[目次]
- 宿泊1/田沢湖->PC5/宝仙湖(21.9km/290.7km)
- PC5->PC6/藤七温泉(45.7km/67.6km/336.4km)
- PC6->PC7/秋田県境(103.2km/170.8km/439.6km)
- PC7->PC8/道の駅虹の湖(51.7km/222.5km/491.3km)
- PC8->宿泊2/黒石温泉郷かねさだ旅館(5.3km/227.8km/496.6km)
宿泊1/田沢湖->PC5/宝仙湖(21.9km/290.7km)
10/1(木)、4時過ぎに目が覚めた。アラームが鳴るまでにはまだ時間はあるが割とはっきりと覚醒して二度寝できそうにないので出発時刻を繰り上げることにして起き上がる。6時間近く眠れたので睡眠は充分、疲労感も殆どないのでこの分なら問題なく走り出せそうだ。
昨日買ったパンを食べながらぼちぼち身支度をして5時前に部屋を出た。宿の人も寝ている中でこっそりと出ていく。
10/1の5:00にリスタート。ぼちぼち走り始める。
今日のルートは八幡平を越えて二戸市を経由し再び十和田湖畔を通って黒石温泉郷にゴールする228.3km。
獲得標高差はRWGPS表記で4600m程度で距離共に機能よりも少ないが今日はSR600奥入瀬の最高標高地点となる八幡平を登ることになるので相応の難易度はある。但しレイアウト的に前半にこの山場が配置されていることは身体的にも精神的にもメリットは大きいと思う。今日の仮眠宿の最終チェックイン時間は22:00だが昨日程のタイトさはないと思うので気分的には楽だ。まずは確実に前半の100kmをこなすことに集中する。
先ずは21.9km先のPC5を目指す。
空は雲に覆われてようやく薄っすらと白んできたという感じ。気温は10℃を超えたといったところだが私的には半袖ジャージにレーパンで問題ない。
1.1km、国道341号に合流しコースに復帰、左折して八幡平方面に進む。
取り敢えず出だしは平坦基調、八幡平までは65km。
電光掲示板の気温は10℃、体感的にはそこまで寒くは感じない。
山の中腹にトーチカの様な不思議な建物が見える。今にも攻撃されそうでちょっと怖い。
7.8km、何となく登り基調になって来た。
9.0km、鎧畑トンネルに入る。登り基調のトンネルだが早朝で車通りがないのでそれ程恐怖を感じない。
2%前後の緩い登りが続く。まだ脚はフレッシュなのでそこそこ快調に進む。
11.7km、湖の傍を通過。これが田沢湖でないのは確か。
緩やかな下りの先にこれから通過するであろう橋とトンネルが見える。
14.4km、先程見えたトンネルに入っていく。
遠巻きにダムが見えた。
16.5km、先程見えたダムはここか。八幡平まではあと50km。
振り返ってダムを見るとこんな感じ。そこそこ大きなダムだ。
ダム湖のこの奥行き感は北海道の当別ダムにちょっと似ている。
この辺りの山もまだ紅葉は始まっていない。
どうやらあそこがPC5らしい。
21.9km/290.7km地点のPC5に到着、チェックタイムは10/1の6:20。
先ずは通過証明用の写真を撮る。
早朝ということもあり周囲には人影も車もなくとても静か。冷たく澄んだ空気が凛として気持ち良い。
ひとしきりダム湖の風情を楽しんで10分程の休憩の後出発。
PC5->PC6/藤七温泉(45.7km/67.6km/336.4km)
次の目的地は45.7km先の藤七温泉、いよいよ1500m級の八幡平に登ることになるがその前に一旦1000mの山を一つ越えてから改めて登り直すことになる。恐らくこの区間がSR600奥入瀬の最大の登り区間となるだろう。
八幡平まで44km、キューシート上の残り距離とほぼ一致している。
ダム湖に通ずる川の上流方面に向かって進む。
信号は全くないが工事片側通行の臨時の信号が結構出て来る。車は殆ど走っていないので余り意味はなさそうだが、信号順守。
ぼちぼち登り基調になって来た。
36.5km、玉川温泉の傍を通過、直進方向に進む。
5%を超える急勾配が出てきたメインディッシュ八幡平前の前菜的な坂も結構登り応えがある。
38.4km、勾配が10%位になって来た。中々にキツイ。ダンシングを繰り出しながらえっちらおっちら登って行く。
