今日は有休消化で休み。多摩湖CRの凍結がやっと解消したので走りに行こうと思っていたのに昨日から冷たい雨が降っている。まあ明日もブルベだし、こういう日は休養日とスパッと割り切って溜めているブログネタを少しでも消化していこう。まずはオダ埼妻神班のBRM128埼玉200 アタック霞ヶ浦の走行レポートをアップしてしまおう。
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1/28(日)、朝6時起床。今日は越谷8時スタートなのでそんはに早起きをせずに済むのは有難い。それにしても寒い。大雪の降った5日前からずっと寒い日が続いているが今日も氷点下の気温でウェアは完全冬装備で臨む。大雪の日からずっと晴れの日が続いているが身近な幹線道路も路肩の雪がなかなか融けてなくならずずっと自転車通勤ができず、このブルベも開催されるかどうか気がかりだったが、前日までに主催者からは中止のアナウンスはなかったので取り敢えずスタート地点に向かう。
7時半に越谷の出羽公園に到着。公園内の駐車場はまだバリバリに凍っている。
受付を済ませてブリーフィング。やはり凍結の影響で走れない区間があり急遽コース変更、その場で新しいキューシートが配られた。普段からGPSナビだけでブルベを走る身としては当日のルート変更には全く対処できないのだが、取り敢えず変更箇所を頭に入れてぶっつけ本番で臨む。
今日のコースは越谷から野田市を経由して霞ヶ浦の東岸にタッチして戻って来る200km。山は全くないド平坦なコース。
当初は利根川や小貝川のサイクリングロードを走る区間があったが全て凍結で駄目なので迂回となり往復ともほぼ同じルートになった。
朝の天気は上々、寒いは寒いが日差しがあれば体感温度は随分と違うので有難い。
8時スタートの参加者の写真を撮りつつ、大方の参加者が出発していったのを見送って8:20頃に緩々と出発する。
路肩にはまだ雪と言うか氷の塊があちこちに残っている。狭い道だとやはり危険。今日はかなり注意して走らなければならない。
越谷の市街地は車通りが少なく、それ程ナーバスになることなく走ることができる。
江戸川を渡って野田市方面へ。空には雲がかかり日差しは弱い。真冬用のウェアを着ているので身体の寒さはそれ程シビアではないが、疲労感があるわけではないのにどうも脚の回りが鈍い。
野田市に入る。醤油倉庫の通りは久し振りの風景。
通常なら利根川沿いのサイクリングロードを走るのだが、迂回して芽吹大橋に向かう。
芽吹大橋で利根川を渡る。25kmを消化。
坂東市を通過する辺りは路面凍結がまだしっかり残っていてかなり危険。車通りが少ないのが救い。
田園風景はまだかなり白い。遠くに筑波山が見える。
53.1km地点のPC1に到着、チェックタイムは10:48。
止まると直ぐに汗冷えして相当寒く感じる。
隣に居合わせたオダ埼常連のモリタさんと会話しつつ15分程休憩して出発。
筑波大学傍を通過。
走り始めはとにかく寒い。なかなか身体が温まって来ない。ペースを上げて無理矢理身体を温めようと思うのだが脚が回ってくれないので運動強度が思うように上げられない。やはりこの低温のせいでいつもと勝手がまるで違う感じだ。
向かうべき方向は土浦方面だが左折して側道を進む。60kmを消化。
路線バスに引っ掛かる。つくバスのこの不思議な動物は一体なんだ?
