ゴールデンウィーク初日は雨。昨日までのGW直前1週間は想定外のトラブルが立て続けに重なって関連部署全体が大慌てで右往左往するようなあり得ない状況に陥ってどうなることやらと思ったし年度を跨いだ春闘は承服しかねる終わり方をしたし総じて会社は面白くない状況にある。こういう状況に陥るのには当然理由があるのだがここでそれを羅列するのは憚られるので止めておく。単刀直入に言って定年を目の前に迫って来てもはや立場を越えて何とかしようという意識は希薄で正直自分さえ逃げ切れれば良いと思っている。以前までは場面場面で様々警鐘を鳴らしてきたがもうその役割を俺は負わない。あとはこれからも継続して会社に残る人間達が考えればよいことだしどうなろうが知ったことではない。と、ひとしきり毒を吐いたところで気持ち良くGWに突入しよう。その前に宿題となっている先週のブルべレポートを書き上げてしまわねば。
そんなわけでBRM420埼玉400アタック老越路の走行レポートは下記の通り。
---
[目次]
- スタートまで
- スタート/入間豊水橋->PC1/セブンイレブン高崎城山団地入口店(69.0km)
- PC1->PC2/セブンイレブン吾妻東村店(57.2km/126.2km)
- PC2->QP/梅田湖(64.1km/190.3km)
- QP->PC3/ミニストップ宇都宮川田町店(62.9km/253.2km)
- PC3->PC4/セブンイレブン桜川椎尾店(49.2km/302.4km)
- PC4->PC5/セブンイレブン大利根北大桑店(47.9km/350.3km)
- PC5->ゴール/入間豊水橋(50.5km/400.8km)
- ゴール後
- ブルベ当日
スタートまで
4/13(土)、5時前に目が覚めた。窓を開けると明るくなった空は快晴だがちょっと肌寒い。予定通りスタッフ試走を行うべく天気予報をチェックすると今日明日は快晴で気温は最低気温が10℃を切る程度で最高気温は25℃位まで上がる見込み、ウェアは半袖ジャージとレーパンを基本に取り敢えずアームウォーマーを着けてレッグウォーマーはフロントバッグに入れておく。ウインドブレーカーは持って行かない。
5時半に自宅を出発して車で入間河川敷に向かう。
6時直前にスタート地点の入間豊水橋下に到着、急いでバイクを降ろして出走準備をする。
今年もオダ埼清水班の400kmはアタック老越路。入間をスタートして高崎を経由して榛名山の縁を回って萩生峠を越えて渋川から桐生を抜け老越路峠を越えて宇都宮から桜川の経由して再び入間に戻って来るコース。
去年とルートもPCも全く同じ。先週末にスガタさんが既に試走を終えて全般的に問題なかったことは確認済みだが一部新しい道を作る工事が行われていたとのことなのでそこの状態確認を含む実施直前のコース確認が主たるミッションとなる。
スタッフメールでスタート告知をしてスタートラインに立つ。今日も頑張ろう。
スタート/入間豊水橋->PC1/セブンイレブン高崎城山団地入口店(69.0km)
6時過ぎに緩々と走り始める。最初の目的地は69km先のPC1。
豊水橋を渡る。ここに戻って来るのは明日の早朝か。河川敷の桜並木が一気に開花して満開。
0.9km、根岸交差点を直進して坂を上る。
1.6km、根岸坂上交差点を日高市街方面に左折。
2.5km、飯能市に入る。
道すがらの桜が満開。この陽気だと道中あちこちで桜が楽しめそうだ。
5.1km、県道262号のアップダウンをこなしつつ日高市に入る。
6.9km、上鹿山交差点を右折して小川方面に進む。
11.0km、上りのピークで山根交差点を小川・毛呂山町方面に右折して県道30号に乗る。曲がってすぐに毛呂山町に入る。
県道30号バイパスを毛呂山町の街中に向かって下って行く。
13.5km、毛呂山の街中に入って毛呂山町役場前を通過。
15.1km、毛呂山の街中を出て越生町に入った。
今日は天気が良いので奥武蔵の山々がすっきりと見渡せる。爽快な開放感。
20.4km、ときがわ町に入る。
23.1km、田中交差点を過ぎて上りに入る。距離は短いが10%近い勾配でなかなかキツイ。1時間位走ってきたが脚はそこそこ回るし今日の体調はまずまずといったところ。
24.1km、小さな丘を超えて五明交差点を寄居・小川方面に左折。正面のファミリーマートが閉店していた。
