[目次]
- スタートまで
- スタート/北見市自然休養村センター->PC1/セブンイレブン女満別店(34.8km)
- PC1/セブンイレブン女満別店->PC2/ローソン斜里青葉町店(49.7km/84.5km)
- PC2/ローソン斜里青葉町店->PC3/セブンイレブン常呂南町店(72.0km/156.5km)
- PC3/セブンイレブン常呂南町店->ゴール/北見市自然休養村センター(48.3km/204.8km)
- ゴール後
スタートまで
7/13(土)、4時半前に目が覚めた。起き上がってアラームを鳴る前に止める。眠気はなく変な疲れも残っていないので今日は問題なく走ることができそうだ。
空模様は何と雨は無し。雲も薄い所が散見されて雨雲っぽくない。これは嬉しい誤算だ。
今回は雨を読んでヘルメットはOGKのAERO R-1、新しいバイザーを試す。元々付いていたバイザーは上部の縁が湾曲していて内側の空気が上に抜けにくく直ぐに曇るという難点があったのだが、改良型のバイザーは上部の湾曲が無くなり、また板厚が薄くなってかなりの軽量化にもなっている。但し薄くなった分ふにゃふにゃと曲がるので脱着がやりにくそうだ。
昨夜買ったパンを食べつつ身支度をする。
5時にホテルを出発する。
緩々と北見市街を走り始める。スタート地点の北見市自然休養村センターは2回の北海道1200で立ち寄っているので場所は良く憶えている。ホテルからは8km弱の距離、美幌に向かってほぼ一本道を進む感じなので迷うことはない。バイクは問題なさそうなので一安心。
程無く入口に到達。建物までの急坂が懐かしい。
ロビーで受付を済ませて、昨夜はここに宿泊のサトウさんとタケさんに会う。御二人とも青色の新オダ埼ジャージ、ちなみに私も来ているので北海道で3枚が終結。サトウさんが強力な呪術師であることは既に周知の事実だが、実はタケさんも相当の実力の持ち主ではないかと睨んでいる。この2日間は仕事をしないで頂きたいところ。
ブリーフィングが始まる。参加者は20人に満たない感じ。
今日のコースは北見から美幌、大空、小清水と経由して斜里で折り返し、網走を経由して常呂から北見に戻って来る200km。
山はスタート直後の美幌トンネルが最高標高地点で、後は小さい丘を幾つか超える程度で獲得標高差も1000mに満たない。北海道であることを考慮すればほぼ平坦と言っても過言ではない。
今日もう一つの試験運用は、モンベルのフロントバッグのハンドルバーのストラップをマジックテープに変えたこと。モンベルのフロントバックはサイズ的にも非常に使い勝手が良いのだがオリジナルのストラップが緩み易くて走行中に何度となく締め直しても直ぐに緩んで下がってしてしまいブレーキや前輪に干渉してしまうのが非常にストレスだったのだが、前からマジックテープに変えれば良いのではと思っていたのを今回ようやく実行に移した。ストラップの左右の色が違うのは、100円ショップで売っていたものが色違いの3本セットだったという理由。まあ見た目は取り敢えずどうでも良い。
さあスタートという段になって雨がぱらついて来た。やっぱり降られるのか。装備チェックを受けて、覚悟を決めて定刻6時直前に緩々と走り始める。
スタート/北見市自然休養村センター->PC1/セブンイレブン女満別店(34.8km)
自然休養村センターの敷地を出て道道217号に乗って美幌方面に右折すると直ぐに美幌トンネルへの登りが始まる。
1.5km程の坂を登って美幌トンネルに到達。
美幌トンネルからの下りを終えて農村の道をぼちぼち進む。北海道1200の時にこの道の途中でパンクして修理したのを良く憶えている。
懐かしさも感じながらこの道を走っているだけで清々しい解放感がじわじわと湧いてくる。やはり北海道はいいなあ、多少経済的な無理はあるがやはり来て良かったとスタート直後で既に実感する。
12.2km、北海道1200の時は津別方面に右折したが今日は美幌方面に道なり左。明日の300kmはここを右折して津別に向かう予定。
美幌方面への真っ直ぐな道は強い追い風基調。予報通り今日は南風だ。雨も殆ど上がって快調に進む。
