2019BRM602群馬200

 6月も中旬となり、梅雨らしい天気が続いている。今朝もどんよりと曇っているが雨は降っていない。どうやら今日は自転車通勤できそうだ。出勤前に先ずはBRM602群馬200の走行レポートをアップする。

 

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[目次]

 スタート前

 6/2(日)、4時半起床。歳のせいか、最近は5時位に目が覚めるのでこの位の時間に起きるのはそれ程苦にならない。取り敢えずPCの電源を入れ、メールチェックをしていたらSR600KWの主催者さんから認定申請手続きについての不備を知らせるメールが届いているのを見てがっかりする。ちゃんと手続したつもりなのに色々と抜けがあるのは我ながら情けない。朝っぱらから落ち込みつつ身支度をして車に乗り、自宅を出発。所沢入口から関越道に入る時、またしても料金所でETCなのに一般レーンから通行券を取らずに入ってしまうという失態をやらかしてしまった。これで2回目のヘマに朝からがっくりと落ち込む。自分の失態を棚に上げて言うのもなんだが、所沢入口は右端が一般レーンで左側がETCレーンになっている。私的には通常の料金所はETCが右側で一般は左側という刷り込みがあり、更に所沢入口は新潟方面は右方向に進むので間違い易いと思う。せめて右端のレーンをETC/一般共用レーンに改修してもらいたい。渋川伊香保出口では料金所の係員さんが自己申告を信用してくれてすんなり通してくれたのは有難かった。(通常は入口の監視カメラの映像を調べてその時間に間違いなく通過していることのを裏を取られるのでかなり待たされる)

 6時半過ぎに道の駅よしおか温泉に到着。バイクを降ろしてスタート地点の河川敷に向かう。

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 ブリーフィング中。天気は余り芳しくないがそこそこの人数が集まっている。

 今日のコースは道の駅よしおか温泉から老越路峠を通過し、千葉県野田市の端に入った所で折り返し再びよしおか温泉に戻って来る200km。

 山は前半の老越路峠のみ、その後はほぼド平坦でサイクリングロードをかなりの距離走る。獲得標高差は1000mに満たない。”はじめてのブルベ”というサブタイトル通り、難易度としてはかなり低く初心者には最適なコースではないかと思われる。私的にも過去に何度も走っているのでコースの素性は良く分かっているので今日は大したプレッシャーもなく心身共に余裕を持って走ることができる。

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 今日の天気は終日いまいちの予報。でも雨は降らないらしいので雨具一切は携行せず。予報通り雨が降らなければ、むしろ曇っていた方が気温も上がらず走り易いので絶好のブルベ日和になるはず。

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 ブリーフィングを終えてスタートを待つ間ふとバイクのダウンチューブに目をやったら、フレームポンプが付いていない!朝一でSR600の申請ミスでがっかりして高速の入口間違いで追い打ちをかけ、挙句の果てに更に破壊力の大きいポカをやらかしてしまい我ながら呆然とする。前回のアタック磐梯山の時、バイクを車の屋根積みにしたのでその時にフレームポンプを外したまま付けるのを忘れていた。スタート時間はもう目前だし、どうしようか急いで思案する。パンクはしないと腹を括ってこのまま走り出すかと思ったが、こういう日に限ってパンクするというのは良くある話だし、そうなって他の参加者に助けを乞うのも情けないし、こんな下らないミスで私的ブルベ史上初のDNFになったらそれこそ悔やんでも悔やみ切れないことになる。幸い車にはフロアポンプが積んである。重さ自体は大したことはないので200km位ならバックパックを背負っていると思えば何とかなる。問題はどうやって背負うか?バイクの車内積みでバイクを安定的に固定するゴムのロープがあったのでこれをポンプに巻き付けてあれこれ身体に巻いたら何とか背負えたのでこれで決まり。ポンプを忘れた自らへのペナルティーを課す意味も込めて、フロアポンプを背負って走ることにした。

 ポンプを背負ってスタート地点に戻ったら、スタッフさん含め数人の参加者さんから笑われた。そりゃそうだよね、はっきり言ってみっともない。でもパンクしたら終わりというプレッシャーを感じながら10時間走ることに比べれば背に腹は代えられない。

スタート/道の駅よしおか温泉->通過チェック(45.8km)

 装備チェックを無事クリアして定刻7時にスタート。

 取り敢えずフロアポンプを背負っても何とかバイクに乗って走ることはできた。背中にかなり収まりの悪い状態で背負っているので相当な違和感だが走っているうちに慣れて来るだろうと割り切るしかない。

