2024BRM316たまがわ200

 3月も中旬を過ぎて振れ幅の大きい三寒四温な日々が続いているが、日に日に強くなっていく日差しを見ていると春が確実にやって来ているのを実感する。ブルベシーズンも本格始動という感じで全国各所で活発に開催されるようになってきた。そんな中、悲しいことにブルベ中の重大事故発生の報が聞こえてきて大きな衝撃を受けることとなった。まずはお亡くなりになった方のご冥福を祈ると共にご遺族の方々にお悔やみ申し上げたい。詳細には触れないが、私的には改めて自転車とブルベと向き合うにあたって色々と考えることとなった。何故事故が起きてしまったのかを客観視するのはとても難しい。結果も含めてタイミングの積み重ねとしか言い様がないし、たらればを論ずることには虚しさしかない。当たり前のことだが外で自転車に乗れば何らかのリスクが伴う。逆な言い方をすれば何らかリスクを取らなければ外で自転車には乗れない。法規を順守することを大前提として、リスクをどこまで取るかというのは個人の裁量だし個々人の特性でリスクの基準は変わるしそれを一般化して比較し大小を判定することはとても難しい。他者との比較は参考にはなっても絶対ではない。重要なのは自分にとってのリスクが何かを把握しそれを防ぐための策を講ずる努力を常日頃からしておくことだということを改めて痛感する次第だ。委縮してはいけないが事故に遭う覚悟は心の片隅でしっかりと決めておく必要がある。そういうことを改めて自己確認して今回の事故を私なりに乗り越えて改めて自転車にブルベに向き合いこれからも続けていきたいと思う。

 そんなわけでBRM316たまがわ200鴨川の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 3/16(土)、5時前に起床。体調は正直よくわからないが起き上がっても腰の痛みはほとんどないし自転車に乗れる感じはあるし気持ち的にも前向きなので予定通り走ることにする。まずは天気予報をチェック、今日は終日好天で早朝は8℃で日中は18℃まで上がるという予報なのでウェアは半袖ジャージとレーパンにアームウォーマーとレッグウォーマーを装着し念のためウインドブレーカーを持参、グローブは薄手の指付きと指切りを持っていく。5時半前に自宅を出発、車で船橋を目指す。

 6時半に船橋に到着。今回はゴール地点が前回と違うのでゴール地点に近い場所の駐車場に車を停めた。急いでバイクを降ろして身支度をしてスタート地点の船橋港親水公園に向かう。距離は600m程。

 スタート地点に到着するとちょうどブリーフィングの最中だった。

 今日のコースは船橋を出発し市原・久留里を経由して鴨川で折り返し大多喜・長生を経由して再び船橋に戻ってくる200km。

 大福山や清澄養老ラインなどのヒルクライムが織り込まれていて獲得標高2300mの初級山岳コースという感じ。前回走った2022年のBRM1029たまがわ200の時とほぼ同じでゴール前のルートが変更になっている。コースの素性はよくわかっているので私的には気楽に走れるコース。体調は走ってみなければわからないのでとにかく無難に完走することだけを考えて常に余裕を持って走ることだけを考える。

 ブリーフィングを終えて受付、ブルベカードを受け取る。ウェーブスタートでスタート時間は7:10になった。

 今日の出走者はぱっと見30人ちょっとという感じか。このコースは以前はもっと人気があったような気がするが別のブルべと重なったのかな?

