6月も中旬を過ぎて、梅雨らしいぐずついた天気がずっと続いていて、今日も朝からどんよりと曇り布団が干せずにがっかりしている。早く梅雨が明けて欲しいとは思うが明けたら明けたできっといきなり暑くなって勘弁してくれということになるのだろう。ブルベを走る分には暑いよりちょっと位雨に降られる方が走り易いと思う。それにしても先週のブルベはピンポイントできっちり降られたな。
そんなわけでBRM611埼玉300アタック小諸の走行レポートは以下の通り。
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[目次]
- スタートまで
- スタート/入間豊水橋->通過チェック1/龍岡城大手門跡(134.3km)
- 通過チェック1->通過チェック2/懐古園入口(21.8km/156.1km)
- 通過チェック2->通過チェック3/めがね橋(38.2km/194.3km)
- 通過チェック3->ゴール/入間豊水橋(105.6km/300.0km)
- ゴール後
スタートまで
6/11(土)、4時起床。空はどんより曇りで天気予報は夕方から雨は変わらないので雨具一式と泥除けはやはり持っていくことになる。気温はそれ程低くないので半袖ジャージにレーパンを選択。4時半に自宅を出発、車に乗って入間を目指す。
5時に入間豊水橋に到着。慌てて受付を設置して6時スタートの受付開始。
今日も6時スタート特有の前のめりな雰囲気はない。悪天候予報を反映して100周年記念ブルベと言えどもDNSは多め。
6時スタートのブリーフィング。ぱっと見20人ちょっとといったところ。
今日のコースは入間をスタートして北上し藤岡・南牧を経由して小諸で折り返し、軽井沢・藤岡を経由して入間に戻って来る300km。
登りは南牧からの田口峠の登りがメインになるが小諸から軽井沢までのダラダラとした長い登りも侮れない。獲得標高は3200mで中級山岳ブルベという感じか。問題は雨、どこで降られるかによって難易度が大きく左右される可能性がある。
6時スタートの送り出し。24名が出走していった。
続いて7時スタートの受付開始。三々五々参加者が集まって来る。
スタート前の歓談風景。和やかだけれどこれからの試練に向けてモチベーションを参加者相互に高め合う雰囲気がとても良い。やはりブルベのスタートはこうでなければ。早くコロナ過が完全終息してもらいたいものだ。
実用車で300km!?これを駆るのはどんな猛者かと思いきや妙齢の女性で二度びっくり。
7時スタートのブリーフィング。20名強といったところ。
7時スタートの送り出し。皆さん怪我なく無事に帰って来てくださいねー。
実用車の女性も元気に走り出していった。結局7時は30名が出走していった。
スタートを見送って、こちらもぼちぼち出走準備をする。
スタート/入間豊水橋->通過チェック1/龍岡城大手門跡(134.3km)
スタートをクローズして7:30に走り始める。取り敢えずスタート時点で雨が降っていないのは幸い。
最初の目的地は134.3km先の通過チェック1だが、距離が長いのでまずは47km先に設定した休憩ポイントに立ち寄る予定。
2.6km、飯能市に入る。県道262号はこの先微妙なアップダウンが続く。
6.9km、上鹿山交差点を小川方面に右折。
11.0km、山根交差点を小川・毛呂山方面に右折して県道30号バイパスに合流する。
毛呂山の街中を抜けて県道30号を進む。昨日は早く寝たので睡眠時間充分な感じで体調的に不安はない。だからと言って速いわけではなく、いつもの様に運動強度を抑え気味にして省エネ走法で進む。
20.5km、ときがわ町に入った。今日の県道30号はいつもより大型車両が多いので注意して走る。
24.1km、五明交差点を寄居・小川方面に左折。曲がってちょっと行くと丘越えが始まる。
26.2km、丘のピークで小川町に入ってそのまま下る。
28.2km、下りを終えて青山陸橋(西)交差点を熊谷方面に右折。
31.5km、総合グランド入口交差点を寄居・花園方面に左折。この先もアップダウンが続く。