26.1km、1km程上ってピークで小川町に入る。
28.2km、下ってきて青山陸橋(西)交差点を熊谷方面に右折。気温が上がって暑くなってきたので信号待ちの合間にアームウォーマーを外す。
31.5km、総合グラウンド入口交差点を寄居・花園橋方面に左折して県道184号に乗る。
33.5km、アップダウンをこなして能増交差点を寄居方面に左折して県道296号に乗る。この先はしばらく平坦基調。
34.6km、寄居町に入った。
35.1km、今市地蔵前交差点を花園橋方面に左折。
37.6km、北柏田交差点を国道140号・花園橋方面に右折して更に県道296号を進む。
花園橋に向かって下っていく。遠くの山並みがすっきりと見渡せる。
39.8km、花園橋後の渋滞は珍しく全くなく荒川交差点を寄居方面に左折して国道140号に乗る。
41.3km、小前田駅方面に右折して県道175号に乗る。
41.6km、小前田駅前を通過して左折。
43.8km、美里町に入った。県道175号を順調に進む。
47.0km、天神橋交差点を藤岡・児玉駅方面に右折して国道254号に乗る。
国道254号をぼちぼち北上。今日の交通量はちょっと多め。
51.0km、本庄市に入ってすぐの小山川沿いの桜が満開でなかなかの眺め。
52.5km、坂を上りながらクリクラミュージアムの傍を通過。青空に壁が映える。
54.0km、神川町に入った。
58.1km、上里町に入った。国道254号を順調に進む。
58.8km、神流川を渡って群馬県に入った。
60.8km、一丁目交差点を新町方面に右折。藤岡市街に入って来た。
61.1km、四丁目交差点を富岡・高崎方面に左折。
綺麗になった藤岡市街を通り抜けていく。ここ1か月でここを通るのは3回目なのですっかり見慣れてしまった。
61.5km、古桜町交差点を高崎方面に右折して県道30号に乗る。藤岡市街を離脱。
65.0km、鮎川を渡って直後の上落合交差点を高崎方面に右折して更に県道30号を進む。
66.0km、鏑川を渡って高崎市に入った。
先日のBRM323埼玉300とフレッシュ日本橋ではここを右折したが今日は直進。PCはもうすぐ。
PCが見えた。
69.0km地点のPC1に到着、チェックタイムは4/13の9:22。
ここまで巡航20km/hを確保してすこぶる順調。400kmブルベは毎回それなりに心理的プレッシャーがあるが今日はそれ程でもなく気持ち的にちょっと余裕がある感じなのがありがたい。15分程の休憩の後出発。
PC1->PC2/セブンイレブン吾妻東村店(57.2km/126.2km)
PCを出て再び県道30号に乗り北上開始。次の目的地は57.2km先のPC2だが、その前にこのコースの最高標高地点の萩生峠(680m)を超えていかなければならない。
72.5km、石原三叉路を左折方向に進み、高崎の街中に入っていく。
この辺りは市街地の端なので混雑はなくすんなりと通過。
77.0km、少林山達磨寺を通過。碓氷川沿いの県道49号を順調に進む。
79.9km、碓東小入口交差点を右折して県道10号に乗り陸橋を渡る。
80.6km、板鼻宿交差点を前橋方面に右折。
80.9km、板鼻二丁目交差点を左折して更に県道10号を進む。
81.1km、板鼻陸橋下交差点を下室田方面に左折して県道137号に乗る。曲がって直ぐに上り基調になる。
緩い上りの県道137号を進む。道の両側に点在する果樹園の中の木々にも花が咲いているのが見える。
84.0km、ちょっと下って来て下里見交差点を左折して国道406号に乗る。ここから緩く真っ直ぐな上りが始まる。
国道406号別名くだもの街道をぼちぼち上っていく。天気が良いので行楽客の車が多い。
87.9km、間野方面に左折して国道406号を離脱。
県道130号に乗って車通りがなくなりホッと一息。更に上り基調を進んでいく。
89.6km、県道130号から県道48号に遷移しつつ中之条・倉渕方面に向かって更に上って行く。満開の桜並木が壮観。
89.8km、ここから1kmが勾配10%位の激坂区間。
急勾配をえっちらおっちら上っていく。アタック老越路の中でここが一番の激坂ではないかと思う。
90.7km、ピークを通過して一旦下る。
93.7km、橋を渡った直後の三ノ倉落合交差点を中之条方面に左折して再び国道406号に合流。ここから先は若干勾配が緩む。
