2023BRM722埼玉400

 気が付けばもう8月。連日酷暑が続いているが何とか体調を崩さずに淡々と生活している。会社の夏休みの9連休に突入し初日にナイトブルベを無事に完走して睡眠不足と睡眠サイクルの乱れを今日の昼寝でようやく解消したというところだ。PBP遠征まで2週間を切ってこの連休はひたすら休養と遠征準備に充てるつもり。もう疲労を完全に抜く時間帯なので自転車にも殆ど乗らないつもりだ。走行レポートもこの休み中に全て終わらせなければならない。

 そんなわけでBRM722埼玉400アタック白河の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 7/22(土)、4時に起床。すでにブルベカードは印刷してあるしスタッフ機材は車に積み込んであるので自分の実走の準備。天気予報をチェックすると終日晴れで雨の心配は全くなし。まあこの気温ならレインウェアの必要は無いから泥除けを付けるかどうかの判断だけかな。4時半に自宅を出発して入間豊水橋を目指す。

 入間豊水橋の下に5時に到着、急いで機材を降ろして受付準備をする。

 6時スタートの受付開始。コンドーさんも元気に登場。

 今日は6時スタートのいつもの様なギラギラとした前のめり感は余り感じない。何故だろう。

 各自ブルベカードに必要事項を記入。100周年記念のブルベカードはデザインが全く違うので戸惑うかな?

 朝日が昇って来た。今のところ雲は多めで涼しい。この状態が終日続いてくれるならブルベコンディションとしてはかなり良くなるが果たしてどうだろうか?

 5:40に6時スタートのブリーフィング開始。

 今回のコースは入間から白河まで行って折り返して再び入間に戻って来る200km。

 コースは前回2018年に実施した時よりかなり変わっているが白河の関をピークとしてその前後は概ね平坦基調というレイアウトはほぼ同じ。獲得標高は2500m程だが数字程の山岳はない感じ。コース的な難易度は高くないので100周年記念ブルベには最適だと言える。あとは天候次第、晴れは確定だが酷暑にならないことをひたすら祈るのみ。

 6時スタートの出走開始。皆さん楽しんでくださいねー。

 7時スタートの受付開始。鉄人ナミキさん登場。

 7時スタートはいつもの通りまったりとした雰囲気。

 7スタートのブリーフィング開始。

 7時スタートの出走開始。皆さん無事に戻って来てくださいね。

 最終的に6時スタート7時スタートを合わせて125名が走り出して行った。大方のスタートを見送ったところでぼちぼち出走準備をする。

スタート/豊水橋->IC1/道の駅グランテラス筑西(96.5km)

 7:20にぼちぼち走り始める。最初の目的地は96.5km先のIC1だがその前に84.5km地点に休憩ポイントを設定しているのでまずはそこを目指す。

 0.9km、根岸交差点を狭山市街方面に左折して県道262号に乗る。白河まではアタック二本松の道とほぼ同じ。

 11.5km、霞ヶ関駅傍は混雑はなくすんなりと通過。

 12.3km、上戸交差点を川越市街方面に右折。

 13.6km、突き当りを右折して県道39号に乗り入間川に向かう。

 14.0km、雁見橋で入間川を渡る。

 15.2km、石原町(北)交差点を国道254号方面に左前に進む。

 16.9km、左折して県道12号に乗り鴻巣に向かって北上開始。

 18.6km、苦手な釘無橋を渡る。今日は大型車に抜かされることなく無難に渡り終えることができた。

 23.3km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。交通量が多いので歩道を走行。桶川市に入った。

