2018BRM1028東京200

 11月に入って早くも10日が経過した。今年のブルベシーズンが10月末日で終了し2か月間のオフになってブルベ以外のことを色々とやろうと思っているのだが、取り敢えずのんびりと思っているとどんどん時間が経って行く。走行レポートもまだ書き終わっていないので気分的にも完全にオフに切り替わったという感じがまだない。とにかく早く終わらせよう。書き終わったら今日は歯医者に行ってその後は毎年恒例のブラジル系バンドの合宿と色々と忙しい。そんな訳でBRM1028東京200の走行レポートは下記の通り。

  

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 10/28(日)、朝4時起床。外は真っ暗。微妙に肌寒いが今日の日中の予報は10℃以下になることはなさそうなので半袖ジャージにレーパンと指切りグローブを選択。ウォーマー類は必要なしと判断。雨の心配もなさそうなので雨具は一切持たない。4時半に自宅を出発、川崎を目指す。5時半に現地着、いつものコインパーキングに車を停め、バイクを降ろしてスタート地点に向かう。

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 スタート地点のとどろきアリーナ前広場に到着すると、ちょうどブリーフィングが始まったところ。コース担当のナオキさんが解説中。

 今日のコースは川崎から西に進んで須走で折り返して戻って来る完全往復ルートの200km。

 もともとのコースは須走から籠坂峠を登って山中湖半を走り山伏峠から道志道を下って川崎に戻るものだったが、現状道志道に通行止め区間があるため今回のコースに変更された。獲得標高は減るので難易度は下がると思われるが、籠坂峠を登れないとなるとちょっと残念。

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 ブリーフィングが終わってから受付。ウェーブスタートのEになった。

 定刻6時にスタート。

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 武蔵小杉の高層マンションを眺めながら緩々と走り始める。

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 雲は多めだが天気は回復基調。朝焼けもうっすら見える。ちょっと肌寒いが気温が一番低いこの時間でこの程度なら半袖・レーパンでも全然問題ない。

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 スタートして3km、千年交差点先の今日最初の登り部分の道が広く綺麗になってぐっと走り易くなっている。自転車で走るには有難い。

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 11.5km、序盤の市街地アップダウンをぼちぼちこなして行く。R東京ブルベの川崎から西方向の定番ルートはもう何回走ったか分からないがすっかり憶えてしまった。

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 14km、鶴見川を渡って緑区に入る。

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 27.5km、和泉坂上交差点を右折。

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 37.5km、東河内交差点先のキャットアイ危険地帯を注意して走行。

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 39km、相模川を渡る。正面に富士山が見える。

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 この辺りで市街地走行は終わり。朝は車通りも少なくてそれ程走り難くはないが、復路は夕刻にかかるのでここからゴールまではかなり渋滞に嵌まることを覚悟しておかなければならない。

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 44km、平塚市に入る。PCはもう直ぐ。

 47.2km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:22。

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 ピルクル1本飲んで10分程の休憩の後リスタート。

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 51km、金目川沿いを右折。去年のブルベ最終戦もR東京のこのルートだったが(2017BRM1029東京200 参照)この辺りで土砂降りだったのを憶えている。そう言えば去年はサイクルシューズを忘れて終始雨だったし散々な目に遭ったブルベだったなあ。今年は穏やかな天気でホント良かった。

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 県道77号をぼちぼち走る。

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 57km、中井町に入る。今日最初の丘越えとなる2km程のぼちぼち登って行く。

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 山頂通過。下りに入る。秋らしく路面には落ち葉やら色んなものが落ちているので注意しながら下る。

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 59km、井ノ口トンネルに入る。往きは下り基調だが帰りは登り基調。

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 61km、松田・大井方面に右折。ここから東名高速の側道までの5kmの登りが始まる。

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 ぼちぼち登り始める。序盤は緩いが終盤でちょっときつくなる。

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 64km、東名高速の高架をくぐる。緑の森の中に赤の橋は良く映える。

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 近寄って見上げると巨大構造物でなかなかの迫力。

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 登り終盤で勾配5%を超えてきつくなる。

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 66km地点、ピークを通過。東名高速に沿って下る。

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 69km、小田急線の踏切で引っ掛かる。最近はどうしてこんなに踏切に引っ掛かる様になってしまったんだろう。鉄の霊にでも憑りつかれたか?