19.4km、1200の時はここを右折して美幌市街に向かったが今日は直進。
21.2km、国道39号を横切る。
23.2km、大空町に入った。
29.6km、女満別方面に右折。進む方向が変わると向かい風基調になってガクッとペースが落ちる。
これは麦畑かな?道脇の農地を観るのも北海道ブルベの楽しみの一つ。
30.7km、網走川を渡る。
32.0km、国道39号に乗って網走・女満別市街方面に左折。
33.7km、網走湖の女満別湖畔の入口を通過。ここから湖は全く見えないが、多分復路で見ることができるのではないか。
34.5km、女満別市街に入った。国道39号に沿って右折方向、ここでスタートしてから初めて信号待ちで停車。PCはもう目前。
34.8km地点のPC1に6:50に到着。何とPCのオープン時間の前に到着してしまった。私的に過去オープン前にPCに着いたことはなかったのではなかろうか。オープンまで10分以上あるのでしばし待機。待っている間に参加者がどんどん到着してきて殆どの人がオープン前に着いた様だ。信号で殆ど停まることなく追い風に乗って来るとこんなことになるのか、恐るべし北海道。待っている間に大粒の雨が落ちて来た。
オープン時間になって改めてレシートをゲット。チェックタイムは7:02、オープン時間ジャスト。空腹感は全くないので補給はコーヒー牛乳だけ。25分程の休憩の後リスタート。
PC1/セブンイレブン女満別店->PC2/ローソン斜里青葉町店(49.7km/84.5km)
PCを出て直ぐに登り基調になる。休憩中に降り出した雨も直ぐに上がり一安心。
緩やかな長い登りが続く。多分これが今日一番長り登りではないだろうか。
2kmちょっとを登って丘の上に出た。見渡す限りの麦畑が広がる。
41.2km、網走市に入った。
農地の中を抜ける緩やかなアップダウンを順調に進む。
左手に見える木々はさくらんぼの畑かな?
43.4km、小清水・山里方面に右折。
何の畑だろう?ジャガイモ?小さな花の絨毯が広がる。
44km辺りから下りになった。道道246号の長い下りを快調に進む。車通りもないし真っ直ぐないのでスピードを殺さなくても安心して下って行けるのは北海道ならでは。
46.5km、2.5km程の下りを終えて左折方向に進む。
47.9km、道道102号をちょっとだけ走って、小清水・浦士別方面に右折。再び道道246号に乗る。
緩やかなアップダウンが続く。こういう道はPBPやLELで出て来る道と感じが似ている。
道脇に数本の木が立っている感じが北海道の道の風景の一つ。一々絵になっている。
50.9km、小清水方面に左折。小清水までは15km。道道246号をひたすらトレースしていく。
ジャガイモ畑が見渡す限り続く。この解放感は写真では上手く切り取ることはできないな。
緩やかなアップダウンはまだまだ続く。
55.6km、電波塔の脇を通過。
こういう風景を観ることができるだけで、北海道に来た甲斐があったというものだ。前回の初山別600の時は余りこういう風景を見かけなかったような気がするが、やはり北海道でも場所によるということなのだろうか。
59.9km、今日2度目の信号に引っ掛かった。60km走って信号待ち2回とはちょっと有り得ないな。もういちいち北海道。
61km、小清水町に入った。粒の大きめの雨がパラパラと落ち始めた。
65.2km、国道334号に合流して網走・浜小清水方面に左折。ここを右折すると弟子屈に行くのか。何となく位置関係が分かった様な気がする。
国道334号を東に向かって進む。雨はパラパラと落ちてはいるが強くなる気配はない。取り敢えず路面に水が浮かなければ雨は殆ど影響はない。国道334号はちょっとだけ車の往来がある。
70.0km、”スイバ”ってなんだ?(後日調べたらこのちょっと先にあるカフェレストランのことらしい)
73.0km、清里町に入る。小清水町の街は通過しなかった。
国道334号はひたすら真っ直ぐ。走っても走っても終わる気配がない。
77.9km、斜里町に入る。斜里はフクロウの街なのか?
