2020BRM1121東京600/Report 3:Day 2/那覇->ゴール・那覇(265.9km/603.2km)

[目次]

仮眠ホテル->通過チェック5/ファミリーマート海洋博公園前店(83.1km/420.4km)

 11/22(日)、3:45に覚醒。昨夜は日付が変わる前に寝たのに直ぐに寝付けずずっと悶々とベッドの上に横たわっていた。時々意識が混濁する瞬間もあったが殆ど寝た気がしない。どうやら昨日の通過チェックで飲んだモンスターエナジーのカフェインが効き過ぎた様だ。アラームが鳴るまではまだ1時間以上時間があるが全く眠れそうにないのでこのままベッドの上でじっとしていても仕方が無いので時間を繰り上げて活動開始。とにかく2時間は眠れたと自分に言い聞かせて身支度を始める。多少頭の回転は鈍いが取り敢えず身体は動くので走り出すことはできそうだ。

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 11/22の4:05にホテルを出発。緩々と走り始める。

 ホテルの通りはタクシーが沢山いて、帰宅客をピックアップしようとしている。深夜の喧騒の名残がまだしっかりと残っている様だ。変な酔っ払いに捕まらない様に気配を消して通り抜けていく。

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 国道58号に出た。大通りにもタクシーが沢山いて路肩に止まっている。酔っ払いが飛び出してきそうなので注意して走る。

 2日目のルートは沖縄本島の西側を通って最北端まで行って戻って来る265.8km。往路は本部半島を回り復路はショートカットする。

 獲得標高は2600mという数字だが、序盤のアップダウンと最北端の直前の山越えを除けばほぼ平坦という印象があって、1日目のコースよりはアップダウンは控えめという印象がある。今日も天気は良さそうで雨の心配は全くないので一安心。

 まず最初の目的地は83.1km先の通過チェック5だ。区間距離は長いが取り敢えずノンストップで行く予定。

f:id:gearmasher:20201122041156j:plain 1.0km、タクシーの列がなくなり人気も無くなり静かになって走り易くなった。

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 2.2km、街中で早くも登り。ちょこっと登って直ぐに下る。

 10分程走って意識も身体もちゃんと覚醒して割と普通に走れている。疲労感も薄く痛いところもないので取り敢えず出だしは問題なさそう。今のところ眠気はないがまずは夜明けまでの後2時間が最初の頑張りどころだ。気温は高くはないがそれでも20℃は超えていそうな感じ。半袖ジャージにレーパンで全く問題ない。

f:id:gearmasher:20201122042443j:plain 再び緩く登って行く。街中で既にこんなにアップダウンがあるのか。すっかり忘れていた。

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 5.2km、緩やかに登ってキャンプ・キンザーの正門前を通過。

f:id:gearmasher:20201122043925j:plain 8.2km、緩く下り終えて国道58号の側道に入って宜野湾バイパスに乗って沖縄コンベンションセンター方面に左折。

f:id:gearmasher:20201122044142j:plain 8.7km、橋を渡って宜野湾市に入った。

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 国道58号宜野湾バイパスを順調に走る。平坦基調でこの時間だと車通りも殆どなく走り易い。

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 10.2km、沖縄コンベンションセンターの前を通過。暗くて敷地内の様子は良く分からない。

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 13.0km、北谷町に入った。

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 右手にキャンプ・フォスターの敷地の明かりが見える。

f:id:gearmasher:20201122051253j:plain 19.1km、嘉手納町に入った。右手には嘉手納基地の飛行場滑走路がある。

f:id:gearmasher:20201122052956j:plain 24km辺りで読谷村に入って直ぐに登りが始まる。ここからの登りは緩やかだがかなり長い。

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 27.3km、道の両脇の建物がまばらになりピークを通過、そのまま下りに入る。どうやら市街地から出た様だ。

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 29.0km、下りながら恩納村に入る。

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 32.5km、国道58号を一旦離れて東恩納方面に左折。

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 時刻は6時を過ぎてようやく東の空が薄っすらと明るくなってきた。夜が明けるには後30分程か。

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 40.1km、再び国道58号に合流して恩名海岸リゾート・万座毛方面に左折。

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 45.8km、国道58号をトレースして名護方面に左折。

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 6時半を過ぎて朝焼け、ようやく夜が明けてほっと一息。群青色から橙色へのグラデーションが美しい。今日も快晴、文句無しの朝焼けの情景にしばし途方に暮れる。

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 53.3km、名護市に入った。海沿いの平坦路を順調に距離を消化していく。