 24.0km、川田谷交差点を左折して県道57号に乗る。

 26.4km、川田谷(市場)西交差点を鴻巣方面に左折。

 後ろからクロサワさんが追い付いてきてあっという間に背中が小さくなっていく。もうゴールまで会うことはない。

 29.1km、高尾2丁目交差点を右折。

 31.7km、深井二丁目交差点を鴻巣市街方面に左折。

 32.8km、本町交差点を加須方面に右折して県道38号に乗る。鴻巣市街を抜けていく。

 34.9km、上越・北陸新幹線の軌道を通過して今日も外宇宙に出ていく。

 37.8km、加須市に入った。鴻巣を出て車通りもちょっと減って巡航モードに入った。ここまで走って来て脚はまずまず回るし特段身体には異常なしで体調はまずまず、先週のSR600支笏洞爺の疲れも大方抜けた感じで一安心。

 41.2km、騎西一丁目交差点を騎西市街方面に右折。今日はこの界隈は祭りらしいので復路の迂回路が設定してあるが私的には引っ掛かる時間には絶対に帰ってこられないので関係ない。

 41.9km、騎西三丁目交差点を左折して騎西の街を抜けていく。

 42.4km、騎西城を通過。

 45.3km、中央二丁目交差点を右折。加須の街中を抜けていく。

 45.6km、本町交差点を左折。

 県道46号を北に向かって進む。気温はそこそこ上がって来て暑くなって来たが空には雲が多く直射日光を結構遮ってくれるのでありがたい。

 53.0km、苦手な埼玉大橋を無難にクリアして利根川を渡る。

 57.0km、柏戸(遊水地)交差点を古河方面に右折してサイクリングロードに乗る。

 渡良瀬遊水地の傍を通るサイクリングロードをのんびりと進む。川べりは風が少しだけ涼しく感じる。

 58.6km、歩道のまま左折して三国橋を渡る。

 59.2km、橋を渡り終えて茨城県に入った。左折方向に進む。

 60.3km、古河駅西口入口交差点を左折して小山・野木方面に進む。古河市街に入った。

 60.5km、下妻方面に右折して県道294号に乗る。

 県道294号から遷移して苦手な国道125号を進む。いつも通り車通りが多くちょっとストレス。

 66.7km、上大野交差点を筑西・結城方面に左折して国道125号を離脱。

 県道124号に乗って車通りが少なくなりホッと一息。

 70.9km、結城市に入った。

 71.6km、往路との分岐点を通過して直進。白河で折り返した後ここに左から戻ってくることになる。戻って来るのは14時間後位か。

 74.7km、県道23号を筑西に向かって進む。この辺りまで来ると車通りがかなり減って落ち着いて走ることができる。順調に距離を消化していく。

 77.0km、交差点を右折方向に進む。

 78.6km、鬼怒川大橋西交差点を筑西方面に左折。

 79.3km、鬼怒川を渡って筑西市に入る。

 正面に筑波山が見えてきた。

 81.4km、関本下交差点を下妻方面に右折して県道15号に乗る。

 81.9km、海老ヶ島・国道294号方面に左折して県道54号に乗る。

 何だかんだでやはり暑くてちょっとへばって来た。この暑さの中で区間距離80km以上という設定はちょっと無茶だったか。休憩ポイントまでもう少しの辛抱。

 休憩ポイントが見えた。助かった。

 84.4km地点の休憩ポイント1に到着、チェックタイムは7/22の11:28。

 空腹感は殆どないので水分補給をしっかりやってボトルを2本とも満水にして15分程の休憩の後出発。

 水分をしっかり摂って息を吹き返して改めてIC1を目指す。残り距離は12km。

 86.6km、踏切を渡って直後を左折。アタック二本松の時は直進するのでちょっと違う。

 87.0km、黒子交差点を左折して県道357号に乗る。

 県道357号を北に向かって進む。雲が少なくなってきて日差しに当たる時間が長くなって来た。これからが暑さの本番か。

 下館駅南交差点を右折して下館の街中を抜けていく。

 95.9km、県道207号に乗って真岡方面に進む。車が増えて混雑してきてちょっと走り辛い。IC1はもう直ぐ。

 96.5km地点のIC1に到着、チェックタイムは7/22の12:27。

 ここの通過チェックの確認項目はセイコーマートがあるかどうか。確認して直ぐに出発する。

IC1->IC2/道の駅ばとう(57.5km/154.0km)

