10/1(日)、朝5時起床。外はまだ暗いが空には星が見え、東の空には夜明けが見える。今日は天気の心配はしなくて済みそうだ。今日のAJたまがわのBRM1001奥多摩200は杉並スタート、スタート地点が近くてアクセスし易いのは有難い。4時半に自宅を出発。
朝焼けを眺めながら新青梅街道を走る。こんなに清々しいブルベの朝移動は随分と久し振りな感じがする。
青梅街道沿いのコインパーキングに車を停めてバイクを降ろしスタート地点に向かう。
まずは受付。スタートは7:10となった。
参加者はまばら。当初の天気予報が微妙だったのでDNSが多かったのかも知れない。顔見知りに挨拶しつつブリーフィングを待つ。
非常に珍しい小径車。これで風張峠を登るというのは凄い。
ブリーフィング開始。今日の主催と言うより店主のないとうさん。既にエプロン姿で仕込みが始まっているという感じ。
今日のコースは高円寺をスタートして西に向かって走り五日市から風張峠を越えて道の駅たばやまで折り返し、青梅街道を下って所沢・志木を経由して高円寺に戻って来る200km。
山岳は風張峠一発のシンプルなコースレイアウトで獲得標高は2100m。この季節の奥多摩方面はサイクリングコンディションとしてはベストなので、この天気ならばしっかり楽しめそうだ。
7:15、緩々とスタート。
この時間の青梅街道は車通りも少なくて静か。左折して五日市街道に入る。
五日市街道から人見街道へ。三鷹市に入る。この道は昔は車でよく走ったが自転車で走るのは初めてかも知れない。
三鷹一小前交差点を左折。三鷹市役所の通りは懐かしい場所。
鶴川街道を南下。そこそこ車通りが多くなってきた。通過チェックまではもう直ぐ。
8:15、16.3km地点の通過チェック1に到着。ここは写真チェックなので証明用写真を撮って直ぐに出発。
折り返して多摩川原橋を渡り返す。
多摩川沿いを上流方面に向かって走る。是政橋通過。
府中四谷四谷橋を過ぎて通勤路を一瞬走る。
日野バイパスに乗って多摩川を渡る。抜かれた二人組の後ろの女性、ペダリングが高ケイデンスで安定している。しかも速い。相当走り込んでいる様に見受けられる。
万願寺駅下からちょっとの間モノレール軌道下を走る。この辺のルートはブルベではよく使われている。
国道16号を一瞬走って滝が原運動場を通過。
都道7号に乗ったら五日市までは真っ直ぐ。PCは近い。
50.0km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:35。空腹感は余りないのでピルクル1本飲んで15分程の休憩の後、出発。
武蔵五日市駅前通過。ここからじわじわ登りが始まる。
久し振りの檜原街道。緩い登りをぼちぼち走る。
お、今日はヒルクライムレースをやっているのか。もうレース自体は終わっている様だな。
前からたくさんのサイクリストが連なって降りてくる。多分レース参加者だろう。
上川乗までやって来た。五日市から17km登って来た。風張峠までは15km。
上からまだまだヒルクライム参加者の集団が下って来る。結構な人数が参加していた様だ。
上川乗からの序盤が結構キツイがそこを過ぎると勾配が安定してくる。
ヒルクライムの案内板が出ていた。風張峠まで10km。
脚はまずまず回る。順調に標高を稼いでいく。あと7km。
それにしても今日の天気は最高。爽やかな秋の気候がヒルクライムには持って来いだ。紅葉にはまだちょっと早い。
大体1km5分前後のペース。久し振りの風張峠ヒルクライムは楽しいなあ。あと5km。
都民の森まで後1km。風張峠まではあと4km。
都民の森通過。結構賑わっている様だ。風張峠まであと3km。
そろそろゴールが近付いて来た。あと2km。
終盤でぐっと勾配がきつくなる。でももう山頂は目前。
風張峠駐車場に到達。お、シークレットがあるぞ。
11:45、シークレットコントロール。チェックを受けつつコーラを頂く。山頂付近の気温は16℃、汗を掻いた身体には心地良い爽やかさ。
長い登りを終えた後は爽快に下る。急勾配だが路面が濡れていないと全然怖くない。
あっという間に下りを終えて、奥多摩湖を渡る。青梅街道に合流して丹波山方面へ左折。通過チェックまでは9km。
山梨県丹波山村に入る。
ぼちぼちアップダウンが始まる。
長めの登り坂だがこの折り返し区間が今日の最後の山岳区間だと考えると気楽。
気温21℃、アップダウン区間なので体感はもうちょっと暑い。
通過チェックが見えた。
12:15、104.8km地点の通過チェック2に到着。天気が良いので結構賑わっている。
ブルベカードに通過証明のためのスタンプを捺す。
ジュースを1本飲んで15分程の休憩の後、出発。
元来た道を戻る。
これから通過チェックに向かう人達と挨拶を交わしながらぼちぼちアップダウンをこなしていく。
気温24℃、結構暑くなってきた。復路はアップダウンが緩く感じるのは気のせいか。青梅までは36km。