今登って来たばかりの道がかなり下の方に見える。1000m級の登りらしい眺望。
何となく硫黄の臭いが漂っている。この辺りの山は火山活動が活発なのだろうか。
熊出没注意の看板がちょくちょく出て来る。今年はあちこちで熊の目撃情報を耳にするのでちょっとリアリティーがあって怖い。もし熊に出会ったら登り方面には逃げられないな。その意味でも熊には出会いたくない。
42.3km、勾配が緩やかになって鹿角市に入った。どうやらこの辺りがピークの様だ。
ピークを越えて下りに入った。この辺りの木々はそこそこ紅葉が進んでいる。標高の高さを実感する。
真っ直ぐな下りでそこそこスピードが出るが、車通りが全くないので安心して下ることができる。
49.7km、国道341号を右折してアスピーデラインに入りいよいよ八幡平山頂を目指す。
曲がった途端に登り開始。山頂までは16km。事前の地図読みでは距離15km、平均勾配6.5%と記憶している。いずれにしても結構ハードな登りであることには変わりない。
序盤から8%前後の急勾配が続く。この坂で全てを出し切ってしまうわけにはいかないので時間を気にせず運動強度を上げないことを最優先に意識してゆっくりと登って行く。
54.8km、登坂開始から5kmで八幡平ビジターセンターに差し掛かる。トイレに行きたかったのだが登りの途中で脚を付きたくなかったので我慢していたのだが、この先まだまだ長いしトイレがあるかどうかも不明なのでここで済ませようと立ち寄ることにする。
トイレだけ済ませて直ぐに出発する。
55.8km、登坂開始から6km、ここにもトイレがあった。
相変わらず8%前後の勾配が続く。慣れて来ると何となく登りのリズムが掴めてきて楽しくなってきた。
58.5km、登坂開始から8.7km、蒸ノ湯休憩所を通過。アスピーデラインは途中で休むところが結構ある様だ。
硫黄の臭いがかなりきつくなってきた。噴煙が上がっている直ぐ傍を通過する。
泥が激しく沸き立っていてダイナミックな光景が見られる。こういうものはめったに見られないのでテンションが上がる。
登坂開始から10kmを過ぎて、標高も1200mを超えて徐々に森がなくなり低木化してきた。気温もかなり下がって恐らく一桁台になっていると思われる。登りで身体が温まっているから寒くは感じないが停まると恐らく半袖ジャージ一枚では辛いだろう。
7、8%の坂の先に更に急勾配が見える。10%越えは必至、アスピーデラインは本当に平均勾配6.5%なのか?もっとある様な気がする。
九十九折の先にまだ登りが続く。それを延々と繰り返す感じ。まるで坂の無間地獄の様だ。まだ体力的に余裕があるので悲壮感はないが、もし疲労感満載で登っていたとしたらかなり精神的に追い込まれていると思う。アスピーデラインはなかなかにきつい坂だ。
晴れていれば印象はかなり違っただろうが、今日のこの曇天の下で眺める風景は寂寥感漂う高地に独り取り残された孤独感が増幅されて途方に暮れる感じが妙に心地良い。このちょっと言葉にし難い非日常感は貴重な体験。
山頂まで残り2km程になって勾配が緩くなってきた気がする。しかしまだ視界の先には登りが続いている。終わる気配がない。
ようやく建物が見えてきた。あそこが山頂だろうか。もう一踏ん張り。
65.6km、10時過ぎに山頂到達。1時間50分程かけて16kmのアスピーデラインを登り切った。
山頂のレストハウスには寄らずにそのまま下りに入ってPC6を目指す。PC6は山頂ではなかった。2km程下ることになる。山頂の気温はかなり低い1桁前半ではないか。登りで掻いた汗が一気に冷やされて寒くなってきた。
山頂付近はあちこちで蒸気が上がっている。八幡平は活火山ということか。
工事区間で一旦停止。PC6はもう目前。
67.6km/336.4km地点のPC6に到着、チェックタイムは10/1の10:10。
先ずは通過証明用の写真を撮る。
流石に寒いのでここでアームウォーマーとニーウォーマーを着用する。時間的に余裕はないし温泉で温まってもこの先の下りでしっかり冷やされることを考えるととても温泉に入る気にはならない。独りでバイクツーリング中のおじさんが話しかけてきてしばし会話。ここで休憩するつもりはなかったが何だかんだで15分程時間を費やし出発する。
