2017BRM122埼玉200(認定試走)

 今朝は快晴。昨日のBRM122埼玉200の認定試走は今日行けば良かったと思わなくもないが、今日はのんびりできるのでそんなに後悔はない。昨日は全般的に低い運動強度だったので身体的ダメージは皆無。強いて言えば右足の爪先が微妙に痺れている感じ。これは長時間冷たいままになった影響かも知れない。そんなわけで昨日の走行レポートは下記の通り。

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 1/20(金)、朝6時起床。今日は有給休暇消化で休み。天気予報は午後から崩れる見込みは変わっていないが諸般の事情で認定試走のチャンスは今日だけなので覚悟を決めて準備する。取り敢えずフロントバッグにはレインウェア上下を入れておく。6時半に自宅を出発、自走で入間豊水橋に向かう。

 今日のコースは入間から筑波山まで行って戻って来る200km。

 過去にオダ埼清水班でやったアタック真壁城のルートを一部変更し、筑波山への登りを追加したリニューアル版だ。それでも獲得標高差は500m程度で平坦コースと言っても過言ではない。

 7時過ぎに入間豊水橋に到着。写真を撮ってメールを送って7:20にスタート。

 序盤の上戸交差点までは朝の通勤ラッシュで走り辛い。日曜日ならばそれ程でもないかも知れないが道幅も狭いので走行には注意が必要だ。本番ではできるだけ車列を短くして車が追い越し易くすることを心掛けて欲しいところ。

 久々に荒川を渡る。空は雲に覆われているが時々雲の薄い部分から薄っすら日差しが差してくる。もしかしたら日中は晴れ間が出てくるかも知れない。

 太郎右衛門橋の路肩にこんなものが敷設されている。これはどういう意味だ?自転車はこの上を走れということか?それにしては狭いがいずれにしても路肩が危険なので要注意だ。

 鴻巣の本町交差点(Q13)。鴻巣市街も車通りが多く道幅が狭いので走行注意。

 上越新幹線の軌道を越える。雲が厚くなってきて日差しは期待できそうにない。

 加須の城通過。

 53km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:59。

 いつもの様にフロントバッグにイカフライとスティックメロンパンを突っ込む。今朝は出走前に何も食べなかったので、これとは別にパンを食べ20分程の休憩の後出発。

 走り始めはとにかく寒い。体感ではスタート時より下がっている感じ。気温は0℃近いのではないだろうか。休憩で冷えてしまって手足が冬用グローブやシューズが役に立たない程に冷たくなって痛い。それでも20分程我慢して走っていると身体も適度に温まり、温かい血が手足に巡り始めると手足がヒートシンク代わりになって冷たさが薄らいでくる。運動強度をLSD後半からミドルレンジ前半位でぼちぼち漕いでいる分には寒さはそれ程苦にならない。

 Q20はここから歩道に上がって歩道徐行で橋を渡る。

 利根川を渡って茨城県古川市に入る。

 下妻市に入った辺りで、空から細かな雪とも霙ともつかないものが降り始めた。予報では午後からのはずなのに早過ぎるぞ。
 走るうちにサイクルコンピューターがBattery lowと訴えている。昨日まで何事もなく動いていたのに。と思っていたらいきなり電源が落ちた。恐らく低温での電圧降下が原因だろう。まあナビは生きているので走行には支障はない。

 筑西市に入る。普段はここから眼前に筑波山が見えるのだが今日は雲に覆われて全く見えない。

 もう直ぐQ30というところでようやく筑波山がその全貌を現した。

 Q30を左折。

 Q31を右折。後方確認を怠らずに2段階右折励行。

 右折して直ぐに登りが始まる。ちょっと登ったところにダンプの出入り口があるので注意が必要。

 Q32右折。正面に水門。

 Q34は鋭角に右折。石碑が目印。

 勾配はそこそこだがここまで100km平坦に慣れ切った身体には結構きつく感じる。私的には車通りもなく九十九折の静かな登りなので楽しい。

 薬王院の駐車場辺りでピーク。2km位登ったかな。

 薬王院前通過。もしかしたら休日は参拝客で車通りが多いかも知れない。ちょこっと下ったところにQ35があるので見落とし注意。うっかり見落として直進して下ってしまったので、コース復帰がきつかった。Q35から再び登り開始。

