SR600Shikotsu Toya/レポート4:Day 3/宿泊2・白老->ゴール・琴似(189.6km/668.5km)

[目次]

宿泊2/haku->登別(28.2km)

 7/16、4時前に目が覚めた。昨夜はちょっと寝つきが悪かったので睡眠時間は正味4時間といったところか。微妙に眠い気がしなくもないがこれから登別に戻るので時間的マージンはできるだけ多いに越したことはないのでそそくさと行動開始。昨日買ったパンを食べながら生乾きのウェアを着る。取り敢えず道路情報をチェックしてみたが相変わらず通行止めになったまま。やはり現場に戻って確かめるしかないか。

 4:25に宿をチェックアウト。雨は降っていないので一安心。

 まずは登別まで戻ってPC15に行けるかどうか確認する。距離的にはざっくり6km位ショートカットな感じなので28km位。距離はともかく登別温泉まで登り返さなければならないのがちょっと辛い。

 宿を出て鉄道沿いの道を西に向かって進み右折して踏切を渡る。どういう結果になろうとも今日で終わり、無事に札幌に帰り着くことだけを考えて気持ちを切らさずに走らなければならない。

 左折方向に進む。昨日立ち寄ったセイコーマートが見える。

 ウポポイ入口交差点を左折。コース進行方向は右折だがこれから登別に戻らなければならない。

 白老大橋交差点を右折して室蘭・登別方面に右折して国道36号に乗る。

 フラットな海沿いの道を淡々と進む。28kmもコースを逆走しなければならない状況ではあるが悲壮感を感じている暇がないという感じ。とにかくこのSR600を再開・続行できるかどうか確かめたい一心で現場に戻る。

 登別駅前交差点を登別温泉方面に右折して国道36号を離脱。ここからは登り。

 3%位の緩い登りをぼちぼち登っていく。身体的には特に痛いところはなく何となく疲労感がなくはないが脚は先ずます回っているのでこのまま問題なく走り続けられそうだ。

 5:45に登別温泉街に戻って来た。そのまま街を通り抜けて倶多楽湖方面に向かう。

 現場に戻って来た。残念ながら昨日と同じく通行止めだった。もう一度道路情報を確認するが解除予定時刻は明示されていない。このままここで待ったとしても解除されるかどうかは全く分からない。こうなったら選択肢は一つ、ここをPC15の代替ポイントとして通過証明の写真を撮って迂回ルートを使って取り敢えず続行し、後は主催者判断に委ねるしかない。

代替PC15-(迂回路経由)->PC16/ホロホロ峠(49.1km/499.8km)

 決意が固まったところでここから改めてSR600支笏洞爺を再開、宿からここまでの遡りの28kmはなかったことにする。

 450.7km地点の代替PC15に到着、チェックタイムは7/16の5:53。通過証明用の写真を撮って直ぐに出発する。

 3日目は登別温泉をスタートし白老、ホロホロ峠、支笏湖を経由して琴似に戻る160kmということになった。獲得標高差も1800m程度で大騒ぎする程は残ってはいない。6時リスタートとしてタイムリミットの18時までは12時間、やってやれない設定ではない。焦って落車等のトラブルを呼び込まない様に落ち着いて慎重に走ることを心掛けるのみ。

