2023BRM917埼玉200

[目次]

スタートまで

 9/17(日)、4時過ぎに目が覚めた。昨夜は早く寝たが夜中に何度か目を覚まして睡眠の質がいまいち良くなかった。取り敢えず時間だけはそこそこ長かったので良く寝たということにしておく。ベッドから起き上がってそそくさと身支度をして昨日買っておいたパンを食べる。

 5:10にホテルを出発。

 秋田シリーズ2日目の朝。今朝は快晴で綺麗な朝焼けが見える。天気予報は終日好天なので今日は雨の心配を全くしなくて済む。朝の清々しい空気の中、ぼちぼち秋田駅東口に向かって走り始める。

 5:20に昨日と同じ秋田駅東口に到着、クロサワさんと合流して受付開始。

 三々五々参加者が集まって来た。

 朝日が昇って来た。

 早朝の秋田駅前は和やかな雰囲気。

 5:40になったのでブリーフィング開始。

 秋田シリーズ2日目BRM917埼玉200アタック男鹿のコースは秋田駅から北上して男鹿半島を反時計回りに周遊して秋田市街に戻って来る200km。

 獲得標高差は昨日よりは少ないが、寒風山の登りと男鹿半島のアップダウンがなかなかきついのでそれ程楽なコースではない。今日は天気が良いが暑さがちょっと心配だ。久し振りの男鹿半島を走るのが楽しみ。

 ブリーフィングを終えてそのまま装備チェックからのスタート。今日から参加のつかぽんさん。

 皆さん気を付けて楽しんでくださいね。

 じょいさんは親子で参加、いってらっしゃい!

 今日の出走者は14名だった。

スタート/秋田駅東口->PC1/ローソン山本森岳店(61.4km)

