2022BRM820東京200

 気が付けば9月も半ばに差し掛かりつつあり、ここしばらくどんよりとした天気が続いていたと思ったらいつの間にか暑さも和らぎ蝉の声が聴こえなくなって夜はコオロギの鳴き声が聴こえる様になった。確実に季節は進みもう秋がそこまで来ている。私的には実家の母親が怪我で入院しその最中で高齢者としての身体的な不都合が露わになって来てその対処に追われ、また仕事の方でも出口の見えない慢性的トラブルが続いて心理的疲労がじわじわと積み上がっている状況がここ3か月位続いていてその中で北海道1300をこなしたりとそこそこに心身共にパワーを要求される状況であったが、何となく出口が見えて来て今週末はちょっと気分的にのんびりできた感じだ。

 それにしても肉親の老いというものを現実問題として直視する中で、若いうちからの健康維持と運動習慣、そして趣味を持つことの大切さを改めて痛感している。老いて普通の生活を楽しく有意義に送るためにはこれらの要素が絶対に必要でありこれらは歳を取ってからではカネでは絶対に買えないものだ。今カネを溜めることより身体を動かして趣味を開拓することに精を出すべきだとつくづく思う。私的には趣味の領域は基本音楽を中心に十分過ぎる程の領域を確保できているので取り敢えず問題はないし、運動習慣という意味ではタバコを止めて自転車に乗り始めてブルベという明確な数値的目標を持って取り組むという状況まで習慣化できたということは我ながら良くここまで持ってこれたと思っている。基本的には元々暴飲暴食暴煙で夜型の不規則生活人間だったからここまで生活習慣を180度変えられたのは奇跡に近いと今振り返っても思う。これからもこのペースを維持して本物の老いがやって来た時に対処できる様に準備していきたいと思う。

 そんなわけでBRM820東京200金太郎(夜)の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 8/20(土)、4時半に目が覚めた。季節は進んでいて外はまだ暗いが天気はそこそこ良さそう。ぼちぼち身支度をして5時過ぎに自宅を出発、車でとどろきアリーナを目指す。

 6時過ぎにとどろきアリーナ近くのいつものコインパーキングに到着。6時スタートを目論んでいたが遅刻してしまったのでスタート時間を6:30に変更してリモートブルベカードでスタート時間を登録する。

 駐車場から2km弱離れたスタート地点の武蔵中原駅に向かう。武蔵小杉の高層マンション群を見ると”今日も走るぞ!”と妙に気合が入る。

 武蔵中原駅に到着。右側の高架下のコンビニがスタート地点。

 スタート時間になるまでしばし待機。

 今日のコースは川崎をスタートして平塚経由で足柄峠を途中まで登って折り返し、小田原に下りて海沿いを進み葉山まで行って横浜市街を通って再び川崎に戻って来る200km。

 足柄峠ヒルクライムがメインの中盤の山岳地帯は足柄峠を下った後に小田原に抜けるアップダウン区間が結構キツイ。序盤の市街のアップダウンと後半の湘南国際村までの登りもそこそこきついので前半で頑張り過ぎずに後半まで十分に脚を残しておくことが大事。私的にはこのコースというよりこのコースで使われている個々の区間は全てR東京さんをはじめとする様々なブルベで何度となく走っているので、もうナビ無しでも走れる程に熟知しているから事前の走行イメージも作り易くて精神的余裕を持って臨むことができる。今回の主催者設定は夜スタートの夜間走行になっているが、N2BRMなので朝スタートの日中走行を選択、幸い今日の予報では雨の心配もなく最高気温も30℃前後ということなので酷暑ということでもなさそうだからそれ程苦労せずに走れるのではないかと思っている。

 6:30ジャストのレシートをゲットしてスタート時間は確定。今回はリモートブルベカードのスタート登録は省略されているのでそのまま出走態勢に入る。

スタート/ローソン武蔵中原駅北口店->PC1/デイリーヤマザキ平塚北豊田店(45.5km)

 6時過ぎに中原区市街を緩々と走り始める。

 1.5km、千年交差点を通過して今日最初の登り坂。取り敢えず脚は普通に回る。1週間前の北海道遠征の疲労もほぼ感じることなく体調はまずまずといったところ。

 7.9km、 マンション街の谷間の真っすぐな坂を登って向原交差点を茅ヶ崎・国道246方面に右折。この先市街地アップダウンがしばらく続く。

 8.4km、大塚原交差点を茅ヶ崎市・佐江戸方面に左折。

 8.9km、東方原交差点を左折。

 10.7km、山王前交差点を右折。この新しめの交差点には私的にはすっかり慣れたがR東京さんの各ブルベではキューシートにここが載っている時とそうでない時があるのでまだいまいち認知度は低いのかも知れない。