 7時スタートの装備チェックを眺めながらしばしスタート待機。

 船橋港はちょっと風はあるが概ね穏やか。早朝の空気はひんやりとしているが明らかに先週よりは気温は高い。この感じなら日中はアームウォーマーもレッグウォーマーも外せるのではないか。いつもの様に早朝の体操や太極拳の人達が集まってのどかな雰囲気。

 7:10スタートの装備チェックが始まった。チェックをパスして出走態勢に入る。さあ、今日も一日頑張ろう。

スタート/船橋港親水公園->PC1/ミニストップ市原田尾店(52.4km)

 定刻7時過ぎにスタート。緩々と走り始める。最初の目的地は52.4km先のPC1。

 船橋市街スタートだが港の海沿いなので混雑は全くない。

 0.5km、右折方向に進む。

 1.2km、左折して倉庫街を抜けていく。

 2.8km、幕張メッセ・マリンスタジアム方面に右折して県道15号に乗る。

 県道15号を進む。車も少なく路肩も広いのでとても走り易い。ついつい踏んでいきそうな感じだがちょっとダンシングをした時に右腰の痛みがピリッと走ったので思い留まった。今のところ走行に支障はない程度の痛みだがこの先痛みが増してくるのが心配。出走の判断を誤ったということにならない様に慎重に走らなければ。

 7.6km、幕張メッセの傍を通過。

 9.1km、美浜大橋を渡る。海がすっきりと見渡せて清々しい。

 10.5km、AJ千葉さんの検見川200&300のスタート地点の検見川ヨットハーバー前を通過。

 11.8km、公園プール入口交差点を稲毛駅方面に左折して海浜大通りを離脱。

 12.2km、稲毛高校前交差点を右折。

 14.2km、黒砂橋西側交差点を右折して京葉線通りに乗る。

 まっすぐな京葉線通りを進む。信号には引っかかるが自転車レーンが広く走り易い。

 18.1km、左折して京葉線通りを離れる。

 18.5km、千葉市中央区出洲港交差点を木更津・市原方面に右折して国道357号に乗る。

 国道357号を進む。車通りは多くちょっと神経を使わされる。

 19.8km、枝道に左折して国道357号を離脱。

 曲がってすぐに京葉線の高架をくぐった直後を右折、高架沿いを進む。

 20.2km、止まれを右折。街中の真っすぐな道を進む。

 22.5km、街中を抜けて左折。

 曲がって直後の踏み切りで引っかかった。ここで止まるのは珍しい。

 22.9km、高速越えの陸橋を上る。

 23.3km、陸橋から下ってすぐを右折。車通りが多く信号がないのでなかなか渡れない。

 23.8km、生実池交差点を通過。ここが復路との分岐点、復路はここに左から戻って来て今来た道を遡ることになる。戻って来るのは夕暮れ時かな。

 25.9km、椎名崎新田交差点を茂原・市原方面に右折。この辺りまで来ると前半の市街地走行はほぼ終了だが殆どストレスなく走り抜けられるのは有難い。

 26.6km、古市場交差点を茂原方面に左折して茂原街道に乗る。

 茂原街道を進む。正面から照り付ける日差しが眩しい。

 29.8km、千原団地入口交差点を辰巳台方面に右折。曲がるとすぐに上りになる。

 31.3km、ちょっとした上りが終わって右折して県道21号に合流しすぐ下る。

 34.0km、郊外に出て信号の間隔もまばらになり落ち着いて走れるようになった。勝間方面に向かって進んでいく。

 36.0km、勝間交差点を右折してうぐいすラインに乗る。

 うぐいすラインを国道409号、牛久方面に向かって進んでいく。

 ぼちぼちアップダウンが出てきた。まっすぐな坂をぼちぼち上っていく。ダンシングだと右腰に痛みが出るのでシッティングで行けるペースを維持する。

 40.3km、坂を下って来て突き当りを国道409号・牛久方面に左折。更にうぐいすラインを進む。

 再び上り基調になって緩く長い坂を上っていく。

 イノシシ注意の標識。ここではないが千葉のブルべで実際にイノシシに遭遇したことがある私にとっては説得力がある。

 44.6km、上りのピークに到達。そのまま下りに入っていく。

 46.5km、下ってきて国道409号を横切って鶴舞方面に直進。再び登りが始まる。

 今度の坂はちょっと勾配がきつい。えっちらおっちら上っていく。

 47.2km、突き当りの工事中の交差点を茂原・鶴舞方面に左折して県道284号に合流。登りは更に続く。

 過去にこの道走った時はこんなに上りが長いイメージはなかったのだが今日はなかなか終わらない。気温が上がってきて予想通り暑くなってきた。アームウォーマーやレッグウォーマーを外したいが止まるのが面倒なのでPCまで我慢。