 今登って来た道を下っていく。次の目的地は49km先のPC16ホロホロ峠。

 5.4km、ここがオリジナルのルートとの合流点。本来なら左からここに出てくるはずだった。登別駅に向かって更に下っていく。

 こんなことになるなら最初から2日目の宿を登別温泉にしておけばよかったと今更ながら後悔。

 8.5km、登別東町1丁目交差点を苫小牧・白老方面に左折して再び国道36号に乗る。白老まではずっと平坦基調。

 昨夜ここを走った時は真っ暗で周囲の景色は何も見えなかった。今朝は風景を見ながら乾いた路面を走ることができると思えば多少は戻って良かったと思えるかな。

 こんな巨大な熊がいたとは昨夜は全然気付かなかった。平坦基調を順調に進む。

 26.0km、白老大橋交差点を大滝方面に左折して国道36号を離脱して道道86号に乗る。

 26.6km、今朝白老町から出てきた分岐を通過。大滝方面に進む。これでやり直し部分は全て回収してオリジナルの走行プランに完全に復帰。

 これから向かうホロホロ山の案内表示が出ている。

 30.7km、進むうちに徐々に登り基調になって来た。大滝までは28km。

 5%前後の真っすぐな登りが続く。

 微妙なアップダウンの変化がありつつも確実に標高を上げながら進んでいく。昨日のホロホロ峠に比べれば全然大したことはない。ペースキープで順調に進む。

 47.6km、ホロホロトンネルに入る。この先がピークかと思いきやまだ登りが続いていた。徐々に霧が出てきたが雨は降っていないので問題なし。

 カーブを幾つか曲がりながら登っていたらPCが見えてきた。

 49.1km/499.8km地点のPC16ホロホロ峠に到着、チェックタイムは7/16の8:44。

 取り敢えず今日一番長い登りと最高標高地点をクリアしてホッとする。

 例によって山頂は霧に覆われて周囲は良く見えない。通過証明用写真を撮って直ぐに出発する。

PC16->PC17/ラルマナイの滝(79.0km/128.1km/578.8km)

 PCを出て目の前のトンネルに入っていく。トンネルを出たら下りになった。次の目的地は79km先の最終PCとなるPC17だがその前に49km先に休憩ポイントを設定しているのでまずはそこを目指す。

 長い下りを快調に下っていく。日中明るいうちに乾いた路面を走れればブレーキ全開で下れるので登りの遅れをそこそこ取り戻すことができるから有難い。

 55.4km、下りの途中でトイレがあったので立ち寄る。

 休憩ポイントまでまだ40km以上距離があるが、宿を出てから休憩を入れていないので疲れ具合に寄っては手前で休憩を入れる必要があるかも知れない。体調を見ながら臨機応変に対応する。

 下りを終えて突き当りを苫小牧・喜茂別方面に右折して国道453号に乗る。

 緩やかな登り基調の国道453号を進む。この先しばらくは標高200m以上の高地だから峠があっても標高差は少なくて済むのでちょっと気楽。

 59.6km、突き当りを苫小牧・美笛方面に右折。

 緩やかな登りはまだまだ続く。気温が上がって来て何となくバテてきた感じがする。これはそろそろ休憩した方が良さそうかな。

 61.7km、走行プランを検討している時にgoogleマップで見かけたきのこ王国が見えたが、反単車線で渡るのが億劫でそのまま素通り。

 緩く長い坂はまだまだ続く。左側にジュースの自販機でもあったら休もうかと思っているが何もない。さっきのきのこ王国で素直に休んでおけばよかったと後悔。

 65.8km、笛吹峠に到達。このトンネルがピークか。

 1.5km程の長いトンネルを抜けて千歳市に入った。千歳市は札幌の直ぐ隣というイメージがあってゴールが近い気がするがまだ100km近く走らなければならない。そのまま下りに入っていく。

 緩めの勾配を快調に下って順調に距離を消化していく。

 川沿いを走る。空気がひんやりして気持ち良い。

 76.5km、下りがほぼ終わって湖のほとりに出た。木が茂って見にくいがどうやら支笏湖畔に出たらしい。

 湖畔の道を反時計回りに進んでいく。微妙なアップダウンが出てきた。

 休憩ポイントのある支笏湖温泉まではあと16km、日も高く登って暑くなってきてちょっとバテてきた。自販機があれば直ぐに止まりたいのだが全くない。ここが北海道であることを完全に失念していた。