 11.6km、地蔵尊前交差点を茅ヶ崎・都岡方面に右折。中原街道はまだまだ続く。

 12.0km、鶴見川を渡って緑区に入った。

 13.2km、真っすぐで長い登りをえっちらおっちら登って行く1kmに満たない距離だが後半勾配が5%を超えてくるので街中のこれはなかなかにキツイ。

 何度も言うがR東京さんの定番ルートの序盤はアップダウンが続くのでここで消耗しないのが肝要。今日の中原街道は普段通りの車の量。

 16.4km、下って国道16号を横切りまた登る。

 20.7km、枝道に左折して中原街道を離脱。

 21.7km、下瀬谷坂下交差点を右折して県道18号に合流。ここから先アップダウンが一旦落ち着く。

 24.9km、朝ラーメンの店は今日も大盛況、いつにも増して路駐が多い。

 25.8km、和泉坂上交差点を伊勢原・長後方面に右折して県道22号に乗る。

 32.2km、用田バイパスを進む。今日は富士山が薄っすらと見える。

 取り敢えず現状の空模様は雲が多めで日差しも弱く気温も低めでかなり走り易い。酷暑を予想していたがこれは嬉しい誤算。

 33.4km、新幹線の高架をくぐると県道22号は1車線になって車通りも増えて来るので若干走り辛くなる。

 35.9km、東河内交差点直後の鉄道高架の登り口、路面反射板の列に注意。ここで落車した人多数。

 37.0km戸沢橋で相模川を渡る。橋の上は結構渋滞している。厚木市に入った。

 38.9km、伊勢原市に入った。車通りが少なくなって走り易くなって来た。

 40.0km、畠田橋西交差点を平塚方面に左折。ここを曲がるとようやく序盤の市街地走行が終了した感じがする。曲がって直ぐに左折して橋を渡る。県道605号に乗ると市街地走行の緊張から解放されてほっとする。

 42.3km、平塚市に入った。

 45.0km、西沖田交差点を右折すればPC1はもう目前。

 45.5km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:56。

 ここまでは大体いつものペースと同じ。まずまず順調と見て良いのではないか。水分補給をしつつ15分程の休憩の後出発。

PC1->通過チェック1/金太郎伝説の里(35.4km/80.9km)