土浦近郊の河川敷にはもう雪は全く残っていない。
土浦市街を通過、つくばりんりんロードを横切る。
ようやく霞ヶ浦の湖岸に辿り着いた。ここまで72km。
霞ヶ浦の沿岸走行開始。ここから折り返しのPCまでは28km、往復で56kmだから今日のブルベの全行程の1/4以上を霞ヶ浦沿岸を走るわけだから霞ヶ浦という湖が如何に大きいかが良く分かる。
沿岸を走り始めて数kmのところでトップと思われる人とスライド。7時スタートの時差も加えて既に3時間の差が付いている計算。速いなあ。
幸い風は殆どないのでキツイことにはなっていないが、日差しは殆どなく恐らく気温は0℃位じゃないかと思う位の寒さがずっと続いているので、身体が思う様に動かない。それでも気持ち踏みを入れて中強度にかかる位まではペースを上げることができている。
以前PCに使われていたかすみがうら市水族館を通過。
霞ヶ浦大橋の手前で工事通行止め、迂回路を進む。
霞ヶ浦大橋を渡る。
折り返しのPCまではあと8km程。
100.2km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:59。
余り食欲はないのだが、この寒さでエネルギー消費量は相当大きくなっているのは間違いないので無理矢理パンを食べる。15分程休憩して出発。
元来た道を戻る。今度は湖を左手に見ながら反時計回りに霞ヶ浦を回る。再び霞ヶ浦大橋を渡る。
昼間なのに薄曇りで日差しが殆どない、まるで白夜の様な薄暗さが何となく夢の中の様な光の具合でちょっと不思議な感覚がある。冬の寂寥感も相俟って、寒さに慣れてしまえばこういうブルベも悪くはないか。淡々と霞ヶ浦を走る。
遠くに土浦市街が見えて来た。そろそろ霞ヶ浦走行も終わりだ。
霞ヶ浦終了。残りは70km。
土浦市街に入った辺りでパラパラと氷の粒の様な雨が降って来た。これだけ寒いのにこの上雨や雪まで降って来たら相当悲惨なことになると恐怖すら感じる状況だが、幸い直ぐに止んで一安心。
土浦警察署の先からのコース変更が頭に入っておらず往路をそのまま戻ろうとしてしまったが、後続の人に教えてもらい一旦止まってキューシートを見直して何とか正規ルートを走ることができた。この先はほぼ往路と同じはずだからもう迷うことはないだろう。
135km付近の恐らく今日唯一の登り。数100m程度の短い区間だが寒くて身体が動かないこともあってやたらきつく感じる。
この辺りから微妙に右膝が痛くなってきた。そんなに強度を上げて走っていないはずだが、やはり寒さで身体が動かない中で霞ヶ浦沿岸の50km超を休憩なしで踏み続けたのが災いしたのかも知れない。
鬼怒川を渡る。こっち方面を走っても鬼怒川に行き当たるというのはちょっと変な感じがするが、今日渡った江戸川や利根川も含め、要するに川は長いってことだな。155kmを消化。
159.9km地点のPC3に到着、チェックタイムは15:34。
残り40km、2時間だから明るいうちにゴールするのは無理そうだ。水分補給だけして10分程の休憩の後出発。
夕方に差し掛かり西日が差してきた。気温はさして変わらないが、日差しがあるってだけで随分と心持が変わる。シビアな感覚が緩んでほっと落ち着く様な感じがある。
坂東市の路面凍結は復路の方が酷い。南側の路肩はほぼ全面使い物にならない状態。後ろからの車に注意しつつ走る。
もうちょっとで利根川に出る。遅まきながら良い天気になって来た。霞ヶ浦を走っていた時は別の日の様な気がする。
利根川を渡り返す。ここでカメラのバッテリーが切れてしまった。残り25kmちょっと。
野田市から越谷市街まで、夕刻の渋滞はそれ程でもなく順調、右膝の痛みははっきりしているのでこれ以上悪化させない様にゆっくり走る。
夕暮れがいい感じ。今日も無事に終わりそうな感じで安堵感が漂う。ゴールまであと10km。
無事にゴールに戻って来た。
ゴールタイムは17:28、認定完走時間は9時間28分だった。
ぎりぎり暗くなる前に帰って来ることができて、のんびり夕暮れを眺めながら極寒のブルベを無事に終えられた達成感と満足感をじんわり味わいながら帰途に就く。
越谷からは大した渋滞に嵌まることもなく19時半には帰着、これにて今回のブルベは無事終了。
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それにしても今回のブルベは寒かった。絶対温度での寒さは昨日のブルベが今まで走った中ではNo.1だろう(体感で最も寒かったのは2013BRM420埼玉400)。寒さで身体が余り動かない中で無理矢理動かしたせいか、ブルベ翌日は全身がばっきばきに凝っていて右膝を変な風に痛めてしまい回復に数日を要してしまった。それでも終盤のいい感じの夕暮れを眺められた御陰か、後味は悪くないブルベだった。
次のブルベは2018 BRM212東京200、過去に1度走ったことがあり余裕を持って走ることができるコースだが果たして天候がどうなるか、結果は次回詳報の予定。