白石峠


 今週は夏休み、燃料費高騰につき遠出の予定も一切ないのでかねてより行ってみたかったコースを走ってみることにしました。今日は白石峠です。

 連日暑い日が続いていて行こうかどうか躊躇したのですが、今朝は薄曇だったのでチャンスとばかり自転車に跨りました。
 最近よく走る299号線から越生に向かう道を走る頃にはいつもの夏の日差しが戻ってきてしまい日焼け止めを塗ってこなかったことを激しく後悔。それでも順調に都幾川村役場前交差点に到着、左折して進みます。しばらくはなだらかな登りが続きましたが、道が狭くなり「起点まで6.4km」の標識が出てきてこれが白石峠への入り口かといよいよアタック開始です。

 勾配はそこそこキツイですが、猿岩線のように前半殆ど休むところなしという感じではなく何とかインナーロー一枚手前で踏み止まってえっちらおっちら登ります。夏のキツイ日差しに大粒の汗がボタボタ落ちて大ボトルがあっという間に空、飲んだらそのまま汗になるって感じです。路面には道を横断しようとしている毛虫がいっぱいいて避けながら走るのも大変です。
 「起点までXXkm」の標識が200m置きに立っているのが非常に有難く、初めてアタックする坂でもペース配分が掴み易いです。勝負平に辿り着く頃には勾配も緩くなり日差しも翳って一安心、程なく白石峠に到着しました。結局インナーローを使うことなく登り切れました。

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 空の具合がおかしくなって今にもスコールが来そうになったので記念写真を取ってさっさと出発です。今度は大野峠->ぶな峠->飯盛峠->関八州見晴台->杉傘峠->顔振峠->権現堂->物見山を経由して下山します。
 ここからちょこまかちょこまかアップダウンが続き、何かスカッとダウンヒルという感じはありません(まあ当然ですよね)。この細かいアップダウンが結構足に来ます。途中すれ違った車の御家族に「頑張れー!」と声をかけてもらい元気が出ます。もう全身が汗でぐしょぬれ状態でジャージも重たく、水分も枯渇してきたので堪らず途中見つけた自販機でコーラを一気飲み、ナビを頼りに進みます。
 顔振峠を過ぎて権現堂へ向かう辺りからなんかまた長い登りが始まり、本当に下山しているのか分からなくなります。長い登りがやたらにちょこちょこ出てくるのでだんだん腹が立ってきましたが、とにかくナビを信頼するしかないのでそのまま進むと物見山の標識があってとりあえず道があっていることを確認、そのまま下ってようやく見慣れた高麗駅前で299に合流です。

 この頃には再び夏の日差しが照り付け、車通りの激しい幹線道路はそりゃあもう暑いです。飯能から16号へ向かって登る高速脇の真っ直ぐな登り坂を見ると意識が飛びそうになるのを何とか堪えて登り切り、とりあえず足は残っていたのでボトルに残ったわずかな水を大事に飲みつつ自宅に帰還しました。

 まー暑かったですが所定の目的を達せられて良かったです。さあて、次は何処へ行くかな。