78.9km、国道334号をトレースして斜里市街方面に進む。さっきもこんな交差点を左折したなあ。デジャヴな感じ。
84.3km、斜里町に入って来た。斜里町に来るのは2012年の北海道パラダイスウィーク中以来ではないかと思われるがあまり記憶に残っていない。ここを網走方面に左折すれば直ぐにPCだ。
<
84.5km地点のPC2に到着、チェックタイムは9:10。
80kmを消化してまだ9時半前とは想定外のハイペース。やはり北海道は関東のブルベとは想定速度が違い過ぎる。これだけ時間的に余裕があるの心理的な余裕度が全然違う。空腹感はないのでピルクルを1本だけ飲んで15分程の休憩の後リスタート。
PC2/ローソン斜里青葉町店->PC3/セブンイレブン常呂南町店(72.0km/156.5km)
PC2が今日のコースのほぼ最東端、これから西に向かって戻り始める。次のPCまでは72kmと長距離だがアップダウンも殆どないほぼド平坦なのでノンストップで行く。通過点の網走までは37km。
93.0km、再び小清水町に入る。空がどんよりと曇り雨がぱらぱらと降り始めた。
広大な牧場に馬が放牧されている。競走馬なのだろうか。
国道244号をひた走る。雨がしとしとと降り続き、路面に水が浮き始めた。どうやら本格的に降り始めた様だ。まあ、この程度の雨ならさして走行に支障にはならないので順調に距離を消化していく。道路標識に北見の文字が出て来た。北見までは80km。
103.9km、浜小清水の街中を通過。
浜小清水を抜けて直ぐに涛沸湖の湖畔に出た。
遠巻きに涛沸湖が見える。
雨がちょっと強くなってきた中、国道244号をひたすら西に向かって走る。交通量がそこそこ多くなり、車のスピードも速いのでちょっとだけ気を遣わされる。時々、対向車線を走る数人のサイクリストの集団とすれ違う。反射ベストを着ている人もいるし、この雨の中を結構な人数の人が走っている様だ。
106.9km、原生花園を通過。ここはパラダイスウィークの時に通ったことを良く憶えている。
111.7km、網走市に入った。
ようやく海が見えた。
115.1km、藻琴の街中で久し振りに信号に引っ掛かる。今日はまだ5回目くらいか。北海道は本当に信号が少ない。
網走市街に向けて海沿いを走る。ちょっとだけ潮の香りがする。
123.2km、網走市街に入って来た。市街地はそこそこ大きい。北見までは57kmとあるが残り距離は80kmあるので計算が合わない。
124.9km、網走駅前を通過。
127.0km、市街地を抜けて国道39号との分岐に差し掛かる。明日の300kmではここを左折して来た身に戻るのだが今日は直進。
この角のコンビニは去年の北海道1000で通過チェックだったので良く憶えている。明日もここはPCになっている。
127.6km、オホーツクサイクリングロードの入口に差し掛かる。今回は常呂まで一般道と並走のサイクリングロードも走行可となっているが、2012年のパラダイスウィークでこのサイクリングロードを走った時には道が結構狭く車止めもかなりあって何となく走り辛かった印象が残っているのでこのまま一般道を進むことを選択する。
雨は何となく上がった。このままゴールまで降らないでいてもらえると有難いのだが期待しない方が良いかな。
網走湖は見た目にもかなり大きい。対岸は女満別だから10km以上あるという感じか。
132.5km、北見方面は左だが進行方向は直進。網走湖畔から離れる。
路面にしっかり水が浮いている。ついさっき結構降った様だ。
143.0km、能取湖畔を走る。サイクリングロードは湖の傍を通っているので湖を眺めるにはそちらの方が好都合。能取湖も見た目に大きく方角的も海と見紛う。
道路標識に稚内の文字が出て来た。303kmはちょっと遠いな。国道238号一本で稚内まで行けそうだから、ここから稚内までブルベをやったらキューシートは10行要らないのではないだろうか。
150.9km、北海道にはこういう写真や絵が全面に描かれた道路標識が結構ある。何が書いてあるのか読み取り辛いのが難点。
小雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様が続いている。
151.3km、北見市に入った。常呂は北見氏の一部だったのか。
こういう広大な農地は眺めているだけで大らかな気持ちになれて精神衛生上非常に良い。北海道ブルベは精神的にリフレッシュするのに非常に都合が良い。
153.4km、オホーツクサイクリングロードの終点を通過。
154.0km、常呂市街には行かずにこのまま国道238号を直進。