上り基調の国道406号を進む。
102.0km、権田交差点を道なり右方向に進んで萩生峠への登り開始。距離3.6km平均勾配5%の本格ヒルクライム。
満開の桜を眺めながら気分上々で上っていく。
車通りは少なく適度なカーブで上り易い坂道が続く。このコースで唯一のヒルクライムと考えてもかなり気楽に楽しめる。
105.1km、東吾妻町に入った。ピークまで残り1kmを切った。
105.9km、萩生峠のピークを通過。これで今日唯一の本格的山越えは終了、そのまま長い下りに入っていく。
110.6km、大戸交差点を長野原・中之条方面に右折して国道406号から県道58号に乗り換え。下りはまだ続く。
県道58号は下り基調だが何となく向かい風でいまいちペースが上がらない。
岩櫃山はいつ見てもいかつい形をしていて異星人か地球防衛軍の秘密基地が隠されているように見える。
高架道路がかなり出来上がっていた。でも開通までにはまだ時間がかかりそう。
119.0km、大戸口交差点を中之条・東吾妻市街方面に右折して更に県道28号を進む。
120.4km、槻木交差点を右方向に進む。左折信号があるので注意が必要。
早くも鯉のぼりが元気よく泳いでいるが同じ方向を向いているということは完全に向かい風。この先しばらくは向かい風かと思うとナーバスになる。PCはもうすぐ。
126.2km地点のPC2に到着、チェックタイムは4/13の12:30。
気温が上がってきて結構汗を掻いたのでしっかり水分補給をしつつ15分程の休憩の後出発。
PC2->QP/梅田湖(64.1km/190.3km)
PCを出て再び県道35号に乗り東に向かって進む。次の目的地は64.1km先のクイズポイント梅田湖だがその直前に休憩ポイントを設定してあるのでまずそこを目指す。休憩ポイントまでは57km。
132.0km、渋川市に入る。県道35号はアップダウンはあるものの基本的には下り基調だが向かい風なのでいまいちペースが上がらない。ここで萩生峠越えのタイムロスを取り戻す算段だったが期待外れ。
139.8km、左折して県道35号を離脱。渋川市街まで更に下っていく。
渋川市街を下っていく。市街中心部からちょっと外れた場所だが綺麗に整備され電信柱もなくすっきりとした街並み。
141.4km、下りを終えて下郷交差点を通過、国道17号を横切る。
141.5km、大正橋で利根川を渡る。
141.9km、大正橋を渡って直ぐに対象橋交差点を大胡方面に右折して県道34号に乗る。
曲がって直ぐに上りが始まる。ここから桐生市に入るまでの25km程のアップダウン区間はこのコースの中で一番しんどい。
144.6km、上りの途中の公園の桜が満開。見物客も多い。
147.5km、前橋市に入った。今日は向かい風なのでいつもよりこのアップダウン区間がきつい。無闇に逆らって消耗しない様に無理なく踏めるペースでちんたら進む。
152.7km、赤城の大鳥居を通過。
155.8km、小坂子町交差点を鼻毛石方面に左折して県道34号から県道101号に乗り換え。曲がって直ぐに上りが始まる。
県道101号の長い上り基調をぼちぼち進む。暑さでちょっとぼーっとする。
いつの間にか県道333号に遷移していた。今日も切り替わりポイントがどこだか分らなかった。緩いアップダウンは続く。
165.5km、大間々方面に左折。曲がって直ぐにまっすぐな上りが始まる。
166.0km、坂を登り切って大間々方面に右折し更に県道333号を進む。
166.7km、桐生市に入った。
170.2km、ここでようやくアップダウン区間が終了。桐生市街までの長い下りが始まる。
173.3km、大間々町6丁目中交差点を直進して大間々の街中を抜けていく。
渡良瀬川沿いの裏道を進む。この道は車が少なくて路面もきれいでとても走り易い。
176.0km、裏道から国道122号に合流して左折。桐生市街方面に更に下っていく。
177.4km、下りを終えて桐生合同庁舎前交差点を桐生市街方面に左折して県道3号に乗る。
曲がって直ぐに赤岩橋で渡良瀬川を渡り桐生市街に入っていく。
179.4km、桐生市街に入って桐生駅前を通過。
179.9km、梅田方面に左折して県道66号に乗りつつ桐生市街中心部を抜けていく。
この界隈は電信柱もなく街並みがすっきりしている。地方都市の雰囲気のある和洋折衷な感じがなかなか良い感じ。
