シューズの修理

 シューズが壊れてしまいました。4年程前に買ったナイキのポッジオⅡですが、片方のカーボンソールが踵の方から剥がれ始め、パクパクしています。破損箇所を良く見ると、踵に打ってある鋲が中の靴底で錆びて抜けてしまったのが原因のようです。

 今はメインのシューズを別に使っているのですが、このシューズは通勤用やロングライドでまだまだ頻繁に出番があり、私の足にしっかり馴染んでいるのでこのまま廃棄するには余りに惜しい。修理さえすればまだまだ使えそうなので、自力修理を試みます。

 ソールはカーボンで中の靴底も硬い素材でできていて接着剤ではとてもくっつきそうにありません。そこでまずはネジ止めをすることを考えました。しかし木ネジやボルト&ナットで固定する方法ではガンガンペダリングをするうちに緩んで外れる恐れがあります。
 何かいい方法はないものかと思案していたら、リベット止めに思い至りました。早速調べてみると、ブラインドリベットという物が今回の目的にはちょうど良さそうで且つ入手し易そう。早速近くのホームセンターで工具とリベットを買ってきました。

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 まずはドリルで貫通穴を2箇所開け、専用工具でリベットをカシメます。作業時間はものの10分であっけなく修理完了。再びカーボンソールがしっかり圧着され本来のシューズの性能が回復しました。

 1500円程度の出費で且つ自力修理で、馴染んだ道具がばっちり復活したのは非常に嬉しいし結構な充実感ですね。このシューズはこれからもどんどん使い倒します。