 50.1km、鶴舞の街中に入ってきてようやく上りが終わってほっと一息。

 50.7km、鶴舞交差点を国道297号方面に右折して県道171号に乗る。鶴舞の街中を抜けて行く。

 51.0km、トンネルを抜けて下りに入る。

 51.7km、国道297号に突き当たって勝浦方面に左折。ここを曲がるとPCはもう直ぐ。

 PCが見えた。

 52.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:46。

 暑くなったのでアームウォーマーとレッグウォーマーを外す。2時間半ほど走ってきて微妙に右腰が痛く鼻水がずるずる出てきて感覚的には体調いまいちだけれど気分的にはいい感じでそこそこ楽しい。このメンタルで今日は問題なく走れそうな気がする。空腹感はなく高めな気温でちょっと汗を掻いたので水分補給をして15分程の休憩の後出発。

PC1->PC2/ファミリーマート鴨川和泉店(41.7km/94.1km)

 PCを出て目の前の交差点を右折し県道168号に乗る。次の目的地は41.7km先のPC2だがその前に大福山を越えていかなければならない。

 県道168号に入ってすぐに上り。アップダウンは続く。

 55.2km、高速の上を越えて下って来て高滝湖に出た。橋を渡って対岸に向かう。

 今日の湖は凄く濁っているが大雨が降った直後なのだろうか。

 橋を渡り終えて更に直進、また上り。

 56.3km、県道81号に合流して養老渓谷・月崎方面に左折。

 車通りの少ない県道81号を順調に進む。

 小湊鉄道の線路際には菜の花が満開。春爛漫。

 今年初の半袖ジャージにレーパン。四肢に直接当たる風がとても気持ち良い。この開放感がサイクリングシーズン到来という感じ。

 62.0km、久留里方面に右折して県道81号から県道172号に乗り換え。

 再びアップダウンの出てきた県道172号を進む。

 62.7km、月崎駅傍を通過。

 63.3km、月崎駅傍を通過して久留里方面に道なり右折して県道32号に合流。

 進むうちにはっきりとした上りになってきた。

 65.3km、県道32号から枝道に左折して大福山への上りが始まる。ピークまでは約5kmのヒルクライムルート。

 序盤がいきなり7%超できつい。腰に負担をかけ過ぎない様にゆっくり尻を浮かしてダンシングする。

 この上りは車はほとんど通らないのだが時折ダンプが通るのでびっくりする。

 上り進むうちに勾配が5%位に安定してペースを掴んで楽しく上っていく。

 68.5km、分岐を左に進んで集落に入っていく。

 集落に入ったと思ったら前から車の列がやってきたので何事かと思ったら重機を積んだ巨大トレーラーが前から降りてきてびっくりしつつ退避した。こんな巨大なトレーラーがこの細い山道を通れるのかとひたすら驚きっ放し。

 山頂近くなって再び勾配がきつくなった。10%近い坂をえっちらおっちら上っていく。

  70.3km、カーブミラーが目印のピークに到達。そのまま下りに入っていく。

 下り始めてすぐの分岐を右に下っていく。

 71km辺りから未舗装路になった。相変わらずここは舗装される気配がない。路面の凹凸に加えて角の立った小石がたくさん散乱していてパンクしそうで怖い。下りで落車の危険もあるのでスピードを殺して慎重に下っていく。