181.2km、桐生天満宮前を通過して桐生市街を離脱。ここを過ぎると休憩ポイントはもう直ぐ。
休憩ポイントが見えた。
183.3km地点の休憩ポイントに到着、チェックタイムは4/13の15:37。
ここまで巡行グロス20km/hにちょっと欠ける程度のペースで来ているのはまずまず順調。
暑くて結構汗を掻いたので塩分補給をしようと思ったら良いものを見つけた。おつまみ用のサラミソーセージで108円はかなり安い。丸かじりしてしっかりとカロリーと塩分を補給する。水分補給もしっかりやって20分程の休憩の後出発。
休憩ポイントを出て再び県道66号に乗り改めてクイズポイントを目指す。残り距離は7km。
進むうちに徐々に上り基調になっていく。
188.5km、この辺りから勾配がきつくなる。トンネルまでの1.5km位が老越路峠越えで一番きつい部分となる。
190.0km、10%弱の急勾配をえっちらおっちら上ってトンネル入り口に到達。トンネルを抜けると勾配が緩む。
クイズポイントが見えた。
190.3km地点のクイズポイントに到着、チェックタイムは4/13の16:19。クイズのネタを幾つか拾って一息ついて出発する。
QP->PC3/ミニストップ宇都宮川田町店(62.9km/253.2km)
クイズポイントを出て右折し梅田大橋を渡る。次の目的地は62.9km先のPC3だがその前にこのブルべのサブタイトルの老越路峠を越えていく。峠までは5.6km。
緩く上りながら県道66号を進む。車は殆ど通っておらず静か。まだ日は出ているはずだが山の陰に入ってちょっと薄暗い。
194.2km、栃木県に入った。老越路峠まではあと1.7km。
195.4km、ここから道が細くなり勾配が若干きつくなる。
10%弱の勾配をぼちぼち上っていく。
老越路峠の目印となる案内板を通過。峠のピークはもう少し先。
195.9km地点の老越路峠を通過。そのまま下りに入っていく。明るいうちに老越路峠を越えられてよかった。
相変わらず路面が荒れている上に曲がりくねって暗い。車が前から上がってくるとやはりびっくりする。暗くなってからここを通過する時は充分に注意が必要だ。
197.3km、1.4km程の細く荒れた下りを終えてゴルフ場入り口前からの綺麗な2車線道路に出てほっと一息。更に下っていく。
198.6km、老越路峠区間をクリアして佐野市街・田沼方面に右折。
県道66号は下り基調でいつもなら快調に進んでいくのだが今日は向かい風でペースが抑えられてしまっている。ちょっとがっかり。
取り敢えず200kmに到達して今日の行程の半分を消化。疲労感は薄くまずまず順調。
208.3km、以前はこの区間にコンビニはなかったのだが数年前にローソンができたので休憩ポイントとして使える。今日は素通り。
209.5km、田沼方面に左折して更に県道66号を進む。右側の山形小学校はいつの間にか廃校になっていた。
日が西に傾いて影が長くなったがまだ明るいうちにここを走れているのが気分的に軽い。
213.5km、下り基調が終わって田沼の街中に入って来た。突き当りを右折。
213.7km、田沼上町交差点を葛生方面に左折して国道293号に合流。
国道293号を宇都宮に向かって進む。そこそこ交通量のある国道293号はちょっと苦手だが今日はどうだろうか。
今日の国道293号は交通量は少なめで走り易い感じ。相変わらずの向かい風でペースはいまいちだが順調に進む。
218.2km、原人のふるさとの原人像は今日もなかった。立ちっ放しで疲れて家に帰ったか。
220.8km、突き当りを宇都宮・鹿沼・栃木方面に左折して更に国道293号を進む。
進むうちに徐々に上り基調になっていく。この先2つの小さな峠越えがある。
223.0km、登坂車線が出てきて勾配がきつくなってきた。
223.8km、7%程の坂をこなしてピークの会沢トンネルに到達。トンネル内の路肩は相変わらず荒れているのでパンクしない様に気を付けて走る。
トンネルを抜けて栃木市に入ってそのまま長い下りに入る。明るいうちだとこの坂をノーブレーキで下れるので非常に有り難い。
228.2km、交差点を過ぎてこの区間の2つめの峠越え開始。さっきのトンネル程は長くない。
まっすぐな上りをぼちぼち進む。
上りの途中の工事現場の様なバリケードにパキスタン国旗。ここに一体何があるのだろう?
