BRM525群馬200

 今朝は5時前に起床。昨日の熱中症気味なダメージは思いの外残っておらず、攣りまくった両太腿も後遺症は殆どなし。午前中にリカバリーモードで多摩湖CRを2周回流して今日の練習は終わり。昼食後、昼寝をして目が覚めたところでブログを書き始める。畳に寝転がって天気の良い午後の空を窓から眺め、吹き抜ける風が気持ち良い。休日の贅沢な過ごし方である。
 以下、昨日のBRM525群馬200の走行レポートである。

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 朝4:30起床。外はどんよりと曇り、肌寒い。5月も終わりだというのにどうも気温が安定しない。と言っても長袖が必要な程寒いとは思わなかったのでウェアは半袖ジャージ+レーパンにする。
 5時過ぎに家を出て関越自動車道に乗り一路高崎を目指す。

 6時過ぎにスタート地点となる高崎市街から外れた城南大橋の下に到着。そこそこの人数のライダーで賑わっている。高崎もどんより曇りで肌寒い。長袖やアームウォーマーを着けたライダーが殆どだ。

 受付でクロサワさんに遭遇、ちょっと驚いた。今日のブルベはサブタイトルが”はじめてブルベ”。ブルベ初心者向けに設定されたイベントなのだが、私自身もエントリーする時にはちょっと躊躇いがあった。私のブルベ歴からすればベテランと言う程ではないが少なくとも初心者ではない。そんな人間がこのイベントにエントリーして、他のブルベ初心者の席を奪ってしまうことになったとすれば主催者の意図するところではないだろう。取りあえず受付開始直後はエントリーを控えたが次の日にエントリーページをチェックしてみたらまだ埋まっていなかったので、群馬という地理的な条件もありそう簡単に定員は埋まらないだろうと勝手に納得してエントリーしてしまった。(後日AJ群馬の代表に口頭で承諾を頂いたので良しとする)

 ブリーフィング。AJ群馬代表の、ブルベ初心者向けの丁寧な説明があった。
 今日のスタートはウェーブ方式で、私は第4ウェーブの7:20。時間までバイクの最終チェックをして過ごす。

 無事に車検をパスして定刻通り7:20スタート。ゆるゆると走り始める。
 今日のコースは、高崎を出発し序盤で峠越えを一つこなした後は基本的に平坦基調、千葉にタッチして折り返して戻ってくるというルート。途中サイクリングロードも取り入れられており、ブルベ初心者向けに良く考えられたマイルドなコースだ。

 私的には難易度は低く余裕を持って走れるコースなのだが、今日に限ってはハンディがないわけではない。今だから言えるが、実は先週の木曜日、天気を読み間違えて雨に降られる中自転車で帰宅途中で派手に自爆落車し左肩をしたたかに路面に打ち付けてしまった。実際かなりの痛みが出て正直鎖骨を折ったかと諦念したりしたが、日を追う毎に痛みは抜けていきどうやら打撲・捻挫で済んだ様だと勝手に思い込んで今日に至っている。コケた翌日も自転車通勤できたので(自転車に乗る分には痛みは余り出ない)問題はないと思うが、現状でも若干の違和感の残ったままでの200km走行に不安がないわけではない。まあ初心に帰って確実な完走を目指す。

 高崎市街。信号は多いが車通りはそれ程でもなく走り辛いという印象はない。

 市街で見かけた噂のピンク・クラウン。サンダーバードのペネロープの車みたいで私的には違和感はない。
 市街地を抜け郊外の街中を淡々と走る。先にスタートしていた先行者を時々キャッチしていく。確かにブルベ初心者が多い様だ。今日手に入れたばかりの新品の反射ベストが初々しい。先輩ブルベライダーと胸を晴れる程でもないが、御手本となれる様に、追い抜く際の挨拶やハンドサイン、交差点での所作などを意識してやるようにした。
 今日は踏切を超えることが多い。(改めてルートを見直してみたら序盤はずっと鉄道と並走していた)
 2時間弱を走ってようやく山道に入る。

 今日の唯一の峠は55km地点で標高も400m足らずなので残り10kmもない。気持ち的にはかなり余裕だ。そこそこのペースでどんどん登っていく。

 途中の桐生川ダム。ここを超えると峠までの最後のアプローチが始まる。緩斜面を登りつつそろそろ勾配がきつくなる頃かなあと思っているうちにPC1に到着してしまった。ルートラボでは結構な急勾配に見えたのだが実際には大したことはなかったので拍子抜けしてしまった。

 55km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:42。峠のピークに設置されたPCは有人チェック。チェックを受けつつコーラを頂く。旨い旨い。(この老越路峠、ゴール後スタッフさんに聞いたら”おいのこうじとうげ”と読むとのこと)
 休憩もそこそこに出発。直ぐに下り始める。登りも短ければ下りも短い。あっという間に林道を下り終えて郊外の町道をひた走る。
 佐野市街を抜け、渡良瀬川にぶつかった所でサイクリングロードに入る。

