2021BRM1016埼玉600(N2BRM)/Day 2:須賀川->ゴール・入間(251.4km/605.0km)

[目次]

仮眠ポイント/須賀川->通過チェック2/セブンイレブン福島古殿店(32.3km/385.9km)

 10/3(日)、4時に目が覚めた。アラームが鳴るまでまだ2時間もあるので二度寝をしようと思ったが全然寝られない。昨夜もベッドに入ったものの目が冴えてなかなか寝付けなかった。今も四肢や首筋の日焼けが熱を持っているし、恐らく昨日の休憩中に飲んだモンスターエナジーのせいで身体が興奮状態になったままでなかなか解除されないのではないかと予測された。睡眠時間は正味3時間弱、これだとちょっと少ないが眠れないものはどう頑張って無理なので、しばらくベッドに横になっていたが予定を繰り上げて早くリスタートすることにした。5時にベッドから起き上がり身支度を始める。

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 5:30にホテルをチェックアウト。このホテルはバイクの部屋持ち込みはできないがエントランスの中には置かせてもらえたのでまあ良しとする。

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 須賀川の街中にはウルトラマンに出てくるキャラクターの像があちこち置かれている。何かゆかりのある土地なのだろうが事情は良く知らない。

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 早朝で人通りのない市街。ぼちぼち走り始める。

 今日のルートは須賀川から入間に戻る251km。

 前半50kmで若干の山岳地帯を抜けたら基本は平坦だが茨城と栃木の県境と宇都宮カントリークラブの峠が600kmブルベ終盤の疲れた脚には曲者になってくる。今日も無理せず完走することだけを考えて走る。

 今日最初の目的地は32.3km先の通過チェック2。距離は大したことはないがアップダウンがそこそこあるのでそれ程楽ではない。

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 354.6km、ホテルを出て坂を登り返してルートに復帰。気温は20℃を切っているが坂を登って来た身体には清々しい。今日も一日快晴の様相。天気が良くなり過ぎて暑さでばてるのが心配だ。

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 355.5km、左折して県道63号に乗る。

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 5:54、日の出。左から照り付ける朝日が眩しい。

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 緩いアップダウンが続く。予想した程の疲労感はなく脚は思いの外回るので一安心。

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 362.0km、福島空港の入口を通過。

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 真っ直ぐな登りが続く。勾配は5%位だが視覚的にきつく感じる。

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 371.0km、ようやくピークに到達、そのまま下る。

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 372.4km、下りの途中でいわき・古殿方面に左折。ここを見落とすと戻るのが大変だ。

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 373.5km、下りを終えて石川の街中を通過。

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 380.6km、古殿町に入った。ここまで平坦の様に見えてじんわり登っている。

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 384.1km、ゴールへのルートは右折方向だが一旦通り過ぎて通過チェックに向かう。通過チェックまでは2km弱。

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 385.9km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは10/3の7:12。

 仮にここがPCだった場合のクローズ時間は7:40なのでオンタイム。

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 ここに着く前からカレーパンを無性に食べたかったので欲求に従う。ここでは2名程の参加者の姿があった。15分程の休憩の後出発。

通過チェック2->PC5/ファミリーマート市貝下赤羽店(102.0km/134.3km/487.9km)

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 この通過チェックは折り返しないので元来た道を戻る。次の目的地は102km先のPC5、区間距離が長いので事前の休憩ポイント設定はないものの中間地点辺りの自販機で休憩する予定。

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 387.8km、先程通り過ぎた分岐を左折、鮫川方面に進む。

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 ここから先は車通りも信号も殆どない山村の道が続く。登りはあるが非常に走り易い。天気も文句なしで最高のサイクリングコンディションだ。

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 川沿いに出てぼちぼち登りが始まる。3km弱の登りだが391.5kmの強滝前後が勾配が最もきつく10%弱といったところ。川のせせらぎの音を聴きながら爽やかな朝の空気の中を気分良く登って行く。

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 この解放感、文句なしの気持ち良さ。9か月ブルベを我慢した甲斐があったというものだ。

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 394.2km、鮫川村の中心部を抜けていく。右折方向に進む。

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 刈り取り直前の稲穂の黄金の絨毯が青空と山の緑に映えて見応えがある秋の風景が広がる。最高のタイミングでのサイクリングになった。

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 緩やかな登りが続く。路面も綺麗で車通りもなく非常に走り易い。こんな山道を独りで独占状態とは非常に贅沢。