 ICを出発して再び北に向かって進み始める。

 97.1km、川澄交差点を桜柄方面に右折。

 102.8km、栃木県に入った。県道207号を順調に進む。

 105.8km、突き当りを益子・真岡市街方面に左折。

 106.2km、益子方面に右折して県道166号に乗る。

 109.2km、小林南交差点を益子方面に右折。

 曲がって直ぐに山前小学校南交差点を益子方面に左折。

 郊外の道はコンクリートやアスファルトが減って地面が増えてきたせいか心なしか気温が低い気がするが、まだ十分に暑い。体温を上げない様にLSDペースで淡々と踏んでいく。

 114.4km、踏切を渡って直ぐに突き当りを右折して国道294号に合流。

 国道294号に乗って直ぐに益子町に入った。

 県道255号に遷移して更に北上していく。祖母井までは9km。

 119.1km、交差点を右折して県道255号から県道163号に乗り換え。

 119.6km、七井台町東交差点を水戸・茂木方面に右折して国道123号に乗る。

 120.3km、七井駅西交差点を市貝・七井駅方面に左折して国道123号を離脱して県道1号に乗る。

 120.6km、踏切を渡った直後を左折。

 真岡鉄道沿いを北に向かって進む。久し振りに真岡鉄道の車両を目撃。

 122.8km、市貝町に入った。

 125.1km、荒宿交差点を水戸・茂木方面に右折。

 曲がって直ぐに新宿東交差点を水戸・茂木方面に左折して県道163号をトレースしていく。

 126.0km、市塙交差点を那須烏山方面に左折して更に県道163号を進む。

 126.8km、市貝町役場前を通過。いつ見てもこの建造物には違和感を覚える。

 135.0km、茂木町に入った。じわじわと登り基調になって来た。

 135.9km、突き当りを那須烏山方面に左折して国道294号に乗る。

 国道294号に乗って直ぐはっきりとした登りになった。5%程の真っすぐな坂を上っていく。

 136.7km、ピークを通過してそのまま下りに入っていく。

 137.0km、那須烏山市に入った。長い坂を快調に下る。ここを下る時は登りと下りの距離が合わず、いつこれだけ登ったのだろうといつも不思議に思ってしまう。

 138.6km、向田交差点を通過。復路でここに戻って来て宇都宮方向に進んでいくことになるが先ずは直進して北上。

 139kmを過ぎて登り。いつもこの登りはきつく感じるが今日も暑さが手伝ってキツイ。えっちらおっちら登っていく。

 140.7km、野上交差点を那須・大田原・那珂川町方面に右折して国道294号を更に進む。

 142.4km、那須烏山の街中を抜けて更に直進、これから渡る興野大橋が見えてきた。そのまま下りに入っていく。

 143.6km、興野大橋西交差点を馬頭方面に右折して県道27号に乗る。ここも往路と復路の分岐点、復路は正面から戻って来て遡っていくことになる。

 曲がって直ぐに興野大橋を渡る。

 144.1km、橋を渡り終えて興野大橋東交差点を国道293号方面に左折して県道27号を更に進む。

 146.1km、那珂川町に入った。

 146.4km、那珂川の定点観測ポイント。川面は涼しげで水の中に入りたくなる。

 県道27号を馬頭に向かって走る時はきつく感じることが多いが今日も暑くてきつく感じる。もう直ぐ休憩ポイントなのでもう少しの我慢。

 151.4km、さくら方面に左折して県道27号をトレースしていく。ここを曲がるのは初めて。

 通常ルートで下馬頭の交差点に向かう時はアップダウンがあるがこっちのコースはフラット。下馬頭交差点のローソンをPCにしなければこっちのルートで良い気がしてきた。

 153.1km、都橋交差点をさくら方面に左折して国道293号に乗る。ここを曲がれば休憩ポイントはもう目前。