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 71km地点、国道246号に合流。右折して沼津・御殿場方面へ。

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 国道246号は苦手。道はそれ程広くなく交通量も多くて車のスピードも速いので緊張したまま走り続けなければならない。往路は朝方で車通りは少ないものの登り基調で車との速度差が大きく、復路は交通量が多いので往復とも気が抜けない。

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 76km、トンネル手前で勾配がきつくなる。トンネル内も路面が悪く冷や冷やする。

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 県道76号に一旦逸れる。この道は車通りが殆どなくて非常に走り易い。国道246号から離れられるのでここを通る時はいつもホッとする。

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 再び国道246号に乗って登り基調。85km地点の生土交差点で側道へ逸れる。ようやく国道246号区間が終わって全身の緊張が解ける。

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 この交差点からはいつもなら富士山が良く見えるのだが今日は雲に隠れて見えない。

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 91km地点、吉久保交差点。ここを右折すると須走までの本格的な登りが始まる。10kmのヒルクライムだ。

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 96.5km、御殿場に入る。登り始めてちょうど中間位。5%前後の坂が直線的に続いている。視覚的になかなかキツイ。

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 98.5km、小山町に入る。この辺りが勾配が一番きついのではないか。8%位はあると思う。

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 101km地点、須走の街中を抜けて浅間神社前を通過。登り区間もほぼ終わりでPCは目前。

 102.5km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは11:10。

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 道の駅はコンビニと違って直ぐに食べられそうなものが余り売っていない。去年も店の中を歩き回った様に覚えている。今のところ空腹感はないしこの後は下り基調なのでキリンレモン1本をだけ買って水分補給のみ。

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 片隅にさり気なくバイクラックと空気入れが備えてある。こういうサービスはサイクリストには有難い。

 10分程の休憩の後リスタート。

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 本来なら左方向で籠坂峠を登るのだが今日は右方向で来た道を戻る。長い下りの始まり。これでもうヒルクライムはないのかと思うとちょっと物足りない気がしなくもないが、今日の仕事を大方終えて後は下り基調と考えるとかなり気楽。

 これから通過チェックに向かう参加者と次々とスライド、挨拶を交わしながら下って行く。

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 信号もなく車通りも少ないので安心して下って行けるのは有難い。

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 112km地点、取り敢えず吉久保交差点まで10km下って来た。左折して小山町の街中まで更に下る。

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 116.5km地点、小山町役場前を通過。

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 118.5km、生土交差点で国道246号に合流。ここからしばらくは再び緊張して走らなければならない。

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 日中の国道246号はやはり車通りは多い。下り基調なので自転車もスピードが出るが車は更に速く、しかも路肩は荒れているし所々ポール区間があって車幅制限されているところ結構なスピードで車に抜かれると冷や冷やする。やはり国道246号は苦手だ。

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 県道76号に一旦退避。ここは本当に走り易い。国道246号を通らずにこんな道だけど走れるならかなりストレスは軽減されるのだが、そういうわけにもいかないか。

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 126km、安戸交差点で再び国道246号に乗る。

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 こっちの方が路面も綺麗で幾分走り易いが相変わらず車通りは多く緊張する。

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 132km、漸く国道246号から離れられる。庶子交差点を左折して県道77号に逸れる。

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 小田急の踏切では珍しく引っ掛からなかった。

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 135km地点から県道77号の東名並走登り区間に突入。2.5km程の登りは5%超の勾配があって結構キツイ。

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 ピークを越えて長い下り。139.5km、東名の高架をくぐりつつ中井町に入る。

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 142km、平塚・秦野方面に左折、ここから再び登り。4km程のアップダウン区間に突入する。

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 トンネルまで登って行く。気温もそこそこ上がっていて結構汗を掻く。

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 復路の井ノ口トンネルは登り基調。

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 146km地点のピークを通過、ここでアップダウン区間は終了、ここを下ったらしばらくは平坦基調となる。

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 PCまでの最後の直線、車通りが多くて微妙に向かい風なのでちょっとしんどい。