 結構勾配はキツイ。この感じだと「クロサワヒドイ!」っていう参加者が結構いるかも知れない。

 1kmちょっと登ってここがピーク。ここから下りに入る。

 下りの途中が筑波梅林。ちらほら咲き始めているので天気が良いと眺めが良いだろう。
 Q36を右折してから通過チェックの筑波山観光案内所までは結構な急勾配で登る。

 105km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは13:00。

 建物入口を入って直ぐ左にスタンプ台があるのでそこで持参したブルベカードにスタンプを捺す。
 トイレは道を隔てた建物の前にある。トイレを済ませて出てきたら雨が降り始めた。ここでレインウェアを着るかどうか考えたがまだそれ程の降りではないのでそのまま出発する。
 下りは急勾配で車通りも多いので注意が必要。

 下り終えたら雨が霙に変わった。結構激しく降っている。こんな霙の中を走るのは多分初めてのことだと思うが、氷の粒が身体に当たる音が大きい割には全然濡れない。気温が低いので氷の粒は身体に当たっても融けないのだ。雨と違って全く苦にならない。
 そのうち霙が雪に変わって向かい風に相俟って正面から吹雪の様に吹き付けてきた。これだと濡れてしまうので立体交差の高架下でレインウェアを着る。
 レインウェアを着ている分には雪の影響は全く問題ないので大して苦にならない。気温は相変わらず0℃近いままだと思われるが、重ね着だと身体の寒さは全く感じない。強いて言えば泥除けを付けてこなかったので路面からの飛沫を防げないのが失敗か。
 傍から見ればこんな悪天候で自転車で走るなんて有り得ないだろうが、当人はそれ程悲壮感は感じていない。むしろ楽しかったりする。状況に対処できて、低強度でちんたら走る分にはこういう天候でも十分楽しめるのだ。

 利根川を渡り返す。雪は相変わらず降り続いている。

 153km地点のPC2に到着、チェックタイムは15:33。

 空腹感があったし、恐らく自覚以上に体温維持でエネルギーを消費しているはずなのでしっかり補給。これらとパンをもう一つでざっと1000kcalを摂取。20分程休憩の後出発。

 もう直ぐ鴻巣だが雪は相変わらず。暗くなると視界が悪くなるし路面が凍りそうなので明るいうちに鴻巣市街は通過したいところ。

 鴻巣市街通過。夕刻のラッシュはまだ始まっていなかった。

 太郎右衛門を渡り返す。やはり路肩が走り辛い。暗くなったら更に注意が必要だ。

 川越辺りまで帰ってくると雪もすっかり止んで路面も乾いている。こっちは降った形跡はない。ナイトランになったが、今まで何事も無かったかの様に順調に進む。

 Q63の根岸交差点を曲がれば豊水橋は目前。

 無事豊水橋に戻って来た。ゴールタイムは18:20。実質走行時間は11時間丁度だった。写真を撮ってメールを送って帰途に就く。19時過ぎに無事帰宅、極寒ブルベは終了した。

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 今回のルートは変更された山岳部分が距離は短いがしっかり登った感がある楽しめるヒルクライムなので、平地部分と山岳部分のメリハリがあって難易度も高くないので万人に楽しんでもらえると思う。試走は酷い天気だったが、明日はしっかり晴れそうなので(但し風が心配だが)参加者には存分に楽しんでもらえるのではないかと思う。

 私的には次のブルベは来週末のBRM129東京200。その前にバイクを洗車しなければ。