 次の目的地は35.4km先の通過チェック1、今日のメインの登りとなる足柄山ヒルクライムだ。

 正面に霞ながらも富士山の全体像が見える。山頂には雪がない。

 49.0km、ちょこっと登って左折。

 49.9km、南金目交差点を松田・秦野方面に右折。

 51.5km、土屋橋交差点を左折して金目川を渡る。

 53.9km、県道77号を進み、ここから登りが始まる。5%弱の登りをぼちぼち登って行く。

 55.5km、中井町に入った。登りはもう少し続く。

 57.7km、一旦下って再び登って井ノ口トンネルを通過。

 58.2km、トンネルを抜けて直ぐ、才戸交差点を松田方面に左折して下っていく。

 59.8km、中井町役場入口交差点を松田・大井方面に右折、県道77号をトレースしていく。

 県道77号を進むうちにじわじわと登りになっていく。

 62.3km、登りながら東名高速の高架をくぐる。直後に大井町に入った。

 64.7km、山頂通過。

 そのまま東名高速沿いを快調に下っていく。

 66.5km、松田町に入った。下りはまだ続く。

 67.2km、下りが終了し小田原国道246号方面に左折。

 67.4km、東名高速をくぐって直ぐに御殿場・松田駅方面に右折して県道72号に合流。

 曲がって直ぐの踏切で珍しく引っ掛かった。ここで電車を見るのは久し振り。

 68.8km、河南沢交差点を開成方向に左折。

 69.5km、酒匂川を渡って開成町に入った。

 72.3km、開成の街中を抜けて切通し交差点を左折。曲がって直ぐに若干登る。

 向かう先に足柄山が見えてきた。

 73.2km、南足柄郵便局入口交差点を足柄峠・地蔵堂方面に右折して県道78号に乗る。ここが足柄山ヒルクライムの起点。

 さていよいよ今日のメインイベントの始まり。7.2km、平均勾配5%のヒルクライムが始まる。

 序盤の真っすぐな登りは視覚的にかなりきつく感じる。先は長いので抑えてじわじわ登って行く。

 登るうちに足柄山が少しずつ近付いてくる。

 76.6km、登坂開始から3.4km、復路との分岐を一旦通過。後程下って来てここを左折方向に進むことになるが先ずは通過チェックを目指して直進。

 77.6km、登坂開始から4.4km、関場交差点を過ぎると更に勾配がきつくなる。

 7%超の勾配をえっちらおっちら登って行く。この真っすぐな登り区間が踏ん張りどころ。

 78.4km、登坂開始から5.2km、直線区間が終わってワインディングになって来て若干勾配が緩み楽に感じる。

 前からたくさんのゼッケンをつけたサイクリストが下って来る。どうやらヒルクライムレースか何かのイベント中らしい。

 79.4km、登坂開始から6.2km、新しくできたはこね金太郎ラインの分岐を通過。通過チェックまではあと1km。

 80.2km、トンネルを通過。トンネルを抜けると通過チェックはもう直ぐ。

 通過チェックが見えた。ホッと一息。

 80.9km地点の通過チェック1に到着、チェックタイムは11:07。

 まずは通過証明用の写真を撮る。ここで数名のこのブルベの参加者と思われる人達と遭遇。今日走っている人はそこそこいる様だ。

 さっき下って来たたくさんのサイクリストはこの”あしがらロングライド”の参加者なのか。一息ついて出発する。

通過チェック1->通過チェック2/ローソン小田原浜町店(25.4km/106.3km)

 次の目的地は25.4km先の通過チェック2。今登って来た道を下る。

 車の殆どいない道を快調に下っていく。汗が冷やされて気持ち良い。

 84.9km、分岐を左折して小田原方面に進む。下りはここまで。

 曲がって直ぐに登り基調。ここから20km弱のアップダウン区間がこのコースの本当の勝負所だと私的には思う。

 区間の前半はアップダウンながらも下り基調なので比較的順調に進む。

 89.6km、この道は広域農道なのか。

 89.9km、高台の開けた所に出ると小田原市街が見渡せる。

 90.5km、急坂を下って来て寺の前を左折から直ぐ右折でクランク状に抜けていく。

 93.7km、この7%の真っすぐな坂がこのアップダウン区間で一番きつく感じる所。今日は取り敢えず日差しが強くないのでそれ程きつく感じなかった。

 96.8km、小田原市に入った。アップダウンはまだまだ続く。

 97.0km、突き当りを小田原方面に右折。ちょこちょことした曲がりが続く。

 101.1km、こどもの森わんぱくらんどの前を左折して下りに入る。ちょっと下って直ぐにまた右折して登る。

 このアップダウン区間の最後の登りをえっちらおっちら登って行く。

 102.0km、ここで登りは終了。左折すれば後は小田原市街までは下り基調。

 狭い幹線道路をうねうねと下っていく。

 下る先に海が見える。小田原は近い。

 104.9km、下りを終えて小田原城の傍を通過。

 105.3km、小田原市街に入って国道1号に合流、御幸の浜交差点を左折して横浜・平塚方面に進む。

 105.5km、本町交差点を直進。左折信号があるので渡るタイミングが難しい。ここを過ぎると通過チェックはもう目前。

 106.0km、通過チェックの入口が見えた。左折して敷地内に入る。

 106.3km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは12:30。

 巡航速度グロス20km/hを大きく割り込んでいるけれど、序盤の長い市街地走行と足柄山の登りを考慮すればまあこんなものか。疲労を残さず確実に完走できれば何でも良いのでこのペースをこの後もキープする。水分補給をしっかりやって15分程の休憩の後出発。

通過チェック2->PC2/ファミリーマート湘南国際村店(51.7km/158.0km)

