カムバック

 今年もJ-Sportsのサイクルロードレースが始まりました。既にツール・ダウン・アンダーとツアー・オブ・カタールが放送され、今日からツアー・オブ・カリフォルニアです。

 ランスの復活は既に昨年から大騒ぎだったのでダウン・アンダーで実際に走っている姿を見てもそれほどの驚きはなかったのですが、今日のカリフォルニアのプロローグのタイムトライアルを見てびっくり!

 何とタイラー・ハミルトンが走っているではないか。更にはフロイド・ランディスも復活して走っている!そして続けて放送された第1ステージでは何と何とマンセボが大逃げでステージ優勝しているし、おまけにオスカル・セビリャが追走集団の中で走っている。(それにしてもロック・レーシングというチームはメンバーがちょっと凄いね)

 皆ドーピング疑惑で出場停止を食らったり冷や飯を食わされていたのですが、とりあえず皆ドーピングを認めたわけではなく”灰色”のまま2年もの時間を過ごしていたわけで、でもこうしてロードレースを走っている姿を見てちょっと感動してしまいました。(解説の栗村さんも言ってましたが4人とも”過去の人”と思われていたわけでかなり不思議な感覚です)

 でも皆コンチネンタルチームの所属なのでヨーロッパのメジャーレースに参戦できる可能性は皆無で、その姿を見ることができるのはこのカリフォルニアでおしまいなのが非常に残念です。できることならまたプロツアーチームやプロコンチームで走って欲しいものです。

 この流れでウルリッヒやヴィノクロフもカムバックしてくれて、もう一度あの走りを見たいものです。(ウルリッヒはちょっと難しいかなあ・・・)