべの醍醐味の一つ。

 私の自転車の傍に小倉さんの自転車も止まっていた。木製のDHバー、エコ仕様の既製品と言われれば違和感のない出来栄え。

 ひんやりとした朝の空気の中で朝焼け。とても清々しい。今日も快晴で暑くなりそうだ。

 今のところステムをSTIレバーも何とか稼働している。あと2日、何とか凌いでもらいたいところ。

 4:10にリスタート。PCを出て元来た道を走り始める。最初の目的地は138.5km先の北見のPCだが区間距離が長いので61km先に往路で休憩した場所と同じ休憩ポイントを設定してあるのでまずはそこを目指す。

 0.1km、左折して往路の遡りを開始。

 0.8km、突き当りを左折して国道243号に乗る。

 往路の243号は日中の暑さもあってちょっと精神的に辛い感じもあったが、この時間の涼しい空気の中で心身共にフレッシュな状態で走ると随分印象が違う。身体的には疲労感も殆ど感じず痛い所はないので昨夜の睡眠でしっかり回復できた様で一安心。今日も問題なく走れそうだ。

 薄っすらと朝靄のかかった田園風景は爽やか。これぞ北海道の爽やかさというところか。

 早朝の国道243号は車はほとんど走っていない。世界がモノクロから色を取り戻していく過程の風景を静かに楽しむことができるのはとても贅沢。

 振り返ると日の出。3日目も気持ちの良い朝がやって来た。

 朝日に照らされた自分の長い影が路面にまっすぐに伸びる。

 朝靄が朝日を浴びて徐々に薄れて消えていく。早朝のマジックアワーはそろそろ終わりだ。

 所々で見かける牛横断注意の標識。そう言えば今回の走行中には牛の放牧を殆ど見かけていない。

 22.0km、国道272号との分岐を通過。ひたすらフラットな道が続く。

 ちらほらと参加者を抜いたり抜かれたり。皆頑張って札幌を目指して走り続けているのを見るとこちらも元気が出てくる。

 30.6km、西春別の街中を通過しつつ弟子屈・虹別方面に道なり左に進む。

 久し振りに牛の放牧場を見た気がする。

 別海町ともそろそろお別れ。また来る機会はあるだろうか。

 38.2km、弟子屈町に入る。

 40.4km、虹別の街中に入って美幌・弟子屈方面に左折。

 虹別の街を抜けた後、徐々に上り基調になっていく。復路の標茶と弟子屈の間の峠越えは距離は長いが勾配が緩い形で越えていくことになる。

 2%程度の緩くまっすぐな坂をぼちぼち上っていく。

 もうすぐピークというところでちょっと勾配がきつくなって3%前後になる。

 46.6km、一つ目のピークを越えて一旦下る。

 車がいないまっすぐな下りをブレーキ全開で下っていく。

 49.2km、短い橋を渡って弟子屈町に入ったところから再び上りに転ずる。

 2つ目のピークへの上りはちょっときつくて勾配5%前後。

 51.5km、2つ目のピークに到達してこれで標茶‐弟子屈間の峠越えは終了。そのまま下りに入る。

 下りながら仁多スノーシェルターを抜けていく。

 57.9km、長い下りを一気に下って来てぼちぼち弟子屈の街中に入っていく。

 60.6km、弟子屈の街に入って鈴蘭2-4交差点を網走・美幌方面に右折して更に国道243号を進む。休憩ポイントはもうすぐ。

 休憩ポイントが見えた。

 61.3km/699.9km地点の休憩ポイント3に到着、チェックタイムは8/13の6:58。

 3日目に入って疲労が蓄積してきているはずだが、取り敢えず序盤は巡航20km/hを確保できて一安心。

 セイコーマートならではのほっとおにぎり。これ1個でかなり食べ応えがある。20分程休憩して出発する。

 休憩ポイントを出て改めてPC9北見を目指して国道243号を走り始める。PC9までは残り78kmだがその前に30km先の美幌峠を越えていかなければならない。

 まだフラットな国道243号をぼちぼち進む。美幌までは49km。

 また出た。秀逸な道。8という数字があるからきっと他にもあるのだろう。どこだろう。

 74.7km、屈斜路郵便局前を通過。