 参加者のスタートを見送って6時過ぎに昨日と同じ様に秋田駅から東に向かって緩々と走り始める。200m走って直ぐに左折して北上開始。

 早朝で車通りが殆どない県道15号を進む。右側の昨日のゴールのコンビニ前を通過。

 2.2km、からみでん交差点を仁別国民の森方面に右折して更に県道15号を進む。昨日通った道を遡っていく。

 3.6km、秋田市街を離脱した様だ。

 4.7km、潟上・上新城方面に左折して県道41号に乗る。

 県道41号を進む。じょいさん親子ののんびりと北上中。

 5kmを過ぎて今日最初の上り。5%弱の坂を足慣らし的に上っていく。昨日の疲労感もなく脚は普通に回るので体調はまずまず。今日も問題なく走れそうだ。

 この坂、結構長い。まだまだ先は長いので無駄に脚を消耗しない様にぼちぼち上っていく。

 6.9km、ピークを通過して下りに入っていく。

 8.0km、下って来て突き当りを左折。下り基調は更に続く。

 10kmも走らないうちに田園風景になった。こういう道をたくさん走り続けられるのが遠征ブルベの魅力。

 この防風バリアを見ると東北に来たことを実感する。

 13.0km、5%弱の登り。500m程上って小さな峠を越える。

 昨日とは打って変わって青空が広がる爽やかな朝の開放感は格別。これを体感できるだけでも秋田まで来た甲斐があった。

 19.3km、国道7号を横切って大久保方面に直進する。

 20.0km、突き当りを右折して県道303号に乗る。

 街中の県道303号を進む。車通りは少ないのでストレスはない。

 23.4km、五城目方面に道なり右折。じょいさん親子が追い付いてきた。

 25.5km、再び国道7号を横切って来た秋田・五城目方面に直進、国道285号に乗る。

 国道285号を進む。五城目までは6km。

 日が高くなって来た。今日も暑くなりそうだ。

 31.0km、警察署前交差点を大館・北秋田方面に道なりに進み国道285号をトレースしていく。

 35.1km、三種方面に左折して県道4号に乗る。

 のんびりとした田園の中の道を進んでいく。

 41kmを過ぎて上り基調になって来た。3%前後の緩い坂を上っていく。

 43.2km、ピークを通過して三種町に入った。そのまま下りに入っていく。

 下りを終えて再び山間部の田園の中の県道4号を進む。

 52.3km、下って来て集落の中で左折して県道4号を離脱。

 54kmを過ぎて上りになった。5%前後の坂をぼちぼち上っていく。

 10%近い急勾配が出てきた。真っすぐな急勾配はきつい。

 56.0km、ピークを通過して下りに入る。

 森の隙間からちらっと海が見えた。

 58.1km、下りの途中で右折方向に進む。更に下りは続く。

 真っ直ぐな下りを快調に下っていく。

 59.6km、突き当りを左折して再び県道4号に乗る。

 60.0km、能代方面に一旦右折して県道4号をトレースしていく。PC1で折り返した後にここに戻って来て直進方向に進むことになる。

 真っ直ぐな県道4号を進む。PCはもう目前。

 61.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:48。

 先着していた埼玉御一行やクロサワさん達が休憩中。しばし歓談。

 空腹感は余りなかったが取り敢えずプリンを食べて水分補給をしっかりやって20分程の休憩の後出発。

PC1->IC1/寒風山展望台(43.5km/104.9km)

 PCを出て元来た道を戻る。次の目的地は43.5km先のIC1/寒風山展望台。

 62.8km、先程曲がって来た交差点に戻って今度は秋田・鹿渡方面に右折して県道217号に乗る。

 63.6km、ちょっと上って下岩川方面に左折。

 黄金色の田んぼを見渡しながら走る。時刻は9:10、ぼちぼち気温が上がって来て暑くなってきた。

 田んぼの中を抜けて高速道路沿いの道になった。ストップ&ゴーがないので順調に距離を消化していく。

 68.9km、交差点を右折して県道37号に乗り高速道路の下をくぐる。

 70.1km、再び国道7号を横切って男鹿・大潟方面に直進して県道54号に乗る。

 70.9km、三種川を渡る。

 川というより湖に見える。

 平坦で真っ直ぐな県道54号を進む。

 73.6km、左折して橋を渡る。

 真っすぐで平坦な広域農道的な道を進む。車がほとんど走っていないので落ち着いて走ることができる。

 右側には防風林の様に木が並んでいるのが見える。海風を防ぐためなのだろうか。

 81.4km、交差点を右折して県道298号に乗る。

 またしても平坦で真っすぐな道が続く。過去秋田ブルベを走った時にはこの辺りの道を走っているのでこのひたすら真っすぐな道は良く憶えている。

 85.8km、東経140°ラインを通過。

 90.0km、突き当りを左折して男鹿・潟上方面に左折して県道42号に乗る。

 県道42号をひたすら南下する。車通りが増えてちょっと走り難い。

 95.4km、橋を渡って男鹿市に入った。

 95.5km、角間崎方面に右折して県道42号を離脱。

 進む先に山が見えて来た。あれが寒風山なのか。

 97.2km、県道304号に突き当たって左折して直後を右折して細い路地に入っていく。

 田んぼの中の道を進む。徐々に山が近くなって来た。

 99.9km、交差点を寒風山方面に直進して県道55号を進む。交差点を越えた直後から登りが始まった。寒風山の山頂までは5km、標高340mまで登るから平均勾配は6%超。

 上り始めは8%を超える勾配でいきなりキツイ。この調子で5kmも上るとなるとこのヒルクライムは登り応えがあり過ぎる。えっちらおっちら登っていく。

 ちょっと上って若干勾配は緩んだがそれでも6~7%位の坂が続く。目の前に見える山頂はまだまだ遠い。

 少しずつ空が広くなってきた感じ。そろそろ森を抜けるか。暑さで汗が噴き出てて来る。

 103.4km。3.5km位上って森を抜けた。山頂まではあと1.5km。

 西側の眺望が開けて海が見えた。

 104.0km、駐車場の前を右折して展望台までの最終アプローチを上り始める。後程展望台で折り返してからここに戻って来て直進方向に進むことになる。

 展望台まではあと900m、もうひと頑張り。

 10%の坂を大汗掻きながらえっちらおっちら上っていたらオオツカさんにぶち抜かれた。

 更にコンドウさんとタカトリさんにもぶち抜かれた。山頂まではもう少し。

 山頂が見えた。何とか足着き無しで上り切った。敷地に入りながらクイズの答えをチェックする。

 104.9km地点のIC1に到着、チェックタイムは11:11。

 それにしても暑い。まだ上って来たばかりということもあるが、山の上にいても全然涼しくない。近くにいた地元のおじさんとちょっと会話したがこの暑さは今まで経験したことがないとのこと。

