MGM2018/Report 9:Stage 6,Day 2/Cangas de Onis-Gijon(82km/620km)

 8/21(火)、8時にC6/Cangas de Onisをリスタート、いよいよ折り返し地点のGijonに向けて走り始める。

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 スペインに来て初めてのどんよりとした曇り空、かなり新鮮。

 Gijonまでは82km、獲得標高差は1000m程度、大きな山越えはないがアップダウンが結構あってそれ程楽な感じではない。Gijon手前の山越えがちょっと大変そうだ。

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 早朝の街中はまだ寝静まっている。気温は10℃半ば位、とても涼しく気持ちが良い。日中はこのままずっと曇っていてくれるとかなりありがたい。昨日までが灼熱地獄だったのでチャンス到来か。

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 Cangas de Onisの中を流れる川に架かる古い橋。ちょっと大きめの街はちょっと観光地っぽい。

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 街を出ると直ぐに登り基調になった。ただし勾配はせいぜい2%程度でそれ程苦にはならない。テンポキープで淡々と登って行く。事前の地図読みでは中間地点までの40kmはずっと登り基調だが、標高差が300mに満たない位なのでそれ程のプレッシャーはない。

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 雨ではないがかなり湿っぽい霧が出ている。気温は相変わらず20℃を下回っている感じ。

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 腕に水滴がつく程の濃い霧の中を登る。

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 地元のサイクリストの集団が颯爽と抜いていった。まだまだ先は長い、マイペースをキープ。

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 標高が徐々にたかくになるにつれて霧が濃くなっていく。霧というよりは低い雲の中に入り込んでいるのかも。もしかしたら雨が降るかも知れない。

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 線路の右に行ったり左に行ったりしながらずっと鉄道沿いを走っている。結構長い時間が経っているがまだ一度も列車は走って来ない。

 車通りはそこそこ多い。今まで走ってきた道は余り車に遭遇しなかったのでちょっと新鮮。

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 スタートから562km、Cangas de Onisから22km地点のVillamayorという街を通過。この時計塔は街の中心部か。

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 Oviedoって何となく聞き覚えのある名だな。そう言えばそんな名前のギタリストがいたけどスペルが違うか。スペイン人じゃなかった気がするし。

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 更に登って行くとちょっと山っぽくなってきた。緑も随分と多い。今まで見て来た風景とかなり違う。スペイン北部は荒野ではないという感じがする。

 空の雲がちょっと薄くなってきた。ちょっと嫌な予感がしてきた。このまま曇りであって欲しいのだが。

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 道脇の小さな牧場。今まで走って来たところは牧場は殆ど見かけなかった。畜産は余り盛んじゃないのかな。まあ暑いから動物も生き辛いのかも。

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 何となく登り切った感じで一定勾配の登り基調からアップダウンに変わって来た。いつの間にか霧も晴れた。

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 再び登り基調、まだ登り切っていなかった様だ。勾配はちょっときつめ。

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 前方にビルが見えて来た。高層建築物を見るのは凄く久し振りな気がする。

 空には青空が広がって来た。淡い期待も空しく、今日も晴れそうだ。

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 Cangas de Onisから55km、Pola de Sieroという街に入った。街というよりは都会だ。車も人もたくさんいて、今までずっと静かで閑散とした風景の中を走って慣れてきていただけにちょっと圧倒される。
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 スペインに来てこんな都会の中に来たのは初めてかも知れない。

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 街まではずっと西向きに進んできたが街を出ると同時に進路を北向きに取る。Gijonまではほぼ一直線、20kmちょっと。

 街中を抜けると日差しがしっかり出てきて一気に暑くなった。これで折り返し後の暑さとの戦いは避けられなくなったな。かなりの落胆。

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 この辺りではたくさんの地元のサイクリストとすれ違う。10人位の集団で走る人達も多い。自転車熱は高そうだ。挨拶を交わしながらすれ違う。

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 Cangas de Onisから65km、高速道路のインターに差し掛かる。道路標識にGijonの文字が出て来た。

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 急勾配の登りが始まった。これがGijon手前の山らしい。5%超の坂をぼちぼち登って行く。

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 二人組の参加者が間断なく御喋りを続けながら楽しそうにゆっくりと登っている。挨拶をしつつパスしていく。

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 2.5km程を登って山頂通過、ポツンと家が建っている。峠の我が家という感じだ。直ぐに下りに入る。

 程よくワインディングしたいい感じの坂を下って行く。風も心地良く気分爽快!