 まっすぐな道をひた走る。これから上るべき山が徐々に近づいてくる。

 畑の薄緑と山の濃い緑と青空のコントラストが眼が洗われる様に美しい。

 80.3km、道道588号との分岐を過ぎた辺りからはっきりとした上りになって本格的に美幌峠の上りが始まる。山頂までは11kmの長丁場。

 5%前後のカーブの多い道を淡々と上っていく。美幌側からの上りは直線的なので対照的。山頂まではあと5km。

 これから上っていく道がはるか上に見える。こうやって見上げると標高差は相当ある様に見える。

 森を抜けて空が広くなった。日差しが強くなってきて暑くなってきた。長い上りだが脚はそこそこ回っているので体調的にも問題なし。順調順調。

 山頂まであと2km、もうひと頑張り。

 今日も屈斜路湖が綺麗に見渡せる。もうすぐ山頂。

 91.4km、9:03に美幌峠山頂に到達。

 休憩する程の疲労感はないのでそのまま通過することにする。参加者の姿もちらほら見える。

 これだけ天気が良いと車もバイクも多い。過去何度も美幌峠を越えているが今までで一番の賑わいかも知れない。

 山頂で美幌町に入ってそのまま長い下りに入っていく。

 徐々に下り勾配がきつくなっていくまっすぐなダウンヒルを快調に下っていく。路面が悪くて下り勾配がきつ過ぎるのでブレーキ全開とまではいかないが上りのタイムロスをかなり取り戻すことができる。

 100kmを過ぎて下り勾配が緩み全身の緊張が解けた。更に緩い下り坂が続く。

 104kmを過ぎて400m位上り返して再び下り。

 まっすぐな下り基調をどんどん進む。順調に距離を消化していく。

 114.9km、美幌市街の入口辺りで久し振りに信号に引っ掛かった。下り基調はほぼ終わり。

 117.7km、美幌の街中を通過していく。ここで国道243号が終わって道道217号に遷移する。10時になって街中は結構車が走っている。

 118.8km、網走川を渡って美幌市街を離脱。

 119.3km、突き当りを北見・端野方面に左折して更に道道217号を進む。

 まっすぐでフラットな道道217号を進む。向かい風基調でペースはいまいち。

 126.2km、津別方面への分岐を通過して北見方面に道なり右に進んでいく。後程PC9で折り返してここに戻って来て津別方面に進むことになる。

 道道217号はまだまだ続く。日差しが強くなってきて暑くなり何となくバテてきた感じ。早く休憩したい。

 130.8km、この辺りから何となく上り基調になっていく。

 132.6km、栄森橋を渡ったところから勾配がきつくなって活汲峠への上り開始。

 5%弱の上りをぼちぼち上っていく。

 136.2km、程なくして美幌トンネルに到達。活汲峠をクリアしてほっと一息。

 トンネルを抜けて北見市に入った。そのまま下りに入っていく。上りで掻いた汗が冷やされて気持ち良い。

 138.1km、下りを終えてここを左折すればPCはもう目前。

 曲がってすぐに更に左折して最後の上り坂。

 この上りがいつも以上にきつく感じる。やはりちょっと暑さにやられた感じか。

 PCが見えた。ホッと一息。

 やっと辿り着いた。ここではちょっと長めに休憩しよう。

 見慣れた建物はちょっとほっとする。かなりのバイクが停まっているのでちょうどボリュームゾーンにいる感じかな。

 138.5km/777.1km地点のPC9に到着、チェックタイムは8/13の10:55。再びお世話になります。

 通過チェックを終えて早速食事。これを楽しみにここまで走って来た。折り返しのメニューは豚汁だった。

 ちょっと濃い目の味付けで具沢山の豚汁は激旨!汗を掻きまくって塩気の抜け切った身体に染み渡る。冷たいミニトマトとメロンもどうしようもなく旨い。ここまで暑さにやられかけていたが一気に回復した気がする。お代わりしたい衝動に駆られるが満腹になると走れなくなりそうなのでぐっと我慢する。ここで先着していたホリさんに再び遭遇、風呂に入ってさっぱりしたとは余裕。食事を終えてちょっとゆっくりして30分程の休憩の後出発する。