33.6km、下って来て能増交差点を寄居方面に左折。ここまで来るとアップダウンが大体終わり。
34.6km、寄居町に入った。パラパラと雨が落ちてきた。早くも降って来たかと身構えたが強くなる気配はないのでそのまま無視して走り続ける。
35.1km、今市地蔵前交差点を花園橋方面に左折。
37.6km、北柏田交差点を国道140号・花園橋方面に右折。
下りながら花園橋で荒川を渡ると大抵渋滞に引っ掛かるのだが今日はすんなり通過できた。
39.8km、荒川交差点を寄居方面に左折。
41.6km、小前田駅前を通過、左折方向に進んで踏切を渡る。
45.6km、美里町に入る。いつの間にか雨は完全に上がっていた。
47.0km、天神橋交差点に辿り着いた。この交差点の角のセブンイレブンを休憩ポイントに設定していたのだが大して疲労感もなく空腹感もないのでもう少し走り続けようと思ってスキップする。藤岡・児玉駅方面に右折。
国道254号に乗って更に北上する。車通りはいつも通り。
50.9km、赤城乳業の工場前を通過。今日の天気は全くガリガリ君的ではない。
52.5km、クリクラミュージアム前の坂を登る。今日は復路で夜にここを通過するのでこの壁の電飾を久々に見ることができる。
58.8km、神流川を渡る。橋の路肩が狭く荒れていて車通りが多いので注意が必要。
59.7km、小林交差点を富岡・吉井方面に左折。ここを直進する時は左折信号でいつも往生するのだが今日は全く問題なし。
63.1km、上大塚西交差点を富岡・吉井方面に左折、国道254号をトレースしていく。
65.9km、高崎市に入った。細くなった国道254号を西に向かって進む。
75.2km、小幡方面に左折しなければならなかったのにうっかり見落として直進してしまった。300m程行き過ぎて気が付き慌てて戻る。右折して一旦南に向かって進む。
77.8km、小幡交差点を右折して富岡方面に進む。進路は再び西向きになる。
78.4km、善慶寺交差点を下仁田方面に左折して県道193号に乗る。
県道193号を西に向かって進む。少しずつ上り基調になって来た。スタートして4時間弱を経過してようやく他の参加者を見かけた。
86.3km、勾配が急にきつくなってはっきりとした登坂になった。10%近い登りをえっちらおっちら登って行く。
87.7km、1.5km程登ってピークを通過、下仁田町に入った。そのまま下りに入る。
91.0km、下りを終えて突き当りを左折、県道193号をトレースしていく。曲がって再び上り基調になっていく。
道が広くなり車通りも少ないのでかなり走り易い。緩い登り基調を順調に距離を消化していく。
94.2km、橋を渡った直後を上野・南牧方面に左折、県道45号に乗る。
95.1km、上野・南牧方面に右折、県道45号をトレースしていく。
98.0km、南牧村に入る。次の休憩地点に設定していた道の駅までは1.6km、結局ここまで走って来てしまった。
道の駅が見えた。ホッと一息。
99.6km地点の休憩ポイント2に到着、チェックタイムは12:14。
ここの道の駅は結構賑わっている。トイレを済ませて自販機でジュースを買い20分程休憩して出発。
次の目的地は39km先の通過チェック1だが、その前に田口峠を越えなければならない。峠のピークまでは26km、取り敢えず峠を越えるまでは雨に降られなければ良いのだがさてどうなるか。
101.4km、南牧村の中を抜けていく。人の気配がなくひっそりとしている。
101.7km、臼田方面に道なり右に進み、県道45号から県道93号に乗り換え。
106.3km、蝉の渓谷を通過。じわじわと登り基調で少しずつ標高を上げていく。
川沿いに点在する南牧村の集落が何となく旅情があっていい感じ。
110.6km、臼田方面に右折して橋を渡る。ここからいよいよ田口峠への登りが始まる。距離11.4km、平均勾配5.3%の登り応えのあるヒルクライムルートだ。
以前ここを登った時は路面が荒れていたイメージだったが綺麗になっている。前半は勾配はきつめ。7~8%の勾配が続く。
ちょっと走るとやはり路面が荒れてきた。路面に小枝や杉の葉などが多数散乱しているのでパンクさせない様に慎重に登って行く。そのうち雨が降り始めた。まあ山に雨雲がかかっているのはいるのはいつものことなので諦めるしかない。