 休憩ポイントが見えた。ホッと一息。

 153.7km地点の休憩ポイント2に到着、チェックタイムは7/22の15:13。

 ここには他の参加者も数人休憩していた。

 ここでも水分補給をしっかり。ボトルは2本とも空になっていたので再び満水にして15分程の休憩の後出発。

 IC2は休憩ポイントの300m先。

 あっという間に到着。

 154.0km地点のIC2に到着、チェックタイムは7:22の15:36。

 ここの確認項目はEVの充電スタンドがあるかどうか。確認して直ぐに出発する。

IC2->IC3/南湖公園(南湖だんご花月)(49.0km/203.0km)

 ICを出て再び北に向かって進み始める。次の目的地は49km先のIC3、折り返し地点の白河だ。

 154.3km、北向田交差点を小砂方面に右折して県道52号に乗る。

 155.0km、小口交差点を小砂方面に右折して県道224号に乗る。

 155.7km、馬頭温泉入口交差点を黒羽・湯津上方面に左折して298号に乗る。曲がって直ぐに登り開始。

 5%位の真っすぐな坂を上っていく。1km位登ってピークを通過し長い下りに入っていく。登っているうちに左膝に違和感、何となく痛い気がする。ここで膝の痛みが出て来るのは余りよろしくない展開。取り敢えず走りながら様子を見る。

 159.0km、大田原市に入った。再び那珂川沿いを進む。

 長閑な県道298号を進む。風向きが悪いとこの道はかなり辛いことになるが今日は順調。

 稲が順調に育って緑の絨毯が広がる。なかなかの開放感。

 167.9km、左折して県道298号を離脱。

 168.7km、止まれを直進して県道27号に合流。

 微妙な登り基調の県道27号を北に向かって進む。時刻は16時半前でちょっと日が西に傾き暑さのピークは過ぎたか。

 178.5kmから登り。勾配は5%位だが真っすぐな坂は視覚的にキツイ。1km程登ってピークを通過。

 180.4km、伊王野・棚倉方面に右折して県道27号を離脱。

 181.1km、伊王野小学校前交差点を右折して県道60号に乗る。

 184.8km、白河方面に左折して県道76号に乗る。ここを曲がると白河の峠までは一本道。峠までは7km。

 微妙な登り基調の県道76号を進む。

 進むうちに徐々に山道になって来てはっきりとした登りになった。

 191.3km、ここから勾配がきつくなって白河峠までの最終アプローチが始まる。残り距離は400m。

 8%の坂をぼちぼち上っていく。道が奇麗になって走り易くなった。

 191.7km、17:25に白河峠を通過。今日の最高標高地点をクリアしてそのまま長い下りに入っていく。

 長い下りを快調に進む。西日が山に隠されてかなり涼しい。

 194.0km、白河関を通過。更に下っていく。

 195.6km、アタック二本松では棚倉方面に右折だが今日は白河方面に道なり左に進む。

 198.9km白河市街方面に進む。この先登り。

 7%位の1km程の登りをこなしていく。

 201.8km、下って来て国道289号を通り過ぎて突き当りを白河市街方面に左折。

 曲がって直ぐに南湖公園・新白河駅方面に左折。ここを曲がればIC3はもう直ぐ。

 IC3が見えた。

 203.0km地点のIC3に到着、チェックタイムは7/22の17:55。

 ここの確認項目は花月は元祖か否か?情報を確認してこれで今日の全てのICをクリア。

 南湖をちょっと眺めて一息ついて出発する。

IC3->PC1/ファミリーマート市貝下赤羽店(81.0km/284.0km)

 ICを出て湖を反時計回りに進む。ここは折り返し地点、工程の半分をクリアして入間に向かって戻り始める。次の目的地は81km先のPC1だがその前に22km先に休憩ポイントを設定してあるのでまずはそこを目指す。