 90.2km、登り坂がしんどい。ちょっと暑さにやられたか。

 91.4km、1km程の登りをこなしてピークを通過。この位の坂でもきつく感じる程にバテ気味。

 94.0km、突き当りを札幌・支笏湖温泉方面に左折して国道453号を進む。

 94.9km、突き当りを札幌・支笏湖温泉方面に左折して国道453号をトレースしていく。

 札幌までは54km、かなりゴールが近くなってきた。休憩ポイントまであと3km、もうひと頑張り。

 97.0km、もう少しで休憩ポイントというところで登り。アップダウン程度なのにとてもキツイ。ヨロヨロと登っていく。

 休憩ポイントが見えた。何とか辿り着いた。

 98.1km地点の休憩ポイント7に到着、チェックタイムは7/16の11:05。

 登別からここまで約100kmを5時間ちょっとで来たのは予想外。アクシデントで余計な距離を走る羽目になった割には大崩れしていなくて当初予定から大きく遅れていないのは我ながら上出来だ。

 ガラナとスポーツドリンクをがぶ飲み。ふーっ、生き返った。

 支笏湖畔の休憩所や食堂売店はそこそこの人出で賑わっている。駐車場もかなり埋まっている。観光シーズン真っ盛りという感じ。支笏湖ビジターセンターにはバイクラックが置かれ多くのサイクリストが入れ替わりでやって来ている。ビジターセンターのバイクラックの傍で観光客の往来を眺めながら20分程休憩して出発。

 休憩ポイントを出て再び国道453号を北に向かって進み始める。改めてPC17に向かう。PCまでは30km。ゴールまでは63kmだから16時までにはゴールできるのではないか。取り敢えず計算上は時間内に走り終えることはできそうだ。

 支笏湖の東岸は岸の直ぐ傍を道路が通っているので湖面を見渡すことができる。こうやって見るとやはり大きい。湖というよりは海に見える。

 国道453号は車が結構走っている。札幌がそこそこ近いということもあって遊びに来る人が多いということなのだろうか。それ程ストレスには感じないが、ここまで車の全く走っていない道をずっと走って来たのでちょっとせわしい感じはする。

 気温が上がってさっきまでバテ気味だったが冷たいジュースを飲んで休憩してかなり復活した。そこそこペースを取り戻し順調に進む。

 105.6km、前方に坂が見えてきた。あそこで山道に入り支笏湖から離脱ということか。この先PCまでの間に一山2つの峠を越えていかなければらない。標高は600mに満たないので昨日までの山岳に比べればどうということはない。

 湖畔を離れて登りが始まった。5%程の坂をぼちぼち登っていく。

 106.6km、突き当りを札幌方面に右折して国道453号をトレースしていく。登りは更に続く。

 111.3km、一つ目のピークで恵庭市に入った。そのまま下りに入っていく。

 114.0km、下りを終えて登りに転じた。2つ目のピークへの登り開始か。

 さっきの登りよりは勾配がきつく7%位ある。距離もそこそこ長い。昼を過ぎて日差しがきついが適度に木陰があるのでそれ程苦にならない。

 116.4km、2つ目のピークの恵庭峠を無事通過。これでPC17までは下りのはず。ホッとして下り始める。

 長い下りを快調に下っていく。札幌までは31kmだがPC17に寄り道しなければならないのでもうちょっと距離は長い。

 122.3km、橋を渡って直ぐをPC17に行くために恵庭方面に一旦右折して県道117号に乗る。PCで折り返した後再びここに戻って来てそれから札幌方面に進むことになる。

 曲がってもどんどん下っていく。後程これを登り返さなければならないのかと思うとちょっとナーバス。

 PCが見えた。

 128.1km/578.8km地点のPC17に到着、チェックタイムは7/16の13:09。

 滝は歩いて遊歩道を下っていかなければならない様で、ロードシューズで歩くのが億劫で見送り。通過証明用の写真を撮って一息ついて出発する。

PC17->ゴール/琴似駅(33.3km/161.4km/612.1km)

 PCを出て今下って来た道を再び上り始める。さあ、後はゴールの琴似を目指すのみ。ゴールまでは33.3km、2時間あれば戻れそうだからゴールは16時前という感じか。ここまでの道程を考えれば33kmなんて誤差の範囲だね。

 分岐点に向かって登り返していく。下って来た時は相当下まで降りてきたという感じだが登る時はそれ程標高差を感じないというのはちょっと不思議な感じだ。

 133.9km、先程の分岐まで戻って来た。札幌方面に右折して再び国道453号に乗る。

 後は下って終わりかと思いきやまだ登っている。まだ峠が残っているのか?