 この坂を登って来るサイクリスト達とどんどんすれ違う。びっくりする程に多い。イメージ的には日本の定峰峠みたいな感じだ。

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 坂の途中で遠くに大きな街が見えた。あれがGijonだろうか。

 9km程を下って街の入口に到達。PCまではあと6km。

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 マンションが建ち並ぶ大通り。大都会の様相。どうやらGijonの街に入った様だ。

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 コントロールへの案内板が出てきたがまだ数kmの距離がある。取り敢えず矢印の方に進む。

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 複数車線の大通り、街中に向かって進んでいく。

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 街中でバイクショップを見かけた。

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 ここまでの途中で通った街を都会に見えたがGijonの方が遥かに大きい。大都会だ。

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 ビルが立ち並び、大型の市内バスも走っている。街角の看板の温度表示は25℃。

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 都会の喧騒の中を、幾度も信号に引っ掛かりながらゆっくりと進む。

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 何の気なしに街中を走っていたら。バイクに乗っとおじさんに呼び止められた。バイクを見たらなんと警察だった。なんかやらかしたのかとびびって返事をしたら、こっちが外国人だと分かって手を振りながら去って行った。なんだか良く分からないが捕まらずに済んだみたいあだ。私には自覚はないのだが、多分何か違反行動をしたのだろうが外国人で言葉が通じないだろうと見逃してくれたのだろう。良かった良かった。

 PCはもう目前だ。

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 MGMのバナーがあった。着いたぞー。

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 おおっ、何とも立派なゲートじゃないか。人が殆どいないのがちょっと寂しいが、ゲートをくぐって遂に620km地点のC7/Gijonに到達!

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 数名のボランティアスタッフの方々の出迎えを受けコントリールに向かう。

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 まずはコントロールでブルベカードにチェックを受ける。

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 チェックタイムは8/21の11:50。スタートしてから39時間35分、BRM600kmだとぎりぎり時間内完走だった。

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 そこそこの参加者達が集っていたが、今の自分のポジションがどの辺りなのかは皆目見当がつかない。恐らくメインの集団からはそこそこ遅れているのではないかと推測する。

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 さて食事。ここで大休止を取る予定だったのでがっつりといかせてもらう。ここのフードコートはオールフリーで選択肢はそれ程多くないが量はしっかり摂れそうだ。サラミ系の干し肉がとても美味しそうだったのでディスプレイされていた皿を指差し、てっきりこのディスプレイの一部を取り分けてもらえるのだと思ったら一皿どんと渡されて面食らった。これが一人分らしい。パンとパスタもどんと出されて凄い量になってしまった。まずは冷たいコーラをがぶ飲みして生き返る。そしてこのサラミがのけぞってしまう程に旨い!!塩っ気がすっかり抜けてしまい、持参した干し梅もとっくに食べ切ってしまっていた身体に塩気が染み渡って行く。旨い、ウマイ、美味し過ぎる!昨日の終盤から低ナトリウム血症の様な症状が出始めていたので、ちょっと心配になってもっと積極的に塩気を摂らねばと思っていたところにジャストミートだ。日本に帰ったら補給食として干し肉を持ち歩くっていうのはありだな。しかしながら如何せん量が多過ぎるので、パンと一緒にテイクアウトすることにする。

 食事にしながら休憩していると妙齢の女性のボランティアの方がちょくちょく傍に来ては「パスタの御替わりは?アイスクリームは?」とサービス攻勢が凄いので丁重に御断りし続ける。久し振りの充実した食事を堪能しながら45分程休憩する。