 スタートから補給可能なPC1までは区間距離108kmと長いがこの天気でそんなに暑くならない見込みなので取り敢えず休憩なしで一気に行く予定。

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 道の駅を出て直ぐに新坂東橋で利根川を渡る。橋の真ん中で前橋市に入る。

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 9.9km、県道34号に合流して大胡方面に右折。県道34号はオダ埼ブルベでも良く通る道なので良く憶えている。アタック老越路でもここを通る。

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 県道34号は微妙なアップダウンが続くが、今日は序盤なので大して苦にならない。が、ダンシングなどでライディングフォームを変えると背中のフロアポンプがずれて鬱陶しいのが結構ストレス。

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 13.2km、市街地近郊のルートは信号も多く、徐々に集団化していく。このまま集団で走り続けるのは得策ではないので、エスケープするタイミングを伺いながら走る。

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 14.2km、大胡の街中を抜けていく。大間々方面に左折。

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 26.3km、県道3号を桐生市街に向かって西に進む。背中のフロアポンプが何となく落ちそうで落ち着かない。どこかで止まって背負い直したいと思いつつタイミングが掴めずずるずると走り続けている。取り敢えず通過チェックまでこのまま走り続けるか。

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 30.5km、桐生市街に入って来た。左折して県道3号を離れ、桐生市街中心部を通らずに老越路峠を目指す。

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 31.4km、西桐生駅傍を通過。ここを左折して北上する。

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 県道66号に乗って徐々に登り基調になって行く。

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 老越路峠自体は大した登りではないので、今日一番のヒルクライムはトンネルまでの約2kmの区間、平均勾配は5%ちょっとだが、トンネルの直前が結構キツイ。

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 41.5km、10%近い急坂区間をこなしてトンネルに到達。これで今日のメインのヒルクライムは終わりだ。

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 42.0km、老越路峠方面に右折。アタック老越路の時はここは日が落ちての通過だったが今日は風景をちゃんと見ることができる。

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 橋の上から見るダム湖の眺め。

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 右折ポイントから老越路峠までは6km弱、峠と分からない程に緩やかに登るが、通過チェックはその手前、群馬県と栃木県の県境だ。もう目の前。

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 45.8km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは9:05。

 ここは写真チェックなので通過証明の写真を撮る。背中のフロアポンプを降ろしてゴムロープを結び直し背負い直す。フロアポンプを背負ってから反射ベストを着用するのがかなり面倒。結局10分程の休憩となってリスタート。

通過チェック->PC1/セブンイレブン野田関宿台町店(62.6km/108.4km)

 老越路峠までは通過チェックから2km程、ちょっと勾配が上がって3%を超える程の登りになる。

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 47.5km、老越路峠を通過。過去にはここが通過チェックだったこともある。峠のピークは更に200m先。ここを超えると今日の山は全て終了、そのまま急勾配の下りに入る。(カメラの操作を誤ったらしく合体写真になってしまった。何故こんなことになったのか未だに不明)

 下りはかなりの急勾配で曲がりくねって路面が荒れているのでちょっと危険。今回は昼間なのでそれ程でもないが、アタック老越路の時は夜間の通過だったので真っ暗で結構怖かった。

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 50.3km、一気に下って来て県道66号に合流、佐野市街・田沼方面に右折。

 この先も下り基調で快調に進む。

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 61.2km、田沼方面に左折。

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 平坦路をひたすら進む。

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 70.2km、佐野市街を通過。市街地走行で若干車通りと信号が多くなったが大都市程のストレスはない。

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 77.2km、栃木市に入った。

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 80.9km、渡良瀬川沿いに出たところで踏切に引っ掛かる。

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 81.2km、新開橋を渡る。オダ埼清水班のアタック磐梯山では東から来て左折だが、今日は西から来て右折。ちょっと新鮮。

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 81.8km、新開橋を渡って直ぐに右折して川沿いを走る。直進してここからサイクリングロードにうっかり入りそうになるがルートは右方向、サイクリングロードに入るのはもう少し先。

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 82.2km地点からサイクリングロードに入る。サイクリングロードを走るのは9km程。

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 ド平坦なサイクリングロードをひた走る。過去にはここを走っている時に結構な好天で日差しが強くかなりへばった思い出がある。今日は曇りで非常に走り易い。但し背中のフロアポンプを除けば、だ。これが無ければもっと快調に走れたのに、と思うとフレームポンプを忘れたことが非常に痛い。