113.8km、長野県に入った。登りはまだまだ続く。
10%を超える区間がちょくちょく出て来る。先は長いのでペースキープで踏み過ぎずにじわじわと登って行く。
114.1km、狭岩峡を通過。
118.1km、道が九十九折になって来た。勾配自体は緩むのでちょっと楽になって来た。
雨は降っているけれど森林の爽やかさはそれなりに感じられるのでそこそこ楽しく登ることができる。
118.6km、見上げる様な九十九折は視覚的になかなかの破壊力。
120.2km、ちょくちょくトンネルが出て来る。山頂か?と錯覚させられるが距離的にはもう少し先なので案の定トンネルを抜けるとまだ登りは続いている。
121.5km、終盤の急勾配をえっちらおっちら登って行く。もうそろそろ山頂のはず。
122.1km、14:12に山頂に到達。1時間20分弱で田口峠のヒルクライムを終えた。
トンネルを抜けてそのまま長い下りに入る。
長い下りを快調に下る。
127.5km、ダム湖の傍を通過。今日も湖水は青々と美しい。
131.0km、9km程下って来て人里まで下りてきた。雨は下るうちにすっかり止んで路面は乾き始めている。やはり雨は山だけだった様だ。
133.7km、龍岡橋南交差点を右折して通過チェックに向かう。
実用車の女性とすれ違った。速っ!!
通過チェックまではもう直ぐ。
135.1km地点の通過チェック1に到着、チェックタイムは14:44。
こんなところに五稜郭があるなんて全く知らなかった。
通過証明用の写真を撮り、観光の団体様の集合写真を撮ってあげて直ぐに出発する。
通過チェック1->通過チェック2/懐古園入口(21.8km/156.1km)
元来た道を戻る。次の目的地は22km先の通過チェック2だが、その手前に設定した休憩ポイントに立ち寄る。
134.9km、先程の龍岡橋南交差点に戻って右折方向に進む。
135.1km、突き当りを韮崎方面に左折。ちょっと走って直ぐに右折する。
135.7km、鉄道の踏切に引っ掛かった。列車が通り過ぎるところを目撃することができたが何線だろう?(後程調べたら小海線だった)
135.9km、臼田駅前を通過。右折して国道141号方面に進む。
136.3km、臼田橋で千曲川を渡る。この橋は過去に渡ったことがある様な気がするのだが気のせいか?橋を渡って直ぐを右折する。
136.9km、臼田の街中を抜けて行く。何となく閑散として寂しい感じ。小諸までは25km。
141.7km、街を抜けて国道142号に乗った。平坦基調を順調に進む。
144.4km、この先工事区間があるため右折して迂回路に進む。
145.3km、右折して県道78号に乗り本来のルートに復帰する。
146.0km、佐久橋で再び千曲川を渡る。
147.7km、右折して右方向に登り県道78号をトレースしていく。
県道78号は若干のアップダウンはあるものの車も信号も少ないので走り易い。順調に距離を消化していく。
149.6km、小諸市に入った。
151.9km、森山西交差点を一旦直進方向に進んで通過チェック2に向かう。後程またここに戻って来て右折方向に進むことになる。休憩ポイントまではもう少し。
153.9km地点の休憩ポイント3に到着、チェックタイムは15:48。
店の人に「店の前をたくさん自転車が通るのですが何かあるのですか?」と聞かれたのでサイクリングの大会ですとだけ答えておいた。休憩中確かに何人もの参加者が通り過ぎるのが見えた。15分程休憩の後出発。
コンビニの直ぐ傍で一人の参加者が止まっていたので声をかけたらパンク修理中だった。タイヤがバーストしてしまったらしい。本人から650Cホイールと聞いてちょっとびっくりした。空気を入れるのに悪戦苦闘していたので空気入れを貸す。確かにタイヤには大きな穴が開いていて大級処理はしてあるとのことだが、これはチューブをそこそこ持っていないと残り距離はかなり厳しい。スペアチューブを何本持っているか聞いたら残り1本だというので、これは危ういと思い手持ちのチューブを1本渡す。