PC9->PC10/ローソン本別南四丁目店(109.3km/247.8km/886.4km)

 PCを出発。次の目的地は109km先のPC10だが区間距離が長いので60km先の陸別に休憩ポイントを設定、まずはそこを目指す。

 自然休養村センターの敷地から下っていくと遊園地に突き当たる。ここが営業していて人がそこそこいるのを見たのは初めてな気がする。

 138.9km、再び道道217号に出て右折、さっき下って来た道を上り返す。

 再び活汲峠に向かって上っていく。さっきここを下って来た時はバテ気味だったが今はすっきりリフレッシュして軽快に上っていく。

 140.6km、さくっと美幌トンネルに入って活汲峠をクリア。

 これからPC9に向かう人達と挨拶を交わしながらトンネルを抜けて快調に下っていく。

 暑いけれど辛く感じない。しっかり踏んでいける。しっかり休憩するとこんなに体感が変わるのかと改めて驚く。休憩は本当に大事。

 150.8km、津別方面に右折して道道217号を離脱。ここから後半のコースが始まるというイメージ。

 152.6km、国道240号・活汲方面に左折。

 153.3km、網走川を渡って国道240号に合流、津別方面に右折する。

 微妙な上り基調の国道240号は車がそこそこ走っている。

 159.6km、釧路・阿寒湖温泉方面に左折して津別の街中を抜けていく。

 相変わらず微妙な上り基調が続く。風は何となく向かい風基調でペースはいまいちだが気分的には割と楽しく淡々と進んでいく。

 日が高くなって大地の薄緑と山の濃い緑と青空のコントラストがより鮮明になって目にも鮮やかに映る。暑いけれど景色を楽しむならやはり天気は晴れの方が良い。

 167.6km、陸別・二又方面に右折して国道240号を離脱、道道51号に乗る。

 曲がってすぐに後ろからホリさんが追い付いてきてあっという間に背中が小さくなっていく。相変わらず速いね。

 道道51号を進む。車がほとんどいなくなって落ち着きを取り戻したがこの区間は路面が悪いので微妙に走り辛い。

 北見を出てそこそこ時間が経ってきてリフレッシュした感覚が薄れて再び暑さが辛くなってきた。日陰を探しながら走り続ける。

 181.3km、道道682号との分岐を通過。”ップ”という発音は”布”に符合しているのだろうか。漢字に置き換えられた地名と置き換えできずにカタカナ表記になってしまった地名が北海道には混在しているということなのか?

 183kmを過ぎて上りがはっきりしてきた。

 上りになると暑さが余計に堪える。運動強度を上げて無闇に体温を上げない様にじわじわと上っていく。

 もうすぐ山頂というところで更に勾配がきつくなって5%を超えてきた。前回ここを上った時はそれ程きつくなかった様な印象が残っているのだがこれは記憶の改竄なのか?

