シューズ修理

 休日の今日は当初荒川CRに行こうかと思ったが、何となく脚が重かったので多摩湖CRに向かう。走り始めて徐々に調子が出てきて、6周回をミドルレンジでいいペースで走れた。
 多摩湖CRはあちこちで倒木がフェンスにもたれかかりコースにはみ出していて、中にはフェンスを破壊して木がせり出している所もあり危ない。一方で鹿島休憩所前の道が新しくアスファルトで舗装し直されて走り易くなっている。以前はタイル張りで、濡れていると滑り易かったのでこれは歓迎だ。

 練習は午前中で終了し、昼食はいつもの川越のラーメン屋まで行く時間がなさそうだったので入間の古都に行くことに。先週も行ったので2週連続だ。
 11:30に店に着くと、店の前に沢山のロードバイクが止まっていて店の中が賑わっている。某有名ショップチームの団体さんが、ワイワイガヤガヤ食事をしている。

 走行の途中でよくこの店のメニューが食べられるなあと感心する。店の女将さんが私の顔を見るなり「先週はサービスを出さなくてごめーん。それがずっと心残りで」なんて言ってる。先週来たことをちゃんと覚えているのか。いつの頃からか店に入ると女将さんから「まいどー」と声を掛けられるようになったのだが、要するに常連客として認知されているらしい。
 当然定食メニューを注文する気はさらさらなく、私の定番メニューの「冷やし五目うどん」を注文。ショップチーム御一行の喧騒をBGMに持参した自転車雑誌を読んでいると、早速女将さんがサービスメニューを持って来た。かやくごはんと味噌汁!そんなに食べられませんって。ほどなくメインディッシュの冷やし五目うどんも運ばれて来てさりげなくデザートのみかんも付いて、いつの間にか定食になってました。

 望んだものではないものの出された物は食べ切るのが礼儀、せっせと箸と口を動かして何とか完食、こりゃあどうやってもサイクリング途中で食べる量じゃない。今日の晩御飯抜きがこの時点で決定。勘定の段で女将さんに「サービスは気持ちだけで」って今回も言い出せず店を後にした。

 帰宅後昼寝をして、いよいよ本日のメインイベントに設定していたロードシューズの修理に取り掛かる。一ヶ月くらい前から左側のカーボンソールが剥がれてパクパクしているのに気付いていたのだが、どうやって修理しようか思案しているうちに時間が経ってしまった。去年右側が同じ様なことになったので、とりあえずカーボンソールに穴をあけてリペット締めで固定し、100円ショップで買ったゴムの踵を張り付けていたのだが暫くしてそれも外れてなくなってしまい、カーボンソールがかなり擦り減ってしまった。


 このシューズ、現在は通勤専用シューズとして日常的に使っているのだが、もう5年くらい使っていてもういい加減退役してもいい状況、既に新しいSIDIのシューズを入手しているのだが、すっかり足に馴染んでこのま捨ててしまうのが余りに勿体無いので何とか延命したい。
 両側ともちゃんと修理しようと方策を練っていたら、SIDIのヒールのスペアパーツが普通に買えることを知り早速ゲットした。

 ドリルでソールに穴を開け、リペット締めで固定を補強しつつヒールをネジ止めで固定。30分程の作業と数100円の費用で、ロードシューズがばっちり再生された。

 こうやって愛用品を自ら修理して更に長く使えるようにすることは精神衛生上非常に宜しく、新品を手に入れるより余程満足感がある。修理品を眺めながら我ながらいい仕事をしたと自己満足にどっぷり浸かっている。