 公園のトイレに寄っていく。

 203.8km、鋭角に左折して湖沿いに進む。

 曲がって直ぐに右折して南湖から離脱。

 204.3km、止まれを左折。西日が眩しい。

 204.5km、国道289号に合流して南会津方面に右折。

 205.2km、那珂川町方面に左折して国道294号に乗る。

 ここから暫くは国道294号を南下する。那珂川町までは50km。

 アップダウンが出てきた。復路も白河の山を越えていかなければならない。さっきの白河峠より高い峠はないのでそれほどナーバスにはならない。

 211.0km、アップダウン最後のピークを通過して栃木県に入った。ここから長い下り基調が始まる。取り敢えず明るいうちに白河の山岳地帯を抜けられて良かった。

 下り基調を快調に進む。日が落ちてかなり気温が下がって来て走り易くなった。那珂川町までは41km。

 穏やかな夕暮れ。何とか酷暑の日中をやり過ごして心理的にかなり楽になった。この先夜になれば更に気温が下がって走り易くなるだろう。気になるのは左膝の痛み。膝の上が痛いというのは過去に殆ど経験がない。今のところ酷くなる気配はないが痛みとして自覚できるのでとにかく悪化させない様に踏み過ぎないようにする。

 221.4km、下り基調はまだ続いている。順調に距離を消化していく。休憩ポイントはもう直ぐ。

 休憩ポイントが見えた。

 224.9km地点の休憩ポイント3に到着、チェックタイムは7/22の18:59。

 ここまで12時間弱はまずまず順調。日中は体温を上げない様に抑えて走った甲斐があって疲労感は薄い。左膝の痛みは想定外だがそれ以外は上手くいっている。

 店の前に木製のベンチにボトルが2本置いてあって、参加者の誰かかがここに立ち寄って忘れていったかなあと取り敢えずツイッターにでも上げて告知しようかと思っていたらオグラさんがやって来た。このボトルはオグラさんの物だった。無事に持ち主の手に返って良かった良かった。20分程の休憩の後出発。