PC6->PC7/秋田県境(103.2km/170.8km/439.6km)
次のPCは103.2km先なのでこの間に休憩ポイントを2か所設定してある。先ずは26.2km先の休憩ポイントを目指す。
長い下りをひだすら下る。取り敢えずアームウォーマーとニーウォーマーで寒さは緩和で来ているがグローブが指切りのままなので手がかなり冷たくなってしまった。指付きグローブを持ってこなかったことをちょっと後悔。
下り一辺倒化と思ったら登りが出てきた。これがなかなかの曲者、距離は短いが勾配がきつめで体感的に結構きつい。
手が冷たいとブレーキレバーが思う様に握れないので難儀する。早く下界に降りてしまいたいところ。
82.8km、県道212号に乗り換えて盛岡・八幡平温泉郷方面に左折。
まだまだ下りは続く。1500mを下るのはそう簡単ではない。
急勾配の九十九折だとスピードが出せず下りの恩恵を受けられない。下りもここまで長いとなかなかしんどい。
91.0km、ようやく下り勾配が緩んできた。ホッと一息。盛岡方面に直進する。
緩い下りを快調に進む。休憩ポイントはもう直ぐ。300m程ルートから外れることになる。
93.8km地点の休憩ポイント5に到着、チェックタイムは10/1の11:20。
ここのトイレを借りようと思ったら使用禁止だった。まあそれ程切羽詰まってはいないので問題なし。
ここで大休止して昼食タイム。昨夜の宿で朝食はいらないと言ったら女将さんがおにぎりを作ってくれた。シンプルな梅干しと鮭が入った大きなおにぎりがとても美味しい。30分程の休憩の後出発。
次の目的地は66.1km先の休憩ポイント6。
300m程戻ってコースに復帰。右折方向に進む。
日差しがないので気温は低い。恐らく10℃あるかないかといったところ、走り始めは寒いがちょっと走って身体が温まると気にならなくなる。
ほぼ平坦基調と言ってよい程の緩いアップダウンをぼちぼち走る。相変わらず信号が全くないので心拍LSDレンジで巡航速度が遅くても着実に距離を消化していくのが精神衛生上非常に宜しい。
さっきの休憩ポイントで買った歌舞伎揚げをフロントバッグに入れて時々摘まみながら走る。この子袋サイズのスナック菓子は補給職にはもってこいだ。
道端の牧草地と思しき広い土地がちょっと北海道っぽい。牛の姿はない。
101.6km、安比高原方面に左折。
緩いアップダウンを繰り返しながら徐々に登って行く。
106.7km、何となくリゾート地の様な場所に出た。ここが安比高原のメインストリートか。この季節だとシーズンオフなのかあるいはコロナ禍の影響なのか人影はなく寂れている。
110.0km、安比高原を過ぎると下り基調になった。小さな街中を抜けていく。
111.6km、国道282号に合流して左折方向に進む。
真っ直ぐな下り基調を順調に進む。車通りが増えた。関東ならこの位の車通りは少ない方だが、ここまでずっと殆ど車のいない道を走って来たので交通量が多く思えてしまう。車の速度も速いのでちょっと緊張する。
現在は北上中。弘前までは106kmか、案外近い気がする。
鉄道と並走して真っ直ぐな道を進む。これは何線なのだろうか?カワダさんに聞いたらきっと即答だろう。
121.2km、荒屋新町の中を通過。久し振りにちょっと賑やかな感じの街でちょっと新鮮。
123.0km、街中を抜けて右折、県道6号に乗る。
県道6号は二戸方面に向かっている。昨日は二戸市の東側を南下したが今日は西側を北上しているということか。
128.6km、二戸市に入った。平坦基調を順調に進む。
今日の宿まで残り100kmを切った。現在時刻が13:20なので遅くとも20時前には到着できるのではないか。時間的マージンはかなりあるのでかなり気楽だ。
133.4km、県道6号から県道181号に乗り換えて田子方面に左折。
曲がった途端に10%の激坂が出てきた。ここまでしばらく下り基調から平坦を走って来たので凄くきつく感じる。
激坂の登りは結構長い。事前の地図読みではこんなところに峠はなかったはずだが見落としていたのか?
