2022BRM1123埼玉200(スタッフ試走)

 今日は朝からどんよりと曇りでちょこっと雨が降ったりしたがちょっとだけ多摩湖CRを走って午後は明日のブルベの準備をしながらのんびりと過ごした。

 世の中はサッカーのW杯が始まり日本が大金星を上げたと盛り上がっている様だ。一方で開催国のカタールではスタジアム建設などに従事した外国人労働者6500人以上が過酷な労働で死亡したとか同性愛が違法で厳しい刑罰の対象となっているカタールの現状に抗議した選手達が性的少数者を支持する虹色の腕章を着用して試合に臨もうとして妨害されたという報道があった。私的にはこれ程の犠牲が払われたお遊び祭をヘラヘラ笑って観る気には到底なれない。参加ボイコットしてもよい位だと思う。オリンピックもワールドカップもその背景にある過度の商業主義によって引き起こされる労働搾取と富の偏在と不正汚職や差別に目を向けなければスポーツが単なる集金ツールとして貶められることになる。選手も観客もそれでよいのか冷静に省みる必要があると思う。

 当たり前だがサッカーより優先順位が高く掘り下げて国民に知らせるべきニュースはたくさんある。国民が見たいものだけ見せるのではなく見せなければならないものを見せろとマスコミには言いたい。実情を知らず無自覚に労働搾取と格差拡大・貧困増大に加担してはならない。私的には東京五輪同様にW杯サッカーも一切観ない。

 そんなわけでBRM1123埼玉200アタック筑波紅葉の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 11/19(土)、5時過ぎに起床。外は快晴の様相だが気温は一桁なので半袖ジャージにレーパンでアームウォーマー及びニーウォーマーを装着、グローブは指切りと指付きを両方とも持っていく。天気予報は終日好天で降水確率は0%なので雨装備一切は持たない。6時半前に車で自宅を出発、スタート地点の入間豊水橋に向かう。

 7時に入間豊水橋に到着。スガタさんの車が停まっていたのでスガタさんも今日試走ということか。

 今日のコースは入間を出発して加須を経由して筑波山を折り返し往路を遡って戻って来る200km。オダ埼清水班の定番コースだ。

 筑波山まではほぼ平坦で筑波山をちょっとだけキュッと登るメリハリのあるコースだ。例年同様のコースだが折り返してから国道125号に出るところまでちょっとだけルートが変更になっている。今日は終日好天で風も大したことは無いので秋のブルベをのんびり楽しめそうだ。

 スタート直前の入間は文句なしの快晴。まだ気温は一桁だがこの天気ならば日中は20℃近くまで上がりそうなのでグローブは指切りを選択する。写真を撮ったりスタート告知をしたりしてぼちぼち出走準備。

スタート/入間豊水橋->PC1/セブンイレブン加須北平野店(52.9km)

 7時過ぎに緩々と走り始める。

 豊水橋を渡る。ここに戻って来るのは多分夜になっているだろう。

 0.9km、根岸交差点を狭山市街方面に右折して北上開始。

 5.2km、今日最初の坂を登って柏原交差点を右方向に進む。

 7.3km、川越市に入った。

 11.6km、霞ヶ関駅傍の踏切に引っ掛かった。今日はいつもより県道114号の車が多めでちょっと走り辛い。

 12.3km、上戸交差点を川越市街方面に右折。

 13.7km、突き当りを右折して県道39号に乗る。

 13.9km、入間川を渡る。

 14.7km、往路は上寺山交差点を直進。復路はここに左から戻って来ることになる。

 15.2km、石原町(北)交差点を国道254号方面に進み川越市街を抜けて行く。

 16.9km、右折して県道12号に乗り再び北上開始。

 18.6km、釘無橋で越辺川を渡る。今日は車が多いのでちょっと冷や冷やしたが無難に渡り終えることができた。

 23.3km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。大型車の通行が多く安全第一で側道を通る。桶川市に入った。

 24.0km、川田谷交差点を左折して県道57号に乗る。

 26.4km、川田谷(市場)西交差点を鴻巣方面に左折。

 29.1km、高尾2丁目交差点を右折。

 31.7km、深井二丁目交差点を鴻巣市街方面に左折。

 32.8km、本町交差点を加須方面に右折して県道38号に乗る。鴻巣市街を抜けて行く。

 34.9km、上越新幹線の軌道を通過。鴻巣市街から出ていく。

 37.9km、加須市に入った。県道38号に乗ってこの辺りまで来るとようやく郊外に出て落ち着いて走れるようになって来る。2時間近く走って来て普段のブルベの巡航ペースになった。脚はぼちぼち回って体調はまずまず。

