2011BRM130埼玉200

 今日は今年最初のブルベ、BRM130埼玉200アタック霞ヶ浦を走ってきました。

 事前のコースチェックでは、獲得標高は往復で200mちょっとで今までに経験したことがない程の”ド平坦”なコースです。去年経験した山岳ブルベの数々に比べれはまあ安易なコースと言えるので舐めてかかるつもりはありませんが、8月のPBPに向けて確実に完走するのは当然のこと、練習のつもりでしっかり走るつもりです。

 5時起床で車を飛ばしてスタート地点の川口神根運動場駐車場に着いたのが6時半前。車から降りると夜明け直前で風が強くまあ寒いのなんの。こんなコンディションで走るのかと思うとかなり気分が萎えました。
 予定通り7:00にスタート、とりあえず往路は追い風基調なので流れに任せてどんどん走ります。常に数人の集団を形成し何となくローテーションを繰り返しながら順調に進み、64kmのPC1つくばのローソンに到着。チェックタイムは9:22です。

 休憩は短め、おにぎり3個を購入し2個を素早く食べて1個をポケットにしまい直ぐに出発。ちょうど2名が出発した直後だったので追い駆けて直ぐに合流しました。暫く3名で順調に走っていたのですがここでアクシデント発生。道路の凸凹でナビがいきなりアタッチメントから外れ落下、カバーが外れ電池が散乱しています。ここで置いてきぼりを喰らいました。ナビが壊れたかと思いましたがかなりタフな作りでカバーにしっかり傷がついたものの電池を入れ直したら何事もなかった様に動作して一安心。直ぐに前の2名を追い駆けます。

 73km地点のつくばリンリンロード入り口で2名に追い付き再び3人で走行。走りながらナビががたつくのが気になっていて、よく見たらちょっとした振動で直ぐに外れかけるので、もしかしたらしっかり固定するために昨日取り付け部分に貼ったビニールテープが反って悪さをしているのではと思い付き信号待ちで止まった時にナビを外して剥がしたら問題解決。
 土浦市街を抜け、霞ヶ浦の湖畔道路に出ると日光が湖面にきらきら反射して実に爽やか、追い風基調も手伝って先頭交代をしながらガンガン走り、折り返しとなる100km地点のPC2歩崎園地に到着。チェックタイムは10:42です。ここはコンビニでないことは事前に承知していたのでPC1で買ったおにぎりを急いで食べて、今度は一人で出発しました。

 当然のことながら復路は向かい風基調、往路は35km/hだったのに復路は一気に25km/h以下まで落ち、我慢の走りが続きます。
 来た道をそのまま引き返すコースで、再びつくばりんりんロードを走り筑波学園都市を抜けたところで後続の1名にするりと抜かれました。向かい風の中をみるみる内に先行者の背中が小さくなっていき、100km超からの且つ向かい風の中での走力の差を痛感しました。
 145km付近の小貝川を渡ったところでアクシデント発生。どうも目指すPC3の位置が走っているルートと外れ過ぎていることに気付き、よくよく見ると往路を逆走していることが判明。慌ててナビをチェックすると、またしても往路と復路が合体した地図になっていて分岐を見落としていました。急いで正しいルートに復帰し事無きを得ましたが、この頃からハンガーノックの兆候をはっきり自覚するようになってきて身体に力が入らなくなってきました。それなりに食べていたつもりでしたが寒さで体力の消耗が想定以上になっていたようです。

 何とか158km地点のPC3水海道のミニストップに到着。チェックタイムは13:27でした。慌ててコーラをがぶ飲みしデカいシュークリームとカレーウインナーパンを頬張り一心地、ちょっと長めの休憩を入れました。コーラは即効性があるのでこういう時は非常に助かります。
 走り始めるとハンガーノックの症状も収まり徐々にパワーが戻ってきたので残りの40kmをそれなりに踏みを入れながら走り抜き無事にスタート地点に戻ってきました。ゴールタイムは15:26、目標タイムには届きませんでしたが強い向かい風を受けたことを考えれば頑張った方でしょう。

 とりあえず無事完走できたのは良かったですが、反省点はナビの扱い。地図の作り方が杜撰で過去の過ちを再び繰り返してコースミスをしたのは何とも頂けない。次回は念を入れて確認です。
 兎にも角にも結果オーライ、まずは200km完走でPBPの出場権を得るための残りのレースは3つです。サッカーに例えればW杯のアジア最終予選が始まったというところでしょうが、一つ一つ確実に完走していかなければなりません。