 ここでは休憩するつもりはなかったがあまりの暑さに耐え切れずジュースを飲んでちょっと休む。

 眼下を見下ろすと海が見渡せる。標高340mはそこそこ高い。過去にここに来た時はそんなにきつい印象はなかったのだが改めて上ってみると結構きついヒルクライムだった。

 この暑い中、オオツカさんとタカトリさんの食べるアイスクリームが美味しそうだけれど我慢。

 15分程の休憩の後出発する。

IC1->IC2/入道崎灯台(22.4km/127.3km)

 今登って来たばかりの道を下り始める。次の目的地は22.4km先のIC2/入道崎灯台。

 105.7km、急坂を慎重に下って来て駐車場の前を右折、更に下っていく。

 下りながらさっき登った展望台を見上げる。ここは妻恋峠というのか。

 107.0km、このまま一気に下り切るのかと思いきや上り返しが出てきた。500m程上って再び下りに転じた。

 海の方に向かって快調に下っていく。この暑さも含めて沖縄の北端の下りを走っている様な錯覚をする。

 111.4km、下りを終えて突き当りを右折、国道101号に乗る。

 アップダウンのある国道101号を進む。

 114.9km、男鹿国定公園方面に直進し県道55号に乗る。

 県道55号もアップダウンが続く。入道崎までは12km。

 道沿い左側のホームセンターの前を通りかかったら、対向車線から店に入ろうと右ウインカーを付けた車が来て減速したので当然止まるのだろうと思ったら低速のままで突っ込んできて危うく正面衝突しそうになり、車と一緒に店の敷地に入る形でぎりぎり回避した。運転席を見ると高齢男性が拝み手をして何度も謝っていたが、あのタイミングで何故右折してきたのか全く理解できない。10数年間ブルベを走って来て最も危機的な状況だったと思う。高齢者ドライバーはとにかく危険という認識を新たにした。

 冷や汗を掻いたが気を取り直して先に進む。

 121.7km、なまはげ像の立つ男鹿温泉郷入口を通過。この道は何度も通っているのでこの像を見ると何となく懐かしい気分になる。

 県道55号のアップダウンはまだまだ続く。

 126.8km、集落に入って小さな丘を越えたら下った先は入道崎のはず。

 下ったら灯台が見えた。記憶は正しかった。

 127.3km地点のIC2/入道崎灯台に到着、チェックタイムは12:27。

 まずはクイズの答えをチェックする。

 灯台前の観光食堂の並びで休憩する。3連休でちょうど昼時ということもあって多くの観光客で賑わっている。ここには何度か来ているが今日が一番賑やかかも。

 食堂からは海鮮を焼くいい匂いが漂ってくるがあまり空腹感はないので見送りでジュースだけ飲んで15分程の休憩の後出発。

IC2->ゴール/ローソン秋田山王けやき通り店(73.2km/200.5km)