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 58.1km、この先で高速道路の出口と合流して直進方向に進む。

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 ほぼ完全に夜が明けた。ここまで眠気に襲われることもなく無事に走ってくることができて一安心。海沿いの向こうに名護の街が見えてきた。

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 65.6km、名護市街を抜けていく。国道58号から国道449号に乗り換えて本部方面に左折する。

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 曲がって直ぐに名護球場。5年前にここを通りかかった時ここでキャンプをやっていた日ハムの選手達がちょうど球場に入るところでたくさんのファンでにぎわっているところを目撃した。

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 ようやく朝日が昇って来た様だが方向的には西に向かって走っているので見えない。自分の長い影でその存在を知る。

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 68.4km、海洋博公園・本部方面に左折。通過チェックまで後15km。

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 序盤のアップダウンがあったがその後はほぼ平坦。昨日の東側の道のアップダウンに比べれば西側の道はかなり大人しい。順調に距離を消化していく。

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 正面に山肌むき出しの山が見える。雰囲気が秩父の武甲山にちょっとだけ似ている感じがする。

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 この道は砂や砂利で結構傷んでいるし、セメント工場らしき建物もあるのでやはりこの山は人工的に削られている様だ。

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 抜群の天気で海も空も青い。朝の清々しい空気の中で快調に進む。

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 79.5km、瀬底大橋の横を通過。直進方向に進む。

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 81.0km、本部の街中に入って橋を渡る。工事中で道幅が狭く車通りも増えてきたのでちょっと怖い。

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 通過チェックの直前ので登りが出てきた。真っすぐ登って下れば通過チェックはもう目前。

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 83.1km/420.4km地点の通過チェック5に到着、チェックタイムは11/22の7:56。

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 睡眠不足ではあるが予定より2時間早くリスタートできたことは結果的に嬉しい誤算ということか。ここまで20km/hを確保できているし2日目も順調に走れている。

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 朝御飯をしっかり補給。気温が上がって来たので塩分補給と思ったが塩タブレットは無かったので止む無く種付きの干し梅を購入。果肉部分は殆どないが意外に塩気がある様で当面はこれで凌ぐことにする。20分程の休憩の後出発。

通過チェック5->通過チェック6/奥共同売店(67.9km/151.0km/488.3km)

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 次の目的地は67.9km先の通過チェック6。昨日行った通過チェック2と同じ場所だ。区間距離も短くなってそれ程プレッシャーなくノンストップで行ける。

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 通過チェックを出て直ぐに登り。アップダウンが出てきた。

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 88.4km、今帰仁村を通過。今帰仁は”なきじん”と読むのか。

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 95.0km、登りながら国道505号を離れて古宇利島・屋我地島方面に左折。

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 曲がっても更に登りが続く。勾配は5%程度でそれ程でもないが真っすぐな登りが視覚的にキツイ。

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 96.3km、ピークを過ぎて下りに入る。長い下りでいつの間にこんなに登ったのかとちょっと驚く。

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 96.7km、ワルミ大橋を渡る。

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 結構高い所に架かっている橋で眺望はなかなかのもの。

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 橋を渡り終えて屋我地島に入った。車通りの殆どない綺麗な道を快調に走る。日も高くなり日差しが強くなってきた。

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 100.5km、県道110号に合流して国道58号方面に右折。

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 101.5km、屋我地大橋を渡る。

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 橋の上から静かな内海が見渡せる。この落ち着いた風景の中を走るのは精神衛生上とても良い。

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 103.1km地点で国道58号に合流して本部半島周遊は終了。この後は海沿いをひたすら北上して最北端を目指す。ここから先は北端近くまではほぼ平坦のはずだ。

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 108.1km、大宜見村に入る。

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 海が正にエメラルドグリーン。沖縄らしい風景。

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 111.5km、西側の道にもダムがある。確かにダムが多いな。

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 やんばる国立公園に入って来た。この看板を見ると北部に来たという感じがする。

f:id:gearmasher:20201122095022j:plain 121.0km、国頭村に入った。

 時折前から戻って来る参加者とすれ違う。結構早くスタートした人がいる様だ。手を振って挨拶する。

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 124.5km、国頭村の中心部を通過。そこそこ賑やかな感じ。

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 こんなところに登坂車線が!?山があるなんて聞いていないのだが。