 休憩ポイントを出て改めてPC1を目指す。残り距離は59km。

 薄暮も完全に消えてナイトラン開始。車通りも少なく信号も殆どない国道294号を淡々と進む。

 234.3km、久し振りに信号に引っ掛かった。

 237.2km、黒羽幹部発出所交差点を那珂川町・湯津上方面に左折して更に国道294号を進む。下り基調はほぼ終わり。

 244.0km、左折して国道294号を離脱。

 245.4km、那須烏山・那珂川町に右折。

 247.7km、那須烏山・小川方面に直進して県道52号に乗る。

 249.2km、神田城交差点を常陸大宮・那珂川市街方面に左折して国道293号に乗る。

 249.8km、旭町交差点を益子・那須烏山方面に右折して再び国道294号に乗る。

 この道は那珂川の西側を走っているはず。那須烏山まではもう少し。

 260.5km、興野大橋西交差点を通過。ここから往路の遡り。

 261.8km、ちょこっと登って那須烏山の街中に入って来た。

 263.4km、野上交差点を真岡・益子・茂木方面に左折して国道294号を更に進む。

 265.6km、向田交差点を宇都宮方面に右折して国道294号を離れて県道64号に乗る。ここから往路とは別ルートを進む。

 宇都宮に向かって進む。この先新宇都宮カントリークラブまでの登りがある。

 266.7km、荒川を渡って市貝町に入った。

 真っ暗な県道64号を進む。徐々に登りになって来た。

 269.9km、この辺りから本格的に登り始める。山頂までは1.2km位。

 5%前後の坂をぼちぼち上っていく。気温が下がったのでそれ程苦にならない。

 271.1km、無難に坂をこなして新宇都宮カントリークラブ前のピークに到達。

 一旦下って再び登り。こっちの方が勾配はちょっときつい。真っすぐな坂をえっちらおっちら登っていく。

 272.8km、2つ目のピークをクリア。これでもうゴールまでは峠越えはない。ホッとして下りに入っていく。

 273.5km、下りを終えて突き当りを真岡・宇都宮方面に左折して県道61号に乗る。

 277.6km、稲毛田交差点を祖母井方面に右折して更に県道61号を進む。

 279.5km、祖母井交差点を左折。

 280.9km、再び市貝町に入った。PCはもう直ぐ。

 PCが見えた。ホッと一息。

 284.0km地点のPC1に到着、チェックタイムは7/22の21:54。

 ここまで16時間弱は安定した巡航ペースが持続している。左膝は相変わらず微妙に痛むが悪化はしていない。何とかゴールまでは行けそうな感じ。

 小腹が空いたので巨大プリンでしっかり補給。15分程の休憩の後出発。

PC1->PC2/セブンイレブン加須外野店(66.1km/350.1km)

 PCを出て再び県道61号を南下開始。次の目的地は66km先のPC2。これから深夜走行なので集中欲を切らさない様に走る。

 286.8km、真岡市に入った。

 291.2km、東郷北交差点を筑西・真岡市街に道なり右折して国道294号に再合流。

 294.5km、いつも交通量の多い真岡市街界隈の国道294号だが今日はこの時間で渋滞していてちょっとびっくり。辺りに花火の煙のようなものが漂っているので近くで花火大会があった様だ。

 夜は走り易くなっているだろうと期待した国道294号は今日は全然そんなことはなかった。ちょっとストレスを感じながら進んでいく。

 303.4km、久下田西7丁目交差点を下野方面に右折して国道294号を離脱。ゴールまで100kmを切った。

 曲がって直ぐに左折していつもの裏道的県道204号に入っていく。

 交通量の多い国道294号を離れてようやく落ち着いた。静かな裏道を淡々と進む。

 305.8km、寝静まった住宅街の中を右折方向に進む。

 306.6km、群馬県筑西市に入った。

 307.8km、結城方面に右折して県道204号を更に進む。

 時刻は23時を過ぎて車が減って走り易い。

 312.0km、小川北交差点を小山方面に右折して県道204号をトレースしていく。

 313.0km、鬼怒川を渡る。栃木県に入った。

 314.4km、中島橋西交差点を結城方面に左折。

 315.5km、橋を渡って再び茨城県。この辺りは県の出入りが激しい。結城市に入った。

 316.9km、結城小前交差点を結城市街方面に道なり左折。

 317.1km、右折して県道264号を更に進む。

 お菓子屋さんの富士峰の前を通過。結城の商店街は寝静まってひっそり。

 318.3km、野田方面に左折して県道17号に乗る。

 321.6km、県道17号をひたすら南に向かって進む。車通りはほぼなく落ち着いて走ることができる。

 0時を過ぎて日付が変わった。

 328.9km、古河方面に右折して県道124号に乗る。ここで往路と合流、ゴールまで遡ることになる。

 331.4km、国道4号を横切って古河駅方面に進む。

 途中で反射ベストを着たサイクリストとぽつぽつすれ違う。どうやらブルベの途中らしい。どこのブルベだろう?場所的に宇都宮さんかな?