 71.4km、400m程の未舗装区間をようやく脱出、右方向に更に下っていく。

 川沿いの細い道を慎重に下る。道はそこそこ荒れているので上りのタイムロスを取り返せる下りではない。

 74.7km、幹線道路に出て道なり左折。山道から脱出して緊張が解けた。

 75.2km、国道465号に突き当たって亀山ダム方面に右折。

 曲がってすぐに路面舗装工事中で歩道に誘導された。

 76.7km、鴨川・亀山ダム方面に左折して国道465号を離脱。

 曲がって直ぐに川俣大橋を渡る。

 77.1km、亀山ダムを通過。

 ダム湖の水も濁り気味。やはり大雨の名残なのか。

 78.2km、突き当たりを左折して県道24号に乗る。ここは感応式なのに二輪用の押しボタンがないのでセンサーに反応させるしかないのが困りもの。

 79.0km、亀山1号橋を通過。

 アップダウンのある県道24号を進んでいく。信号の間隔が広いので遅い巡行でも安定して距離を消化していく。

 82.1km、笹川湖の水も濁っている。フィッシングボートが多数、こんなに濁っていても魚は釣れるものなのか。

 86kmを過ぎて鴨川へ抜ける峠の最終アプローチ開始。

 86.7km、ピークを通過、そのまま長い下りに入る。

 ようこそ鴨川への看板を眺めながら快調に下っていく。

 下り基調が落ち着いてペースダウン。何となく向かい風な感じなのかな。

 92.5km、大日交差点を天津市街方面に左折して県道24号から県道181号に乗り換え。

 県道181号を東に向かって進む。今度は完全に向かい風になった。今日は東の風なのか。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。

 94.1km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:08。

 ここまで巡航速度20km/hを割り込んでいるけれどアップダウンと体調を考慮すれば順調に推移している。腰の痛みも微妙なままなので問題なさそう。この分なら後半もいけそうだ。相変わらず空腹感はないのでピルクル1本だけ飲んで15分程の休憩の後出発。

PC2->PC3/ファミリーマート/長正七井戸店(52.6km/146.7km)