結局1km程の激坂を登らされた。この位だとRWGPSの高低図では1500mの八幡平に合わせた縮尺では見えなくなっていたということか。
急な坂の後は短い急な下り、鋸の歯の様なアップダウンが続く。
またしても10%超えの急坂、この道は相当手ごわい。全く予想していなかっただけに心理的なインパクトはなかなか大きい。
148.1km、再び青森県に入った。
青森県に入って勾配が緩くなった。これで鋸アップダウンは終わったのか?
151kmを越えて下りになった。長い下りでどうやら丘陵地帯を越えた様だ。
156.6km、長い下りを終えて国道104号に合流、大館・鹿角方面に左折。いやあ、133.4km地点で県道181号に入ってから青森県境までの約15kmの鋸アップダウン区間はかなりきつかった。もしかしたらこのSR600奥入瀬のコースの中で一番きつい区間ということになるかも知れない。
さっきのアップダウンが嘘の様に平坦基調を穏便に走る。
多分これが休憩ポイントだろう。あと700m。
休憩ポイントが見えた。現在気温は18℃。
159.9km地点の休憩ポイント6に到着、チェックタイムは10/1の15:10。
休憩ポイントの設定で最優先になるのは補給よりもトイレ。SR600奥入瀬はコース上にコンビニが殆ど無く個人商店が辛うじてある位なのでトイレの有無は不明、取り敢えずトイレと自販機がセットになった様な場所が有力な休憩ポイント候補となる。
駐車場の傍の自販機でジュースを買い、持参の補給職を食べる。20分程の休憩の後出発。
平坦基調をぼちぼち走り始める。次の目的地は10.9km先のPC7。その直前に500m級の山を越える。
163.1km、じわじわと登り基調になって来た。
勾配がぐっと増して5%を越えてきた。九十九折りの道はなかなかに登り応えがある。
168kmを過ぎて勾配が緩くなった。ピークを過ぎたか?雪除けのトンネルが出てきた。
平坦基調を進む。PCはもう直ぐ。
170.8km/439.6km地点のPC7に到着、チェックタイムは10/1の16:10。
通過証明用の写真を撮って直ぐに出発する。
PC7->PC8/道の駅虹の湖(51.7km/222.5km/491.3km)
次の目的地は51.7km先のPC8。ここに行くまでに十和田湖前後の600m級の山を2つ越えなければならない。これが今日の最後の仕事となる。宿までは57km位なので20時までには到着できそうだ。
176.5km、国道104号をトレースしつつ大館・十和田湖方面に左折。
緩い下りを快調に進む。
181.7km、国道103号に乗り換えて十和田湖方面に鋭角に右折。
曲がった途端に登りが始まった。十和田湖までは9kmということは登りは5km位か。
5%位の真っすぐな登りが続く。まだ脚は十分に残っているのでそれ程苦にはならない。
淡々と登っていたら4.5km程の登りがあっという間に終わってピークに到達した様だ。ここは発荷峠というのか。
186.6km、小坂町に入ったところでピーク、そのまま下りに入る。
下る先に十和田湖が見えた。
190.0km、ワイんでぃんぐの下りを終えて十和田湖畔に到達。国道454号に乗り換えて弘前・黒石方面に左折。
ぎりぎり明るいうちに十和田湖まで辿り着けたので湖面を見ることができた。
湖畔の道は結構アップダウンがある。
195.0km、この辺りは湖畔のリゾート地といった感じだろうが人影はない。シーズン外れということだろうか。
今日の走行距離が200kmに到達、12時間半は通常のBRMの制限時間内に収まっているので上出来。
時刻は17時半を過ぎ、かなり暗くなってきた。取り敢えず十和田湖を眺めることができて良かった。
199km地点を過ぎて湖畔を離れ山道に入って来た。いきなり5%を越える登りが始まった。
道には道路灯はなく真っ暗。路面には結構落下物が散乱している。
