BRM1018青葉200

 BRM1018青葉200を走った翌日は仕事で宇都宮出張、現地ではジャパンカップの名残を全く感じることなく帰京して同行の上役と深酒をして、今日になってようやく二日酔い(四日酔い?)の諸症状が治まった。ちょっと時間がかかり過ぎだが飲み過ぎなのか歳のせいなのかは定かではない。そんなわけで走行レポートは下記の通り。

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 10/18(日)、朝4時起床。外は真っ暗。ちょっと肌寒いので念のためアームウォーマーとニーウォーマーを持っていく。4時半過ぎに自宅を出発、南多摩駅傍の駐車場を目指す。
 どうも腹の具合がおかしい。痛くはないがちょっと気持ちが悪い感じがする。車を運転しながら昨日のうちに買っておいたパンを食べるが、いまいち食が進まない。結構大きなパンを2個買ってしまい、賞味期限が切れかかっているので無理矢理食べたら腹が痛くなってきた。脂汗を掻きながら車を走らせた。

 5時過ぎに南多摩駅前のコインパーキングに車を停めた。AJ青葉の大丸公園スタートは家から近くてアクセスが楽なので非常に有難い。急いで準備をして大丸公園に向かう。公園についてまずはトイレ。出すものを出してすっきりして受付へ向かう。

 ブリーフィングが始まっていたので先に聞く。
 今回のコースは大丸公園をスタートして一旦南下し国道1号線に出て小田原で一瞬海を見て北上し、明神峠・三国峠を登って山中湖を一周して山伏峠を越えて道志道を下って尾根幹から大丸公園に戻る200km。

 大きな登りは明神峠の1本だけだが平均勾配10%超が4km以上続く激坂で相当きつい。獲得標高差は2400mの中級山岳コース。
 受付を済ませて、数人の顔見知りと挨拶を交わす。大丸公園はそこそこの参加者が集まって賑わっている。

 6時前にスタート。曇り空でまだ薄暗い中、緩々と走り始める。


 尾根幹に出た。後ろから来た参加者に結構なスピードでどんどん抜かれる。どこが痛いというのはないが何となく調子が悪い気がして、いまいち脚が回らない。今日はとにかく確実に完走することだけを考えてマイペースで走る。