PC直前で緩やかな長い登り。勾配はせいぜい2%程度なので大して苦にはならない。
下りを終えたらPCが見えた。
156.5km地点のPC3に到着、チェックタイムは11:51。
ここまで150km以上走って来てまだ午前中というのはちょっと凄い。北海道だから巡航速度がある程度上がるのは予測していたがここまで速いとは。順調過ぎて気が緩んでつまらないところで落車したりしない様にしなければ。PCには誰もいない。まるでスタッフ試走の様だ。
セブンイレブンだから豆パンは無いかな、と思っていたらあった!今回の北海道遠征で最初の豆パン、やはり旨い。15分程の休憩の後リスタート。
PC3/セブンイレブン常呂南町店->ゴール/北見市自然休養村センター(48.3km/204.8km)
さあ、後はゴールを目指すのみ。北見に向かって南下開始、予想通りの強い向かい風だ。今日は安定して南風が吹いている。序盤で凄く楽をさせてもらった分終盤はきつい思いをしなければならない。残り距離は50kmを切ってはいるが3時間位かかりそうだ。それでも15時過ぎにはゴールできるので余裕だ。
道脇には玉ねぎ畑が広がって、何となくネギの匂いがする。流石玉ねぎの名産地北見といったところ。
平坦を走り続けていると思ったら、何となくアップダウン基調になって来た。
172.1km、明日も300km走るので今日疲労を溜め込まない様に向かい風には無闇に逆らわず運動強度はLSDレンジ後半を意識して走る。常呂までのペースに比べれば格段に遅いが確実に距離を消化していく。
177.3km、北見は右折方向だが進路は直進。
向かい風でもこういう風景の中をたらたらと走る分には全く苦にならない。何度も言うが北海道は本当にサイクリング天国。
180.6km、北見は右折方向だがやっぱり直進。さっきもこういう分岐を通過したよね。デジャヴ感覚。
微妙なアップダウンが続く。向かい風基調なので登りがちょっと誇張される。国道39号まであと3km。
188.2km、国道39号に合流、旭川・北見駅方面に右折する。
国道39号に乗ると市街地近郊の幹線道路という様相になって車通りも増えた。そろそろこのブルベも終わりという雰囲気が増してくる。向かい風は相変わらず、淡々と進む。
190.6km、端野市街に入って来た。端野市街方面に左折、国道39号を離れる。
191.1km、踏切を渡った途端、雨が降り出した。結構強い。このまま小康状態で行けるかと思ったら甘かった。
193.4km、端野市街を通り抜ける。北見市街は直進だが美幌方面に左折。ゴール地点は北見市街ではないのでこれで正解ということか。
北見市街近郊に入って来た。車通りが格段に増えてちょっと神経を使わされる。そこそこ強い雨になって折角乾いたウェアが再び濡れてしまった。
198.2km、道道122号に合流、美幌方面に左折。この道は今朝ホテルからスタート地点に向かった道だ。今日も無事に走り終えられそうで安堵する。
ゴールまでは一本道、雨も弱くなってちょっと走り易くなった。
走行中、右側のペダリングの踏み込みの時にカクカクと動く感覚があったが、クリートが擦り減って可動域が広がってしまったのだろうと勝手に思い込んでそれ程気にせずに走っていた。しかし、終盤になって来て何となくその挙動が酷くなってきた気がするので、右脚の踏み込みの時にフロントのチェーンリングを見ていたらカクっと一瞬降れている様に見えた。「!!」これはクランク自体が振れているということなのか!?ということはもしかしたらBBが壊れかけているのか!?
204.3km、自然休養村センターの入口に到達、ここを右折すればもうゴールだ。
敷地内の最後の登りをえっちらおっちら登る。山頂ゴールだ。
14時前に無事にゴールに戻って来ることができた。
右のクランクを手で掴んで揺すってみたらシャフトの辺りがグラグラと動く。やはりBBがおかしい。恐らく経年劣化というか、過去に何度も雨水が入り込んでBBのベアリングが錆びてきて崩壊しかかっているのではないかと推測される。取り敢えず今日は無事にゴールできたが、予想外のバイクのメカトラが判明してちょっとナーバスになる。確か北見市街にはロードバイクのプロショップがあったと思うのでゴールしたら速攻で店に行って交換してもらおう。
早速ゴール手続きを受ける。ゴールタイムは13:53。認定完走時間は7時間53分だった。そこそこ早い時間に戻って来れるだろうとは思っていたがまさか14時前にゴールできるとは思っていなかった。7時間台なんてパラダイスウィークの初日の200km以来だと思われる。北海道でしか有り得ない。スタッフの皆様、今日は楽しませて頂きありがとうございました!