 41.3km、騎西一丁目交差点を騎西市街方面に右折。

 41.9km、騎西三丁目交差点を左折。

 42.3km、騎西城傍を通過。天気が良いので城が映える。

 43.1km、日出安交差点を久喜方面に右折して県道38号から県道151号に乗り換え。

 県道151号を東に向かって進む。心拍LSD後半を意識しつつ平坦基調を一定ペースを維持して進む。

 46.2km、大室交差点を大利根方面に左折して県道151号を離れる。

 47.7km、突き当たりを左折。

 50.2km、右側のPC2を通過。折り返してここに戻って来るのは15時過ぎかな。

 50.4km辺りのこの支柱の列が未だに意味不明。

 52.6km、北平野交差点を栗橋方面に右折して県道84号に乗る。ここを曲がれば直ぐにPC1。

 PC1が見えた。ホッと一息。

 52.9km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:47。

 太陽が高くなって日差しが強くなり気温が上がって来たのでアームウォーマーとニーウォーマーを外す。空腹感は無いのでピルクル1本飲んで15分程の休憩の後出発。

PC1->通過チェック/筑波山観光案内所(52.6km/105.5km)

 PCを出て再び県道84号を西に向かって進む。次の目的地は52.6km先の通過チェック、折り返しの筑波山だ。

 57.0km、久喜市に入った。

 57.6km、八坂神社前交差点が無くなっていた。ここから橋を渡るために歩道に入ろうと思っていたのに入れなかった。

 57.8km、利根川橋南詰交差点を右折して橋を渡る。

 橋を渡り終えて茨城県に入った。館林・下妻方面に側道に降りていく。

 58.6km、中田町交差点を下妻方面に右折して県道56号に乗る。

 今日の県道56号はいつにも増して車が多い。大型車もたくさん走っているのでちょっと走り辛い感じ。

 60.2km、東北新幹線の軌道を通過。

 62.8km、駒羽根交番前交差点をつくば・八千代方面に左折して県道56号をトレースしていく。

 69.7km、左にKDDI八俣送信所がくっきりと見える。ここを眺めるのがこのコースのちょっとした楽しみ。

 72.7km、八千代町に入った。

 77.7km、若三差路交差点をつくば・土浦方面に右折して国道125号に乗る。

 国道125号も今日は車は多め。ここまで走ってきたが今日は車がかなり多い気がするが単に天気が良いからということなのだろうか。

 81.1km、鬼怒川を渡って下妻市に入る。渋滞が酷いので何事かと思ったが通り過ぎて見ればただの自然渋滞だった。

 82.2km、長塚三差路を道なり右に進む。

 国道125号は2車線になってちょっと走り易くなった。

 84.3km、小野子T字路を筑西方面に左折して国道125号を離れる。

 84.8km、下妻市役所前を通過。

 85.1km、桜川・明野方面に右折して県道131号に乗る。

 ぼちぼち筑波山が見えてきた。ちょっと霞んでいるが全体像を綺麗に見渡せる。

 89.4km、小貝川を渡って筑西市に入る。

 筑波山の真上に浮かんだ雲がクジラみたいでちょっと面白い。

 90.6km、つくば・筑波山方面に右折して県道131号から県道132号に乗り換え。

 94.8km、つくば市に入った。筑波山が眼前に迫って来た。

 95.7km、筑西・桜川方面に左折して県道14号に乗る。

 96.0km、県道14号を北上しつつ桜川市に入る。

 97.3km、つくばりんりんロード入口を通過すると右折ポイントは直ぐ。

 97.4km、車に注意しつつ右折。ここからいよいよ筑波山の登りが始まる。

 曲がって直ぐに5%超の真っすぐな坂が出てくる。

 97.9km、ダム湖の水門に突き当たって右折する。

 小さなダム湖を左に見ながら進む。

 98.3km、突き当りを左折して更にダム湖に沿って進む。

 98.8km、薬王院参道入口の石碑を目印に鋭角に右折。ここからいよいよ筑波山区間の登りが始まる。

 山道に入って直ぐに10%近い急勾配になる。登り初めから薬王院までの1.4km位がきつい区間になる。

 九十九折の急勾配の山道をぼちぼち登って行く。いつもは車は殆ど見ないのに今日はちょくちょく下から上がって来る。天気が良いので観光客が多いということか。

 好天だが気温はそんなに高くないので大汗を掻くこともなく気持ち良く登っていける。絶好のヒルクライム日和だ。

 100.2km、薬王院の駐車場まで登って来た。ここで一旦登りは終了しちょこっと下る。

 100.3km、再び登りながら薬王院の山門前を通過。

 序盤よりは若干緩い勾配を更に登って行く。路面にはたくさんの落ち葉以外に枝や小石がそこそこ落ちているので踏んでパンクしない様に注意しながら走る。

 101.3km、一旦ピークをクリアして下る。下りの途中の集落の前にはいままでずっと荒れた路面に湧き水の小さな川が流れていて結構危なかったのだが綺麗に舗装されて川がなくなっていたのでちょっとびっくりした。

 101.6km、カーブミラーを目印に左折して再び登り開始。角のもみじが綺麗な赤に色付いて今が見頃。

 静かな山道をぼちぼち登って行く。天気が良いとこの道はとても楽しい。ずっと平坦を走って来てちょっとだけ登り応えのあるヒルクライムを楽しめるのがこのコースの醍醐味。

 103.6km、このヒルクライムの本当のピークを通過。そのまま筑波梅林に向かって下り始める。

 筑波梅林に入った。下界が綺麗に見渡せる。なかなか気持ちの良い眺望。

 急勾配を慎重に下っていく。園内にも紅葉樹がちらほら見える。

 梅林は完全に冬枯れの状態。梅の季節はまだまだ先だ。

 105.2km、梅園を抜けて県道42号に突き当たり左折。通過チェックまでの最後の急勾配を登り始める。

 筑波山に向かう県道42号は大渋滞で全く進めない。観光案内所までの300mが遠い。

 ようやく観光案内所の新しい建物が見えた。ホッと一息。

 105.5km地点の通過チェックに到着。チェックタイムは12:53。

 ここで先着していたスガタさんに遭遇。建物の内外はかなり賑わっている。新しい建物は大きくなってとても綺麗。

 案内所の中に入って通過チェック証明となるスタンプを捺す。

 建物の下部にはバイクラックもある。周囲を観察しつつトイレを済ませて10分程の休憩の後出発。

通過チェック->PC2/セブンイレブン大利根北大桑店(48.4km/153.9km)