 ここからPC2までの約30kmはずっとサイクリングロードだ。走り始めて向かい風が強くなってきた。現在南下中だが、今朝の天気予報では今日は午後から南東の風がそこそこ吹くとのことだったので予報通りだ。この調子ならばPC2を折り返した後は追い風になるので、この向かい風は心理的には余りプレッシャーにならない。取りあえず無闇に風に逆らわず淡々と走る。この頃から日差しがしっかり出てきて気温がかなり上がってきた。汗もそこそこ掻いてきたが、今日は抜かりなくボトルは2本差してきたので問題なし。

 人通りも殆どなく長閑なサイクリングロード。ブルベでは余り走ることはないが、車通りがない分緊張なく走れるのが良い。

 100km地点を11:19通過。ぴったり25km/h、なかなかいいペース。

 渡良瀬川を走っていると思ったらいつの間にか利根川。位置関係がちんぷんかんぷん。

 サイクリングロードを出た直後に千葉県に入る。PC2は目前。

 116km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:59。暑いので炭酸ジュースをがぶ飲み。次のPCまでは45kmなので補給は軽め。15分程の休憩の後スタートする。

 PC2を出た直後に今度は江戸川にぶつかった。位置関係が更にちんぷんかんぷん。

 時折、走り易い道が出てくる。日差しが強い時はこういう道がいい感じ。車通りもなくて非常に快適に走れる。
 折り返して北西に進路を取ったが追い風の恩恵は今一つ。それでも巡航30km/hは確保できているので良しとする。昼過ぎの日差しはかなり強くなり暑い。ボトルの水をこまめに飲みつつ淡々と走る。前回のBRM511埼玉600の2日目もそうだったが、やはりまだ身体がこの日差しや暑さに順応できていないらしい。怠さをそこそこ感じつつ走る。

 160km地点のPC3に到着、チェックタイムは13:45。暑くてちょっとグロッキーだ。食欲が余りない。とにかく喉が渇いているので、ゴールまで残り40kmちょっとということでピルクル500mLとスポーツドリンク1Lの補給のみとする。とりあえずポケットには補給食は入れてあるが、残り距離を考えればハンガーノックの心配はほぼないだろう。短めの休憩の後スタート。

 走り始めてちょっとしてからいきなり右脚太腿の内側が攣った。激痛でコケそうになったが必死に立て直してもがきながら痛みを抑え込む。そうこうするうちに今度は左脚太腿の内側が攣った。呻き声を上げながらよたよたと走りつつ何とか痛みを抑え込む。きちんと水分補給はしてきたのに、全然追い付いてなかった様だ。取りあえず一旦は収まったが一度攣ると大抵何度も攣ることになるので覚悟して走り続ける。まあ残り距離が大したことはないのでそれ程のプレッシャーはない。

 国道17号に出た。残り20kmちょっと。
 17号に出た途端、車通りが多くなり信号待ちや渋滞でペースがガクンと落ちた。ここまでかなり順調に走ってきたのでもしかしたら8時間を切れるかと思っていたが、この状況を見てあっさり断念。まあ当初目標が9時間切りで、こっちは余裕で行けそうなので諦めは早い。
 相変わらず太腿は断続的に攣るがその度に呻き声を上げつつ力ずくで抑え込み、止まることなく走り続ける。

 高崎市に戻って来た。

 幹線道路を折れてまたサイクリングロードに入る。緊張が解けてほっとする。

 200km地点を15:29通過。ほぼほぼ25km/h、最後までペースを保ててよかった。
 もう目の前にはゴールの城南大橋が見えている。すんなりゴール…と思いきや目の前の踏切の警告音が鳴り遮断機が下りた。今日はかなりの数の踏切を越えてきたが一度も引っかからなかったのに、最後の最後でひっかかった。

 やってきた電車がこれ。何ともレトロな車両。

 電車を見送り、ゴールに滑り込んだ。

 15:33ゴール、完走タイムは8時間13分だった。スタッフさんにブルベカードとレシートを手渡し認定手続き完了。人心地ついた。

 ゴールしてみたら意外にばてていた。初心者向けコースと舐めてかかっていたわけではないのだが、やはり暑さにやられてしまったらしい。少しばかり熱中症な感じだ。頂いたコーラが旨い旨い。
 数分後、2名のライダーさんが戻って来た。クロサワさんがだった。そう言われてみれば今日はクロサワさんにパスされていなかったことに気が付いた。スタート時には姿が見えなかったのでてっきり先にスタートしていたのかと思っていたが、話を聞いてみたらスタート時は車で寝ていたとのこと(!!)、おまけにパンクやらミスコースやらで結構なタイムロスがあったとのこと。クロサワさんにキャッチされずにゴールできたと糠喜びしたが、やはりちゃんと理由があった。素の条件でクロサワさんから逃げ切れるなんてまあ有り得ない。
 しばしの歓談の後、帰りの高速渋滞が心配になったのでそそくさとその場を後にした。

 バイクは今日も絶好調、気持ち良く走れた。

 今回は結果的に大きなトラブルもなく無事完走、左肩の痛みも支障になることはなかった。次週はBRM601埼玉600、十分に疲れを抜いて備えなければ。