230.1km、ごみ処理場の前でピークを通過。これでもうゴールまで峠越えはない。気楽になって下っていく。
下りを終えて平坦になった国道293号を進む。宇都宮まではあと25km。
235.6km、宇都宮・鹿沼方面に道なり左折して更に国道293号を進む。
日が暮れて薄暮も消えてきた。ナイトラン開始。
237.2km、思川を渡って鹿沼市に入る。
237.4km、橋を渡って直ぐを右折して国道293号から離脱。車通りがなくなって落ち着いて走れるようになった。
238.1km、突き当りを右折方向に進む。
239.1km、黒川を渡って壬生町に入った。
県道3号を進む。日が落ちて気温が下がってきて何となく脚が回るようになった気がする。
244.1km、国道121号に遷移して宇都宮方面に進んでいく。追い抜いていく車が徐々に増えてきた。
245.8km、淀橋南交差点を日光・宇都宮方面に左折して更に国道121号を進む。
国道121号を北に向かって進む。宇都宮市街が近づくにつれてどんどん車が増えてきた。
250.2km、マクドナルドを目印に八千代1丁目交差点を国道4号方面に右折。
251.0km、この交差点に見覚えがあると思ったらこの間のアタック宇都宮で左から出てきた交差点だった。右側にぎょうざのみんみんもあるので間違いない。
宇都宮市街に入ったが自転車レーンが広いので交通量が多くてもストレスはない。
252.4km、国道4号の交差点を渡って左端の車線を通って再び本線に合流する。ここを過ぎればPCはもう目前。
PCが見えた。ほっと一息。
253.2km地点のPC3に到着、チェックタイムは4/13の19:32。
ここまでずっと向かい風だったが大崩れすることなく来ることができた。疲労感も薄くまずまず順調。休んでいる間に身体が冷えて急激に寒く感じるようになってきたので取り敢えずアームウォーマーを装着する。恐らくリスタートしてちょっと走ると身体が温まるのでレッグウォーマーは着けない。ここでもサラミソーセージを一本丸かじりしつつ20分程の休憩の後出発。
PC3->PC4/セブンイレブン桜川椎尾店(49.2km/302.4km)
PCを出て再び東に向かって走り始める。次の目的地は49.2km先のPC4。
走り始めは汗冷えしてかなり寒く感じるがウインドブレーカーは持っていないので我慢するしかない。恐らく気温は10℃は超えているはずなのでちょっと走って身体が温まってくるまでの辛抱だ。
255.0km、真岡方面に右折して県道46号に乗る。宇都宮市街はこれで終わりで、この先混雑する市街地走行はない。
県道46号を南下開始。真岡までは17km。
ちょっと走って車が少なくなった。身体が温まって寒さを感じなくなって落ち着きを取り戻した。何となく向かい風な感じはあるが宇都宮までの道のりと比べるとかなり走り易くなった。
259.9km、真岡・上三川方面に右折して県道158号に乗る。
260.2km、下桑島町交差点を益子・真岡方面に左折して国道121号に合流する。
国道121号を進む。進路が東になると向かい風がはっきりする。
262.3km、上籠谷町交差点を右折して益子方面に進み更に国道121号を進む。
車が少なくなって信号もまばらになった国道121号はかなり走り易い。この先ずっとこういう感じの道が続くのでかなり気楽に走り続けることができる。
270.9km、真岡市街に入って荒町交差点を真岡市街方面に右折。
271.5km、荒町交差点を茂木・益子方面に左折して県道257号に乗り静かな真岡市街から出ていく。市街地の混雑は全くなかった。
県道257号を東に向かって進む。このまま東の風のままならPC4から追い風になるはずなのでここまで来たらこのまま吹き続けてもらいたいところ。
278.2km、長堤交差点を桜川方面に右折して県道41号に乗り再び南下開始。ここから2週間前に走ったフレッシュとほぼ同じルートを走ることになる。走る時間も大体同じか。
真っ暗な県道41号を進むうちにちょっとアップダウンが出てきた。宇都宮前までの上りに比べれば全然大したことはない。
281.3km、上りのピークで茨城県に入った。
県道41号を順調に進む。信号の間隔が広くなったので距離の消化が早い。
287.1km、岩瀬の街中で元岩瀬交差点を直進して国道50号を横切る。右側にフレッシュで立ち寄ったラーメンが見える。