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 登りではなく平坦路の追い抜き車線だった。

 海沿いの平坦路を順調に走る。微妙に向かい風な気もするが走行に殆ど支障はない。島の西側の道は観光地が多いのか車通りが多い。昨日の東側の道は山の中だったせいか殆ど車通りはなかった。この差は結構激しい。

 ぼちぼち走っていたらふぃりっぷさんとすれ違った。もう折り返してきたのか、速いなあ。この分だと14時位にはゴールしてしまうのではなかろうか。

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 127.9km、長いトンネルに入る。この区間をRWGPSで見ると結構アップダウンがある様に見えるが飛び出た部分は殆どがトンネルで実際は平坦だということが走ってみると分かる。

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 沖縄らしい海が続く。この時期に半袖ジャージにレーパンで気持ち良く海沿いを走れるとはとても贅沢。沖縄まではるばる来た甲斐があった。

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 この風景を見ていると、高中正義のブラジリアン・スカイズのレコードジャケットを思い出した。

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 辺戸岬まで10km。最北端が近付いてきた。

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 あの半島の先が最北端だろうか。順調に距離を消化していく。

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 辺戸岬まであと5km。眼前に山が迫って来た。そろそろ平坦基調も終わりか。

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 140.4km、宜名真トンネルに入る。いよいよ最北端の山岳地帯に突入する。

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 トンネルを出て直ぐに登りが始まった。

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 5%弱の真っすぐな登りをぼちぼち登って行く。

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 右手にはラクダのこぶの様な山が見える。

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 143.5km地点の辺戸岬への分岐点を過ぎて更に登る。この坂が今日の最もきついヒルクライムとなる。5%を超える真っ直ぐな坂をえっちらおっちら登って行く。

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 146.7km、3kmちょっと登ってこの辺りがピーク。5年前はかなりハードだったイメージが残っているが今日はそれ程でもなかった。でも一旦通過チェック6まで下ったら直ぐにまたここまで登って来なければならないのでそんなに楽な話でもない。

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 急勾配を一気に下って来た。通過チェックはもう目前。

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 151.0km/488.3km地点の通過チェック6に到着、チェックタイムは11/22の11:08。ここのレジの時間はちょっと遅れ気味で実際には11:18。

f:id:gearmasher:20201122113954j:plain ここまでほぼ平坦だったということもあるが、グロス20km/hを確保できているのは上々。取り合えずここまで睡魔に襲われることもなく寝不足の影響は殆どない。

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 昨日食べられなかったここの名物のおにぎりを今日こそは!と意気込んで店に入ったが今日も売り切れで激しく落胆。もうここに来ることはないかも知れないと考えると物凄く残念な気がするがこればかりはどうしようもないので仕方なくパンを買う。気温も上がって汗を結構掻いたので水分補給もしっかり行う。この位の気温だとコーラが旨い。

 のんびり休んでいたら何とふぃりっぷさんが戻って来た!何事かと思ったらここにスマートフォンを置き忘れたとのこと。ちゃんと店で預かってもらっていて直ぐに取り戻すことはできたがそれにしても40kmを戻って来て手前の山を登ってきて直ぐにまた山を登って結局80kmも余計に走らなければならないというのはかなり痛い。ちょっと休憩して直ぐに出発するふぃりっぷさんを見送りながら更に休憩する。

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 20分程休憩して出発する。またいつかここに来ておにぎりを食べられる日は来るのだろうか。何となく名残惜しい気がする。

通過チェック6->休憩ポイント/ローソン名護東江店(56.4km/207.4km/544.7km)

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 さて那覇に戻るとするか。さっき来たばかりの道を引き返す。ゴールまでは115km、トラブルがなければ6時間で終わるはずだ。区間距離が長いので予め中間地点に休憩ポイントを設定してある。次の目的には56.4km先の休憩ポイント。

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 走り始めて直ぐに登り開始。結構な勢いで下って来た分やはり勾配はきつめ。脚を無駄遣いしない様にぼちぼち登って行く。

 昨日と同じく森の中から妙な鳴き声が聞こえてくる。この鳴き声にもかなり慣れて違和感を感じなくなってきた。

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 155.1km、ピークに到達して勾配が緩んだ。

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 下り始めるまでちょっとだけ平坦を走る。休憩ポイントのある名護までは53km。

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 長い下りに入った。さっきのラクダのこぶを今度は左手に見ながら快調に下る。

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 158.4km、辺戸岬へは右折すれば行けるが下りながらどうしようか迷っていたら通り過ぎてしまった。

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 森を抜けた。真っすぐな道を海に向かって下っていく。

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 160.4km、下りながら宜名真トンネルに入る。これを抜けると名護まではほぼ平坦。