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 400km辺りで一つ目のピーク、一旦下る。

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 401.6km、下りが終わって右折、棚倉・塙方面に進む。

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 再び登り。勾配は緩やかで距離も短い。

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 403km辺りで最後のピークを通過。ここから下りに入って山岳地帯から抜ける。

 6km程の長い下りを快調に下る。台風の影響か杉の葉や小枝などがあちこち落ちていてちょっと気を遣わされる。

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 409.3km、下りが終わって水戸・矢祭方面に右折。

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 410.2km、国道118号に合流、左折方向に進む。ここから先はしばらく車通りが多くなるので注意して走る。

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 412.5km、矢祭町に入った。国道118号は微妙なアップダウンはあるものの緩やかな下り基調。

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 やや向かい風でペースがいまいち上がらないが急ぐ必要は全くないので風に無闇に逆らわずにぼちぼち走る。

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 419.2km、矢祭の街中を通過。路肩が狭く車通りがそこそこあるので慎重に走る。

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 国道118号の区間は水郡線沿いを走る。私的には鉄では全くないが折角だから車両を見てみたい気はする。

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 国道118号の区間は常に車通りが多い印象だが今回は若干少ない気がする。コロナ禍の影響で人の出足が鈍っているということだろうか。

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 422.2km、このブルベで唯一のトンネル区間。短くてあっという間に終わる。

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 423.4kmの矢祭山駅傍の公衆トイレで用を足す。去年もここに立ち寄った。

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 水郡線の車両はなかなかやって来ない。

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 アップダウンをこなしながら国道118号を進んで行く。気温は20℃だが体感はもう少し高い感じ。徐々に暑くなってきた。

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 430.6km、福島県から茨城県に入って那珂川・大子市街方面に右折。

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 434.1km、大子の街中を通過。

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 434.9km、街中を抜けて大田原・那珂川方面に左折方向に進む。

 そろそろ通過チェックを出てから50km、区間の半分を消化したがそれ程疲れも感じないのでこのまま一気にPC5まで行ってしまっても良いかなとも思ったが、気温も上がって汗も掻いているし無理せず行こうかと自販機を探しながら走る。

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 440.5km、自販機を見つけて停まる。冷たいコーラを飲みながら10分程休憩して出発。

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 441.km、大田原・那珂川に向かって進む。ちょっと休憩しただけでも心身共にリフレッシュする。疲労感がなくても定期的に休憩を入れるのはロングライドには有効だと思う。

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 444.5km、茨城と栃木の県境、境明神峠を越える。距離は短いが真っ直ぐな登りで結構きつく感じる。

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 峠を越えて下り基調で那珂川市街に向かって進む。

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 454.2km、那珂川町の街中を通過。この通りは電信柱と電線がないのでとても整然と綺麗に見える。

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 455.5km、下馬頭交差点に戻って来た。昨日はここを右折方向に進んで北上していったが今日はここを直進して南下する。ここから先はオダ埼清水班のアタック那珂川の復路をトレース、ゴールまではあと150km。

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 県道27号をひた走る。向かい風基調がはっきりしてきて微妙にキツイ。この道は上りも下りも何故かきつい印象が強い。

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 461.5km、那珂川定点観測ポイント通過。今日も穏やかな風景。

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 464.0km、興野大橋を渡って左折する。烏山の街中のアップダウンが微妙にキツイ。

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 469.3km、向田交差点を右折して宇都宮方面に向かう。

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 470.5km、地元の荒川とは別の荒川を渡ればぼちぼち最後のヒルクライムが始まる。

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 ぼちぼち登りらしくなってきた。4km7%の登りをのんびりと登る。

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 これがもう少し季節が早かったら暑さでかなりへばっていただろうがこの季節だとまだ何とかなるレベル。それでもやはり暑い。

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 取り敢えず1段目のピークの宇都宮カントリークラブに到達。登り自体はもう少し先まで続く。

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 2段目の登りは真っすぐなので視覚的にきつい。

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 476.5km、ここが最後のピーク、これで今日の峠越えは全てクリア。後はゴールまではほぼ平坦基調だ。

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 477.3km、下り終えてT字路を左折、真岡方面に向かう。

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 今日の行程の半分の127kmを消化。ここまでグロス20km/hをキープできているので順調そのもの。

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 481.4km、宇都宮・真岡方面に右折する。

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 483.3km、祖母井の街中を通過しつつ、左折。ここを曲がればPC5までは一本道、5km弱。