 333.9km、上大野交差点を古河駅方面に右折して国道125号に乗る。

 338.1km、商業施設が立ち並び日中は車通りが多く混雑するので苦手な国道125号区間もこの時間なら車通りは殆どなく走り易い。

 340.0km、古河市街に入って来た。左折して古河駅方面に進む。

 340.3km、古河駅西口入口交差点を館林・北川辺方面に右折して県道9号に乗る。古河市街を出ていく。

 341.4km、三国橋交差点を北川辺・館林方面に右折。

 歩道に乗って三国橋で渡良瀬川を渡る。

 342.0km、橋を渡り終えて歩道のまま右折、サイクリングロードに入っていく。埼玉県に戻って来た。

 渡良瀬川沿いにサイクリングロードを進む。夜のサイクリングロードは真っ暗で何も見えないので走り辛い。所々に車止めがあるのでぶつからない様に気を付けて走る。

 343.5km、柏戸(遊水地)交差点で車道に復帰し館林方面に右折、県道46号に乗る。

 県道46号を進む。深夜巡行にもすっかり順応して車の殆どいない幹線道路をマイペースで淡々と走るのが楽しい。これもブルベの楽しみの一つ。

 347.5km、苦手な利根川の埼玉大橋越えも車がいないので安心して通過。橋を渡り終えるとPCはもう直ぐ。

 PCが見えた。ホッと一息。

 350.1km地点のPC2に到着、チェックタイムは7/23の1:22。

 ここにはそこそこ人数の参加者の姿があった。ここまで18時間は予想より良いペースで来ている。左膝の痛みもあってほぼLSDペースだがこの走りはPBPに向けて好材料。一方でここで無理をして左膝を壊してしまうとPBPが絶望的になってしまうのでとにかく悪化させない様により一層セーブしてゴールまで走らなければならない。15分程の休憩の後出発。

PC2->ゴール/豊水橋(50.8km/400.9km)

 PCを出て再び県道46号に乗り南下開始。後はゴールを目指すのみゴールまでは51km、この時間だから3時間あれば余裕で帰り着けるか。眠気もなく疲労感も薄いので心身共に余裕はある。とにかくトラブルなく左膝を悪化させない様に慎重に走ることだけを心掛ける。

 355.0km、本町交差点を右折して加須の街中に入っていく。

 355.3km、中央二丁目交差点を騎西方向に左折して県道38号に乗る。静かな加須の街中を抜けていく。

 県道38号を淡々と南下していく。鴻巣までは10km。確実にゴールが近付いているのを実感する。

 358.1km、騎西城通過。目視ではシルエットで浮かぶ城が見えるが多分写真には写らない(やはり写っていなかった)。

 358.6km、騎西三丁目交差点を右折して騎西の街中に入っていく。

 359.1km、騎西一丁目交差点を鴻巣方面に左折して県道151号に乗る。騎西の街中は祭りも終わって寝静まっていた。

 362.7km、鴻巣市に入った。再び県道38号に遷移して淡々と南下していく。余力があるのでもう少し踏んでペースを上げられそうなのだが左膝がヤバいのでぐっと我慢。

 365.6km、上越・北陸新幹線の軌道を通過。今日も無事に太陽系に戻って来たぞ。

 367.8km、本町交差点を北本方面に左折して県道57号に乗る。寝静まった鴻巣市街を抜けていく。

 368.9km、深井二丁目交差点を桶川北本I.C.方面に右折して県道57号を更に進む。鴻巣の街から離脱。

 371.5km、高尾2丁目交差点を桶川方面に左折して県道57号をトレースしていく。ゴールまで30kmを切った。

 373.9km、道なり左に拘束インター方面に行ってしまわない様に県道57号を直進する。

 374.2km、川田谷(市場)西交差点を右折して更に県道57号を進む。

 376.6km、川田谷交差点を川越方面に右折して県道12号に乗る。

 377.3km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。車が走っていないので安心して走ることができる。荒川を渡るとホームグラウンドに帰ってきた気がする。

 382,0km、苦手な釘無橋もこの時間なら安心して車道を走ることができる。橋を渡って川越市に入った。

 382.7km、橋から降りて来て直ぐを右折して県道12号から離脱。往路と別ルートを進む。

 福田の交差点までの道は完全に出来上がったと思っていたらまた途中工事していた。一体いつになったら工事完了するのだろうか。

 福田交差点を通過して県道160号を進む。微妙なアップダウンでちょっと踏むと左膝の痛みが増した気がする。悪化しているのではないかと不安になる。早くゴールして膝を休めたいところ。