 灯台前を出て海沿いの県道121号を南下開始。あとはゴールを目指すのみだが区間距離が長いので40km先に休憩ポイントを事前に設定してあるのでまずはそこを目指す。

 振り返って灯台を見る。次に来るのはいつだろうか。

 これからいよいよ男鹿半島海沿いのアップダウンに突入していく。今日のブルベはここからが本番。

 130kmを過ぎて上りが始まった。ここから22km位アップダウン区間となる。

 5%位の真っすぐな上りをぼちぼち上っていく。

 一旦海沿いを離れて内陸部に入る。

 133.5km、秋田・戸賀・男鹿温泉郷方面に左折して県道121号を離れる。

 133.9km、突き当りを秋田・戸賀・男鹿温泉郷方面に左折。

 134.1km、突き当りを秋田・戸賀方面に右折して県道59号に乗り下っていく。

 下りながらトンネルを通過。現在気温は29℃、暑い。

 136.5km、下りを終えて海沿いに出た。少しの間平坦を進む。

 139.5km、じわじわと登りながら男鹿水族館の傍を通過。

 水族館の駐車場を見るとクロサワ号が停まっているのが直ぐに見つけられた。やはりあの車は目立つ。海岸線を離れて再び山道に入っていく

 5%を超える坂をぼちぼちこなしていく。この道のアップダウンの具合は何度か走って憶えていて心の準備はできているのでそれ程苦にならない。

 ピークを越えて海に向かって下っていく。

 144.7km、下りを終えて再び上りに転じた。ここから海岸線の最後の山越えに入っていく。

 5%前後の坂をぼちぼち上っていく。最後のピークは標高200m、高さは大したことはないがアップダウンをこなしながら標高を上げていくのでかなり上った様に錯覚する。

 車通りはそれ程多くないが、そこそこのスピードで走ってくることがあるので相応に注意は必要。

 148.5km、勾配が8%位になって一気にきつくなった。恐らくこれがピークまでの最後のアプローチのはず。大汗掻きながらえっちらおっちら上っていく。

 149.2km、ここが海岸線アップダウンの最高標高地点で最後の峠のピーク。ここをクリアすれば後は下って平坦に移行してアップダウン区間は終了。

 海に向かって快調に下っていく。汗が一気に冷やされて気持ち良い。

 151.8km、この先のカーブを下り切ったらアップダウン区間は終了。

 153.4km、下りを終えてゴジラ岩の傍を通過。

 155.3km、海沿いに降りてフラットになった県道59号を進む。館山トンネルを通過。

 秋田までは47km。大体残り距離と一致する。

 160.0km、鵜の崎海岸を通過。

 163.5km、ちょこっとこぶの様なアップダウンを通過。

 164.2km、男鹿市街方面に右折。男鹿市街に入って来た。

 直後の突き当りを秋田・男鹿駅方面に左折して県道59号をトレースしていく。

 165.0km、男鹿駅前を通過。休憩ポイントはもう直ぐ。

 休憩ポイントが見えた。ホッと一息。

 167.1km地点の休憩ポイントに到着、チェックタイムは14:49。

 ここまで巡航20km/h換算で約20分の遅れ。昨日は上回っていたからやはり今日の上りがきつかったということか。

 暑さにちょっとやられ気味でかなり汗を掻いたのでジュースをがぶ飲み。両足裏のつま先の感覚がなくなって来ていたのでシューズを脱いで血行を回復しつつ休憩。15分程の休憩の後出発。

 167.4km、PCを出て直ぐの交差点を秋田方面に右折して国道101号に乗る。後はゴールを目指すのみ。ゴールまでは33km。

 169.3km、なまはげの口の中に突入していく。

 フラットな国道101号をひた走る。秋田までは31km。

 176.0km、なまはげ像が見えて来た。秋田男鹿に来たらこれを見ずには帰れない。

 振り返って正面からもちゃんと見てから先に進む。

 なまはげ像の傍で潟上市に入った。

 国道101号から県道56号に遷移してひたすらフラットな道を南下する。秋田市街に近付くにつれて車が増えて来た。この風力発電の並びを見ると秋田市街が近いことを認識する。