5%前後の坂をぼちぼち上っていたら左膝に微妙な痛みを覚え始めた。ここまでそれなりに抑えて走ってきたつもりだったがやはり相応の負荷がかかっていたということか。とにかく今日を無難に走り終えるために更にゆっくり登る。
202.6km、再び青森県に入った。国道4102号に合流して弘前・黒石方面に左折。どうやらここがピークの様だ。結局3.5km程の登りだった。これで多分今日の登りは全て終了したはずだ。
暗闇の下りをヘッドライトだけを頼りに恐る恐る下る。暗闇だと思う様にスピードが出せず下りのメリットを余り生かせない。
今日の宿のある黒石温泉郷まではあと22km、下り基調なので1時間かからずに行けるはずだ。今は18:10なので途中の買い出しを入れても19時半には着きそうだ。
208.3km、トイレのある駐車場が見えたがもう今日の終わりが見えているので素通り。勾配が緩くなり安心して下れるの様になって来て快調に距離を消化していく。
橋を何度も渡る。暗くて良く見えないがどうやら川と並走して走っている様だ。
217.7km、黒石市に入った。下りはまだ続いている。どんどん距離を消化していく。PCまではあと5km。
PC8が見えた。
222.5km/491.3km地点のPC8に到着、チェックタイムは10/1の18:56。
先ずは通過証明用の写真を撮る。
駐車場から月を眺める。晴れた空に満月の様な月が綺麗に見える。もう直ぐ今日の仕事も終わりかと思うと和む。直ぐに出発。
PC8->宿泊2/黒石温泉郷かねさだ旅館(5.3km/227.8km/496.6km)
さあ後は宿を目指すのみ。宿までは後5kmだがその前に夕食その他を買うために温泉街手前のコンビニに寄る。
黒石のゲートをくぐる。もう目の前という感じ。
224.8km、道の左手にダムらしきものが見える。結構大きい。
225.0km、トンネルに入る。距離的にこのトンネルを抜けるとコンビニがあるはず。
トンネルを抜けると温泉街らしき街明かりが見えた。もう直ぐ、もう直ぐ。
227.4km、温泉街入口の交差点にあるコンビニで買い出し。ここから一旦コースを外れて反対方向の温泉街に向かう。
ループを降りていくとこんな電光表示が。ん?黒石温泉ではないのか?ナビのルートでは橋を渡ることになっているので落合温泉に行こうとしているのだろか。いずれにしても今日の宿はもう目前
227.8km/496.6km地点の宿泊ポイント2に到着、チェックタイムは10/1の19:30。
宿の入口に大きな白い犬がいてびっくりした。この宿の看板犬かと思ったら別の御客さんの犬だそうだ。バイクを建物の裏に停めさせてもらい中に入る。
今日も和室。ウェアを抜いてしばし開放感に浸った後は早速温泉へ。大浴場は貸し切り状態、まずは汗や汚れを綺麗さっぱり洗い流し湯舟に入る。湯はかなり熱く、私的には熱いのは苦手なのだがせっかくここまで来たのに浸からない手はないと頑張って遣ったら最初は辛かったが徐々に慣れて来て全身にじんじん熱さが染み渡って来て気持ち良くなってきた。どうやら身体が結構冷えていた様だ。連日200km以上走って来た後の温泉は最高!まだ明日1日残っているのでこういう贅沢をしてよいものか疑問だが明日のためにリラックスしてできるだけ疲労を抜かなければならないと自分を納得させる。
温泉を堪能した後は夕食。こんなに早く着けるのならば宿の夕食を食べたかったと思うのだが、まあどうせこれは結果論なので諦めるしかない。コンビニで買った弁当類をいつもの様にもさもさ食べる。
宿の人から今日から発行されたというGoToトラベルの地域共通クーポンをもらった。有効期間は明日までで青森・北海道・岩手・秋田でしか使えない。明日はゴールしたら直ぐに帰途に就く予定なので一番高い駅弁でも買うか。
食事を終えて直ぐに就寝態勢に入る。明日は6時スタートの予定でアラームを5時半にセットして布団に入る。消灯時刻は21時過ぎ。