BRM620青葉600/仮眠ポイント(325km地点)〜ゴール

 6/21(日)、朝3:40に目が覚めた。アラームが鳴る5分前、眠気はあるが割とすんなりベッドから起き上がった。昨夜は最低限のことしかやっていないので荷物の整理は簡単、生乾きのウェアを身に付けて準備完了。

 予定通り4時にホテルを出発する。

 雨は降ってなく、路面も乾いている。前夜の予報で雨を覚悟していたがこれは嬉しい誤算。このまま降らなければよいのだが。

 新早川橋。前回BRM425青葉300でここを通った時は物凄い向かい風で苦しめられたが、今日は風もなくすんなり通過。

 富士川を渡る。前回300の時は直進して河口湖方面に向かったが今日は右折して南下する。

 右手に富士川、左手に身延線を見ながら走る。夜が明けたと思ったらぱらぱらと雨が降って来た。やはり天気予報通りかと諦めて走る。
 途中の駅でブルベライダーが3人程止まっているのを見かけた。どうやらバイクを畳んでいる最中の様だ。DNFで輪行なのだろうか。
 ホテルからPC5までの区間は、事前の地図読みではPC直前に一つ峠を越えるまでは下り基調だと認識していたが結構アップダウンがある。

 時折8%とか結構な勾配の坂が出て来る。雨はしっかり降って来て路面に水が浮いている。時間的にタイトになる程のペースダウンはないので無駄に体力を消耗しない様に落ち着いてアップダウンをこなしていく。

 静岡県に入る。PCまで20kmを切った。

 PC直前の峠越え開始。そこそこの勾配を思っていた以上に長い距離でかなり脚を使わされた。

 やっとこさ山頂通過。後はPCまで下るのみ。

 興津の街中まで下りてきたら雨は降っておらず路面も乾いていた。雨が降っていたのは山だけの様だ。

 407km地点のPC5に到着、チェックタイムは7:35。

 クローズ時間まで1時間半のマージン、取りあえず完走ペースに乗せることができて一安心。

 御腹が空いていたので高級おにぎりを2個食す。20分程休憩して出発。


 海。昨日は軽井沢の山の中にいたのに、感覚的には物凄い距離を移動してきた感じはするが実際にはそれ程でもない。
 駿河湾沿いの平坦基調をひたすら走る。県道396号はそこそこ信号もあって交通量も多いが、時間的な余裕はあるのでペースを守って距離を消化して行く。

 今日の富士山は雲に覆われて全く見えない。

 沼津市街地に入る。順調に距離を消化して、ゴールまで残り150kmちょっと。

 海沿いを離れ内陸部に入るとアップダウンが始まる。後半の山場冷川峠はもう直ぐ。
 修善寺の駅傍を通過して直ぐに冷川峠の登りが始まった。直線的な長い登りは勾配もそこそこで結構きつい。車通りも多く脚と一緒に神経も使わされる。

 またしても雨が降り始めた。結局山は雨と言うことか。

 伊豆スカイラインの冷川インター通過。ここが山頂かな、と思ったら…。

 まだ先があった。
 先程までとは打って変わって細く静かな林道で落ち着いて登ることができる。

 しとしとと静かに降る雨の中でのこういう登りは風情があって十分に楽しめる。

 冷川峠到着、と思ったらまたしても先があった。しまった、うっかり足着いちゃったよ。

 更に2kmほど登って今度こそ山頂通過。
 急勾配を一気に下って伊東の市街地に入る。街中には干物を焼く良い匂いが漂っている。

 490km地点のPC6に到着、チェックタイムは12:08。

 下りで身体が冷えたせいか、ちょっと肌寒い。

 御腹が空いたのでチキントーストなるものを食べてみる。そこそこ旨い。

 いつもとちょっと違うものをと思って飲んでみたら本当に辛かった。ブルベ中に飲むのには適さないかも。
 ここが最後のPCでゴールまでは区間距離110kmの長丁場。事前に休憩ポイントは決めていないが、走ってみて疲れたら成り行きで休憩するつもりだ。30分程休憩して出発。

 伊東から熱海にかけての海沿いの道は、こんな天気にも拘らず観光客の車で混雑している。ちょくちょく渋滞に巻き込まれてペースががっくり落ちる。
 国道135号は熱海を過ぎてから車通りは減ったものの今度はきついアップダウンが始まった。事前の地図読みではあまり気にかけていなかったが勾配も標高差も結構ある丘の連続でかなりきつい。
 幾つかのアップダウンをやり過ごしたら、過去のブルベで見慣れた早川口の交差点に出た。ようやくアップダウンは終了、ここからようやく平坦路を走ることになる。

 見慣れた国道1号。アップダウンの次は市街地の信号峠だ。雨も上がり、LSDペースでのんびり流して走る。
 国道1号から平塚を抜けて伊勢原の交差点から北上する。これも過去何度か通った道なのでよく覚えている。

 いつもは左折で宮ケ瀬湖方面に行くのだが今日は右折。
 ちょこちょこアップダウンがあって、突如距離は短いが激坂が現れて面喰う。

 激坂を越えたら、動物が並んでいる様な面白い雲が見えた(写真だと分かり辛いか)

 高田橋を渡った直後の登りも600kmブルベ終盤ともなるとそこそこ脚に来る。
 上溝からは信号の数が半端ない。ほぼ交差点ごとに停止している感じ。でもまあ時間はたっぷりあるし明るいうちにゴールできそうなので慌てない。

 いつの間にか日差しが出て来て、朝から雨の中を走ってきたことがまるで別の日の出来事の様だ。

 道路標識に稲城の文字が出てきた。残りは15km程。ここから尾根幹に入る。

 尾根幹は会社帰りに南大沢のコストコに車で行く時に良く通るのだが、自転車で走るのは初めて。アップダウンはあるがそこそこのペースで走れるので割と楽しい。
 尾根幹をそこそこ堪能した後、左に逸れたらあっという間にゴールの大丸公園に戻って来た。

 無事ゴール。ゴールタイムは18:25、認定完走時間は36時間25分だった。

 バイクはドロドロ。帰ったら洗車しなければ。

 それにしてもママチャリ用のブレーキシューの納まりの良いこと。青葉スタッフのミノさんに見せたら写真付きでツイッターに載っけられた。まあ今後のブルベライダーの皆さんの知恵の一つになれば良いかな、と。
 ひとしきり歓談の後、帰途に就く。

 20時半に自宅着、バイクをざっと水洗いして取り敢えず今回のブルベは無事終了した。

    • -

 今回のコースはルートラボで見た感じではかなりハードな山岳ブルベだったが、実際に走ってみると雨に降られたものの逆にそのその御蔭で夏の暑さに苦しめられることが無かったので、覚悟していた程のきつさはなかった。ただ、野辺山からの下りの時の土砂降りは降り過ぎだ。
 それと、ブレーキシューの件は過去に一度痛い目に遭っているにもかかわらずまたやらかしてしまったのは弁解の余地はない。貧乏性でぎりぎりまで変えないのであればスペアは必ず持たねばならない。シフトワイヤーとブレーキシューは600km以上のブルベでは必携である。今回ママチャリ用のシューが使えることが分かったのは収穫だったが、走行中の交換作業を考えるとブレーキシューだけではなく、シューホルダーに入れた状態で持っておく方が交換作業は楽だと思う。PBPの時は抜かりなく準備することにする。
 次のブルベはBRM704宇都宮300。これもまたそこそこきつい山岳ブルベなので心の準備をしっかりしておかなければ。