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 89.5km、柏戸交差点を通過。ここから三国橋を渡る区間はオダ埼ブルベでしょっちゅう使われるルートで、別のブルベで通るとちょっと新鮮。

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 渡良瀬遊水地を眺めながらぼちぼち走る。

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 91.0km、歩道走行のまま左折して三国橋を渡る。

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 三国橋を渡り終えた。オダ埼ブルベなら左折だが、今日は右折。曲がって直ぐにサイクリングロードに入る。茨城県古河市に入る。

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 再びサイクリングロードを走る。この区間は16km程。

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 99.0km地点、さっきまで渡良瀬川沿いを走っていたと思ったら利根川沿いになっていた。いつ切り替わったのは分からない。東北新幹線の高架を潜ろうとしていたら丁度新幹線が通って行った。こうやって眺めるとやはり新幹線は速い。

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 境大橋が見えて来た。あの橋を渡ることになる。

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 107.2km、境大橋を潜ってUターンして土手上に上がったところでサイクリングロードは終了。

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 境大橋は人道橋を渡る。

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 108.3km、橋を渡り終えて千葉県に入った。群馬から100kmで千葉県に行けるというのがいつもピンと来ない。ここはチーバくんの鼻の先端だ。PCはもう目前。

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 108.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは11:35。

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 半分を消化してまだ午前中というのは今日はかなり展開が早い。空腹感はないがかなり汗を掻いたので1L程の水分補給をする。15分程の休憩の後リスタート。

PC1/セブンイレブン野田関宿台町店->PC2/セブンイレブン熊谷妻沼台店(48.5km/156.9km)

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 109.8km、杉戸方面に左折。次のPCまでは50km弱。

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 111.2km、江戸川を渡る。ここに江戸川があるのがピンと来ない。何度も走っているのに地理的にどういう位置関係にあるのが未だに頭の中で整理できていない。

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 118.8km、ルートはここを右折だったのにぼさっとしていて直進してしまった。1km程オーバーランしてやっと気付いて慌てて戻る。ひたすら平坦路で気が緩んでろくにナビに目をやらずに走っているとこんなことになる。

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 119.3km、久喜市に入った。

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県道316号を西に向かってひた走る。車通りはそこそこあるがそれ程走り難さは感じない。順調に距離を消化していく。

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 123.5km、加須市に入った。

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 126.9km、オダ埼ブルベで見慣れた北平野交差点に出た。今ここを走っているのが不思議。左折して羽生方面に進む。

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 131.6km、羽生市に入る。

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 138.5km、羽生市街を通過。

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 139.2km、今日もよく踏切に引っ掛かる。

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 埼玉県内をずっと走っている。こうやって見ると群馬と埼玉は隣接しているというのを実感する。

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 142.5km、行田市に入った。

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 150.2km、熊谷市に入った。なんか、埼玉の市を片っ端から通り抜けている感じだ。

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 156.2km、妻沼の街中に入った。PCは目前。

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 156.9km地点のPC2に到着、チェックタイムは13:41。

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 ここまで走っても空腹感は余りない。残りは50kmを切って2時間半でゴールなので、食料補給無しでも大丈夫だろう。ブルベ中の私的定番飲料モンスターエナジーとソルティーライチで水分補給だけはしっかり行って15分程休憩の後リスタート。

PC2/セブンイレブン熊谷妻沼台店->ゴール/道の駅よしおか温泉(48.3km/205.2km)

 さあ、あと50km弱、2時間半でこの罰ゲームが終わる。とにかくこの背中の荷物を早く降ろしたい一心で走る。

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 160.4km、深谷市に入った。フラットで車通りも程々の県道をひたすら西に向かって走る。信号が少ないのでストレスが少ない。

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 162.9km、小山川を渡る。

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 164.0km、県道356号に乗った。広域農道の様な道は更に車通りが少なくなって走り易い。

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 167.2km、群馬県に戻って来た。

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 169.9km、サイクリングロードへの右折ポイント。右折して利根川沿いに向かう。

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 土手上に上がってサイクリングロードに乗りスイッチバックする方向に進む。

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 170.3km、サイクリングロードに乗った。さあ、ここからゴールまでの33kmは利根川沿いのサイクリングロードを走るのみ。

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 天気がいまいちなせいか、サイクリストの姿は殆ど見ない。

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 171.5km、またまた埼玉県に入ってしまった。

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 175.4km、坂東大橋を渡って一旦対岸に渡り、対岸のサイクリングロードに入る。