287.7km、踏切を渡って左側に岩瀬の駅が見える。ここはつくばりんりんロードの終点。
289.3km、再び県道41号に合流して左折方向に進む。
再び走り易い県道41号を淡々と進む。何となくフレッシュの時のクロサワさんの牽きを思い出して同じようなペースで走ってみる。フレッシュの前まで一人で走っていた時に如何にちんたら走っていたかを改めて思い知る。
295.7km、真壁の街中に入って来た。
297.5km、以前PCだった左側の店はラーメン屋になっていた。真壁の街中を抜けていく。
真壁の街を出て再び暗い県道41号を進む。
301.2km、ここに埴輪の店があることは知っていたが夜見るとかなり不気味。PCはもう目前。
PCが見えた。
302.4km地点のPC4に到着、チェックタイムは4/13の22:13。
ここのコンビニは去年出来たばかりでgoogle mapではこのすぐ傍にあって閉店した店の名前になっている。残り100kmで日付が変わるまで2時間弱あるというのは心理的にかなり軽い。あと5時間でゴール、もうひと頑張り。15分程の休憩の後出発。
PC4->PC5/セブンイレブン大利根北大桑店(47.9km/350.3km)
PCを出て県道41号を再び南に向かって走り出す。次の目的地は48km先のPC5。
走り始めはやはり寒く感じるがちょっと走れば落ち着くだろう。
303.0km、この区間の2つのアップダウンを越えていく。これが終わればこの先ゴールまではほぼド平坦、ゴール前の柏原交差点までの緩斜面を残すのみ。
305.4km、下妻方面に左折して県道132号に乗る。左側の筑波山は暗くてよく見えない。
306.2km、桜川を渡って筑西市に入った。
車通りが殆どない県道132号を順調に進む。追い風は期待していた程感じられないが向かい風ではないので何となくペースが上がった気がする。
310.5km、突き当りを下妻方面に左折して県道131号に乗る。ここは夜間は押しボタン信号。
311.4km、小貝川を渡って下妻市に入る。
315.9km、常総方面に左折して県道357号に乗り下妻市街に入っていく。ここも夜間は押しボタン信号。
316.3km、下妻市役所前を通過。
316.5km、右折して県道357号を離脱。。
寝静まって静かな下妻の商店街は街灯だけが煌々としている感じが何となく非日常感があって良い。
318.3km、長塚三差路交差点を右折して国道125号に乗る。
日中は交通量が多くて苦手な国道125号区間はこの時間だと車が少なくてとても走り易い。
319.4km、鬼怒川を渡って八千代町に入る。
322.8km、若三差路を左折して国道125号から離脱、県道137号に乗る。
329.4km、KDDI八俣送信所の鉄塔群の赤い航空障害灯の列が見える。この風景を見るのもこのブルベの楽しみの一つ。
335.1km、国道4号を横切って更に県道56号を進む。
道端にライトアップされた満開の桜がちょっと幻想的。
337.7km、駒羽根交番前を栗橋方面に右折して県道56号に乗る。
日付が変わった。今のところ眠気は全くなく体調的には何の問題もなし。
340.3km、東北新幹線の軌道下を通過。
341.8km、中田町交差点を東京方面に左折して側道から歩道に一旦上がる。
橋の手前で横断歩道で反対車線に渡る。
反対車線から利根川橋を渡る。
342.8km、橋を渡り終えて歩道のまま右折して進む。利根川を渡って埼玉県に入った。
橋からの歩道はかなり完成していて走り易くなっていた。
343.2km、八坂神社前交差点から車道に復帰して右折方向に進む。
343.5km、加須市に入った。
県道60号を進む。この区間も車通りは殆どなく落ち着いて走ることができる。
347.9km、北平野交差点を加須方面に左折して県道346号に乗る。ここを曲がるとPC5はもう直ぐ。
PCが見えた。
350.3km地点のPC5に到着、チェックタイムは4/14の0:40。
レジで店長さんと思われるおじさんから「今年は来ないからどうしたのかと思ったよ」と声をかけられた。覚えていただけているのは有難い限り。
ふとレーパンに目をやったら右太腿に大穴が空いていた。朝着用した時には問題なかったのに走っているうちに破れて来た様だ。このレーパンもこの試走が終わったら退役だね。長く休憩して身体を冷やさない様にエナジージェルだけ飲んで10分程の休憩の後出発。