取り敢えず修理が完了して共に通過チェックを目指して走り出した。通過チェックまではあと2km程。
通過チェックの懐古園の案内が出てきた。もう目前。
通過チェックが見えた。ほっと一息。
156.1km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは16:12。
通過証明用の写真を撮って直ぐに出発しようとしたら、先程の650Cの若者がスローパンクしている様で再度修理するという。バーストの応急処理が上手くいっていないのかと思いタイヤブートをあげる。修理の手際が気にはなるが、あまり構い過ぎると若者の経験値を上げる機会を奪うことになるので一足先に出発することにする。
通過チェック2->通過チェック3/めがね橋(38.2km/194.3km)
若者が無事にゴールに帰って来てくれることを願いつつ元来た道を戻る。次の目的地は38km先の通過チェック、碓氷峠の途中のめがね橋だ。何とか明るいうちに軽井沢を抜けて碓氷峠を下り切ってしまいたいところだが時間的にちょっと微妙か。
158.4km、先程休憩したコンビニが角にある交差点を右折。
160.4km、先程通過した森山西交差点に戻って来て軽井沢・佐久方面に左折する。
千曲ビューラインに乗って登り基調になった。軽井沢まではだらだらと長い登りが続く。
166.0km、突き当りを御代田方面に左折する。
正面に見える浅間山は雲に覆われていて上の方は全く見えない。
166.8km、西屋敷交差点を軽井沢方面に右折、県道137号に乗る。
曲がって直ぐに御代田町に入った。真っすぐに軽井沢に向かってじわじわと登って行く。
170.4km、徐々に登り勾配がはっきりしてきた。登り自体は田口峠の方が断然きついが、こっちは真っすぐで車通りが多いのでストレスが大きい。忍の一字で淡々と登って行く。
173.2km、一旦ピークを通過してちょっと下る。下りの途中で軽井沢町に入った。
再び登り基調になった。軽井沢はなかなかに遠い。
174.9km、いよいよ軽井沢への最終アプローチ、追分交差点までの登りに入った。勾配は5%超だがこの真っすぐに見上げる感じが視覚的破壊力抜群。
えっちらおっちら登って行くが上に見えている交差点の信号がなかなか近付いてこない。
175.6km、やっとの思いで追分交差点に到達。これで今日の主要な登りは終了、あとは碓氷峠にちょこっと登るだけだ。右折して軽井沢中心部に向かう。
下り基調で快調に進む。国道18号はそこそこ車通りが多い。
177.2km、長野原・中軽井沢方面に道なり左に進む。
軽井沢の気温は15℃、予想した程寒くなく半袖ジャージにレーパンでも寒さは感じない。
進むうちにパラパラと雨が落ちてきた。これから碓氷峠を下るというのにこのタイミングで降られてしまうのか!?
182.8km、軽井沢中心部に入る頃には本降り。リュウさん・みいさんに追い付いた。後ろから声を掛けたが雨具を被っているので聴こえていない様だ。
軽井沢駅前を通過。
市街地を過ぎて碓氷峠への最終アプローチ、500m程ちょこっと登る。どんどん雨が強くなってきてあっという間に全身ずぶ濡れ。ここまで濡れるともう雨具を着る意味は全くないので大して寒くはないしこのまま碓氷峠を下る決意をする。
184.7km、碓氷峠を通過。何とか明るいうちに軽井沢から降りられそうではあるものの、さあこれから下るという段になってバケツを引っ繰り返した様な土砂降りになった。これは何かの罠なのか?という位のタイミングの良さはもう笑うしかない。意を決して下り始める。
物凄い雨で路面のあちこちで川が流れている。路面には木々の枝やら葉やら石やらが散乱していて水流の中にあると全く見えない。時々前輪がそれらに乗り上げて肝を冷やす。おっかなびっくり下らなければならないので下りで全くスピードを稼げない。そんな中をディスクブレーキのリュウさんとみいさんが結構なスピードで下っていってあっという間に見えなくなった。やはりこういう時にはディスクブレーキは強いね。
通過チェックのめがね橋はこの下りの途中、果たしてこの土砂降りの中でカメラやスマートフォンは機能するのだろうか?