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 坂東大橋の側道は広く、自転車もストレスなく走ることができる。

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 橋を渡り終えて再びサイクリングロードに乗り、川沿いを西に進む。

 サイクリングロードは一定ペースでフォームを固定して走り続けられるので背中のポンプが暴れてずれるのを最小限に抑えられるので今日は非常に都合が良い。

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 180.4km、五料橋で利根川を再び渡り対岸のサイクリングロードに乗る。

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 橋を渡り終えると一旦右折して、スイッチバックする形で再び利根川沿いを西に進む。

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 ド平坦なサイクリングロードを淡々と走るのは楽しい。細い道だが人気が殆どないので問題ない。何より車の心配をしなくてよいのはストレスフリーで非常に良い。

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 サイクリングロードだがちゃんと県道なんだね。

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 189.4km、高崎市に入った。残り15kmを切った。

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 198.4km、対岸に群馬県庁と前橋グリーンドームが見える。こうやって見ると道の駅よしおか温泉と前橋市街は近いんだな。

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 ほぼ川面と同じ高さまで降りて来た。ここからゴールまではじわっと登り基調。

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 森の中の緩い登り基調を進む。勾配は2%もない。ゴール前にちょこっと激坂があった様な記憶があるのだがここまで走って来てなかった。サイクリングロードのルートがちょこっと変わっていたからバイパスされたのかも知れない。

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 205.2km、こんなところに乗馬クラブがあったなんて今まで気が付かなかった。

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 朝見たサイクリングロードの風景になった。もうゴールは目前。

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 無事ゴール。ゴールタイムは15:33、認定完走時間は8時間33分だった。スタッフの皆さん、今日も一日楽しませて頂きありがとうございました!

ゴール後

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 AJ群馬さん恒例のゴールでの温泉券無料配布。群馬ブルベに参加する楽しみの一つ。コーラと御菓子を頂いでちょっと休憩してそそくさとその場を後にする。

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 よしおか温泉の空模様はスタート時とほぼ同じ。今日は結局降られることはなかった。

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 駐車場に戻り、背中の荷物をようやく下ろすことができた。罰ゲームを終えて妙な達成感がある。結局パンクはせず出番なし。初心者対象のブルベに厚かましくも出続けるのでハンディを背負わされたと思えば腹も立たないか、と負け惜しみ。図らずも”はじめてのブルベ”で初めてフロアポンプを走るという、サブタイトル通りの参加資格をクリアしたとも言えるのではないか。まあでもこんなことはみっともないし二度とやりたくない。これからはスペアのフレームポンプを車に積みっ放しにしておこう。

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 バイクを車に積み込んで即温泉。ここはいつ来ても賑わっている。汗と汚れを洗い流し、露天風呂にのんびりと浸かる。無事完走できて罰ゲームをクリアした達成感と解放感を味わいつつ温泉に入るのは最高!

 温泉で心身共にすっきりして16時半に帰途に就く。帰りの関越では想定を超える渋滞に嵌まり、更に自宅直前の開かずの踏切に思いっ切り嵌まって、結局3時間かかって19時半に帰宅。これにて群馬遠征ブルベは無事終了。

 

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 今回の走行軌跡はこちら。

Relive '2019BRM602Gunma200'

  AJ群馬さんの”はじめてのブルベ”は確か3回目の参加ではなかったかと思う。オマエは初心者ではないだろう、と御叱りを受けそうだが私的には常に初心者の気持ちを忘れずにと思っているので御容赦を頂きたいところ。コース的には山はちょこっと、後はひたすら平坦でサイクリングロードもたくさん走る、正に初心者が走るには持って来いのブルベのコースに仕上がっている。このコースではサイクリングロードを50km程走るのだが、私的には車に注意を払わずにストレスフリーで走ることができるサイクリングロードが盛り込まれているのは非常に有り難い。何度も走って道も憶えてしまいストレスフリーで余裕を持って走れるコースで、スタート&ゴール地点のよしおか温泉はアクセスが良く朝移動で1時間半で行けるし、おまけにゴール後の温泉までついているという、ほぼ完璧なパッケージのブルベは他に類を見ない。次回以降もAJ群馬さんに門前払いされない限り是非エントリーしたいと思っている。

 次のブルベはAJたまがわさんのBRM608 男鹿200。今回で3回目となるAJたまがわさんの遠征シリーズだが今回の舞台は秋田。次回詳報予定。