スタッフの皆さんに、北見のバイクショップのことを尋ねたら、今日はオホーツクサイクリングという地元最大級のサイクリングイベントで街中の自転車屋が帯同で店を閉めているらしい。これは困ったことになった。そう言えば、網走の手前辺りで何人ものサイクリストとスライドしたがどうやらあの集団がオホーツクサイクリングの参加者だった様だ。
取り敢えずホテルに戻って北見市内の自転車屋さんをあたってみるしかない。そそくさとその場を後にしてホテルへの帰途に就く。
ゴール後
道道122号を戻る途中に見かけた菜の花畑。さっきは気付かなかった。
8時間そこそこで走り切った割には疲労感は殆どない。きつい山もなく、信号待ちのストップ&ゴーも殆どなく運動強度も低めでずっと一定ペースで走り続けられたからだろう。やはり北海道は格段に走り易い。
14時半にホテルに帰着。
部屋に戻って、そのまま直ぐにサイクルショップの捜索開始。北見で一番大きいプロショップはのむら商会さんだが、のむら商会さんのホームページにはオホーツクサイクリングのため今日明日は休業としっかり書いてあった。次に大きい店はイオンバイクさんだが電話してみると「BBは置いていない、取り寄せ」とつれない返事。それから数店電話で当たってみたが全てダメ。とある店の親切な人が「北見だとロードバイクパーツはのむら商会さんの一択」とのこと。残念ながら現地調達は断念せざるを得ない状況だ。
交換できなければ覚悟を決めて走るのみだ。まあ気付かなければそのまま走っていたと思えば少しは気が楽になるか?左側のクランクを揺すっても右側程に動かないので左側のベアリングはまだしっかりしているものと思われる。恐らく右側のベアリングは既に崩壊しているが、最外部のプラスチックのスペーサを支えにクランクが回せていると思われるのでいきなり回せなくなるということはないだろう(ネットで調べたがそういう症例はなさそうだ)。
改めてバイクをよく見てみたが、シマノのホローテックのクランクとBBの構造的にクランク自体はBBの金属のシェルにほぼ密着しているのでプラスチックのスペーサーを割る程に斜めにはならない。左クランクが脱落しない限り大丈夫だろう。と自己暗示をかける。
BB交換を断念しもうバイクで再度出かける必要も無くなったのでウェアを脱いでシャワーを浴びて汗と汚れを洗い流しやっとすっきりした。御腹が空いたので、ラーメンを食べようとネットで検索。北見駅近くのデパートの地下によさそうな店があったので行ってみる。
札幌ラーメン鳳龍パラボ店の辛口ラーメン味噌大盛り。贅沢に餃子も付けてみた。北見産の玉ねぎがたくさん入っていて美味しい。エネルギーと塩気の抜けた身体にはやはりラーメンが一番だ。
そこそこ空腹が満たされたが、もうちょっと何か食べたかったのでコンビニでプリンを買って来た。
デザートを食べ終えてベッドに横になって昼寝をしようと思ったが何となく眠れなくてうだうだと時間を過ごす。ゴール時間が早いと時間が余って、手持ち無沙汰なのでPCで数日間解けなかった数独の難問を眺めていたらスルッと解けたのでスッキリ。そうこうするうちに19時を過ぎ、ツイッターを眺めていたら自然休暇村センターでは中日の焼肉パーティーが始まっている様で、美味しそうなビールやら肉やらの画像が流れて来た。その他全国各所でブルベ中日で肉を食べている人多数いる模様。私的にはアルコールと御馳走は全て走り終えてからと決めているので我慢する。欲しがりませんよ、勝つまでは。ハングリー精神が完走の原動力!
明日の天気予報は一日中降ったり止んだりの基本雨予報。残念ながら好転は期待できそうにない。BBの件も含め覚悟を決めて走るのみだ。まあとにかく17時間走れば全ては終わるはずだ。明日もスタートは6時なので目覚ましは今朝と同じ4時半にセットする。21時を過ぎて何となく眠くなってきたので取り敢えず消灯。