PC5->ゴール/入間豊水橋(50.5km/400.8km)
PCを出て県道370号に乗り南に向かって走り出す。後はゴールを目指すのみ。残り距離は50.5km、今のペースなら3時半前後には帰着できるのではないか。
352.9km、青毛堀川を渡って直ぐの加須はなさき公園の案内を右折する。
曲がってちょっと走ったところでBRM121埼玉2001アタック筑波梅林の時に工事通行止めだった個所が通れるようになっていて新しい交差点が完成間近だった。次にここを通る時はキューシートの変更が必要になるだろう。
354.3km、大室交差点を国道122号方面に右折して県道151号に乗る。
県道151号を進む。静かで落ち着いた深夜の幹線道路をそこそこの巡航ペースをキープして淡々と踏んでいくのは妙に楽しい。長距離長時間の400kmブルベは何かと心理的プレッシャーが大きいがだがこの状態に持ち込めればしめたものだ。
357.4km、日出安交差点を鴻巣方面に左折して県道38号に乗る。
県道38号を南下開始。鴻巣までは10km。
358.0km、騎西城傍を通過。城のぼんやりとしたシルエットは見えた。
358.6km、騎西三丁目交差点を右折。
359.3km、騎西一丁目交差点を鴻巣方面に左折して騎西の街中を抜けていく。
362.7km、鴻巣市に入った。
365.5km、上越新幹線の高架をくぐる。ここまで来ると地元に戻って来たという気がする。
367.7km、鴻巣市街に入って本町交差点を北本方面に左折する。
寝静まった人形通りを進む。うまい具合にレトロ信号に引っ掛かった。
368.9km、深井二丁目交差点を右折して県道57号に乗り鴻巣市街を出ていく。
370.5km、フレッシュの時の22Hポイントを通過。その時よりも3時間以上早い通過というのが気持ち的に更に余裕を作り出してくれる。ゴールまであと30km。
371.5km、高尾2丁目交差点を桶川方面に左折。
374.1km、川田谷(市場)西交差点を右折。
376.6km、川田谷交差点を川越方面に右折して県道12号に乗る。
377.3km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。日中だと車が多くて緊張するがこの時間だと気楽に渡れる。
382.0km、釘無橋を渡って川越に入る。日中は車が多くて安全第一で歩道を走るがこの時間だと安心して車道を走ることができる。
382.6km、橋から降りて直ぐのコンビニの角を右折。
福田交差点までの真っすぐな道は路肩が広くて走り易い。交差点直前は相変わらず工事中で直進できず。一体いつになったら完成するのだろうか。
福田交差点を過ぎて微妙なアップダウンのある県道160号を順調に進む。
386.2km、上寺山交差点を鶴ヶ島方面に右折して県道39号に乗る。
386.9km、入間川を渡る。後ろから車が来たので側道を進む。
387.3km、かつ善というラーメン屋の角を左折して県道39号を離脱。
388.6km、上戸交差点を狭山方面に左折して県道114号に乗る。
389.4km、霞ヶ関駅傍を通過。日中はこの辺りは混雑するがこの時間だとすんなりと通過。
391.7km、この辺りから柏原交差点までの約4kmの緩い登りが始まる。
393.6km、狭山市に入った。まだ脚はそこそこ残っているのでしっかり踏んで最後の坂を上っていく。
395.7km、柏原交差点に到達、これで今日の上りは全て終了。飯能方面に左折して県道261に乗る。曲がって直ぐに下る。ゴールまであと5km。
狭山市街を通過しながら安堵感に浸る。苦手な400kmを今年も無事に走り終えられそうだ。
400.0km、根岸交差点を入間方面に左折すれば入間豊水橋はもう目前。
見慣れた街並みを眺めながら豊水橋を渡る。今日の仕事はこれで終わりだ。
無事ゴール。ゴールタイムは4/14の3:06で完走時間は21時間6分だった。
ゴール後
バイクを車に積み込んでスタッフに帰着メールを送信して着替えないまま車をスタートさせて帰途に就く。PC5で買っておいたおにぎりを食べながら渋滞の全くない国道463号バイパスをすんなり走って3:45に自宅に帰着。これにて試走ミッションは無事に終了した。