 次の目的地は51.7km先のPC2。PC2は山頂に位置していて湘南国際村への激坂登りをこなさなければならないが、その前に国道134号の混み具合が気になる。

 通過チェックを出て裏道に再び合流、左折方向に進む。

 106.3km、新宿交差点で国道1号に再合流。右折方向に進む。

 国道1号はいつも通りの混み具合。

 108.1km、酒匂川を渡る。酒の匂いはしないが潮の香りはする。

 114.5km、押切坂を登る。国道1号も微妙にアップダウンがあるが、さっきまでのアップダウンに比べれば全く大したことは無い。

 117.4km、大磯町に入った。車通りも若干減って平坦基調を順調に進む。

 118.3km、国分新宿交差点を通過。今日も直進。

 122.2km、大磯駅入口交差点を江の島・茅ヶ崎方面に右折して国道1号を離れる。

 123.0km、国道134号本道に合流。ここから暫くの間海沿いの国道134号を走る。

 国道134号はいつもよりちょっと車多めな感じだがそれ程走り難さは感じない。

 126.9km、トラスコ湘南大橋を渡る。橋のたもとの温度計は27℃、酷暑の想定からすればかなり涼しい。

 133.6km、藤沢市に入った。風の影響もなく順調に距離を消化していく。

 137.7km、江ノ島の街中に入って来た。リゾートマンションが立ち並ぶ風情は何となく南国。

 138.1km、江ノ島の傍を通過。天気もそこそこでこの界隈は結構な人出で賑わっている。

 海が見えてきた。風もなく穏やか。

 139.8km、江ノ電鎌倉高校前駅を通過。この界隈はいつもの様に渋滞。

 145.6km、登り基調のトンネル抜けて逗子市に入った。

 逗子海岸を通過。海水浴客で賑わっている。まだまだ夏の盛りは続いている。

 148.5km、渚橋交差点を右折して国道134号を離れ県道207号に乗る。

 149.2km、葉山マリーナ前を通過。

 細い県道207号はこの辺りまでいつも渋滞しているが今日はそうでもなかった。路線バスが来ると道が詰まるのでタイミングの問題か。

 153.3km、横須賀市に入った。県道207号はそこそこアップダウンがある。

 155.3km、湘南国際村秋谷入口交差点に到達。ここを湘南国際村方面に左折すればPC2までの登りが始まる。海沿いはここで終わりで内陸部に入っていく。

 トンネルを抜けると本格的なヒルクライム開始。1.5km、平均勾配6.5%のなかなかに登り応えのある坂だ。

 真っすぐな10%近い坂はなかなかにキツイ。勾配の緩急が余りないので休むところがない。踏み過ぎずに一定ペースで淡々と登って行く。

 何とか山頂に辿り着いた。ほっと一息。

 158.0km地点のPC2に到着、チェックタイムは15:13。

 取り敢えず後半のメインの山越えは終了したのでちょっと気楽になった。ここまで大きな疲労を溜めることなく上手く走れている。この後もまだ幾つか小さな登りが残っているが、登りよりも市街地走行でどうせペースダウンするので体力的には全く問題ないだろう。空腹感は余りないので水分補給だけしっかりやって15分程の休憩の後出発。

PC2->ゴール/ミニストップ新川崎店(43.2km/201.2km)

 さてあとはゴールを目指すのみ。ゴールまでは43kmだが、この先は横浜中心部を含む市街地走行なので3時間近くかかるだろう。ゴールは18時頃、明るいうちにゴール出来れば御の字と言ったところか。