 188.6km、秋田市に入った。

 192.3km、突き当りを秋田市街方面に左折して道なりに県道56号を進んでいく。ゴールまで10kmを切った。

 ポートタワーが見えて来た。

 194.7km、フェリーターミナルを通過。

 195.4km、ポートタワーを通過。

 ポートタワーの前にはホテルルートイン秋田土崎。ここは日本縦断やBAJで泊まった思い出深いホテル。

 196.0km、国道7号を横切って秋田市街方面に進む。だんだん車が混雑してきた。

 196.3km、交差点を右折して県道56号を離脱。曲がって直ぐに上りになる。

 住宅街の中の上り坂をぼちぼち上っていく。海から秋田市街に入って言う途中の最後のアップダウンを通過していく。

 197.6km、ピークの秋田城址前を通過してそのまま下りに入っていく。

 市街地に入る手前で路線バスに引っ掛かった。もうゴールは目の前なので車の流れに任せてちんたら進む。

 199.8km、橋を渡ればもうゴールは目前。今日も無事に走り終えられそうで安堵感が湧いてきた。

 ゴールが見えた。ホッと一息。

 無事ゴール。ゴールタイムは16:31。

 これで秋田シリーズは2日とも無事完走。買ったジュースをそのまま持って直ぐにホテルに戻り始める。

ゴール後

 ホテルまでは2.2km。市街地に入って信号にガンガン引っ掛かりつつのんびり戻る。

 16:45にホテルに帰着。

 部屋に戻ってホッと一息。明日は始発の新幹線で帰る予定なので間髪入れずにバイクパッキング開始。

 15分程でバイクパッキング完了。最も面倒な作業を先にやり終えて気分的に更にスッキリしてそのまま大浴場に向かう。

 汗と汚れを洗い流して露天風呂にのんびり浸かって極楽極楽。ホテルに大浴場があるのはかなり有難い。

 すっきりして部屋に戻ってさっきゴールで買ったジュースをがぶ飲みする。無事に2日間のブルベを完走して身も心も軽くなって気分最高。後は打ち上げを待つのみ。

 打ち上げ会場の連絡を待つ間、先に明日の新幹線の切符を買っておこうと秋田駅に向かう。

 いい感じに暮れて来た秋田駅前。

 始発だから席の確保は楽勝だろうと思っていたが最後尾の席はすべて埋まっていてがっかり。輪行袋の置き場所が確保できなかったので前回同様乗車口前の通路に置くしかないか。取り敢えず最前列の席を確保して停まる駅の開くドアの左右に合わせて直ぐに移動できる体制を整える。

 秋田駅改札ロビーに置いてある巨大秋田犬。つい撫でたくなるが手を触れないでと書いてある。

 フライングしてどこぞの店で呑んでしまおうかと思ったがぐっと我慢してホテルに戻る。

 その内打ち上げの連絡がツイッターのDMで飛んできて20時開始とのこと。幾ら何でもそこまでは待てないと、打ち上げ会場に先乗りしてフライングして独り打ち上げを始めることにする。

 ホテルから秋田駅とは反対方向に1km位離れた場所に徒歩で向かう。道すがら見かけた教会を見てPBPの情景を思い出す。

 19時過ぎに街外れのビール居酒屋に到着して早速独り打ち上げ開始。昨日我慢した甲斐あって一口目のビールが実に旨い。自家製ピクルスも浅漬けっぽくて旨い。

 ソーセージを1本だけ注文。本番前なので控えめにしておく。適度に疲れた四肢にビールが染み渡って痺れる感じが心地良い。心身共に充足感に満たされるこの瞬間があるから遠征ブルベは止められない。

 20時になってメンバーが揃って打ち上げ開始。皆さんお疲れ様でした!

 2時間程楽しく飲んで喋って、明日は始発だし締めに昨日のラーメンを食べようと思っていたので21時前に独り退席する。

 ほろ酔い気分で秋田市街の外れをのんびり歩く。秋田の夜はやはり気温高めで歩いているとちょっと暑く感じる。

 昨日のラーメン屋に到着。昨日凄く旨いと思ったが今日もやはり旨かった。このラーメンは九州豚骨ラーメンと同様呑んだ後の締めに最適。

 満腹になってホテルに戻って明日の起床時刻を5時としてアラームをセットしそのまま寝に入る。消灯時刻は23時半前。

 

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 9/18(月)、5時前に目が覚めた。

 睡眠時間は充分ではないが割とスッキリとした目覚め。疲労感もそれ程でもなく昨夜のビールも大して残っていないので直ぐにベッドから起き上がって行動開始、帰り支度を始める。