 185.9km、鹿の子峠をクリアして陸別町に入った。そのまま下りに入る。休憩ポイントのある陸別市街まではあと13km。

 緩い下り基調を快調に進んでいく。休憩ポイントから先もしばらくは下り基調になるのでかなり気楽。

 進むうちに脇道からいきなり大型農業機械車両が出て来て農機具の突起に引っ掛けられそうになって肝を冷やした。こんなところでこんな危機回避をするとは全くの想定外。

 193.3km、小さな橋を渡って更に下り基調を進む。陸別まではあと5km。

 197.2km、もうすぐ休憩ポイントというところで上りになった。ちょこっと上って終わり。

 陸別市街に入って来た。休憩ポイントは目の前。

 198.5km/837.1km地点の休憩ポイント4に到着、チェックタイムは8/13の14:13。

 暑さでぼーっとしていたのでここの休憩ポイントはまさにオアシス。参加者数人もここで休憩している。この前後に休めるところは全くないので必然的に同じ場所に集まることになる。

 前回もここで休憩したがその時見た風景とほぼ同じで懐かしい。

 水分補給をしっかりやって20分程の休憩の後出発。

 休憩ポイントを出て国道242号に乗り南に向かって走り出す。改めてPC10を目指す。残り距離は48kmの一本道。

 陸別市街を出て直ぐに長く緩い下りが始まる。まっすぐな下りは快調なはずだが路面が悪く向かい風基調でおまけに車に結構抜かれるのでペースもいまいちでちょっとストレス。

 201.8km、足寄町に入った。下りはまだ続く。

 下りの途中でところどころ舗装し直されて間もない綺麗な路面が出て来るが本当に走りやすい。北海道がずっとこんな路面だったらまさにサイクリング天国になるね。

 進むうちに多少車が少なくなってちょっと走りやすくなった。

 220.0km、道道468号との分岐を通過。空には雲が広がって来て日差しが遮られてきた。多少暑さが和らいでありがたい。

 向かい風基調で距離の消化が遅いせいか国道242号区間が物凄く長い感じがする。無心に淡々と脚を回す。

 足寄市街まではあと5km、取り敢えず確実に残り距離が減っているのは確認できた。

 231.6km、足寄市街に入って道の駅あしょろ銀河ホール21の傍を通過。前回はここでトイレ休憩をしたのを思い出した。懐かしい。

 足寄市街を抜けて国道242号を更に南下する。本別まではあと14km。今日のゴールまで100kmを切ってちょっと気楽になった。

 238.1km、利別川を渡って本別町に入る。

 240.0km、仙美里の街中を通過。この小学校はどうやら廃校になった様だ。124年という歴史を経て今廃校になるとは、過疎と少子化の波が全国に静かに広がっている。

 仙美里の街を抜けて更に進む。時刻は16:20、暑さもだいぶ収まってちょっと楽に走れるようになってきた。これから調子が上がって来るかな。本別市街まであと6km。

 246.2km、本別の街中に入って来た。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 247.8km/886.4km地点のPC10に到着、チェックタイムは8/13の16:47。

 ここまで巡航グロス20km/hにちょっと欠ける位のペースで来ているのは3日目であることを考慮すれば想定外に上出来。疲労も蓄積してもっと苦労するかと思ったがここまで疲労感も薄く身体の目立ったダメージもないのは1日目、2日目共夜はしっかり寝て休息できているからだと思われる。今日も残りあと84km、時間に余裕はあるので無理せず走り終えたいところ。20分程の休憩の後出発。

PC10->PC11/清水町農業研修会館(84.2km/332.0km/970.6km)

 PCを出て再び国道242号に乗り西に向かって走り出す。あとは今日の仮眠場所となるPC11を目指すのみだが区間距離が長いので37km先に休憩ポイントを設定、まずはそこを目指す。

 国道242号を進む。休憩してリフレッシュして直射日光がなくなり気温も下がって来て楽に走れるようになってきた。

 今日も穏やかに日が暮れていく。3日共にここまで天気が安定している超長距離ブルべは初めてではないか。果たしてこのまま逃げ切れるのか?