 386.3km、上寺山交差点を鶴ヶ島方面に右折して県道39号に乗る。ここから再び往路に合流してゴールまでは完全に遡りとなる。

 387.0km、雁見橋で入間川を渡る。安全のために側道を走行する。

 387.3km、かつ善という名のラーメン屋の角を左折。

 388.7km、上戸交差点を狭山方面に左折して県道114号に乗る。後はひたすら入間に向かって南下するのみ。ゴールまでは12km

 389.5km、静かな霞ヶ関駅傍をすんなりと通過。

 391.0km、関越の高架下かfら柏原交差点までの約4km緩斜面の登りが始まる。いつもなら練習がてら踏んでいくところだが今日は左膝をいたわってゆっくり走る。

 393.7km、狭山市に入った。2%弱の緩い坂でもやはり左膝が痛い。拙い、これは痛めてしまったのか。もう今更どうにもならないので明日からしばらくは完全休脚日にして治癒に専念するしかない。

 395.8km、柏原交差点に到達して登り終了。飯能方面に左折して県道260号に乗る。

 県道262号に遷移して狭山市街を通過。もうゴールは目前、今日も無事に走り終えられそうで安堵感が湧いてきた。

 400.1km、根岸交差点を左折すればゴールはもう目前。

 見慣れた入間の風景を眺めながら豊水橋を渡る。橋を渡って左折すればゴールだ。

 無事ゴール。ゴールタイムは7/23の3:54、完走時間は20時間54分だった。

 首尾よく400kmブルベ100周年のメダルをゲット。これで今回の実走ミッションはコンプリート。

ゴール後

 1時間程仮眠を取らせてもらって、すっきりした頭でスタッフ業務に復帰。ぽつぽつ戻って来る参加者を出迎える。

 じんじんさん達も無事に完走。

 韓国チームも全員で完走。記念撮影。

 すっかり夜が明けて気温が上がって来た。暑くなる前に戻って来れて良かったですね。

 酷暑のブルベを走り終えた人達にはやはりコーラが一番人気。この近くの店で売っている冷えたコーラは全て買い占めてしまった。

 ブルベ完走後の歓談タイム、すっかりコロナ前の雰囲気が戻って来て良かった。

 女子競輪1のレジェンドたかまつさんも無事に完走。

 たかまつさんを囲んで記念撮影タイム。

 最終走者のつかぽんさん&タカトリさん夫妻を出迎えてゴールクローズ1時間前に全員の所在確認が終了。無事に400km100周年イベントを終了することができた。

 そそくさと片付けて撤収。11時過ぎに自宅に帰着、これにてアタック白河の全日程を終了した。

 

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 100周年記念となった今回の400kmはアタック白河が選択されたがコースがリニューアルされて実際に走ってみて非常に走り易いコースだということを強く実感した。登りは基本的に白河の前後だけで山岳の難易度は低く、清水班のブルベで良く使われるルートが随所で採用されているのでイメージが掴みやすく、更に白河から折り返した直後の国道294号は長い下り基調で車が少なく非常に走り易い。総じて難易度の低いコースだと言える。私的にはここ最近アタック老越路を重ねて開催していたのでそれに慣れてしまっていたが、この新しい白河も同じレベルで走り易いコースだということを強く認識した。400kmブルベが苦手な私としては、この先もう自団体のこのアタック白河とアタック老越路だけ走ってブルベ人生を終えても良いのではないかと思っている。今回は酷暑が予想されたものの幸いドピーカンにならずに最悪のコンディションを免れたのも良かった。このコースはまた近いうちに開催されると思うので400kmが苦手な人や初心者の人には是非試していただきたいと思う。

 私的には左膝を痛めてしまったのが玉に傷だったがそれでも大半をLSDペースで21時間を切るタイムで完走できたのでPBPに向けて取り敢えず順調に来ていることを確認できて良かった。

 

 さて次のブルベはR東京さんのBRM805東京200 金太郎(夏)。PBP前の最後の練習機会となるブルベは20時スタートのナイトブルベだが、次回詳報の予定。