 PCを出て再び県道181号に乗り東に向かって進み始める。次の目的地は45.7km先のPC3だがその前に今日の最高標高地点の清澄養老ラインを越えなければならない。

 97.1km、国道128号の高架をくぐって勝浦方面に進む。

 海沿いに出た。この先すぐに内陸部に入って北に戻り始めるので海を眺められるのは短い間だけ。向かい風に押されながら海を眺めつつ進む。

 99.3km、天津交差点を清澄方面に左折して県道81号に乗る。ここが折り返しで北に向かって進み始める。

 曲がってすぐに清澄方面に更に左折して天津の街を抜けていく。

 清澄養老ラインを山に向かって進んでいく。

 本格的に上りになった。序盤は勾配8%とかなりきつい。

 前方を見上げるとこれから渡るループ橋が見える。

 101.3km、旧道との分岐を通過。道なり左に進んでループ橋を渡り始める。

 橋の上は若干勾配が緩む。風が強いので流されない様に注意しながら進む。

 下界の向こうに海が見える。これが今日見ることのできる最後の海かな。

 橋を渡り終えて再び急勾配。えっちらおっちら上っていく。清澄養老ラインは綺麗に整備された幹線道路なのにいつ走っても車がほとんどいないので非常に走り易い。

 101.9km、旧道との合流点を通過。まだ工事が終わっていない。一体いつ完成するのだろう。

 急勾配は続く。清澄養老ラインの後もアップダウン区間はあるのでそこまで脚を残しておかなければならない。消耗しない様に辛くないペースでちんたら上っていく。

 山頂が近くなってきて若干勾配が緩んだがそれでも5%を超えている。

 105.1km、清澄寺への分岐が見えた。ここが見えるとピークはもう目前。

 105.3km、ピークの清澄トンネルに到達して清澄養老ラインのヒルクライムは終了。トンネルを抜けてそのまま下りに入る。

 長い下りを快調に下っていく。車が走っていないので安心して下ることができる。

 林道っぽくなってきた。アップダウンがあるが基本的には下り基調。

 110.0km、ちょっと上り返して白岩温泉を通過。君津市に入った。

 再び下りになって川沿いの細い林道を進む。見通しが悪くたまに前から車が来るので注意して下っていく。

 林道を抜けて道幅が広くなった。ほっと一息。

 112.9km、9%の急勾配が出てきた。

 113.1km、ピーク傍の”!”の標識。坂の上に突然車が現れてびっくりするなよという意味だと理解している。

 113.9km、国道465号に合流して大多喜・養老渓谷方面に右折方向に進む。

 国道465号に乗って再び上り。

 114.5km、トンネルを抜けて大多喜町に入った。

 下ったと思ったら急勾配の上りが出てくる。

 116.0km、新筒森トンネルを抜けてまた下る。

 国道465号区間はアップダウンというより小さな峠を幾つも超えている感じだ。ずっと上り続ける清澄養老ラインよりも国道465号の方がきつい。

 119.2km、ピークを越えて再び下り。

 121.2km、坂を下って来てT字に突き当たり大滝市街方面に右折、更に国道465号を進む。

 121.7km、枝道に左折して国道465号を離脱。

 曲がってすぐに上りが始まる。再び山の中に入っていく。

 122.0km、トンネルを抜けてまた下る。国道465号区間と同じ様な展開が続く。

 下ったと思ったらまた上り。5%超の坂をぼちぼち上っていく。

 123.8km、トンネルを抜けて下りかと思いきや更に上る。

 124.6km、ピークを過ぎてそのまま下りに入る。これでこの道のアップダウンは終わりなはず。

 125.1km、下って来て突き当りを大滝市街方面に左折。下りは更に続く。

 127.6km、上りながら大多喜県民の森を通過。

 128.6km、線路を渡って大多喜駅傍を通過。道路に架かる大門と黄色い車両が印象的。駅の周りにはそこそこの人がいるのでここは観光地なのか。

 129.0km、大多喜駅入口交差点を左折して県道172号に乗る。大多喜の街中を抜けて行く。

 129.7km、一宮方面に右折して県道172号から県道150号に乗り換え。。

 向かい風基調の県道150号をぼちぼち進む。風向きは北なのか東なのかよくわからないがとにかく向かい風が続いていてペースがいまひとつ上がらない。

 進むうちに再び山に入って来て上りになった。

 133.2km、ピークで睦沢町に入った。そのまま下りに入っていく。

 下りを終えて県道150号を進む。この先しばらくは上りはないはず。

 139.6km、上之郷交差点を通過。前回はここを茂原方面に左折してすぐのところがPCだったが今日は直進。ここから前回と異なるルートを進む。

 141.6km、茂原方面に左折して県道148号を離脱。

 145.1km、突き当りを茂原方面に左折して県道85号に乗る。

 曲がってすぐに長生村に入った。PCはもうすぐ。

 PCが見えた。ホッと一息。

 146.7km地点のPC3に到着、チェックタイムは14:58。

 今日の行程のおおよそ3/4を消化して8時間、疲労感も薄く極めて順調に推移している。相変わらず空腹感はないのでエナジージェルとレッドブルのスモール缶で補給をして15分程の休憩の後出発。

PC3->ゴール/宮本公民館(55.1km/201.8km)