 255.7km、勇足交差点を上士幌・士幌方面に右折して国道242号を離脱、道道134号に乗る。

 256.6km、利別川を渡る。

 256.9km、士幌方面に左折して更に国道134号を進む。

 曲がってすぐに上り基調になった。休憩ポイントある士幌までは26km。

 259.1km、士幌・下居辺方面に右折して更に道道134号を進む。

 260kmを過ぎた辺りから上りになった。2%弱の緩い勾配を進む。

 266kmを過ぎて勾配がきつくなって明確な上りになった。終盤のアップダウン区間に差し掛かったか。5%前後のまっすぐな坂をぼちぼち上っていく。

 268.6km、勾配が緩んだ。台地の上まで上り終えたか。

 268.9km、士幌町に入った。

 269.6km、ピークを越えて下りに入っていく。

 急勾配のダウンヒルを下っていく。ジェットコースターの様になかなかスリリング。

 273.6km、下りを終えて道の駅しほろ温泉の前を通過。

 274.4km、小さな橋を渡ったら再び上り。5%弱のまっすぐな坂を上っていく。

 276.6km、ピークに到達してちょっと下る。

 アップダウンは一旦収まった様だ。夕暮れ時の平坦基調を進む。

 279.3km、道道316号との分岐を通過。時刻は18:40、夕焼けが見える頃だが今日は残念ながら見ることはできない様だ。

 283.1km、国道241号を横切って更に道道134号を進む。

 薄暮がほぼ消えてナイトラン開始。休憩ポイントはもうすぐ。

 士幌の街中に入って来て休憩ポイントが見えた。

 284.6km/923.2km地点の休憩ポイント5に到着、チェックタイムは8/13の18:56。

 じわじわとペースが落ちてきてはいるが無理していないという自覚はあるので大崩れではないのが安心材料。当初目標では23時位にPC11に着ければ御の字だと考えていたので、今の感じだとどうやら前倒しで辿り着けそうなのでかなり気楽。気温が下がって来て発汗がかなり少なくなっているので水分補給はせずエナジージェルとカルパスを食べて20分程の休憩の後出発する。

 休憩ポイントを出て再び道道134号に乗り、静かな士幌の街中を清水・鹿追方面に走り出す。さて、あとは今日のゴールを目指すのみ、残り距離は47km。

 286.6km、士幌市街を離脱して突き当りを清水・鹿追方面に左折。

 パラパラと雨が落ちて来て、遂に降られるのかとちょっと身構えたが程なくして止んで一安心。

 287.1km、止まれを右折。

 287.8km、士幌新橋で音更川を渡る。

 288.1km、突き当りを新得・鹿追方面に左折して更に134号を進む。

 289.7km、ちょこっと下って清水・鹿追方面に右折、道道134号を離脱して国道274号に乗る。

 国道274号に乗って微妙に上り始めた。この先峠越えだと思っていたがどうやら1~2%の勾配を長い距離でこなしていく北海道ならではの上りの様だ。これだと上りも下りも一定の巡航速度を維持できるのでありがたい。清水まではあと44km、現在時刻は19:26だから22時にはPC11に辿り着けそうだ。

 296.3km、鹿追町に入った。

 進むうちに路面が濡れて来て水が浮いている。ついさっき雨が降った様子。

 と思ったらぱらぱらと雨が降り始めたか。雨雲に追いついてしまったのか。ここまで3日間降られずに来たのに遂に雨か。まあ北海道だからこんなものかと諦めるしかない。

 雨がぱらぱらと降る緩くまっすぐでまっ暗な国道274号を淡々と進む。雨は本降りになる気配はないが長時間降られているとそこそこ全身が濡れてくる。気温は20℃はあるので寒さは全く感じない。むしろいい感じに冷却されて脚は良く回る感じ。この程度の振りならば全く問題なしただし路面に浮いた水がバイクをドロドロにするのはいただけない。

 それにしても長い。ひたすらまっすぐで街を通過するわけでもなくまっくらな風景に全く変化がないのでどこを走っているのか全然把握できない。とにかく無心に脚を回す以外にやることがない。せいぜいこの後ゴールしたら何を食べようかと考える位か。