 相模原市に入る。市街地は信号は多いが車通りがそれ程多くなくストレスは少ない。

 いつもの高田橋を渡って直ぐを左折。川沿いの道を走る。

 車通りの少ないフラットな道をひた走る。相変わらずちょこちょこと追い抜かれる。皆結構速い。今日はそこそこ高速ブルベになりそうな感じだ。

 圏央道の側道を走る。真っ直ぐな平坦路はまだまだ続く。

 小田原まで28km。空の雲がかなり切れてきて青空が広がって来た。何となく追い風基調でちょっとペースが上がって来た。順調に進む。

 大磯町に入った。海は近い。

 国道1号線に出た。PCはもう目の前。

 61km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:29。

 朝食べたパンが胃にもたれた感じで空腹感は全くない。とりあえずジュースを1本だけ飲んで10分程の休憩で出発。

 小田原市に入る。

 海が見えた。

 海沿いを少しだけ走って針路を北に取る。南足柄方面に向かう。フラットな道はまだまだ続く。

 南足柄市に入る。

 金太郎の故郷か。

 山北町に入る。確かこの辺りは前々回のBRM926西東京200で走った気がする。

 国道246号に出た。少しずつ登り基調になって来た。日差しがきつくなってきて気温も上がって来た。今日も暑くなりそうだ。

 過去に何度か走ったことのある246号の迂回路を走る。

 高速の高架は遥か頭上。

 こうやってちょっと離れたところから見てみると東名高速って壮大な構造物だったのかということに改めて気付く。

 再び246号。静岡県に入る。路肩がそこそこ荒れているのでちょっと走り辛い。

 富士山が見えた。

 ここを左折して山中湖へ向かう。ぼちぼち本格的な登りが始まる距離だ。

 と思ったらいきなりぐっと勾配がきつくなった。

 県道147号をぼちぼち登っていく。序盤の調子の悪さは何となく治まってまあまあ脚は回っている。

 富士山が少しずつ大きくなっていく。

 ここを右折するといよいよ明神峠への登りが始まる。

 曲がった途端いきなりの急勾配。九十九折ではなく直線的に登っていくので視覚的にもかなりキツイ。

 山梨県境まで6km(この標識は6.6kmから設置されていた)。これは多分三国峠までだから、明神峠まではもう少し短くて済むはず。でも後3kmはこの激坂が続くものと思われる。以前、富士チャレンジ200に参加するため富士スピードウェイに向かう途中に山中湖側から三国峠を越えてこの道を車で下ったことがあるが、ドライブシートに座っていても前のめりになりそうな重力を感じて視覚的にも坂の向こうに落ちていきそうな感覚があって、その時にここを自転車で登るなんてとんでもないなと思ったことを良く覚えている。

 あと5km。10%超の勾配が一定して続く。平均勾配が高くても勾配の緩急が適度にあれば緩いところで休むことができるがこの道はそれができない。ダンシングとシッティングを交互に繰り返して自分でメリハリをつけるしかない。速度も一桁後半をキープするのが精一杯。途中で押し歩く参加者達をパスするが速度は余り変わらない。

 あと4km。何となくこの激坂にも慣れてきてペースが掴めてきた気はするが、路面の凹凸やボトルに手を伸ばしてちょっとバランスを崩すと脚を着いてしまう危険が伴う。気が抜けない状態が続く。押し歩く人を見るとこちらもつい引き摺られて自転車を降りてしまう様な負の引力を感じてしまう。完全にメンタル勝負になって来た。

 更に勾配がきつくなった。路面が激坂にありがちな丸模様に変わり、恐らく20%近い勾配だ。ダンシングで踏み込んだら前輪が浮いてしまったので必死でバランスを保って何とか落車だけは回避した。状況的にはまるで子の権現だ(子の権現の時には前輪を浮かせて落車した)。シッティングでトラクションをかけ過ぎずに且つ失速してバランスを崩さない様に多少蛇行を入れながらじわじわと登っていく。結構この区間が長い。塩辛い大汗を掻いて額を伝って目に入ると痛くて目が開けていられなくなり思わず片手で目を拭った途端にバランスを崩して落車しそうになる。速度は5km/h位まで落ち、押し歩きの人とほぼ同じ速度。こらえて登っていたらようやく勾配が緩み、路面の丸模様も消えた。距離にして300m位だっただろうか。ほっと一息ついて再びペースを取り戻して登っていく。

 あと3km。まだまだ先は長い。

 あと2kmの標識が出てこない。見落としたか?それにしても勾配は一定で真っ直ぐに登っていく。

 唐突に勾配が緩くなった。神奈川県境だからどうやらここが明神峠らしい。おおよそ5kmの激坂区間を45分で足着きなしで登り切った。三国峠までは1.6km、ここでは降りずに最後まで足着きなしでクリアすることにする。

 勾配がぐっと緩んだ、というよりほぼ平坦に思える。紅葉もはっきりと始まっていて秋の気持ちの良い山道をのんびりと楽しむ。ひんやりとした空気がとても気持ちが良い。

 山頂が見えてきた。


 11:30、三国峠到達。今日のメインの峠越えはこれにて終了。

 爽快に下る。富士山頂は雲がかかってはいるが絶景、素晴らしい解放感。

 山中湖をこういう風に見下ろすのは、何度も山中湖に来ているが初めてかも知れない。

 山中湖畔に降りてきた。富士山がくっきり。PCはもう直ぐ。

 117km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:47。

 今日はここが最終PC、あとはゴールするのみ。距離は80kmちょっとだが山伏峠を越えれば後は道志道の下り基調なので気分的にはかなり楽に感じる。
 相変わらず空腹感はない。大汗を掻いたのでコーラをがぶ飲みし、ボトルにアクエリアスを入れて何も食べずに10分程の休憩で出発。