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 正面から照り付ける日差しが眩しい。微妙に暑さでバテ気味な感じ。

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 PC5が見えた。ホッと一息。

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 488.0km地点のPC5に到着、チェックタイムは10/3の12:19。

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 空腹感があったのでパンやらシュークリームでしっかりと補給。ここには3名の参加者がいた。大体似た様なペースで走っている様だ。20分程の休憩の後出発。

PC5->PC6/セブンイレブン加須外野店(66.0km/200.3km/553.9km)

 次の目的地は66km先のPC6。ゴールまではひたすら平坦基調だし区間距離が常識的な値になって来たので心理的に余裕が増えてきた。

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 490.6km、真岡市に入った。

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 495.0km、東郷北交差点に合流して国道294号に乗る。この先車通りが増える。

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 国道294号の区間は若干のアップダウンがある。平坦基調に慣れるとちょっとした坂でもそこそこ脚に来る。

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 昼下がりの日差しがなかなかにきつい。暑さが苦手な身としては気温が低めとはいえ辛い時間帯だ。PC6に辿り着く頃には日も傾いて楽になるだろう。そこまではちんたら走るのみ。

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 507.2km、久下田西7丁目交差点を右折して県道204号に乗る。

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 県道204号は裏道、車通りがなくなってホッと一息。ゴールまで100kmを切って気分的に更に楽になっていく。

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 510.4km、茨城県に入る。

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 515.8km、小川北交差点を右折して小山方面に進む。ここからまた徐々に車通りが増えてくる。

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 516.6km、鬼怒川を渡って再び栃木県に入る。この辺りは県境が入り組んでいて出たり入ったりな感じだ。

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 520.9km、結城の街中に入っていく。清水班御用達の菓子屋富士峰の前を通過。

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 522.1km、左折して県道17号に乗り野田方面に進む。

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 木陰に入ると空気が冷たくて快適。気温は確実に低いのだが直射日光に照らされて体表温度が高くなるのが辛いということか。

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 時折雲が太陽を隠してくれると”チャンス到来!”という感じ。

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 532.7km、右折して県道124号に乗り古河方面に進む。ここから先は往路の遡りとなる。

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 537.6km、国道125号に合流して右折方向に進む。ここから古河市街までは交通量がかなり増えるので注意が必要。

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 540.4km、古河市街に入って来た。車通りがぐっと増えて渋滞に巻き込まれる様になってきた。でもまだ時間が早いのでそれ程酷くはないのが救い。

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 544.1km、古河駅入口を通過して右折、渡良瀬川に向かう。

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 545.0km、三国橋が見えた。

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 三国橋は歩道走行で渡る。埼玉県に入った。

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 橋を渡り終えて歩道からそのまま渡良瀬遊水地横のサイクリングロードを走る。サイクリングロードに入ると緊張が解けてホッとする。束の間の安息走行。

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 547.4km、柏戸(遊水地)交差点を左折して再び車道に乗る。ここからPCまでは一本道。

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 551.0km、PC手前の難所、利根川にかかる埼玉大橋。路肩が狭く交通量が多いのでかなり恐怖。緊張しつつも何とか無難に渡り切った。

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 埼玉大橋をクリアすればPCはもう目前。

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 553.9km地点のPC6に到着、チェックタイムは10/3の15:47。

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 かなり汗を掻いたので水分補給をしっかり。ここで2名の参加者の遭遇、しばし歓談。何となくいつものブルベの雰囲気に和む。15分程の休憩の後出発。

PC6->ゴール/入間黒須郵便局(51.1km/251.4km/605.0km)

 さあ、後はゴールを目指すのみ。残り距離は51km、時間はたっぷりあるのでとにかく無難にゴールすることだけを考えて最後までに気を抜かずに走る。

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 558.1km、さっきまで正面から照り付けていた日差しもだいぶ右に逸れて優しくなってきた。それ程暑くなくなってきたのでかなり快適になった。

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 559.1km、加須市街を通過、左折して騎西方面に進む。

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 559.6km、加須駅傍の踏切に引っ掛かる。

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 ふと肩を見るとウェアに塩が浮いて真っ白。予想外に汗を掻いていた。道中ずっと塩タブレットを食べていたのでここまで脚攣りは一度も発生していない。なかなか上手く走れている。

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 県道38号を淡々と南下。鴻巣まであと10km。

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 562.0km、夕陽をバックに騎西城を通過。

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 563.1km、騎西の街中を通過しつつ左折して更に南下する。