 PCを出て目の前の七井土交差点を千葉・東金方面に左折して国道128号に乗る。あとはゴールを目指すのみ。ゴールまでは55km。

 147.2km、茂原市に入った。フラットな国道128号を進むうちに徐々に追い風になって来た。それ程強くはないが非常に有り難い。

 150.1km、茂原市街に入った。そこそこ混雑しているが渋滞する程ではないのでそれ程ストレスはない。

 153.4km、上茂原交差点を市原方面に右折して県道13号に乗る。

 追い風基調で県道13号を進む。順調に距離を消化していく。

 158.0km、交差点を右折。ここから再び前回と同じルートになる。曲がると今日最後の山岳地帯に入っていく。

 曲がってすぐに7%の急勾配が現れる。真っすぐな坂をぼちぼち上っていく。

 158.6km、ピークを通過して一旦下る。

 下ってすぐに上りに転じる。真っすぐな坂が続く。

 イノシシ注意の看板。実際この先でデカいイノシシに遭遇したことがあるので身構えながら上っていく。

 勾配が更にきつくなって11%になった。ダンシングを交えつつ上っていく。そういえばダンシングした時の右腰の痛みが殆ど感じなくなっている。動かしているうちにほぐれて良くなったということなのか?

 ピーク近くのこの辺りで目の前を右から左へデカいイノシシが横切っていたのを目撃した時はかなりビビった。あれは確か2017年の鴨川200ではなかったか。

 160.2km、ピークに到達して一旦下る。

 161.0km、下って来て県道14号を横切った直後に再び上り開始。

 162.2km、上りを終えて突き当りを左折。これでこの山岳地帯のピークは過ぎたはず。

 進むうちに下り基調がはっきりして来た。車通りの殆どない山道を快調に進む。

 ゴルフ場の横を進んでいく。信号も交差点もないので距離の消化が早い。

 168.4km、県道21号に突き当たって左折。更に下りが続く。

 県道21号を下りつつ山道を抜けた。これで今日の山岳地帯は全てクリア。上りはこの後もう少し残っている。

 170.4km、市津消防署入口交差点を右折して学園通りに乗る。

 市原市街に向かって徐々に上り基調になっていく。

 ベッドタウンに入ってはっきりとした上りになった。5%弱の真っすぐな坂を上っていく。車が徐々に増えてきた。

 172.0km、帝京平成短大前交差点を左折。ゴールまであと30km。

 172.5km、住宅街の中を抜けつつ突き当りを左折。

 173.5km、下って来て交差点を右折して瓦窯通りに乗る。

 曲がってすぐに千葉市に入った。鉄道高架沿いを徐々に上っていく。

 緩く真っ直ぐな坂を上っていく。車がかなり増えてきてちょっと走り辛くなってきた。

 176.1km、緩いアップダウンをこなしつつ有吉中学校前交差点を浜野方面に左折。混雑が酷くなってきてペースダウン。

 173.7km、側道を下って来て本道に合流。車がまばらになってちょっと走り易くなった。

 県道66号を進む。市街地走行になり信号にちょくちょく引っ掛かる様になったが、R東京さんのブルベの終盤の様な東京や川崎・横浜辺りの市街地走行の混雑に比べればストレスは非常に少ない。