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 平坦路に入って快調に進む。昼を過ぎて日差しがかなり強くなり暑くなってきた。もしかしたら睡眠不足の影響が出てきたのか、ちょっとだけ意識がぼおっとなる。

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 山陰に入って日差しが遮られるとホッとする。ちょっと夏っぽい感じがしてきた。流石沖縄だ。

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 海を右手に見ながら走る。時折これから北端を目指す参加者とすれ違う。スタート時間がずれていることも影響しているのだろうが、結構分散して動いているのが良く分かる。手を振って挨拶する。

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 176.3km、国頭村の中心部に入って来た。

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 村の中のこの松並木は良く覚えている。沖縄で松を見たのは多分後にも先にもここだけで松の木がやたら新鮮に思える。

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 快調に進む。名護まで25km、あっという間に半分を消化した。この調子でいけば明るいうちにゴールできそうだ。

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 工事区間のバリケードもよく見たらシーザー。こんなところにも沖縄らしさが見える。

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 184.9km、大宜見村の中心部を通過。

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 189.6km、橋を渡る。往路は気付かなかったが、路面がやたらにきらきら光るのでよく見たらガラス片がアスファルトにまぶしてある。パンクしそうで怖い。冷や冷やしながら渡り切った。

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 本部半島が近付いてきた。そろそろ北部の海辺から離れるのか。

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 192.6km、名護市が近付いてくるに従って微妙にアップダウンが出てきた。北部の平坦区間はそろそろ終わりか。

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 193.7km、名護市に入った。

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 198.7km、往路との分岐点を通過。往路は右から来たが直進して本部半島をショートカットする。

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 内陸部に入って来るとアップダウンが出てきた。那覇までは71km。

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 202.6km、名護市街に入って来た。一旦国道58号を離れて名護市街方面に進む。

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 久し振りの真っすぐな登り。勾配は3%位だがきつく感じる。

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 206.0km、1km程登って下ると名護市の繁華街に入った。この通りは5年前の記憶が良く残っている。あの時と全然変わっていない感じだ。

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 206.4km、再び国道58号に合流して那覇・恩納方面に左折。

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 名護市街は朝方と違って車通りが凄く増えた。休憩ポイントはもう目前。

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 207.4km/544.7km地点の休憩ポイントに到着、チェックタイムは11/22の14:09。

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 ここまでもほぼグロス20km/hをキープできている。寝不足でパフォーマンスが落ちるかと覚悟していたが凄く順調で嬉しい誤算。暑くなって微妙に頭がぼおっとする感じが出てきたので覚醒のためにレッドブルを投入。昨日の様にまたカフェインで眠れなくなるのが怖いので小さい缶で控えめにする。15分程休憩の後出発。

休憩ポイント->ゴール/ファミリーマート宮城一丁目店(58.5km/265.9km/603.2km)

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 再び国道58号に出て南に向かって緩々と走り始める。さあ後はゴールを目指すのみ。安全第一を念頭に今一度気を引き締める。

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 名護市街を出て直ぐの海沿いの道は朝通った時とは一変して凄い車の量。取り敢えず自転車と同じ速度で流れているのでまだ何んとなかる。

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 211.8km、高速道路との分岐を左方向に進む。これで少しは車通りが減るかな?

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 一般道に進んで若干車通りは減ったが車の速度が上がって反って走り辛くなった感じだ。那覇までは55km。

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 217.1km、恩納村に入った。

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 相変わらず車通りの多い国道58号を淡々と走る。正面から強い日差しが照り付けて眩しいし暑いしでちょっとぼーっとしてしまう。ここまで来て事故とか落車したらバカみたいなので集中力を切らさない様にしなければならない。

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 224.6km、国道58号の本道をトレースして恩納海岸リゾート・万座毛方面に右折。

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 海沿いの道は車通りが少なくなって走り易くなった。北部では海で遊ぶ人は見かけなかったがこの辺りでは結構いる。この気温なら泳げそうな感じ。

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 227.9km、万座毛とは一体何だろう?多少気になるがそのまま素通り。

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 後ろからふぃりっぷさんがやって来てパスされた。もうとっくにゴールしている頃かと思ったらあちこち寄り道休憩していたとのこと。

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 230.2km、ここで国道58号の本道とバイパスが合流、那覇・嘉手納方面に右折する。