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 566.5km、鴻巣市に入った。時刻は16:50、かなり日が傾いた。ゴールするのは暗くなってからだな。

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 569.5km、上越新幹線の軌道を通過。ここを越えると太陽系に戻って来たイメージでゴールが近い気がする。

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 571.6km、鴻巣市街を通過しつつ本町交差点を左折。夕刻の混雑は大したことはなかった。

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 572.7km、深井二丁目交差点を右折して県道57号に乗る。車通りが減ってホッと一息。

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 572.9km、JRの踏切に引っ掛かる。今回のブルベは良く踏切に引っ掛かる。

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 581.1km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。明るいうちに渡れたので恐怖感は薄かった。

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 585.5km、最後の難関、釘無橋。暗くなってからのこの長く狭い橋は後ろからの車がとても怖いので安全第一で歩道を進む。

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 586.6km、釘無橋を無事に渡り終えて直ぐに右折。ここからちょっとの間往路とは別ルートを進む。ゴールまで20kmを切った。

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 夕暮れの最後の薄暮が消える間際を見ることができた。なかなかに美しい空にちょっと途方に暮れる。

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 590.1km、上寺山で再び往路に合流、鶴ヶ島方面に右折する。

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 590.6km、川越市街からの車が多いので安全第一で歩道で入間川を渡る。

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 592.5km、上戸交差点を左折して南下。入間までは一本道。ここまで来ると流石に完走の出応えは充分、最後の最後でへまをしない様に改めて気を引き締める。

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 595.5km、関越道を潜っていよいよ柏原交差点までの4kmの緩く真っ直ぐな登りが始まる。600kmを走って来てここでそこそこ踏める位の余力を残しておくことをいつも心掛けている。まだ脚はそこそこ残っているのでいつもの様にちょっと踏みを入れて登って行く。

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 599.6km、何とかタレることなく柏原交差点に到達、左折方向に進んで短い下りを一気に下る。後はゴールを目指すのみ。

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 604.0km、根岸交差点を左折して入間市街方面に向かう。ここからゴールまでは1km程、入間豊水橋を渡りながら今日無事に完走できた安堵感に浸る。

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 18:55、無事入間黒須郵便局にゴール、完走時間は36時間55分だった。ゴール地点にカワダさんがいてびっくりした。

 一旦豊水橋に戻って着替えをして戻って来て、ブルベカードに必要事項を全て記入して封筒に入れた。

ゴール後

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 封筒をポストに投函してゴール手続き完了。

 カワダさんと会話しつつしばらくここにいてたまに戻って来る参加者を出迎えていたが、ちょっと疲れが出てきたのでそそくさと退場する。慎重に車を運転し20時過ぎに帰宅、これにて今回のブルベは無事に終了した。

 

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 9か月のブランク明けがいきなりの600kmで、嬉しさ半分不安半分で臨んだアタック二本松だったが結果的に完走できたのは本当に嬉しい。身体も気持ちも長距離を走るための慣れの部分がほぼクリアされてしまっており10時間を超えて自転車に乗り続けられるかどうかかなり不安だったが、身体的には尻が結構痛くなったがペースを抑えて走って何とかなったし気持ち的には再びブルベを走れる喜びとブランクを空けたことが反って新鮮さを呼び起こした様で良い方向に作用した気がする。誤算だったのは仮眠で睡眠時間が3時間を切る程度にしか取れなかったこと。天気が良過ぎて日焼けをしてしまい身体の火照りが抜けず更に久し振りに飲んだモンスターエナジーが効き過ぎてホテルでベッドに入っても興奮状態がなかなか解除されずになかなか寝付けなかったのが失敗だった。でもまあ復路で睡魔に襲われることもなくゴールできたので結果オーライと言ったところか。コース的には去年と同じで大体覚えてしまっているので不安要素はなく、天気が良い上に去年の様なトラブルもなかったので山岳地帯に明るいうちに入ることができたのは精神的にかなり楽な展開に持ち込めた。

 総じてブルベ再開後いきなりのトップスピードで毎週末ブルベというハードスケジュールの最初で幸先良いスタートが切れたのは本当に良かった。この調子ですんなり波に乗ってブランクで鈍ったブルベ勘を取り戻しつつ確実に完走を積み重ねていきたい。

 次のブルベはBRM1019埼玉400アタック老越路、私的に苦手な400kmだが自ら引いたルートなので不安は余りない。次の週末に走ることになるが次回詳報の予定。