 再び県道42号に乗って今来た道を下り始める。次の目的地は48.4km先のPC2。

 下りは渋滞していないので順調に進む。

 108.1km、参加者にも人気のカリントウ饅頭の沼田屋さんの前を素通り。

 108.9km、県道14号を横切って下りは終了、県道214号に乗り換えて下妻方面に直進する。

 113.4km、下妻市に入った。

 県道214号の区間は信号も車も少なく走り易い。順調に距離を消化していく。

 115.0km、いつもはここを左折して国道125号に合流するのだが今日は新しい試みで直進する。

 裏道は車が少ないので走り易い。私的には車の多い国道125号区間は少しでも短い方がありがたいので新ルートは歓迎。

 116.4km、ここで国道125号に合流して右折方向に進む。

 13時半の気温は18℃、直射日光があるので半袖ジャージにレーパンでも結構暑く感じる。小貝川を渡る。

 119.7km、小野子T字路を通過して往路に合流し遡り始める。車通りはいつも通りでそこそこ多い。

 123.0km、鬼怒川を渡る。

 126.2km、若三差路を左折して国道125号を離脱。車通りが少なくなってちょっと落ち着いた。

 134.6km、復路も八俣送信所が良く見える。もう一度近くまで行って良く見てみたいものだ。

 往路でも見かけたヒマワリ?畑。ここだけ季節感がちょっと違う。

 138.6km、国道4号を横切る。

 141.1km、復路は駒羽根交番前交差点を直進して往路とは別ルートを行く。

 142.5km、釈迦西交差点を左折して再び県道56号に合流する。

 143.8km、東北新幹線の軌道を通過。

 145.3km、中田町交差点を東京方面に左折して側道を登り歩道に入る。

 橋の手前で歩道を使って反対車線に渡る。

 利根川橋を歩道を使って渡る。太陽が低くなって正面から照り付けてかなり眩しい。

 橋を渡り終えてそのまま歩道を右折。

 146.4km、やはり八坂神社前交差点が無くなっている。ガードレールの切れ目もバリケードで塞がれていて反対車線の車道に行けなくなっている。

 146.4km、往路では気付かなかったがここに八坂神社前交差点があった。ここの横断歩道を渡れば車道に復帰できる。

 147.0km、加須市に入った。

 県道84号を進む。何となく追い風で順調に距離を消化していく。

 151.4km、北平野交差点を加須方面に左折して県道346号に乗る。ここを曲がるとPCはもう直ぐ。

 PCが見えた。ホッと一息。

 153.9km地点のPC2に到着、チェックタイムは15:21。

 ここまで疲労感も殆どなく順調に来ている。明るいうちにゴールするのは無理なので夜間走行は安全第一で無事に走り終えることだけを考える。15分程の休憩の後出発。

PC2->ゴール/入間豊水橋(50.4km/204.3km)

 PCを出て県道370号に乗り再び南下開始。後はゴールを目指すのみ、残りは50.4km。

 156.4km、加須はなさき公園方面に右折。

 157.8km、大室交差点を国道122号方面に右折して県道151号に乗る。

 県道151号をひた走る。緩い追い風基調はまだ続いていて順調に進む。

 晩秋のふわっとした夕日の日差しが心地良い。こういう時間もブルベの楽しみの一つ。