194.3km地点の通過チェック3に到着、チェックタイムは18:22。
物凄い雨の中でカメラを水没させない様に瞬時に写真を撮ってそのままリスタートする。
通過チェック3->ゴール/入間豊水橋(105.6km/300.0km)
さて後はゴールを目指すのみだが、取り敢えずこの先下りを終えて直ぐの所に休憩ポイントを設定しているのでまずはそこに立ち寄る。
199.3km、国道18号バイパスに合流。碓氷峠の九十九折をクリアしてブレーキ掛けっ放しの全身緊張状態から解放されてほっと一息。
200.2km、おぎのや前を通過。雨が弱くなって来た。結局土砂降りだったのは碓氷峠の下りだけか。やはりこれはトラップだった。ゴールまで残り100km。
この先直ぐに休憩ポイントだが、全身ずぶ濡れで店に入るのは気が引けるしそれ程疲労感は無いのでスキップして51km先の最終休憩ポイントを目指すことにする。
203.7km、五料交差点を下仁田・妙義山方面に右折して国道18号を離れる。曲がって直ぐに登りが始まる。
205.2km、登りを終えて突き当りを下仁田・磯部方面に左折、そのまま下りに入る。
雨も小降りになって快調に下っていく。
213.3km、中野谷交差点を右折方向に進む。曲がって直ぐにちょこっと登る。
214.0km、登りのピークで富岡市に入った。
215.8km、宇田交差点を富岡市街方面に左折、県道47号に乗る。
217.2km、一ノ宮北交差点を藤岡・吉井方面に左折して国道254号バイパスに乗る。
ぼちぼち薄暮も消えてナイトラン開始。
国道254号バイパスを順調に走行。車通りは多いが走り難さはない。前に走った時はまだ工事中で1車線規制されていたので走り難い印象だったが、工事が完了して全線2車線になっていたのでスムーズに走れた様だ。
雨は完全に上がってずぶ濡れだったウェアはかなり乾いて水滴が付いて見え辛かったヘルメットのバイザーが乾いて視界良好になった。本当にピンポイントで碓氷峠の下りでやられた感じだ。
229.2km、国道254号バイパスの終点に到達、右折して藤岡方面に進む。
230.0km、川内交差点を藤岡方面に右折して国道254号本道に合流。ここからゴールまでは往路を遡ることになる。
国道254号は夜になって車通りは少なくなったが車のスピードが速いのでちょっと緊張する。
236.5km、上大塚西交差点を寄居・児玉方面に進む。
239.9km、小林交差点を寄居・児玉方面に右折して更に国道254号をトレースしていく。
240.4km、神流川を渡り返す。夜間だし安全第一で側道を走行。埼玉県に入った。
国道254号を南下。車通りも少なくなって落ち着いて走ることができ、順調に距離を消化していく。
247.2km、久し振りに観る夜のクリクラミュージアムの壁のイルミネーション。夜空の感じがなかなか良い。
248.8km、ガリガリ君も夜はライトアップされている。
252.6km、天神橋交差点を小前田駅方面に左折して国道254号を離脱。ここを曲がれば休憩ポイントまではもう直ぐ。
休憩ポイントが見えた。ホッと一息。
254.8km地点の休憩ポイント5に到着、チェックタイムは21:10。
後半の休憩ポイント区間100km超はきついかと思ったが、それほどでもなかった。運動強度を上げずに省エネペースで走れば十分に体力を温存できるということだね。結局今日は事前設定した休憩ポイント5か所の内2か所をスキップしたことになる。300kmで3回の補給休憩は効率が良い走りができたと言うべきか。15分程の休憩の後出発。
さあ、後はゴールを目指すのみ。ゴールまでは45km、日付が変わる前に帰着できるかは微妙だが最後まで安全第一で慎重に走る。走り始めてパラパラと雨が落ちてきた。やれやれ、結局最後は降られるのか。本降りになる前に帰り着きたいところだ。
258.0km、小前田駅前を通過。右折方向に進む。
259.8km、荒川交差点を小川方面に右折。
262.0km、北柏田交差点を菅谷方面に左折。雨はまだ小降りだが路面に水が浮き始めた。この先降りが強くなることを覚悟しておいた方が良さそうだ。
264.5km、今市地蔵前交差点を小川方面に右折。