ブルベ当日
4月20日(土)、4時起床。まずはメールをチェックしてここまでのDNS連絡を確認するが予想より少ないので急いでブルベカードの不足分を追加印刷する。スタッフ機材は昨日のうちに車に積んであるのでこれで準備完了、4時半に自宅を出発し入間に向かう。5時前にスタート地点の入間豊水橋下河川敷に到着、他のスタッフと合流して機材を降ろしてスタート地点を開設。
5時の受付開始と同時に参加者が集まってきた。
今日は早発組の前のめり感が漂っている。ここのところオダ埼清水班のブルべは悪天候に見舞われて参加者が少なかったので今日の賑わいは嬉しい限り。今日の天気は終日好天なのでDNSは少ない。悪天候時の走行リスクを考え併せスタッフとしても嬉しい限り。
5:40になったので6時スタートのブリーフィング開始。コース担当として注意点を説明。キューシートの間違いを正すのはちょっと情けない。
5:50より装備チェックからのスタート開始。参加者を送り出す時のわくわく感と多少の不安感が入り混じった複雑な心境はブルべスタッフ独特のものだろうか。皆さん安全に楽しんでくださいね。6時スタートの出走は31名。
続いて7時スタートの受付開始。
後発組はいつもの様にのんびりムード。毎回早発組のギラギラ感と後発組のゆったり感がはっきり分かれるのは面白い現象。
6:40になったので7時スタートのブリーフィング開始。
6:50に装備チェックからのスタート開始。
行ってらっしゃい。皆さん無事にゴールに戻ってきてくださいね。7時スタートの出走者は29名だった。
7:30にスタートをクローズして撤収。スタッフは一旦解散する。
20時に再び豊水橋に集合してゴール受付を開設。これから明日の10時までここでひたすら待機することになる。14時間はなかなかに長い。
待っている間に先週のスタッフ試走の認定手続きを行う。400kmの新メダルをゲット。
今日のおもてなしはスガタさんとクロサワさんがコース巡回中に買ってきた佐野名物の”耳うどん”。珍しい形だが味は普通のうどんと同じ。
日付が変わって1時過ぎに最初の完走者が戻って来た。お疲れ様!
その後もぽつぽつ戻ってくる完走者を出迎える。
ゴール後の完走者の皆さんの感想などを伺いつつ談笑する時間が楽しい。ブルべスタッフの楽しみの一つ。
5時前になってぼちぼち夜が明けてきた。
すっかり夜が明けた。完走者が順調に戻ってくる。
この時間にゴールしてくる人達は多少疲労感は見られるがいたって元気な感じで安堵する。完走の満足感が漂うゴール地点の雰囲気はとても良い。
9時半に最終走者が無事に戻ってきた。お疲れ様でした!
これで全員の所在確認ができた。スタッフ一同安堵してゴールを撤収し解散。無事に10:45に自宅着。これにてアタック老越路の開催ミッションはコンプリート。
---
オダ埼清水班の400kmは6年連続でアタック老越路となり定番ブルべとして完全に定着した感がある。コースも初めて実施した2019年からほとんど変わっておらず天災の影響も受けにくく安定して開催できるのはスタッフ的にはありがたい。自ら引いたコースを今回改めて走ってみて、やはり400kmとしては難易度は低めだと感じた。特に後半宇都宮からゴールまでの150kmが完全な田舎道ではなく適度にコンビニ等が点在する平坦な幹線道路を安定した巡行速度で落ち着いて走ることができるのは深夜走行のプレッシャーをかなり軽減させてくれる。私的にオダ埼ブルべでしょっちゅう使うルートということもあるがブルべはどういう形であれ心理的プレッシャーが少なく余裕を持つことでリスクを軽減することもできるし400kmブルべの辛い印象を払拭し苦手意識を減らすこともできる。長年ブルべを続けているが200km~600kmの中でやはり400kmが一番苦手なので毎年SRを獲ることを目標とするならば楽に走れるコースを幾つか押さえておくことは有益だと思うし、このアタック老越路はそのひとつになるのではないかと思う。またいずれ開催したいと思う。
次のブルべはR熊本さんのSR600阿蘇山ジオツーリズム。ゴールデンウィーク中の九州遠征で4/30スタート予定だが天気予報が良くないのが懸念事項。1週間前の予報よりはかなり改善してきているのでもう一声良くなることを期待しつつ準備を進める。次回詳報の予定。