 160.8km、日出安交差点を鴻巣方面に左折して県道38号に乗る。

 161.6km、夕日に照らされる騎西城を通過。

 162.1km、騎西三丁目交差点を右折。

 162.8km、騎西一丁目交差点を鴻巣方面に左折して騎西の街を抜けていく。

 県道38号を南に向かってひた走る。ぼちぼち夕暮れ。

 166.2km、鴻巣市に入った。

 169.1km、上越新幹線の軌道を通過。今日も無事に太陽系に帰って来たイメージが湧いてくる。

 171.2km、鴻巣市街に入って本町交差点を北本方面に左折。

 人形通りに入ったら普段以上に酷い渋滞になっていて全然進まない。

 172.4km、深井二丁目交差点まで来たら車が妙な格好で事故を起こしていた。渋滞の原因はこれか。右折方向に進んで鴻巣市街を抜けていく。

 市街地の混雑を抜けてほっと一息。夕日が沈んでぼちぼち暗くなって来た。ゴールまでは残り30km。

 175.0km、高尾2丁目交差点を左折する。

 177.6km、川田谷(市場)西交差点を右折して県道57号をトレースしていく。

 180.0km、川田谷交差点を右折して県道12号に乗る。

 180.8km、太郎右衛門橋で荒川を渡る。車が少なくてすんなりと渡り終えられて一安心。

 185.4km、長い釘無橋は車が多いので安全第一で歩道を走行。川越市に入った。

 橋を渡り終えて直ぐに右折する。

 福田交差点に向かうこの道の開放感がいつ通ってもなかなか良い。もうちょっと早ければ綺麗な夕焼けが見渡せるのだが今日は駄目だった。

 187.3km、福田交差点で国道254号を横切って直進。

 189.7km、上寺山交差点を鶴ヶ島方面に右折して県道39号に乗る。

 190.4km、入間川は車がいつも通り多いので側道で渡る。

 190.8km、とんかつ屋改めてラーメン屋の角を左折。

 192.1km、上戸交差点を狭山方面に左折して県道114号に乗る。

 192.8km、霞ヶ関駅付近は夕刻の混雑でそこそこ渋滞している。

 195.2km、この辺りから柏原交差点までの4km程の緩い登り基調開始。今日もここまできちんの脚を残して来たのでしっかり踏んで登って行く。ゴールまで残り10km。

 197.2km、狭山市に入った。

 199.2km、柏原交差点に到達。飯能方面に右折して県道260号に乗る。

 202.2km、狭山市街はいつも以上に混雑している。

 203.5km、根岸交差点を右折すればもうゴールは目前。

 204.0km、豊水橋を渡る。見慣れた風景を見ながら今日も無事に走り終えられそうで安堵感が湧いてきた。

 橋を渡り終えて左折すればゴールだ。

 無事ゴール、ゴールタイムは17:58、完走時間は10時間58分だった。

ゴール後

 ネットでゴール告知をしてから車にバイクを積み込み着替えて人心地ついてから帰途に就く。結構な空腹感なのでいつもの様に行きつけのラーメン屋に向かう。

 渋滞に嵌まりつつ19時半にラーメン屋に辿り着きいつものつけ麺を食す。200km走って塩気のすっかり抜けた身体につけ麺の濃い味の汁が滲み渡る。空腹が満たされて改めて我が家を目指し20時半前に帰宅。これにて今日のブルベは無事終了した。