 135.6km、1.5km程登ってピークに到達。遂に札幌市に入った。そのまま下りに入る。

 今度こそ下って終わりかと思いきやまた登り。でも直ぐに終わって再び下りになった。

 143.2km、常盤6-2交差点を左折して更に下っていく。ゴールまで20kmを切った。

 風景ががらりと変わって明らかに大きな街に入って来た。札幌市街が確実に近づいていることが分かる。車の数もどんどん増えて信号に引っ掛かる回数も増えてきた。

 147.5km、定山渓・川沿方面に側道に入り陸橋を迂回して再び国道453号に合流する。

 149.5km、真駒内泉町1交差点を札幌駅・平岸方面に道なり左折して国道453号をトレースしていく。下り基調はまだ続いている。もうこのまま下ってゴールは有難い。

 152.0km、南36西11交差点を札幌駅・大通公園方面に右折。この交差点の名前からもう札幌市街に入ったということか。ゴールまで10kmを切った。現在時刻は14:30、予測より早く15時過ぎにはゴールできそうだ。

 南29西11交差点を小樽・旭ヶ丘方面に左折して国道453号を離脱。

 154.5km、南21西15交差点を左斜め前に進む。路面電車の軌道が出てきた。いよいよ市街中心部が近付いてきた感じ。

 157.8km、どんどんビルが増えてきた。もう完全に札幌市街に入っている。信号にガンガン引っ掛かるが時間的には全く問題なく慌てる必要はない。

 159.9km、二十四軒1-1交差点を発寒方面に左折すれば琴似駅への最終アプローチ。ゴールまではあと1.5km。悪天候や想定外のアクシデントがあったけれどとにかくもう直ぐこの度は終わり。じわじわと安堵感が湧いてきた。

 琴似駅の入口、ここを右折すればゴールだ。

 無事ゴール。ゴールタイムは7/16の15:03。現時点では迂回走行が認められてたわけではないので完走とは言えないが、とにかく走り終えた。安堵感はあっても達成感は薄い。こういうゴールの心理状態は経験がないので妙な気分だ。とにかく終わった。ホテルに帰ろう。駅前で一息ついて走り始める。

ゴール後

 ちんたら走って札幌市街に戻って来た。札幌駅前の賑やかさにちょっと圧倒される。

 15:40にホテルに帰着。予定より早くゴールできてホテルに戻ってくることができたのでちょっと嬉しい。早速チェックインして預けておいた荷物を受け取り部屋に入る前にバイクを輪行袋に収納する。面倒臭いことは一番先にさっさと片付けてしまおう。

 20分程でバイクパッキング完了。これで心置きなく飲みに行ける。隣のコンビニで飲み物を買って部屋に向かう。

 部屋に入ってホッと一息。ウェアを脱ぎ捨ててしばし開放感に浸る。何だかんだでやはりちょっと疲れた。そのまま風呂に入る。シャワーで汗や汚れを洗い流して浴槽に湯を溜めてのんびり浸かる。

 風呂から上がってさっぱりしてまずはコーラと麦茶で無事な帰還に乾杯。プレッシャーから解放されて飲むコーラはやはり旨い。

 冷たい飲み物で喉を潤しながら次の仕事に取り掛かる。今回の迂回路走行についての報告とお伺いの主催者宛メールの作成に取り掛かる。

 道路情報をチェックするとまだ通行止めは解除されていなかった。間違いなく規制開始日時が2023/7/15の13:30、即ち2023/7/14の6:00スタート後であることを確認する。

 次に迂回路の確認。

 オリジナルのルートは距離11.3kmで登りは234mに対して、

 迂回ルートは距離5.4kmで登りは36m、比較で今回の迂回で距離が約-6km、登りが約-200mということになる。SR600支笏洞爺のスペックは距離617.6km(公式cue sheetの数値)で累積標高は10,725m(ACP申請値)なので、今回の迂回路走行でもSR600の規定である600km/10,000mは下回らないものと考えられる。