 山中湖畔は気持ちの良い天気で抜群の観光日和、観光客も凄い。

 多分今年最後の山中湖をのんびり楽しむ。

 ママの森の登りは全然きつく感じない。

 平野の交差点を左折して山中湖を離れる。

 山伏峠への登りもサクサク進む。明神峠を登った後では大抵の峠は楽勝に思える。


 あっという間に山頂到達。道志道を爽快に下る。

 折角の下りだが向かい風なので期待した程ペースが上がらない。でもこのペースなら16時前にはゴールできそうなので余裕を持って走る。

 あっという間に相模原に戻って来た。

 道志復路の登り返しも楽勝。

 青山の交差点。ここで道志道は終わり。ここまで戻って来るとゴールが近く感じる。残り30kmちょっと。

 青山の交差点を右折して直ぐの登りが微妙に長い。日差しがきつく暑くて汗がどんどん出てくる。脚攣りが心配だ。

 串川橋を過ぎて向原あたりから車が混んできた。

 相模原市街を抜ける。まだ渋滞と言う程でもないので信号待ちで車列の後ろに並んでもそれ程苦痛にはならない。これが本格的な渋滞になってくると信号待ち1回では交差点を通過できなくなって辛くなってくる。まあこれは市街地を走る時はそういうものだと慣れるしかない。

 元橋本の交差点。2段階右折も難易度高め。もう少し自転車の走行レーンを明示してもらえると有難いのだが。

 尾根幹の入口。後15km足らずでゴール。
 まだ脚はそこそこ残っているので尾根幹を快調に流していたら、南大沢を過ぎた辺りから車通りが多くなってきて交差点の車列が長くなってきた。

 この辺りは会社帰りに南大沢のコストコに寄って行く時に良く通るので見慣れている。自転車で走るのはちょっと新鮮。
 初めて尾根幹を自転車で走ったのは確か今年のBRM620青葉600だったと思う。確かあの時も夕方ここを走った気がする。
 微妙なアップダウンをこなしていたら右太腿の縫工筋が攣ってしまった。まあ今日は水分以外何も摂っていないし特に塩分補給もしていなかったのでこれだけ汗を掻けば当然か。最後まで持つかなーと思っていたけどそれほど甘くはなかったか。ペースを緩めたら治まった。そうこうするうちに今度はナビのバッテリー切れ発生。もう後30分もかからないはずなのにこちらも残念。道がうろ覚えだったので仕方なく交差点で歩道に上がってバッテリーを交換する。

 とある交差点で赤信号を手信号を出して停まろうとしているのに、後ろから来たローディーが直ぐ右脇をかすめて赤信号を突っ切って行ってしまった。もう少しジェントルな走り方ってできないのかなあ。

 尾根幹を離れてアップダウンを2つ程こなしたら川崎街道に出た。左折すればゴールの大丸公園だ。

 無事に大丸公園に戻って来た。夕方の公園内は今朝とは打って変わって家族連れで賑わっている。

 早速ゴール受付、ゴールタイムは15:17で認定完走時間は9時間17分だった。
 コーラを頂いてそそくさとその場を後して、駐車場に戻って手早くバイクを車に積み込み16時前に帰途に就いた。帰りの府中街道の渋滞も程々で17時過ぎには自宅着。明るいうちに帰り着けてちょっと得した気分、これにて今日のブルベは終了。

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 今回のコースは明神峠一発のメリハリがきっちり付いた、そういう意味では非常に走り易く面白いコースだった。明神峠は噂に違わず休むところが殆どなく距離の長い激坂で、そこを足着きなしてクリアして三国峠から眺める富士山と山中湖の解放感たっぷりの絶景と秋の清々しく冷たい空気が最高に気持ち良かった。ブルベシーズン終盤に相応しい、また是非走りたいコースだ。

 そんなわけで、今回の青葉200の完走をもってブルベ通算100完走を果たした。2009年9月5日に初めて200kmブルベを走ってから6年と1か月と13日での大台達成となった。100完走自体は意識はしていたが、プレッシャーと言う意味ではここまでDNFがゼロということの方が大きかった。これからも勿論ブルベは走り続けるし、無事故ノントラブルでDNFゼロも更に続けて行きたい。そのためには今まで以上に慎重に丁寧にジェントルに走らなければと思う。

 次は我がオダ埼清水班のBRM1031埼玉300のスタッフ認定試走、これが今シーズン最後のブルベとなる。事故なく完走してシーズンを締め括りたいと思う。