本番当日

 11/23(水)、5時起床。予報通り外はどんよりと曇り雨が降りそうな状況。メールをチェックするとDNSの山で果たして今日は何人スタート地点に来てくれるかちょっと心配になる。スタッフ装備を積み込んだ車に乗って入間豊水橋に向かう。

 6時前に入間豊水橋に到着しスタート受付を設置するが、いつもの人だかりはできない。入間は取り敢えずパラパラと雨は降ってはいるが思った程寒くはない。

 6時を過ぎてようやくぽつりぽつりと人が集まり始めた。

 7時スタートに集まったのは11名。この人達の勇気をスタッフの一人として称賛したい。

 7時スタートを送り出す。気を付けていってらっしゃい!

 8時スタートは3名。正に少数精鋭。

 8時スタートを送り出す。皆さん無事にここに戻って来てね!

 今回のアタック筑波紅葉はエントリー103名、出走14名、DNS86名というオダ埼清水班始まって以来の低出席率となってしまった。まあこの季節でこのピンポイントの悪天候ならば止むを得ないというところか。

 スタートを撤収して久し振りにスタッフでコース巡回に出る。

 筑波山の登りでホリさんをキャッチ。軽快に登って行った。

 昼ご飯はちょくちょくブルベに参加されているご夫婦のお店”四川厨房ふう”さんに立ち寄る。

 とても上品な中華料理で大変美味しゅうございました。

 筑波観光案内所で数名をキャッチ。皆さん雨とここまでの登りで多少やられた感じはあるけれどまだまだ行けそう。ここからゴールまでは下り基調ですよ。もうひと頑張り!

 筑波山の下りの途中のカリントウ饅頭の沼田屋さんでゴールしてきた皆さんのご褒美を買う。参加者の一人も立ち寄っていた。

 15時半に入間豊水橋に戻ってゴール開設。戻って来る参加者を待つ。

 ホリさんが戻って来た。明るいうちのゴールは流石。

 ぽつりぽつりと戻って来る参加者を出迎える。皆さん濡れてはいるけれど元気そうで何より。無事ゴールして安堵しつつ嬉しそうな表情を見ているとスタッフ冥利に尽きる。

 ストーブを囲んで参加者やスタッフとの楽しい歓談。コロナ過が落ち着いてこういう時間がようやく戻って来た。ブルベはやはりこうでなくては。

 21時に最終走者がゴール!お疲れ様でした!

 結果は13名完走、1名DNF。これで全員の所在確認が完了しゴールを撤収。22時過ぎに帰宅、これにてブルベ本番スタッフ業務は全て終了した。

 

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 今回のアタック筑波紅葉、11/19のスタッフ試走では好天に恵まれたのに肝心の本番当日がピンポイントで冷たい雨になってしまい参加者は当然のことスタッフとしても極めて残念なことになってしまった。前後1日ずれていればどちらも好天だっただけにもう運が悪かったと思う他はない。しかし一方でブルベは悪天候はつきもの。夏のPBPでも冷たい雨に降られることはままあるので、ブルベにおいて様々な天候に対処するスキルはかなり重要になるしその経験値を上げるチャンスという見方もできる。冷たい雨も装備さえ整えれば十分に対処可能だと私的には断言できる。走行中に予期せぬ天候悪化に見舞われるより、事前予測で対処する時間が確保できる場合を有効活用して経験値を稼ぐことは後々役に立つと思う。PBP等の更に上の目標を持っているのであれば緩いコースで経験値を上げておくのは大事なことだ。アタック筑波紅葉の様な難易度の低いコースで悪天候を迎えるのはチャンスと捉えることができれば色々なものを手に入れられると思う。某アニメの言葉を借りれば「逃げれば一つ、進めば二つ」ということかな。折れない心は経験値によって裏打ちされる。あの朝、冷たい雨の降る中を走り出して行った14人の勇者達に改めて称賛を送りたい。あなた方があの日手に入れた経験と達成感が折れない心になって次に繋がっていく。

 さて次のブルベはR東京さんのBRM1127東京200 金太郎。今年2回目のコースとなるが出走予定の明日の天気予報も上々なので確実に完走したいところ。次回詳報の予定。