 上記の情報と代替PC15の写真を取りまとめた自己立証の情報をメールに載せてAJ北海道の担当者さんに送付した。取り敢えずこれでできることは全てやった。あとは主催者判断を待つのみ。

 さてそれでは打ち上げに向かうとするか。

 18時過ぎにホテルを出て札幌市街を南に向かって歩く。事前に店は選定していないがやはりジンギスカンが食べたくなったので前回の札幌訪問で行ったテレビ塔下のビアガーデンに向かう。

 現地到着。ビアガーデンはかなり混んでいたが待つことなく着席。

 食べ放題を注文して独り打ち上げ開始。まずはビール。旨い!やはり遠征ブルベはこれがないと始まらない。そこそこ疲れた四肢にビールが沁み渡っていく感じが実に心地良い。

 今回は今は完走したとは言えないので達成感はないが、それでも解放感と充足感はそれなりにあるしまずは事故無く怪我無く戻ってこれたことには乾杯をしたい。そう言えば今日は俺の誕生日だった。歳を取るのはもう全然嬉しくないが、ここまで無事に生きてきたという意味では祝う価値はなくはない。

 肉も旨い旨い。食べ始めたら食欲がどんどん湧いてきてガンガン食べられる。今回は何となく疲れてビールも美味しくないしそんなに食べられないのではないかと思ったが全くの杞憂だった。

 ずっと静かな山道を走り続けてきて再び賑やかな都会の中で飲み食いできることに妙な幸福感を感じる。静寂と喧騒のギャップを楽しめるのは遠征ブルベの醍醐味の醍醐味の一つ。(どちらも孤独前提)

 1時間ちょっとの間しっかりビールを飲んで肉を食べて1次会は終了。そのまま2次会のいつものジャズバーに向かおうと思ったら正面の公園からジャズの生演奏の音が聞こえてきたので立ち寄ってみる。

 丁度トリの明治大学のビッグバンドの演奏が始まったところ。活きの良い音がステージから飛んでくる。やはりビッグバンドは学バンがいいね。最後まで聴いて改めて2次会に向かう。

 2次回の会場に到着。店に入ると先客はいなかったので早速リクエスト。今、学生の活きの良いビッグバンドを聴いて来たばかりなのでモダンなビッグバンドをお願いしたらJacoのビッグバンドがかかってニヤリ。マスターは私がJaco好きだというのを知っていたのか?

 この店でマスターと旨いバーボンを舐めながらとりとめのない音楽の話をするのは本当に楽しい。この店に来たいがために北海道遠征を画策していると言っても過言ではない。この店が近くにあればなあと思うこともあるが、でももし本当に近くにあったら入り浸りで廃人になってブルベどころではなくなるのは間違いないので、年に1,2回遠征の時だけというのがベストな距離感だと思っている。考えてみればこの店以外でバーボンというか洋酒を飲むことは今はない。

 日常の中の非日常。ほろ酔いで楽しい時間はあっという間に過ぎていく。そのうちお客さんが入って来たので頃合いを見て席を立つ。退場ソングはいつものPMGのFarmer's TrustではなくマントラのA Nightingale Sang In Berkeley Square。

 通りに出たらお腹が空いて来たので3次会で寳龍で瓶のサッポロクラシックと辛味噌ラーメンを食べようかと思ったらスープ切れで店じまいとのこと。2回連続で振られてしまい激しく落胆しつつホテルに戻る。寳龍以外のラーメンは食べたくなかったので他は探さない。

 通りは本当に賑やか。コロナ禍前に完全に戻った感じだ。ほろ酔いで雑踏の中をふらふら歩くだけで妙に元気が出てきて若い頃に戻った気がする。

 札幌の夜は本当に楽しい。この楽しい感覚を忘れずに次に来る機会を待つことにする。

 コンビニでもう1本だけビールを買って部屋で3次会。明日は8:30のフライトなので目覚ましを5:30にセット。何となくPCを眺めつつツイッターで下らないことを呟きつつ、そのうち眠くなってきたのでベッドに入ってそのまま夢の中へ退場。消灯時刻は0時前と思われる。