 304.5km、カーブを曲がりながら勾配が上りから下りへとじわじわと変化していく。どうやらここがピークの様だ。ここからは長い下り基調になるはず。ホッと一息。今日のゴールまであと30kmを切った。

 306.8km、久し振りに信号に引っ掛かった。国道274号は右折方向だが直進離脱して更に下っていく。

 下りになると路面の悪さが途端に気になりだす。暗くて濡れているので路面の状態が良く見えないのは困りもの。凹みにタイヤを落としてパンクさせない様に慎重に進む。進むうちに雨が上がってほっと一息。もうこのままPC11まで降らないでもらいたいところ。

 316.1km、突き当りを清水・音更方面に左折して再び国道274号に乗る。

 316.7km、上り基調になって然別川を渡る。

 川を渡り終えてちょっと進んだらいきなり8%位の急坂が出て来て面食らった。えっちおっちら上っていく。

 318.0km、急坂を上り切って平坦になった。短くて良かった。

 322.7km、右にカーブしながら下り始めたと思ったらいきなりの土砂降り。さっきまでの雨ではシューズの中までは浸水しなかったのに結局ここで全身ずぶ濡れでがっかり。今日のゴールまであと10kmを切った。

 324.6km、下り切ったところで雨は止んだ。道道75号を横切って日高・清水市街方面に更に国道274号を進む。

 進むうちに何事もなかった様に路面が乾いてきた。もう少し早いか遅いかであの通り雨は避けられたかも知れないと考えるとちょっと悔しいがまあこの程度で済んでよかったということか。

 清水市街まであと3km。どうやら今日も無事に走り終えられそうだ。現在時刻は21時、予想より更に早くゴールできそうでじわじわと安堵感が湧いてきた。

 327.0km、もうこのまま平地かと思いきや5%の坂が出てきた。500m程で上り切った。

 329.8km、清水市街に入って来た。左に曲がる国道274号を離脱して直進する。

 清水市街の街明かりを眺めながら緩々と進む。今日のゴールまではあと2kmを切った。

 331.6km、今日最後の交差点を左折すればPC11はもう目前。

 331.9km、右折して敷地内に入っていく。

 PCが見えた。

 無事に今日のゴールに辿り着いてほっと一息。スタッフさんの誘導に従いバイクを駐車場に寝かせて停める。バイクから必要装備を降ろして建物に入っていく。

 332.0km/970.6km地点のPC11に到着、チェックタイムは8/13の21:20。

 ボランティアスタッフのりんぱぱさんやAJ神奈川のタナカさんの出迎えを受けて無事に通過チェック完了。

 まずは入口横の充電コーナーで電装品の充電をセットしてからお泊りセットを受け取る。

 まずは体育館の中にセットされた仮眠所に寝床を確保。1日目、2日目と違って今夜は結構埋まっている。ステージ前の縁に寝床を確保して荷物を置いて再びロビーに戻る。

 スタッフさんからお泊りセットを受け取り大浴場に行く。残念ながら浴槽は使われておらずシャワーのみだったがそれでもボディーソープとシャンプーで身体を綺麗に洗えるので十分。

 シャワーを終えてすっきりして食堂に行って夕食。パンとカップ麺の軽食メインだが明日の朝も同じものが食べられるので仮眠所の補給としては不足はない。が、北見で食べたカレーか豚汁があると嬉しかったなあと思うのは贅沢か。寝る前なので腹八分目の量でカップ麺1個とパン1個、コーラが飲みたかったがカフェイン禁止でジュースで我慢。ここでもホリさんに遭遇、何だかんだで同じペースで日程を消化している様だ。

 食事をしながら明日のスタート時間を改めて考える。明日は240kmでゴールクローズは深夜0:07だから時間的にはかなり余裕がある。とにかく安全にゴールすることだけを考えれば今日もしっかり寝ることを念頭に6時リスタートとしてアラームを5時半にセットする。

 のんびり食事をしてから寝床に戻って即寝に入る。就寝時刻は22時半前。