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 曲がって直ぐに登りになり見る見るうちにふぃりっぷさんの背中が小さくなっていく。600kmブルベの終盤のこの速度差を見ると、改めてふぃりっぷさんの凄さが分かる。凡人は今まで通りマイペースで淡々と行く。

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 ちょこっと丘を越えて再び海沿いの国道58号本道に入る。この道沿いには高級そうなリゾートホテルが点在している。

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 236.8km、登りつつ再びバイパスと合流、那覇・嘉手納方面に右折する。

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 月がかなり高い所にあって見上げる感じ。こうやって見ると沖縄が緯度の低いところにあるのが良く分かる。

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 そろそろ海沿いの道も終わりか。沖縄の海も見納め。那覇までは33kmだが、ゴールまでは30kmを切っている。ここまで順調に走って来て幸い睡眠不足からくる不調もなく疲労感も大したことはない。このまま無難に走り終えたいところだ。そろそろ今夜の打ち上げのことを本気で考え始めても良いかな。やはりステーキかな?

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 239.0km、海沿いを離れて長い登りが始まった。那覇市街地に入る前のアップダウン区間が始まったか。残波岬へは右方向に進めば行けるがちょっと距離があるので今回も見送り。残波岬は20数年前に沖縄に来て巡った場所の中で強く印象に残った場所の一つ、いずれまた行ってみたい。

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 243.4km、この辺りがピークでここから嘉手納に向かって長い下りが始まる。いつの間にか空は雲に覆われて日が陰ってしまった。

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 真っ直ぐで見通しは良いが車通りが多いので慎重に下っていく。

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 下りながらちょくちょく信号に引っ掛かる。高速で車に抜かれることを考えればこの方がむしろ安全。

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 248.1km、長い下りがほぼ終わって嘉手納町に入った。

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 ちょこっと登って再び下り基調。嘉手納基地のフェンスが延々と続く。

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 249.7km、左が基地で右が嘉手納の街。この雰囲気はちょっと福生に似ている。

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 基地のフェンスはまだまだ続く。嘉手納基地は本当にデカい。

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 251.7km、北谷町に入った。ゴールまでは後15km。

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 255.2km、北谷町の街中を通過。ようやく嘉手納基地を通り過ぎた様だ。

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 257.6km、宜野湾市に入った。

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 257.8km、国道58号のバイパスとの分岐点、道なり直進して本道を進む。ここからゴールまでは市街地走行となる。ゴールまでは10kmを切った。

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 258.5km、本道に入って直ぐに登り始める。米軍基地に引き込まれている送電線の終端の鉄塔がなかなかの威圧感を放っている。

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 登りながらどんどん市街地に入っていく。宜野湾市の街中にはアップダウンがある。那覇市に入るまではこんな感じか。

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 262.2km、下りながら側道に降りる。浦添市に入った。このまま直進してバイパスと合流、再び国道58号が1本になる。

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 263.3km、再び登り。車通りもどんどん多くなってどんどん都会になっていく。最後の最後で脚と神経を使わされる。

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 ふと自分の肩に目をやると潮を吹いて真っ白になっていることに気が付いてびっくりした。こんなに汗を掻いていたのか。その割には脚攣りが発生しなかったが、これはシークワーサー塩飴と干し梅の御陰か。

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 後300mでゴール。いよいよこの長かった旅も終わる。今日も無事に走り終えることができそうだ。

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 265.9km/603.2km地点のゴールに到着、ゴールタイムは17:04。完走時間は35時間34分だった。結局ゴールまでグロス20km/hをキープすることができて、明るいうちに戻って来ることができて良かった。

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 ゴールしたらふぃりっぷさんがいた。多分途中でアイスを食べながらのんびり走っていたに違いない。ふぃりっぷさんは明後日沖縄を発つということで明日はフリータイムとのこと。羨ましい。

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 取り敢えず麦茶でゴールを祝いつつスマートフォンでリモートブルベカードのゴール受付を行う。

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 全ての入力を終えて回答を送信し取り敢えずゴール手続きを完了。後は無事に認定されることを待つのみだ。

 さあ、ホテルに帰ろう。20分程の休憩の後出発する。

ゴール後

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 那覇市街に向かって緩々と走り始める。ホテルまでは4.6km、最後まで気を付けてのんびりと走る。無事に完走を果たした疲労感と達成感と充足感が旨い具合に混ざり合って心地良い反面、2日間の密度濃い冒険の旅が終わってしまった一抹の寂しさを感じる。西の地平に見える夕焼けが微妙に哀愁を帯びて見える。5年前も同じ様な風景を見た気がする。