 158.2km地点のPC2に到着、チェックタイムは13:25。

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 残りは45km程、3時間弱なので空腹感もないし固形物は摂らない。結構汗を掻いたので干し梅を一袋一気に食べてモンスターエナジーを飲んで10分程の休憩の後、出発。

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 159.5km、伊勢原市に入る。まだ脚はそこそこ残っているし後3時間もあれば終わりかと思うと結構気楽。

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 162km、右折して横浜・用田方面へ。ここを曲がるとぼちぼち市街地走行となって行く。さて、夕方の混み具合は如何程のものかな。

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 工業団地内はまだそれ程交通量は多くないので走り易い。渋滞本番は相模川を渡ってから。

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 交通量がぐっと増えたことに加えアップダウンが始まる。往路は脚がフレッシュなこともあり序盤のアップダウンはそれ程気にならないが、終盤で疲れてくるとかなりきつい。アップダウンの数もこんなに多かったのかと改めて思い知らされる。

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 181km地点、右折して中原街道に乗る。

 信号は多いし渋滞でペースはがっくり落ちたが、明るいうちにゴールできるのは間違いないし安全第一でぼちぼち走る。

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 下川井インターまで下ったら直ぐにまた登り。ゴールまで残り20kmを切った。

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 一体幾つ登り坂があるのかな。数を数えていたけれど覚え切れなくて諦めた。一つ一つは大して長くないが、微妙に勾配がきつい上に渋滞が絡むので市街地のアップダウンは難易度が高い。

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 195km、向原交差点を左折して長い下り。大方アップダウン区間は終わったか。ゴールまで10kmを切った。

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 197.5km、道中坂下交差点の鉄塔。青空に赤白色が鮮やかに映える。

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 登り坂がまだあった。今度こそこれが最後の登りかな。ゴールまであと2km。

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 ピークを越えたら武蔵小杉の高層マンション群が見えた。ゴールはもう直ぐ。でも渋滞が酷くてまだ時間がかかりそうだ。

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 中原区に入った。ゴールまであと1kmが遠い。

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 やっと南武線の高架が見えてきた。ゴールはあの高架の直ぐ下。やっと終わりが見えた。

 無事ゴール。

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 ゴールタイムは15:55。レシートをゲットしてそのまま自転車を押して直ぐ傍のファミリーレストランに向かう。

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 ファミレス併設のコイン駐輪場、2時間までは無料なので安心して停められるのは有難い。

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 ゴール受付に到着。結構混んでいて入口で順番待ちをしていたが、関係者に声を掛けられてそのまま店内に進んでも問題ないことが分かってちょっと拍子抜け。

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 受付にて無事に手続き完了、認定完走時間は9時間55分だった。スタッフの皆様、今日も一日楽しませて頂きありがとうございました!そして今年1年大変御世話になりました。また来年も宜しく御願い致します。

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 首尾良く完走を果たして、こんな時でもなければなかなか食べられないパフェを堪能してその場を後にする。

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 スタート地点のとどろきアリーナ前に戻って来た。夕方ののんびりした雰囲気の風景を眺めつつ駐車場に戻る。

 川崎街道、府中街道の渋滞は程々に19時前に帰宅。今年最後のブルベは無事に終了、今シーズンは終了した。

 

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 今年は、と言うより今年も、と言った方が良いかも知れないが、全国各地で大雨・台風・火山活動等の自然災害が多発し各所の道路が通行止めとなりブルベのルートもかなり影響を受けた。道志道が通行止めになるとは予想だにしなかったが、今回の東京200もコース変更を余儀なくされた。須走往復のルートは、過去に正規の山中湖200を走った身としては、籠坂峠を登ってから道志道を下るという楽しみがなかった分、少々物足りない気もする。でもシーズン終盤のブルベを穏便に走りたいという意味ではこれ位のマイルドで分かりやすいコースも良いかも知れない。

 この完走をもって今シーズンのブルベの全日程が終了。予定していた26本のうち、一本は遅刻DNSという失態をやらかしてしまったもののそれ以外の25本については全て完走を果たし、概ね満足な結果でシーズンを終えることができた。現時点で来シーズンの予定は白紙、12月に入ったら各団体の日程が出てくると思うのでそれからぼちぼち考えることになる。

 エントリーさせて頂いた全ての団体の皆様、今年も大変御世話になりました。来年もまた宜しく御願い致します。