 178.6km、生実池交差点を蘇我駅方面に右折。ここから往路の遡りとなる。

 179.1km、標識の左折表示の手前を左折。過去に間違えたことがあるのでしっかり確認して今回は間違えなかった。

 曲がってすぐの高速陸橋越え。西日が正面から照り付けて眩しい。

 180.0km、踏切を渡って蘇我駅方面に右折。

 千葉市街に向かって真っすぐ進んでいく。この道では混雑はなかった。

 182.2km、京葉線高架手前を左折して鉄道沿いに進む。

 182.5km、止まれを右折して高架をくぐって直進する。ゴールまで20kmを切った。

 184.0km、神明神社入口交差点を左折して国道357号方面に進む。

 曲がってすぐに国道357号に出た。前回はここを直進だったが今回は東京・船橋方面に右折して国道357号を進む。ここからゴールまでは初めてのルートとなる。

 国道357号を進む。車はかなり多いがスムーズに流れていて路肩も広いのはそこそこ走り易い。

 185.7km、美浜区に入った。

 190.1km、千葉西警察入口交差点を右折して国道357号を離脱。

 曲がった直後を更に左折して新検見川駅方面に進む。ゴールまであと10km。

 裏道的な市街地の道を進む。信号にはちょくちょく引っ掛かるが混雑は少ないのでそれ程走り難くはない。

 194.3km、国道14号を横切って直進する。

 194.6km、幕張西中学校前交差点を右折。

 195.2km、住宅街を抜けて突き当りを右折。

 195.8km、止まれを右折して国道14号の高架をくぐる。もうすぐ日の入り。

 196.1km、住宅街の中をうねうねと進んで止まれを左折。再び幹線道路に乗った。ゴールまであと5km。

 団地街の夕暮れ時の穏やかな雰囲気がもうすぐゴールという安堵感も重なって心地良い。日は暮れたがぎりぎり明るいうちにゴールできそうだ。

 197.7km、突き当りを国道14号方面に右折。

 最後の最後で上り坂。車通りも再び多くなって慌ただしくなった。すんなりとはいかないか。

 199.0km、津田沼の市街地に入って左折。

 綺麗な街並みと夕焼け空がマッチして雰囲気はとても良い。ゴールまであと2km位。

 199.9km、突き当りを右折したらいきなりの大渋滞で一気にペースダウン。ゴール直前でおまけ的な試練が待っていた。

 微妙な上り坂の渋滞は全然動かない。止む無く慎重に路肩をせり上がっていく。

 200.4km、国道296号に出てようやく渋滞を抜けた。突き当りを右折。

 曲がってすぐに船橋市街方面に更に左折する。

 ゴールまであと1km。もう流石に何もないだろう。思わぬ混雑で時間を食ってしまったが何とかぎりぎり明るいうちにゴールに辿り着けそうだ。

 201.7km押しボタン信号の交差点を右折すればゴール間もう目の前。

 緩く上った先にゴールが見えた。今日のブルベも無事に走り終えることができて安堵する。

 無事ゴール。公民館の駐輪場にバイクを停めて建物の中に入る。

 3Fの会議室がゴール受付。

 ブルベカードには各通過時間を自分で記入して受付に臨む。

 スタッフさんにゴール受付をしていただいて無事に完走確定。7:10スタートだったので完走時間は10時間46分だった。スタッフの皆さん、今日も一日楽しませていただきありがとうございました。

ゴール後

 帰りの高速渋滞が心配なので即退出して駐車場に戻り始める。駐車場までは600m位。

 ぎりぎり薄暮の残る船橋の街中をのんびりと走る。日が暮れて気温が下がって来て半袖ジャージにレーパンだとちょっと寒くなってきた。

 18:20に駐車場に戻って来た。車にバイクを積み込んで着替えて人心地。直ぐ傍のコンビニでおやつを買って18:30に車をスタートさせて帰途に就く。

 船橋市街を出るのにちょっと苦労したが高速に乗ってから首都高も外環も大きな渋滞もなく20:15に帰宅。これにて今日のブルベは終了。

 

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 AJたまがわさんの鴨川200は今回で多分4回目の思うが、私的にコースは熟知していてペース配分の仕方もすっかり覚えてかなり気楽に走れる定番ブルベになっている。前後半にそれぞれ上り応えのある山岳が配置されシーズン初めの上りの脚慣らし的なコースとしては最適だと思う。今回は国道357号からゴールまでのルートが変更されていたが、恐らくゴール地点の設定上の変更ではないかと考えられるものの、市街地の細かい道をくねくね進んでそこそこ混雑もあったので、走り易さだけで言えばスタート地点の親水公園近くに戻って来る方が良い様に思う。いずれにしても千葉の車の少ない道がたくさん盛り込まれた走り易いコースでシーズ初めや晩秋のトレーニング的に走るには最適なブルベだと思うのでこれからも何度もエントリーさせていただくことになると思う。

 次のブルベは我がオダ埼清水班のBRM323埼玉300アタック宇都宮。当日実走の予定だが次回詳報の予定。