先週の月曜日、泥酔して電車で帰宅途中に階段から足を滑らせ左ひざと腰をしたたかに打ち付けてしまい痛みで満足に自転車に乗れませんでしたが、今日はようやく痛みも引いてきたので、先週のうちに組み上げていた手組みクリンチャーホイールの試走を通勤がてら行いました。
リムはオークションで落札したウカイのプロトタイプらしきクリンチャーリム24H、ハブは6500系アルテグラ、スポークは15/16ダブルバテッドで、フロントはラジアル、リヤは両サイドとも2クロスで組みました。
以前は24Hということで強度が心配だったしおまけに体重もそこそこあったので14番のスポークで組んでみたもののダメダメホイールになってしまったので、今回は体重も減ったこともあり思い切って細いスポークで組んでみました。
重量はフロント725gリヤ930gの計1655g。MAVICキシリウム・エリートが1595gなので60g重いです。以前使っていたシマノWH-R540が1800gくらいだったのでそれと比較すれば150gくらい軽く仕上がりました。
乗ってみて”おっ”と思ったのはちょっとした加速感と巡航維持が比較的容易だということ。MAVICほどではないがシマノくらいのフィーリングはあります。やはりクリンチャーリムの構造上リムの重量があり更にタイヤとチューブで円周の偏重しているということで3つのホイールとも同様の傾向があることがはっきり判ります。この点はチューブラーホイールとは明らかに違いますね。
で、走ってみると意外と走るんですよ、このホイール。あまり期待していなかった分、思わぬ善戦にニヤリです。やはりスポークテンションゲージでしっかりとテンションをかけたせいか、しっかり動力伝達があって最初に組んだ時よりかなりまともになりました。これは実用レベルと言って構わないでしょう。我ながらいい仕事をしたと自画自賛です。
これで通勤用ホイールは手組み2組のローテーションで決まりです。普段はクリンチャーで、疲れている時はチューブラーに換えるという使い分けでいきます。でMAVICはメインバイクの練習用に回ることになりました。
ホイール組みはしょっちゅうはできませんがなかなか充実の作業でした。