 5時半前にホテルをチェックアウト。料金は高かったけれど大浴場があって居心地は良かった。

 秋田駅に徒歩で向かう。今朝の秋田は薄曇りで涼しい。

 道すがらポストを見つけてこの2日間のブルベカードをタカトリ&つかぽん夫妻の分と一緒に投函。

 10分足らず歩いて秋田駅に到着。人影も殆どなく静か。

 巨大秋田犬はいなくなっていた。家に帰って寝ているのかな。

 次に来るのはいつだろうか?またいずれ遠征ブルベを企画したいところ。

 ホームに降りて新幹線の到着をしばし待つ。

 こまち号がやって来た。ちょっとワクワク。

 6:09発の秋田新幹線の始発に乗車。

 秋田新幹線に乗るのは2019年のAJたまがわさんの秋田ブルベ以来か。

 輪行袋は乗車口傍の通路に置く。車掌さんに停車駅毎の開くドアの向きを聞いて都度移動させる。停車駅は少ないので移動させるのは大して苦にならない。

 秋田新幹線は盛岡まではそれ程速くないが盛岡からが速い。車内wifiに接続したスマートフォンを時々眺めながらのんびりしていたらどんどん時間が消化されていく。

 9:25に大宮着。

 京浜東北線に乗り換え。乗り場が遠いので歩くのが大変。眩暈がする様な人混みを歩きながらあっという間に現実世界に引き戻されていく。

 京浜東北線に乗車。車内は空いていて輪行袋を問題なく持ち込めた。

 南浦和で武蔵野線に乗り換え。

 9:52発の東所沢行きに乗車。

 10:14、東所沢駅に到着。日差しがきつく暑い。ちょっと日向に出ると汗が出て来る。

 東所沢で輪行解除、自走で家に帰る。家までは6.5km。

 見慣れた生活圏の道をぼちぼち帰る。家が近付くにつれて体内時計が地元時間に戻ってしまった。

 10:55に自宅に帰着、これにて秋田遠征は無事終了。

 

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 9年振りとなる我がオダ埼清水班の秋田遠征、今回は200kmを2本連ねるという企画だったが、余裕を持ってブルベを走り終えて晩餐を楽しむというコンセプトに合致したとても走り易いコースだった。両日とも獲得標高差2000m前後のそこそこ上りのあるコースだったが上りのタイムロスを埋めて余りある走り易い道の連続で、信号も車も殆どいない田園の道が大半を占め、市街地走行が殆どなく地方遠征の醍醐味を十分に堪能できる内容だった。1日目は内陸部の田園を中心に、2日目は男鹿半島の海沿いのダイナミックなアップダウンを楽しめるメリハリのある組み立てとなっているのも良かった。首都圏にいるとどうしても街や車に意識をそこそこ持っていかれてしまうが、地方遠征は長閑な風景の中で自然や自転車との対話に没頭できるのがとても良い。サイクリングの醍醐味を存分に味わうにはこういう道を常に走っていたいものだと改めて認識した。今回は幸い天気にも恵まれ、ちょっと暑さにやられ気味になったが余裕を持った2日間のブルベになったと思う。

 私的にはPBPを走り終えた後の最初のブルベだったが、相応にモチベーションを持って楽しく走ることができ確実に時間内完走を果たすことができた。PBPで燃え尽きていなかったことが確認できて良かった。PBPを乗り越えて来年の夏に向けて新たな1年が始まったという感じだ。これからの1年は私的ブルベ人生の集大成として臨むつもりだが良いスタートが切れたものと思う。

 またいずれ清水班で秋田遠征を企画できればと思う。

 

 さて次のブルベはまた我が清水班のBRM1028埼玉600スーパーアタック北信。13年振りの開催となるオダ埼史上最凶の600kmと呼ばれる超級山岳ブルベで、私的には初めての600kmブルベとなった思い出のコースだ。13年前は何とか完走できたが果たして今回は完走できるのかかなり不安だが気合を入れて完走を目指したいと思う。次回詳報の予定。