 北に向かって下っていく。

 159.3km、湘南国際村入口交差点まで下って登り基調の新沢トンネルに突入。

 161.7km、南郷トンネル入り口交差点を左折して直ぐに南郷交差点を右折、再び登り坂になる。

 162.5km、住宅街の中のピークを通過して曲がりくねった下り坂を進む。

 163.6km、逗葉高校入口交差点を右折して県道24号に乗る。

 165.9km、県道24号もアップダウンがある。登りのピークのトンネルで再び横須賀市に入る。

 166.8km、船越町交差点を川崎・横浜方面に左折して国道16号に乗る。

 船越町から睦橋までの17km位が国道16号区間。そんなに混んでなければ良いのだがどうだろう。

 167.3km、登りのピークのトンネルを抜ける。

 予想していた程国道16号の車は多くなくそこそこ走り易い。

 170.6km、金沢八景駅を通過。

 173.3km、鉄道沿いの緩く長い登りをぼちぼち登って行く。国道16号も結構アップダウンがある。

 175.0km、金沢総合高校入口交差点を通過。R東京さんの他の定番ブルベはここから国道16号に合流するものが多い。

 179.5km、磯子駅入口交差点を通過。駅傍の街中も車はそれ程多くなくすんなりと通り抜ける。順調に距離を消化していく。

 181.4km、八幡橋交差点を道なり左折方向に進む。この先路線バスがいると引っ掛かって途端にペースダウンしてしまうのだが今日はいなかったのでラッキー。

 183.6km、睦橋交差点を右折して横浜市街中心部に入っていく。パラパラと雨が落ちてきたが強くなる気配はないので取り敢えず安心か。

 186.1km、横浜スタジアムの横を抜けて中区役所前交差点を左折。

 186.6km、県庁前を通過。ぼちぼち横浜見物開始か。

 187.0km、ランドマークタワーを含む横浜高層ビル群のフォトポイント。夕日があると良かったのだが残念ながら曇り。

 赤レンガ倉庫は人出は少なめ。

 187.6km、よこはまコスモワールドを通過。時刻は16:56。この界隈は結構賑わっている。

 国際大通りを走って今日の海の見納め。横浜ベイブリッジが見える。

 189.2km、市場交差点を左折して海沿いから離れる。

 189.9km、中央市場交差点を品川方面に右折して国道15号に乗る。

 190.1km、国道15号に乗ったと思ったら直ぐに左折して離脱。

 190.5km、二ッ谷交差点を右折して国道1号に合流。ゴールまではあと10km。いつものブルベよりゴールが近い。

 193.8km、鶴見区に入った。夕刻の国道1号は車の量は多いものの順調に流れているのでそれ程のペースダウンはない。終盤に入っても疲労感は薄く脚も良く回るので今日も上手く走れたと思う。

 195.8km、今日最後の登りとなる響橋を通過。そのまま下りに入る。

 197.7km、鶴見川を渡る。橋を渡って直後を川沿いに左折して国道1号を離脱。

 国道1号の喧騒と緊張から解放されてほっと一息。ゴールまで3kmちょっとの安堵感もあり何時にも増してこの鶴見川の穏やかな風景に和む。今日もどうやら無事に走り終えられそうだ。

 198.8km、JR線と並行する幹線道路に出て左折。ここを曲がればゴールまでは一本道。

 199.4km、川崎市に入った。ゴールはもう目前。

 無事ゴール。ゴールタイムは17:42、完走時間は11時間12分だった。

 何とか明るいうちにゴールできて良かった。直ぐに出発して駐車場に戻り始める。

ゴール後

 御幸跨線橋際交差点を通過。いつもならゴール直前の道のりだが今日はのんびり。武蔵小杉の高層マンション群が見えてきた。

 R東京さんのこっち方面のブルベのレギュラーなゴール地点を通過。

 武蔵小杉の高層マンション群はいつ見てもなかなかの迫力。ここがゴジラに壊されかけたのかとここを通る度に思う。

 見上げると本当に高い。この上層部に住んでいる人の気が知れない。私は絶対に無理。

 まだ明るいうちに駐車場に戻って来た。バイクを車に積み込み車の中で着替えてほっと一息。

 完走の乾杯で麦茶を飲みつつリモートブルベカードでゴール受付をする。

 

 取り敢えず手続き完了。リモートブルベカードはいつも入力ミスがないか心配になるが取り敢えずやることは全てやったのでそそくさと帰途に就く。

 府中街道で渋滞に捉まって20時半に帰宅。これにて今日の遠征ブルベは無事に終了した。

 

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 今回のR東京さんの金太郎200、前半100kmまでに主要な登りの大半を終わらせて後半は平坦基調というのは初心者も非常に走り易いレイアウトだと思う。川崎発着の中級山岳ブルベとして上手くまとめられた走り易いコースだと思う。私的にR東京さんの川崎発着の200kmブルベはたくさん走らせてもらっていて定番ルートをきっちり覚えているので、市街地走行の素性をしっかり理解していればストレスもかなり薄れる。数をこなして熟知したコースを走る気楽さというのは他に代え難い魅力となって来る。私的にブルベは極力楽に走りたいという思いが歳を取る毎に強くなっているのだが、その一つとして安心して気楽に走れるというのも重要な要素の一つでありそれが何度も走って熟知した定番コースということになって来る。これからもR東京さんの川崎発着ブルベはたくさん走らせていただきます。

 

 次のブルベはまたまたR東京さんのBRM918東京1000いってこいビワイチ。”何が何でも1000km完走を目指す平坦コース”と書いてあるが結構市街地走行があってそんなに楽でもなさそうな感じ。取り敢えず完走目指して準備を進めていく。次回詳報の予定。