車通りの減った夜道を淡々と進む。まだまだ脚は充分に残っていて体力的にそこそこ余裕を持って走っているのが心理的にも余裕を生んでいる。この感じ、悪くない。
266.1km、能増交差点を小川方面に右折。曲がって直ぐに登り始める。ここまでで平坦基調が終わってここからゴールまではアップダウン基調になる。
268.1km、総合グランド入口交差点を国道254号方面に右折、県道11号に合流する。
271.4km、アップダウンをこなしつつ小川町の街中を抜けて青山陸橋(西)交差点を飯能方面に右折、県道30号に乗る。曲がって直ぐに登りが始まる。
273.5km、峠のピークでときがわ町に入る。そのまま下りに入る。
275.5km、下って来て五明交差点を日高・越生方面に右折、県道30号をトレースしていく。曲がって直ぐにまた登る。
277.1km、田中交差点を通過。ここまで戻って来ると太陽系に入ったという感じ。ゴールは近い。
281.0km、道なり右に県道30号バイパスを進む。雨はしとしと降っているが淡々と落ち着いて走ることができる。
284.5km、毛呂山町に入った。ゴールまで20kmを切った。
286.1km、毛呂山町の街中を通過していく。信号にやたらと引っ掛かってちょっとストレス。
288.6km、登りを終えて山根交差点を坂戸方面に進む。県道30号旧道に乗って下りに入る。
292.0km、高麗川駅前を通過。この辺りでも全ての信号に引っ掛かる。まあゴールまで10kmを切ったので慌てる必要は全くない。
もう直ぐゴールというところで雨が強くなって来た。どうも逃げ切りは無理な様だ。
292.8km、上鹿山交差点を狭山日高I.C.方面に左折。ここを曲がると入間までは一直線だが6つのこぶを越えていかなければならない。
曲がって直ぐに雨が強くなって土砂降りになった。最後の最後で結局全身ずぶ濡れ。もう笑うしかない展開だが完走できれば何だって良い。鼻歌交じりに雨の中を爆走する。
298.0km、根岸坂上交差点を道なり右に進む。この先下ればもうゴールだ。
豊水橋を渡る。今日も無事に完走できそうで安堵感が湧いてきた。
無事ゴール。ゴールタイムは23:28、完走時間は16時間28分だった。
BRM300km100周年の記念メダルを首尾良くゲット。これで今回の主たる目的は無事に果たされた。
ゴール後
ゴール手続きを終えて車に戻り、全身ずぶ濡れのウェアを着替えてほっと一息。そのままスタッフ業務に合流する。ぽつぽつと帰って来る参加者を出迎える。
実用車の女性も無事にゴール。いやもう凄いの一言。更にこれから30km程自走で買えるとのこと。有り得ない...。
650Cバイクの若者も無事に完走。良かった良かった。
久し振りのゴール受付で、関係者と雑談したりゴールした参加者の様子を見ながら感想などを伺う時間は本当に楽しい。やはりブルベはこうでなければと改めて実感。早くコロナ過が終わって平常時に戻って欲しい。
2時過ぎに最終走者が無事に戻って来た。良かった良かった。
これで全員の所在が確認できて予定より1時間早くゴールクローズ。そそくさと撤収して入間豊水橋を後にする。3時過ぎに帰宅して一気に自転車や機材を車から降ろしてそのまま布団の中に直行。これにて今回のブルベは無事終了。
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久し振りのアタック小諸は何となく山岳ブルベのイメージがあったけれど登り自体は田口峠と小諸から軽井沢までの2本だけで、田口峠の登りはそれなりに登り応えはあるものの九十九折の静かな林道で非常に走り易いので心理的にはかなり楽しめた。結果的に完走時間15時間前後で走った人が多数いたし、最終走者が時間制限1時間を残して戻って来たことを考えれば獲得標高差の数字程きついコースではなく、むしろ高速ブルベのコースではないかと思える感じだ。今回は生憎の雨で局所的に土砂降りに遭った参加者も多かったと思うが、春先や晩秋で天気に恵まれれば相当に楽しいコースなのではないかと思う。今度は天気の良い日に是非走りたいところだ。
さて次のブルベはR東京さんのBRM625東京200いてこい伊豆網代。私的にも何度も走って慣れ親しんでいるR東京さんの定番ブルベだが、天気予報がちょっと心配。次回詳報の予定。