アップダウン区間も終わり東京都に戻って来た。
奥多摩湖畔を快調に進む。今頃がこの区間のサイクリングはベストシーズンじゃないだろうか。
峰谷橋の赤が目に新しい。
この隙間が印象的。多分何かしら名前があるんだろうけど何というのだろう。
小河内ダムが近付いて来た。そろそろ湖畔ルートも終わり。
このトンネルを抜けると青梅までの長い下りが始まる。
下り始めてから鳩ノ巣まではトンネルが連なる。下り基調のトンネル内は路面状態も余り良くなくてちょっと怖い。緊張しながら下る。
海沢大橋で久々に信号に引っ掛かった。
鳩ノ巣通過。
トンネル区間も終わって気楽になった。順調に距離を稼いでいく。
御嶽駅通過。
青梅市街まで降りて来た。楽しかった奥多摩サイクリングもこれで終わり。
青梅線の魔の踏切。ここで線路に前輪が嵌まって落車したサイクリストは多い。無事通過して右折。PCは目前。
149.1km地点のPC2に到着、チェックタイムは14:01。
イートインで補給。気温が上がって結構汗を掻いたので脚釣り予防で干し梅を食べておく。20分程休憩の後、出発。
青梅市街を西に向かって走る。ここからゴールまではずっと市街地を走ることになる。残り距離は50kmちょっとだがゴールは17時を過ぎるか。
都道179号を西へ。minoさんとケイタさんとスライドしてちょっとびっくり。
国道16号を横切って所沢方面へ。
大六天交差点を通過。ここを右折すれば数100mで自宅。まさかこんな自宅近くの道をブルベで走るとは思わなかった。
元町交差点から所沢商業地を通過していく。普段しょっちゅう通る道もブルベ中の通行だと妙に新鮮。
所沢から志木に向かって走っているはずなのだが、うねうねと曲がって一体どこを走っているのかさっぱりわからない。取り敢えずナビの案内を頼りに走る…、と思ったらバッテリー切れでナビが消えた。止む無く停車してナビの電池を入れ替えて再スタート。
何となく見覚えのある志木の街に入って来た。通過チェックは目前。
15:40、180.8km地点の通過チェックに到着。ゴールまではあと20km、ジュースを1本飲んで直ぐに出発。
PCを出て直ぐに右折して南下開始。
朝霞駅傍を通過。この辺りからゴールまではほぼ首都圏近郊の市街地になるので混み合うのは必至。
国道254号に合流。ゴールまであと14km。
国道254号から笹目通りへ。
難関と言われた谷原交差点はすんなり横断成功。残りは10kmを切った。
ゴール近くなって余裕かまして走っていたら環八からの左折ポイントを見逃し直進してコースアウト。直ぐに気が付いてリカバリー。
下井草駅傍通過。
阿佐ヶ谷の街中。こんな雑踏の中をもたもた走っているともうすっかり終わった様な気分になる。
青梅街道に乗って環七に合流。ここを左折すればもうゴールだ。
16:48無事ゴール。認定完走時間は9時間38分だった。
ゴール手続きを終えて、早速ラーメンを注文。
この暖簾からしていちいち本格的。
先着のライダー達がラーメンを食べているのを眺めながらしばし待つ。
りんぱぱ代表が反射板を販売していたので早速ゲット。先週神奈川で手に入れたものより一回り小さくて、こっちの方が使い勝手は良さそうだ。
さて、来ましたよ、ラーメン。早速頂きます。
スープは勿論のこと、麺のごわごわな感じと言いブタ(敢えてチャーシューとは言わない)のパサパサ感と言い、見事に二郎リファインなラーメン。これらが全て自家製で参加者・関係者分で100食以上を仕込むというのはホント凄い。マシマシコールしたかったけど、時間が早いので遠慮した。美味しく頂いて大満足。そそくさとゴール会場を後にする。
駐車場に戻ってバイクを積み込む。今日初めてブルベのトランスポートに投入した新しい車の使い勝手も上々で、気分良く帰途に就く。渋滞もそこそこに19時前に帰宅。これにて本日のブルベは無事終了。
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以前から注目を集めていたラーメンブルベ、スタート地点は高円寺という設定だったが、朝方は車通りも少なく都心の混雑の影響は殆どなく、ゴールの時間帯に若干混雑に引っ掛かった程度で覚悟していた程の市街地混雑の影響はなかった。奥多摩までのルートも往復ともそこそこ走り易く、個人的には馴染みのある道が多かったので楽しく走ることができた。天気に恵まれた御陰もあり、ベストサイクリングコンディションの風張峠と奥多摩湖沿いの道を堪能でき、高円寺発着のブルベとしては非常に秀逸なコースだったと思う。本題のラーメンは、一言で言えば”プロの仕事を見た”ということ。次回は厚かましくマシマシコールをしてみようかな。
次のブルベは我がオダックス埼玉清水班のBRM1014埼玉600アタック磐梯山。私的にはSR取得が懸かった最初で最後の600kmなので取りこぼしは絶対に許されずプレッシャーがかかった大一番だ。詳報は次回ブログで。