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 日没間際に太陽が一瞬顔を出した。沖縄の夕日をしっかりと見ることができて満足。

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 那覇市街に戻って来た。歩道にはそこそこの人出で賑わっている。通りの車も多い。コロナ禍の影響でもう少し閑散としているかと思ったがそんなことはなさそうだ。

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 国道58号を離れてホテルに面した枝道に入っていく。まだ夜の喧騒は始まっておらず大人し目の雰囲気。これが夜遅くなるとたちまち危ない雰囲気に一変する。

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 17:45にホテルに帰着。文字通り一仕事終えた気分で意気揚々とフロントで鍵を受け取る。

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 部屋に入って先ずは間髪入れずにバイクを輪行袋に詰め装備品のパッキングを行う。

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 バイクパッキング完了。30分程で一気に片付けて、ウェアを脱ぎ捨ててしばし解放感に浸る。取り敢えず面倒臭いことを先に片付けたので一気に気分的に楽になった。シャワーを浴びて汗と汚れを洗い流してすっきりして、一息つきつつノートPCを開いて今日の打ち上げ会場の最終選定作業に入る。今回はコロナ禍ということもあって打ち上げは取り敢えず1軒のみということでステーキにしようと決めた。地域共通クーポンの電子版が使える店は限られているので取り敢えず2軒に目星を付けて部屋を出た。電子クーポンは7000円もあるのだが果たしてステーキで使い切れるだろうか。

 ホテルから数100m程離れた店に行ったら残念ながら休業だったので止む無く第2候補の店に向かう。

 店に着いたら営業中だったので一安心、入店して電子クーポンが使えることを確認してから無事に着席した。

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 まずはビールで乾杯。旨い!睡眠不足でグロッキーになって飲み食いできる状態ではなくてビールが美味しくなかったらどうしようかと心配だったが杞憂に終わって良かった。ブルベでいい感じに疲れた四肢にアルコールがじんわり沁み渡っていく感じはいつもながら実に気持ち良い。このために遠征ブルベを走っている様なものだ。はるばる沖縄まで来た甲斐があったというものだ。

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 肉が出て来るまでサラダバーとポテトフライで繋ぐ。これだけでも十分旨い。今回沖縄に来て最初で最後のまともな食事が物凄く幸せに感じる。

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 どーんとステーキ登場!ランプステーキ600gをミディアムで食す。旨い!普段はステーキなど食べないし、大して好物でもないのだが何故か沖縄に来るとステーキが旨い。今回で3度目の沖縄だが3回ともステーキを食べて凄く美味しいと思った。この肉はオージーなので肉が違うということでもないのだが、一体何が違うのだろう?

 出てきたものを平らげたらそこそこ御腹一杯になってしまった。追加で肉を頼もうかと思っていたがその余裕はなさそうだ。明日は7:30のフライトで5時には起きなければならないので深酒もできない。寝不足も考慮してビールはジョッキ2杯で止めておく。結局ステーキハウスでクーポン全額使い切れなかった。貧乏人は高い肉を頼めないしポテトフライやサラダバーを頼んでしまうので最初から負けは決まっている様なものだ。

 勘定を済ませて店を出た。腹ごなしにちょっと街を歩いてみようかとも思ったのだがとにかくホテルの周りの歓楽街がヤバ過ぎるので怖くて歩けない。明るいうちはそうでもなかったのだが暗くなった途端に客引きがあちこち出てきた。今は20時半、この時間ならまだましだけれど昨日23時頃にホテルに仮眠に戻って来た時は相当ヤバかった。ホテルに戻ってもう大人しく寝るかな。って言うか昨夜はほとんど眠れていないのでベッドに横になったら多分気絶するだろう。

 部屋に戻ってきたら、何となく御腹が空いてきてもうちょっと食べられそうなので沖縄そばの店に行こうかと思いネットで調べたがクーポンが使える店が全く無い。どうしようか迷っていたらちょっと面倒臭くなって、明日のフライトも心配になって来たので断念した。

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 結局シークワーサージュースで部屋飲み。もう少しビールを飲みたいところだがこれ以上飲むと明日絶対寝過ごして飛行機に乗り遅れるので我慢する。22時を過ぎたのでアラームを5時にセットしてベッドに横になった。睡魔に襲われて速攻で寝落ちするかと思ったがそんなこともなくしばらく暗闇の中で目を瞑っていたらそのうち記憶がなくなった。就寝時刻は23時頃と思われる。